ふるさとメール第71号(平成24年1月16日) ----------------------------------------------------------------------------------- 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 いよいよ、寒さも本格的になり、雪の日が多くなってきました。 先日、輪島市では3回目となる冬の成人式が行われました。式に出席した261人の晴れ着姿の若者たちが、希望を胸に成人としての第一歩を踏みだしました。 それでは、ふるさとメール第71号をご覧ください。 ----------------------------------------------------------------------------------- 発行:輪島市役所 担当:交流政策部企画課統計情報係 e-mail:kikaku@city.wajima.lg.jp ホームページ:http://www.city.wajima.ishikawa.jp 〒928―8525 石川県輪島市二ツ屋町2字29番地 TEL(0768)23−1113 FAX(0768)23−1855 ======1・2月の主な行事====== ●面様年頭【国指定重要無形民俗文化財】  【と き】1月20日(金)  【場 所】輪島崎町 神様に扮した子供2人が各戸をまわって、家の主人から年賀の挨拶を受けるという年明けの厄除け神事。1月14日(おいで面様)と1月20日(お帰り面様)の2回行われます。 (問)輪島前神社 TEL0768−22−0871      ●酒蔵見学 【期 間】1月下旬〜2月中旬(酒造店によって見学期間が異なります。酒造店にお問い合わせください。) 【料 金】無料 市内の酒造店で酒蔵見学ができます。清酒ができるまでの説明が聞ける上に、1杯試飲がサービスされます。 ※見学には各酒造店に直接電話予約が必要です。 ※仕込みの状況によっては、対応できない場合もあります。 ※利き酒・試飲を希望される方は、お車でのご来店は御遠慮下さい。 ◆実施酒造店 【清水酒造】 河井町1−18−1 TEL 0768−22−5858 見学/試飲/仕込み体験 【日吉酒造】 河井町2−27−1(朝市通り) TEL0768−22−0130 見学/試飲 【白藤酒造】 鳳至町上町24 TEL0768−22−2115 HP:http://www.hakutousyuzou.jp/ 見学/試飲 【中島酒造】 鳳至町稲荷町8 TEL0768−22−0018 HP:http://www.noto-suehiro.co.jp/ 見学/試飲 【中野酒造】 門前町広瀬ニ5−2 TEL0768−42−0008 見学/試飲 (※見学不可の場合あり) (問)輪島市観光協会 TEL0768−22−6588 ●あえの風まつり 【と き】2月11日(土)〜19日(日) 【場 所】輪島市内:各種イベント会場 〜「食」を堪能、「漆」に触れて〜 あえの風とは豊穣をもたらす風という意味があります。 輪島では冬に吹く季節風を「あえの風」と呼ぶことから、毎年この時期に輪島の文化や産業を、もっと多くの方に知って頂き、同様に地域活性化を目的に行なわれるイベントで、昭和63年より開催されています。 イベントでは「輪島塗」の展示販売や抽選会、能登の食材を存分味わっていただける限定料理など、輪島の文化を体感していただける内容が盛り沢山です。 各種イベント紹介(イベント内容は変更になることがあります。ご了承ください。) ◆輪島塗ありがとう市 【日 時】2月11日(土)〜19日(日)10時〜17時 【会 場】輪島市文化会館ホール1F・2F 今年も日頃のご愛顧に感謝を込めて輪島塗ありがとう市を開催いたします。日常品から豪華家具まで総数1万点以上を取り揃えた輪島塗の魅力を存分に楽しんで頂ける9日間です。 行列ができる福袋 2万円(6万円相当):50個 3万円(9万円〜12万円相当):70個 ※毎年完売しております。早めにおこしください。 