北國新聞社

先輩達の声 

廣田 凜々子/2014年入社 金沢大学卒

読者の安心のため現場へ走る

日々発生する事件や事故の現場に駆け付け、事実を早く正確に伝えるのが警察担当の役目です。事件事故はいつどこで起きるか分かりません。突発的な事態に対応するには、チームの団結力が不可欠です。

ある殺人未遂事件が起きた時、新聞の印刷が始まる直前まで記事の見出しは「犯人は逃走中」でした。ぎりぎりのところで、容疑者とみられる男が逮捕されたとの一報が入り、逮捕現場や警察署に急行しました。先輩や同期と手分けして情報を集め、「男逮捕」の見出しに変わった瞬間は、心からほっとしました。時計は午前1時を回っていましたが、朝刊を見て読者に安心してもらえるだろうと思うと、疲れも吹き飛びました。

毎日の取材は事件事故だけではありません。地域の安心安全のために力を尽くすボランティアや特殊詐欺の被害を防いだ銀行員など、頼もしい市民の姿には取材をしながらいつも刺激を受けています。まちなかに出没したイノシシの行方を追ったこともありました。

社会部では、警察担当以外にも幅広い分野の仕事があります。北陸新幹線がもたらしたまちなかの変化や、国内外のランナーが駆け抜けた金沢マラソンの熱気など、石川の歴史が動く瞬間の一つ一つを形にします。地元紙として地域に密着し、親しくなった取材相手や読者から「ありがとう」「いい記事だったね」と言ってもらえることが何よりも力になります。

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