ふるさとメール第108号(平成27年2月16日) --------------------------------------------------------------------------------------------------  今月7日から15日にかけて、輪島市内において「輪島あえの風冬まつり」が開催され、「輪島塗ありがと う市」や「輪島ごっつぉ祭」など多くのイベントが催されました。  さて、来月29日には現在マリンタウンに建設中の「輪島キリコ会館」と輪島漆器会館をリニューアルした 「輪島塗会館」がオープンします。輪島の伝統文化を間近で感じていただける施設となっておりますので、ぜ ひお越しください。  それでは、ふるさとメール第108号をご覧ください。 -------------------------------------------------------------------------------------------------- 発行:輪島市役所 担当:交流政策部企画課統計情報係 e-mail:kikaku@city.wajima.lg.jp ホームページ:http://www.city.wajima.ishikawa.jp 〒928−8525 石川県輪島市二ツ屋町2字29番地 TEL(0768)23−1113 FAX(0768)23−1855 ================= 1・2月の主な行事 ==================== ●千枚田あぜのきらめき  【日 時】平成26年10月18日(土)〜平成27年3月15日(日)  【場 所】白米千枚田  ※輪島市観光協会(道の駅輪島ふらっと訪夢内)、北鉄奥能登バス輪島旅行センターにて、   路線バス【輪島駅前-白米(千枚田)】往復割引乗車券を販売しています。  (問)観光課 пF0768−23−1146 ●雪割草・そばの市  【日 時】3月21日(土)、22日(日) 10:00〜15:00  □イベント会場:内容    総持寺通り:門前そば・地域特産物販売   堀端交流広場:アトラクション   禅の里交流館:雪割草写真展、展示会、即売会          雪割草押花展、押花体験(300円・30名/日)                ※雪割草写真展のみ3月29日(日)まで開催されます。  □猿山岬灯台の一般開放  【日 時】3月21日(土) 10:00〜15:00   ☆猿山岬を訪れる方に300円の協力金をお願いしています。ご協力いただいた方には    「のと猿山雪割草のみち散策マップ」をお渡しします。   ☆雪割草群生地は特別保護地区ですので「とる」のは写真だけにしてください。   □シャトル便臨時運行  【料 金】片道100円(資料つき)  【コース】・総持寺境内 ― 門前町深見  10:00始発・15:00最終(随時運行)        ・総持寺境内 → 猿山岬駐車場 10:00、12:00       ・猿山岬駐車場→ 総持寺境内  13:00、15:00                (問)雪割草・そばの市実行委員会(地域振興課内)     пF0768−42−1111   ●輪島キリコ会館オープニングイベント  【日 時】3月29日(日)  (問)観光課 пF0768−23−1146 ●輪島塗会館オープニングイベント  【日 時】3月29日(日)  (問)漆器商工課 пF0768−23−1147  ※輪島キリコ会館、輪島塗会館オープニングイベントの詳細は、次号にてお知らせします。 ◎漆芸美術館  第32回日本伝統漆芸展   【期 間】1月31日(土)〜2月23日(月)   【開館時間】9:00〜17:00(毎週土曜日は19:00まで延長)        (最終日のみ16:00閉館、入館は各30分前まで)   【入館料】 一般  620円(510円)         高大学生 310円(210円)         小中学生 150円(100円)      ( )内は20名以上の団体料金   漆芸のマスター勢ぞろい!   