超目玉商品抽選 三段重(沈金)2万円:2名様 受付日:2月11日(土)から12日(日)正午まで 抽選日:2月12日(日)午後1時〜 豪華目玉商品抽選 座 卓(150cm×90cm)10万円:1名様 受付日:2月11日(土)から12日(日)正午まで 抽選日:2月12日(日)午後1時〜 福引コーナー 1万円以上お買い上げごとに福引ができます。 入札コーナー 1円でも高い人に落札するよ。 2月11日(土)から13日(月)正午まで受付 ◆食談義(要予約) 【日 時】2月18日(土)15時〜 【会 場】高州園 【定 員】25名 【参加費】9,000円(宿泊追加の場合は、+5,000円) 食談義は、この輪島の地を訪れてくれた旅人のみなさまにとっても、地元の輪島の人々とふれあい、そして語り合うことにより輪島の持つ様々な歴史や表情を知る事ができるチャンスです。 「平時忠にまつわる平家の歴史めぐり」 事業内容 ・上時国家見学 ・案内人/観光マイスター 藤平朝雄氏 ・能登の食材を使った「輪島堪能」懐石料理 ◆にぎわい朝市「輪島朝市感謝祭」 【日 時】2月12日(日)9時〜11時30分 【会 場】輪島朝市(本町通り) 露天市としては、その歴史・規模共に日本一を誇る輪島朝市。その朝市で年一度の感謝祭を開催します。大鍋汁振る舞いやイベント等を企画し、いつもと違った朝市をお楽しみください。 ・振舞鍋 海鮮鍋 ・めぎす団子汁(合計1,500食) ◆輪島ごっつお祭 【日 時】2月11日(土)19日(日) 【会 場】輪島市内の飲食施設、旅館民宿等 ごちそうのことを輪島では「ごっつお」と言います。期間限定で市内飲食施設が能登丼を含めたお店自慢の冬ごっつおを特別メニューとして提供します。 ◆にぎわい大市 【日 時】2月18日(土)、19日(日)10時〜15時 【会 場】道の駅 輪島「ふらっと訪夢」 冬まつりの楽しさを特設会場に一堂に集め、そのフィナーレを飾るのがにぎわい大市です。食べるもよし、買うもよし、参加するもよしの、まさに冬の輪島が凝縮された誰もが楽しめるにぎわい広場です。 特別企画 能登丼フェスティバル「全国丼まつりin輪島」 能登丼をはじめ、能登以外にも全国各地の丼が楽しめます。 ・能登の食 出店ブース 能登の食材を使用した美味しい食べ物がいっぱい! ・炭火焼コーナー 会場内でお買い物を済ませたら、その場で焼いて食べてしまおう。 輪島の冬の味覚をまるまる味わうならこれが一番! ・ステージイベント 輪島っ子太鼓フェスティバル、お遊戯など。 (問)輪島あえの風冬まつり実行委員会 TEL0768−22−7777    観光課 TEL0768−23−1146 ●能登空港2月のイベント 〜日曜日のひととき、能登空港ですごしませんか〜  おらが故郷 お国自慢  【日 時】 2月5日(日) 14時30分〜  【場 集】 能登空港2Fロビー  【出 演】 子供VIVOとアンサンブルつくし ミニ・コンサート(宝達志水町)  のっぴーグラスづくり 〜2月のデザイン「のっぴーの豆まき」〜  【日 時】 2月12日(日) 10時〜15時(12時〜13時休憩)  【場 所】 能登空港1F 能登の旅情報センター  【対 象】 幼児から、小学生以下優先(限定50人)  【参加費】 無料 家族1個程度(子ども連れの場合は子どもの数)【限定50個】  おらが故郷 お国自慢  【日 時】 2月19日(日) 14時30分〜  【場 所】 能登空港2Fロビー  【出 演】 志賀豊年力太鼓保存会 ミニ・コンサート(志賀町) (問)能登空港賑わい創出実行委員会   (石川県奥能登総合事務所企画振興課) TEL0768−26−2303 ☆☆☆世界農業遺産の代表的な白米千枚田で稲作作業をしてみませんか?☆☆☆ 平成24年度の白米千枚田オーナー制度のオーナー会員、トラスト会員、企業会員を募集しています。 白米千枚田での稲作は、人手による多くの時間と労力を必要とするため、高齢化や後継者不足の地元だけでは困難となってきており、この美しい景観を守るため、「白米千枚田オーナー制度」を平成19年から開始しています。 この制度は、米の収穫が第一目的ではなく、千枚田の景観を守りながら稲作を体験し、先人の苦労、生産の喜び、米一粒の大切さを理解していただくとともに、地元の方とオーナー同士の交流による人と人の結びつきを大切にするものです。  