北國新聞社

先輩達の声 

社会部 定木克樹/2018年入社 専修大卒

読者に「地ダネ」届けたい

「2人目が出た。感染者が通う中学校に向かってくれ」。締め切りが迫ったある日の夜、上司の指示を受け、車を走らせました。全国的に猛威をふるう新型コロナウイルス。石川県内で2人目となった中学生の学校周辺を回り、心配する同級生の声や、近くの塾で本番直前の受験生の不安を取材しました。

緊迫した周辺の証言は、何とか締め切りに間に合いました。その日あった最新の情報を翌朝に読者へ届けるという新聞社の大切な使命を改めて感じる瞬間でした。

読者の「知りたい」に応える地元紙として、全国ニュースはもちろんですが、その影響を受ける地元の声「地ダネ」を伝えることも大きな役割だと思っています。

駆け出しの富山本社勤務では、富山市出身の大相撲朝乃山関の優勝や、バスケットボール八村塁選手の日本人初のNBAドラフト指名など全国でもトップニュース級の歴史的快挙に触れました。

2人が活躍するのは、日本や世界。富山にいた私は、家族や恩師、子どものころに通っていた銭湯など、喜びに沸く「地ダネ」を拾い上げました。翌日、自分の記事や写真が大きく載った新聞を開いた時の達成感は、今も忘れられません。

私は大阪の出身で、石川との縁はありません。ただ、地元の人から歴史や文化を教わるのがとても楽しく、現在は石川が「第二のふるさと」だと感じています。今後も石川の森羅万象を読者に届けるべく、「地ダネ」にこだわり、まちを駆け回ります。

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