【期 間】2月28日(土)〜5月11日(月)   【開館時間】9:00〜17:00(2月・3月の毎週土曜日は19:00まで延長)        (最終日のみ16:00閉館、入館は各30分前まで)   【入館料】 一般  620円(510円)         高大学生 310円(210円)         小中学生 150円(100円)      ( )内は20名以上の団体料金   (問)輪島漆芸美術館 пF0768−22−9788 ◎のと里山空港  ★おらが故郷お国自慢「縄文めぐみ太鼓によるミニコンサート」  【日 時】3月1日(日) 15:20〜  【場 所】のと里山空港2階ロビー  【協 力】能登町  ★のっぴーグラスづくり 〜3月のデザイン「のっぴーのいさざ採り」〜  【日 時】3月8日(日) 10:00〜12:00、13:00〜15:00  【場 所】のと里山空港1階 能登の旅情報センター  【数 量】限定50個   (問) のと里山空港賑わい創出実行委員会 TEL:0768−26−2303                    FAX:0768−26−2305 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆【のと里山空港の利用をお願いします!!】☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆                      ☆1日2往復☆                 能登⇔羽田  60分『ひとっとび!!』 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ================================================= =================================================   “がんばる輪島”応援寄附金(ふるさと納税制度)  輪島市を応援しようとする方から寄付を募り、魅力あるふるさとづくりを目指すことを目的として、 “がんばる輪島”応援寄附条例(ふるさと納税条例)を制定いたしました。  魅力あるふるさとづくりを進めるため、「高齢者福祉の充実」、「子育て支援」、「自然環境の保全」、  「教育環境の充実」、「奨学金基金への積立て」、「伝統工芸及び地域文化の保存及び継承」といった  事業に寄附金を充てております。  世界に誇れる魅力あふれるふるさとづくりのため、“がんばる輪島”に応援をよろしくお願いいたします。  (ふるさと納税のお申込み)ふるさとチョイス http://www.furusato-tax.jp/  (ふるさと納税の概要)輪島市HP http://www.city.wajima.ishikawa.jp/ ================================================= ================================================= ---------------------------------------------------------------------- 01:輪島塗マジック、洋皿に和の趣 添えるだけ、中東で称賛  シェフと塗師屋が考案 02:「おかえり面様」に安泰願う 輪島市輪島崎町 03:「1店1品」で土産づくり 輪島市門前町の総持寺通り    活動拠点「やすん場」に出品 禅の里を盛り上げ 04:千枚田保全にCD一役 輪島市門前のバンド、売り上げ活用 05:朝市弁当を新名物に、輪島市の組合が創業塾で開発   「まれ」へ、今春発売目指す 06:生産者が見える菓子に 大手メーカーが能登食材の商品シリーズ    4月に全国発売 07:雪の奥能登、田の神送る 「あえのこと」で豊作祈願 08:EV4台、充電器11基の供用開始 輪島市 09:河原田検定、全児童が合格 輪島市 ふるさとの20問に挑戦 10:五穀豊穣願う舞 輪島市門前町で「万歳楽土」 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2015年01月19日(月) 北國新聞 朝刊----------------------------☆ ◎◎輪島塗マジック、洋皿に和の趣 添えるだけ、中東で称賛  シェフと塗師屋が考案  世界的な和食ブームを受け、発想を変えた輪島塗の海外戦略が進んでいる。 ミシュラン二つ星の和食店シェフと輪島市の塗師屋が、洋食器を和の趣に変え る「輪島塗プレート」を共同開発し、各国の高級ホテルに提案を始めた。中東 カタールの和食フェアで初披露したところ、手軽さとデザイン性から「マジッ ク(魔法)」と称賛され、各国のホテル出展を足掛かりに富裕層の市場を開拓 する。 輪島塗プレートを考案したのは兵庫県芦屋市の二つ星和食店、京料理「たか 木」のオーナーシェフ高木一雄さん(43)。海外の著名ホテルから招かれ、 和食や和の器の良さを広めている第一人者だ。  高木さんによると、海外の和食フェアで輪島塗などの漆器を使いたくても、 まとまった数になると輸送コストがかさむ。