【申込期間】平成24年1月10日(火)〜平成24年3月16日(金)  【定  員】オーナー会員:100名、トラスト会員:50名、企業会員:5社  【年 会 費】オーナー会員:2万円、トラスト会員:1万円、企業会員:5万円 (問)観光課 TEL0768−23−1146 ============================================================================== ◎“がんばる輪島”応援寄附金(ふるさと納税制度) 輪島市を応援しようとする方から寄附を募り、魅力あるふるさとづくりを目指すことを目的として、“がんばる輪島”応援寄附条例(ふるさと納税条例)を制定いたしました。 魅力あるふるさとづくりを進めるため、「高齢者福祉の充実」、「子育て支援」、「自然環境の保全」、「教育環境の充実」、「奨学金基金への積立て」、「伝統工芸及び地域文化の保存及び継承」といった事業に寄附金を充てております。 世界に誇れる魅力あるふるさとづくりのため、“がんばる輪島”に応援をよろしくお願いいたします。  詳しくは輪島市HPまで http://www.city.wajima.ishikawa.jp/ ====================================================================================== ☆☆☆石川県立輪島高等学校総合学科よりお知らせ☆☆☆  本校では、ふるさと活性化プロジェクトを実施しており、その一環として、生徒が企業様に直接取材を実施し、サイトページも生徒が作成して、全国に輪島のPRを行っております。  ショップサイトはもちろん、「わたしたちの輪島」のサイトでふるさとのことを思い出してください。 「わたしたちの輪島」 http://www.wajima.ed.jp 「わじまishop」   http://www.wajima.ed.jp/shop/ ---------------------------------------------------------------------- 01:三井中、卒業制作に洲衛焼 輪島市 つなぎ合わせパネルに 02:ご当地ナンバー 輪島塗のお椀イメージ 輪島市で交付開始 03:まだら大合唱 「能登の第九」 輪島市で1200人 04:ハンドベル清らかに響く 輪島市の石川県輪島漆芸美術館 05:奇面の戒め「怖いよー」 輪島市門前町でアマメハギ 若衆が120戸回   る 06:飛躍を誓い勇壮な音色 御陣乗太鼓打ち初め式 輪島市 07:新年幕開けライトアップ 輪島市門前町の總持寺祖院 ゆく卯くる辰 08:平穏祈願、ばち振るう 輪島市の住吉神社 御神事太鼓を奉納 09:厄よけ祈願 ビシッ バシッ 輪島市重蔵神社 成祝式に25人 10:恵比須像、町内巡り豊漁祈願 輪島市で神事 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年12月20日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎三井中、卒業制作に洲衛焼 輪島市 つなぎ合わせパネルに  輪島市三井中の3年生14人は19日、地元の土を使った洲衛(すえ)焼で 卒業制作に取り組んだ。計16枚のパネルをつなぎ合わせると、縦約50セン チ、横約80センチの大きなパネルになる仕掛けで、生徒は思い思いのデザイ ンを描いた。  地元の陶芸家北濱珠龍(しゅりゅう)さんが指南し、担任の斯波安夫教諭、 副担任の赤矧^・弑詰,離僖優襪鮃腓錣擦襪函⇔・Δ帽参里・C気譴觀舛砲覆襦」 生徒は竹べらや竹串で表面の模様を彫り、焼き上がりを心待ちにした。 〈02〉2011年12月20日(火)付北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎ご当地ナンバー 輪島塗のお椀イメージ 輪島市で交付開始  輪島市は20日、ミニバイク(125t以下)などに独自のナンバープレー トを導入し、交付を始めた。