北國新聞社

先輩達の声 

経済部 朝長穂奈美/2016年入社 同志社大卒

新しいふるさとで人脈づくり

経済部の取材対象は、北陸に根を張る企業が中心となります。金融や製造業、小売業など業種ごとに部員が担当を持ち、私は百貨店や商店街、外食、住宅など、比較的、住民の生活に近い分野の取材を担っています。

経済というと、一見難しそうな印象を抱くかもしれません。しかし、実はとても身近なものです。消費税増税や新型コロナウイルスの感染拡大といったニュースは北陸の企業活動にも大きな影響を及ぼしています。地域経済の変化に目を凝らし、丹念に取材することが地元紙の務めだと感じています。

私の場合、日頃ショッピングや食事に出掛ける場所が、取材先になることが多くあります。そこで心掛けているのは消費者目線を大事に、分かりやすい記事を書くことです。そのためには、取材前に相手企業の歴史や商品情報などを頭に入れることが欠かせません。 しっかり準備して取材に臨むと、相手と会話が弾み、思わぬ「特ダネ」がつかめることがあります。「予習」は社会人にとっても大事です。

福岡県出身で京都で大学生活を送ったため、石川には縁もゆかりもありません。それでも入社後、石川がふるさとのように自然と感じるようになっているから不思議です。それも記者という仕事の魅力でしょうか。

前任地の七尾支社では、伝統ある祭礼で巨大な山車を曳く体験をしたりしながら、地域に溶け込むよう努めました。取材対象は変わっても、地域で培った経験や人脈は今も生きており、企業の関係者とも、壁を作ることなく話せるようになってきました。 経済記事は企業の決算をはじめ、数字を扱うことが多いため、間違いは許されず、その分、緊張感があります。

何がニュースなのか。日々勉強しながら経済人に取材を重ねて、記事の一文一文に真心を込めています。難しいことをやさしく、分かりやすく。そんな意識を持って、一つでも多く、読者の方から反響がある記事を書きたいと思います。

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