そこでディナー用の洋食器に添え て和風に変える輪島塗のプレートを、海外向け漆器製品を検討していた「輪島 塗の稲忠」と制作した。  輪島塗プレートは長辺25センチ、短辺5センチ、厚さ1センチの板状で、 持ち運びにもかさばらない。漆黒の塗りに、3月は「柳」、4月は「桜」など 季節感のある題材の蒔絵(まきえ)を施し、月別に12種類そろえた。  昨年11月、カタール・ドーハのザ・リッツ・カールトンで開かれた和食フ ェアでお披露目し、会期中の3日間、ブースは盛況だったという。現地紙にも 「マジック」などの表現で取り上げられた。  和食の国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産登録を追い風に、高 木さんには、バンコク、香港、ソウルなどのマンダリン、インターコンチネン タル、シャングリラ、マリオットといった高級ホテルから出展の依頼が入って いる。6月までに各ホテルを回り、輪島塗プレートを生かしたしつらえを呼び 掛ける。  高木さんは「塗り物は和食文化に欠かせない大切な要素」ととらえる。プレ ート開発には漆器業界活性化と人材育成につながるよう若手の起用を要望し、 蒔絵師川谷内準之介(清石)さん(33)=輪島市=が手掛けることになった。  高木さんは「料理だけが和食ではなく、器、しつらえを含めた全てが和食文 化だ。海外の人に良さを伝えたい」と話した。 〈02〉2015年01月21日(水) 北國新聞 朝刊----------------------------☆ ◎「おかえり面様」に安泰願う 輪島市輪島崎町  小正月の厄払い神事「面様年頭」(国重要無形民俗文化財)の「おかえり面 様」は20日、輪島市輪島崎町で行われた。児童がふんした夫婦神「面様」が 漁師町を回って今年一年の無病息災や家内安全を願い、山へと帰った。  「串柿(くしがき)」「女郎(じょろう)」と呼ばれる男女の面を着けた男 子児童2人が面様となり、町内の約200戸を巡った。サカキの枝で玄関戸を たたいて厄を払い、言葉を一切発しないまま家に入って年賀のあいさつを受け た。  室町時代から伝わるとされる神事で、14日に面様が山から海に向かって家 々を回る「おいで面様」が行われた。 〈03〉2015年01月24日(土) 北國新聞 朝刊----------------------------☆ ◎「1店1品」で土産づくり 輪島市門前町の総持寺通り  活動拠点「やすん場」に出品 禅の里を盛り上げ  能登に人を呼び込む事業を展開する能登定住・交流機構の活動拠点「やすん 場」(輪島市門前町)の呼び掛けで、総持寺通りの商店や付近住民が新たな門 前土産づくりに取り組んでいる。總持寺祖院を中心とした禅の里を盛り上げよ うと提唱した「1店舗1商品運動」に、手工芸を趣味とする女性らも賛同し、 地元食材を使った特産品や手作りの日用品、装飾品など品ぞろえも広がりを見 せている。 土産品は総持寺通りにある「やすん場」内で展示販売されている。スタッフの 呼び掛けで昨年秋から取り組みが本格化し、地元洋品店は禅をテーマにした衣 類やバッグ、座布団などを作った。料理店は地元の豆を使った黒豆煮など、土 産物店はドレッシング、パスタソースなど新たなギョウジャニンニクの加工品 を開発した。  やすん場スタッフや商店街有志がラベルや包装デザインの製作などに協力し、 商店街が一体となった取り組みに広がってきている。  近所の女性らもクラフトバッグやタペストリー、雑貨など手作り品を出すよ うになった。女性8人で20年近く活動している草木染め愛好会は地元の野山 の四季折々の草木を使ったストールなどを出品した。  愛好会は70、80代が中心で、これまで作品の発表や販売の機会はほとん どなかった。星野浩子会長(53)は「おばあちゃんたちの生きがいにもつな がっている」と歓迎した。  やすん場では、都市部の大学の能登ゼミで学生から提案のあった商品開発で、 門前のゆるキャラ「もんちゃん」のグッズ製作に着手し、今後、食品でも展開 していく。 〈04〉2015年01月27日(火) 北國新聞 朝刊----------------------------☆ ◎千枚田保全にCD一役 輪島市門前のバンド、売り上げ活用  輪島市門前町在住のメンバーで構成するアマチュアバンド「ノンポリシー」 は26日、作詞作曲したご当地ソング「あぜのきらめき」のCD完成発表会を、 同市の道の駅「千枚田ポケットパーク」で開いた。市内7カ所で販売し、売り 上げの一部を千枚田の保全などに充てる。  