デザインは輪島塗のお椀(わん)をイメージし、 「漆の里・輪島」の発信へ期待を込める。  午前8時半に交付が始まり、梶文秋市長が、一番に手続きした海産物卸業新 甫実(しんぼみのる)さん(51)=輪島市鳳至町=にプレートを手渡した。 新甫さんは「輪島朝市にも配達で回るので、観光客に輪島塗をPRしたい」と 笑顔で語った。梶市長もプレートを入手した。  石川県内で「ご当地ナンバープレート」を導入する自治体は小松市、野々市 市に続き3例目。市税務課や各支所、出張所で交付する。 〈03〉2011年12月24日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎まだら大合唱 「能登の第九」 輪島市で1200人  「1000人が歌う『能登の第九』まだら公演2011」(同実行委員会、 北國新聞社主催)は23日、輪島市文化会館で開かれた。会場を埋めた約12 00人が心を一つに、能登に伝わる祝い唄を歌い上げ、歓喜の渦で行く年を締 めくくった。  輪島、七尾両市の保存会がそれぞれの節回しで「まだら」を披露し、民謡や 和太鼓など多彩な舞台が花を添えた。出演者が勢ぞろいしたフィナーレでは、 観客と共に「輪島まだら」を大合唱し、重厚な歌声を響かせた。 〈04〉2011年12月25日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ハンドベル清らかに響く 輪島市の石川県輪島漆芸美術館  輪島市の県輪島漆芸美術館で24日、ミュージアムコンサートが行われ、ハ ンドベルとトーンチャイムの清らかな音色に来場者約90人が聴き入った。同 市児童センターハンドベルクラブの12人が「もろびとこぞりて」など2曲、 市内の女性グループ「シャルレン」の6人が「ひいらぎかざろう」など7曲を 演奏した。 〈05〉2012年01月03日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎奇面の戒め「怖いよー」 輪島市門前町でアマメハギ 若衆が120戸回る  奥能登に伝わる国指定無形民俗文化財「アマメハギ」は2日、輪島市門前町 皆月で行われ、奇面を着けた若者が「言うこと聞くか」などと声を上げて家々 を回り、子どもたちの怠け癖を戒めた。  午後5時半すぎに皆月青年会の8人が門前町アマメハギ保存会長の番場政晴 さん(74)方に集まり、烏帽子(えぼし)や狩衣(かりぎぬ)、天狗面、異 形のガチャ面、猿面を着けて二手に分かれ約120戸を回った。  木材業の竹田肇さん(54)方ではアマメハギ役の4人が作り物の金づちや ノミ、すりこぎ棒を振りかざし、声を荒らげて竣紀(しゅんき)君(2)を驚 かすと、竣紀君は大人にしがみつき大声で泣きわめいた。  皆月地区では、約450年前から「七日正月」の前夜に当たる6日の厄払い 行事としてアマメハギが受け継がれており、昨年から日程を若者の帰省に合わ せて2日に変更した。 〈06〉2012年01月03日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎飛躍を誓い勇壮な音色 御陣乗太鼓打ち初め式 輪島市  県無形文化財の御陣乗太鼓の打ち初め式は2日、輪島市名舟町の奥津比弐 (おくつひめ)神社で行われ、小中学生や太鼓保存会員が勇壮な音色を響かせ た。  拝殿に約80人が集まり、中川直哉宮司(50)の祝詞に続き、今寺研治会 長(63)らが玉串をささげた。打ち初めでは児童を皮切りに、生徒らが順に 力強く太鼓を打ち鳴らした。  最後に、全国各地の催しで活躍する男衆が迫力あるばちさばきで豪快に演奏 を披露し、一層の飛躍を誓った。江尻浩幸さん(51)と長男の一希君(18) =門前高3年=の父子も演奏した。 〈07〉2012年01月03日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎新年幕開けライトアップ 輪島市門前町の總持寺祖院 ゆく卯くる辰  「能登總持寺祖院ゆく卯(とし)くる辰(とし) 静と動の響」は大みそか から元旦にかけ、輪島市門前町の曹洞宗大本山總(そう)持(じ)寺(じ)祖 院で行われ、大勢の参拝客がライトアップされた境内で新年の幕開けを祝った。  