北國新聞社

先輩達の声 

志賀支局 北村 拓也/2011年入社・京都産業大学卒

使命と責任がやりがいに

人口約2万人、能登半島のほぼ中心に位置する志賀町でニュースを追いかけています。志賀支局は記者が自分しかいない「1人支局」。取材対象は行政の取り組みや町議会の様子、学校行事、地域の催しなど多岐に渡ります。

「1人で大変じゃない?」。よく聞かれます。もちろん、心細く思うことはありますが、不安よりも楽しさの方が大きい毎日を過ごせています。

取材先で出会った人の中には、「ちゃんと食べているのか」と、まるで親のように気遣ってくれる人もいます。地方ならではの温かいつながりを感じる瞬間に、「この地域の話題を読者に届けたい」という思いが強くなります。

取材が終われば、関係者の話をもとに記事を構成します。何がニュースなのか、どう書けば読者に興味を持ってもらえるのか。大勢の読者が見る北國新聞社で記者をしているからこそ悩みます。苦労して仕上げた記事が紙面に掲載され、反響があった時には、記者という仕事にやりがいを感じます。

駆け出しのころは、警察担当で昼夜を問わず、事件事故の現場に向かいました。悲惨な殺人事件を取材した際には、遺族の涙を目の当たりにし、言葉が見つかりませんでした。つらく悲しい取材も経験しましたが、読者にニュースを届けるという使命を大きく感じる瞬間でもありました。

大きな使命と責任があるからこそ、記者はやりがいのある仕事なのだと思います。

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