メンバーらは昨年8月、同市の白米(しろよね)千枚田を電飾で彩るイベン ト「あぜのきらめき」をテーマに曲の制作を始め、今月11日にCDが仕上が った。優しい曲調で、棚田に響く波の音や夕暮れとともに電飾がともり出す様 子、イベントを支えるボランティア「ほたるびと」への感謝の気持ちなどを歌 詞に込めた。  CDは、千枚田ポケットパークなどで1枚500円で販売しており、市外へ も拡販していく。ボーカルの橋本英隆さんらメンバーは「今後は總持寺祖院な ど門前町に焦点を当てた曲を作ってみたい」と今後の活動に意欲を見せた。 〈05〉2015年01月30日(金) 北國新聞 朝刊----------------------------☆ ◎朝市弁当を新名物に、輪島市の組合が創業塾で開発  「まれ」へ、今春発売目指す 輪島市朝市組合は、活性化策の一環として新設する創業塾で、新たな名物とな る「輪島朝市弁当」を開発する。海産物や野菜など朝市の食材を生かした弁当 として、北陸新幹線金沢開業やNHK連続テレビ小説「まれ」放映に合わせ、 春にも販売したい考えだ。組合では弁当の商品化を皮切りに、創業塾による朝 市ならではの新規ビジネス創出を目指す。 朝市組合は、組合員の減少と高齢化が進んでいる。輪島朝市コミュニティービ ジネス塾と銘打った新プロジェクトでは、外部の専門家を迎えて商品開発や起 業のアドバイスを受け、担い手育成や新事業展開につなげる。  朝市への出店を検討している人や、従来の朝市にはない商品を扱おうと考え ている組合員らを対象に開講する。  組合は、朝市弁当を塾で開発する第1弾商品に位置づけ、飲食業組合や朝市 通りに位置する本町商店街の飲食店の協力も得て、商品化を進める。商品コン セプトや容器、包装、販売戦略などを塾講師に指導してもらう。 ●公募アイデアを活用  朝市弁当には一般公募のアイデアも生かす。今月から「輪島朝市弁当コンテ スト」の募集を始めており、朝ドラ「まれ」放映開始直前の3月25日に決め る優秀作品は塾で検討を加え、商品化につなげる。  コンテスト1次審査への応募は2月末までで、実際に弁当を作らなくても、 料理名や使用食材、特徴などを記し、イラストなどを添え、組合に送ればよい。  組合の担当者は「昔ながらの市民の台所としての良さが薄れる中、朝市の食 文化に光を当てることで原点を見直す機会にしたい」と話した。   〈06〉2015年02月02日(月) 北國新聞 朝刊----------------------------☆ ◎生産者が見える菓子に 大手メーカーが能登食材の商品シリーズ 4月に全国発売 大手和菓子メーカーによる能登の食材を使った商品シリーズが4月から、全国 のスーパーに並ぶ。能登の土地柄や生産者に魅了されたメーカー社長が、同社で 扱ってきた低価格帯ではなく、新たに付加価値の高い、生産者の顔が見える菓子 シリーズとして売り出すことを決めた。将来は海外での販売も見据え、世界農業 遺産の地・能登ならではの和菓子を広く発信する。  大手総合スーパーを主な取引先とする、和生菓子製造販売の老舗、明日香食品 (大阪府八尾市)が新たなブランド「日本橋本町菓子処(どころ)」から売り出 す。  奥能登の7農業生産法人で設立された煌輝(こうき)奥能登のコメ「ゆめみづ ほ」やもち米、谷川醸造(輪島市)のしょうゆなどを使った団子、おはぎ、大福 を4〜6月の第1弾商品として計画している。  3カ月ごとに新商品を投入し、7月からは奥能登の塩やブルーベリーを使った 大福、羊羹(ようかん)「塩蓮(れん)根(こん)羹」、10月から味噌(みそ) 大福、栗(くり)あん団子、来年1月から桜餅、うぐいす餅などを予定する。  パッケージにはQRコードを付け、能登の風土や生産者を紹介するウェブサイ トにアクセスできるようにする。初年度は約4億円の売り上げを目指している。  明日香食品の此下(このした)竜矢社長(42)やウェブサイト担当者が1日、 生産者との打ち合わせやサイト用取材のため能登を訪れた。和菓子企画実現の橋 渡し役となった東京・日本橋のフレンチレストラン「ビストロ マルゼン」のオ ーナー兼シェフ岩田朱理(あかり)さん(40)=輪島市出身=も同行した。  加賀れんこんを提供する農事組合法人「蓮だより」(金沢市)の川端崇文(た かのり)代表理事(37)との懇談にも臨んだ。此下社長は「生産者と消費者を 菓子を通じて結び付け、能登の1次産業活性化にもつなげたい」と話した。  〈07〉2015年02月10日(火) 北國新聞 朝刊----------------------------☆ ◎雪の奥能登、田の神送る 「あえのこと」で豊作祈願  国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている農耕儀礼 「あえのこと」(国重要無形民俗文化財)は9日、奥能登各地で営まれた。