家族連れらが突く除夜の鐘が響く中、仏殿では雲水(修行僧)が読経や問答 を重ねた。  午前1時から開運餅まきが行われ、参拝客は手を伸ばし雲水が投げる福餅を 取り合った。梶文秋市長があいさつし、御陣乗太鼓の演奏が花を添えた。 〈08〉2012年01月06日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎平穏祈願、ばち振るう 輪島市の住吉神社 御神事太鼓を奉納  輪島市鳳至町の住吉神社の神楽始め式は5日、同神社で行われ、市無形民俗 文化財の御神事太鼓が奉納された。同太鼓保存会員が新年を景気づける渾(こ ん)身(しん)のばちを振るい、1年の平穏を祈願した。  氏子や会員ら約30人がおはらいを受け、笠原齊(ひとし)氏子総代会長、 寺野明保存会長らが玉串をささげ精進を誓った。引き続き、はかま姿で天狗 (てんぐ)や鬼、般若(はんにゃ)の面を着けた6人が床板を踏み鳴らし、激 しく太鼓を打ち放った。  神社は昨年4月に火災で拝殿が全焼。奉納は仮拝殿で行われた。寺野会長が 東日本大震災と火災に触れ「昨年は不慮の事故が起き、今年はこれ以上悪いこ とは起きない。被災地と神社の一日も早い復興を願う」とあいさつした。輪島 祭り太鼓の生徒も日ごろの練習の成果を披露した。 〈09〉2012年01月08日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎厄よけ祈願 ビシッ バシッ 輪島市重蔵神社 成祝式に25人  輪島市河井町、重(じゅう)蔵(ぞう)神社の厄払い行事「成(なり)祝 (いわい)式」が7日、同神社で行われ、厄年の男女25人がヤナギの枝で床 板を打ち鳴らし、枝先を勢いよく飛び散らせ厄よけを祈願した。  数えで42歳の男性と33歳の女性が拝殿で向かい合わせに正座し、神楽の 合図で両手に持ったヤナギの枝を振るった。「鳴る」と「成る」をかけ、音が 大きいほど願いが成就するとされる。参加者は床板を激しく打ち「ビシッ」 「バシッ」という音を響かせた。  鎌倉時代後期から伝わる神事で、長さ約1メートルのヤナギの枝は先端が十 字に切られ「御(ご)宝(ほう)木(ぎ)」と呼ばれる。枝の先が稲穂のよう に裂ければ裂けるほど豊作になるとも伝わる。 〈10〉2012年01月11日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎恵比須像、町内巡り豊漁祈願 輪島市で神事  輪島市無形民俗文化財で、ご神体を外に持ち出す奇祭として知られる「恵比 須講(えびすこう)神事」は10日、同市輪島崎町で行われた。裃(かみしも) 姿の講員に抱えられた恵比須像が町内を巡り、住民らが豊漁と海の安全を願っ た。同町では11日の起舟祭を経て、今年の漁が本格化する。  恵比須講神事は、同町の輪島崎神社に江戸期から伝わる漁業神事。氏子代表 の講員9人が同神社境内の蛭(えび)子(す)社でおはらいを受けた後、触れ 太鼓を先頭に町内の約200軒を回った。住民らは玄関先で木彫りの像を出迎 え、初穂を納めて手を合わせた。  この日の神事は、神様が漁に出ることから「おでまし恵比須」と呼ばれる。 11月20日には、神様が沖から帰る「おかえり恵比須」が行われる。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「輪島ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・輪島の申し込みや解除は輪島市や北國新聞社のホームペー  ジから行うことができます。   輪島市のホームページは http://www.city.wajima.ishikawa.jp/   北國新聞社のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ 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