各農 家が昨年12月5日に迎え入れてもてなした田の神を送り出し、今年の豊作を祈 った。  輪島市の国名勝「白米(しろよね)千枚田」では、地元の白米町で千枚田の耕 作を唯一続けている田中喜義(きよし)さん(73)が、雪に覆われた棚田で、 五穀豊穣(ほうじょう)を願った。  田中さんは自宅で、夫婦神とされる田の神にタイや赤飯、金時豆の煮物などの 料理を振る舞った後、鍬(くわ)を携えて千枚田に導いた。束ねた松竹梅の枝を 田に立て、周りに米や塩、酒をまいて鍬を入れ、「今年も豊作になるように見守 ってください」と手を合わせた。  白米千枚田では今年度、世界農業遺産「能登の里山里海」を代表する棚田を 「日本農業の聖地」として発信しようと、市が昔ながらの直播(じかま)きの苗 代田を60年ぶりに復活させた。  復活を祝い、約40年ぶりに本格的な儀礼に臨んだ田中さんは「これからも元 気があれば、あえのことを続けたい」と話した。  白米町の県職員川口喜仙さん(50)も、あえのことを行った。 〈08〉2015年02月10日(火) 北國新聞 朝刊----------------------------☆ ◎EV4台、充電器11基の供用開始 輪島市  輪島市は9日、官民一体での二酸化炭素(CO2)排出削減に向け、「WAJ I・ZERO(ワジゼロ)」プロジェクトをスタートさせた。体験用電気自動車 (EV)4台を導入し、市役所でキックオフ式を行い、設置密度全国1位を誇る EV急速充電器11基の供用を始めた。  市などによると、自治体主導の電気自動車普及の取り組みは全国初という。日 産自動車の協力で試乗車4台を市、商工会議所、郵便局、移動販売を行う商店街 組合などで活用する。  4台の走行距離を杉の木によるCO2吸収量に換算して、削減効果を市役所内 のボードに記す。特設フェイスブックなどでプロジェクトの進み具合を発信する。 市や協力団体でEV活用のまちづくり推進策を考え、夏に発表会を開く。  式では梶文秋市長が、市内のEV充電器が民間設置を含め18基に上ると説明 した。小杉雄二石川日産自動車販売社長は今年中に同社「リーフ」の県内1千台 を達成する考えを示した。  〈09〉2015年02月11日(水) 北國新聞 朝刊----------------------------☆ ◎河原田検定、全児童が合格 輪島市 ふるさとの20問に挑戦  輪島市河原田(かわらだ)小で10日、ジュニア河原田検定が行われ、4〜6 年生12人がふるさとに関する20問に挑んだ。事前学習が功を奏して児童は5 〜10分ほどで解答を終え、全員が75点以上の合格点を得た。  「河原田の地名の由来となった集落名は」など河原田地区についての問いを中 心に、「NHK朝ドラ『まれ』の主人公が憧れる職業は」「3月14日に開業す る新幹線の名前は」といった輪島全体や石川に関する問題も盛り込まれた。  解答は3択で、15問正解の75点以上で合格となる。児童の大半が100点 だった。児童には後日、図書カードが贈られる。  同校と河原田公民館が連携し2007年度から実施している。地域の歴史や文 化に詳しい池下猛士さん(71)=東中尾町=が問題を作り、3日には事前の勉 強会を開いた。  〈10〉2015年02月13日(金) 北國新聞 朝刊----------------------------☆ ◎五穀豊穣願う舞 輪島市門前町で「万歳楽土」  輪島市門前町走出(はしりで)地区に伝わる田遊び行事「万歳楽土(まんざい ろくと)」(石川県無形民俗文化財)は12日、同市門前町門前の櫛比(くしひ) 神社で営まれ、氏子ら約70人が「まんざーい、ろくと」と声を上げ、五穀豊穣 を願った。  直会(なおらい)や獅子舞の奉納などが行われた後、祭神の分身「オハケ様」 を出迎えた。舞人の会社員日野大勝(ひろかつ)さん(49)が稲束に見立てた 祝い棒と松を左右に振りながら「実入りがようて」「年寄り衆も若い衆も子ども 衆もご繁盛で」などと唱え、氏子らが合いの手を入れた。  万歳楽土は室町時代に都から伝わったとされる。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「輪島ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 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