ふるさとメール第63号(平成23年5月15日) ----------------------------------------------------------------------------------- 4月16、17日に輪島で恒例となった全日本競歩輪島大会、日本陸上競技選手権大会50km競歩が開催されました。 絶好の大会日和の中、多くの選手たちが全力を尽くし日本歴代2位の記録が出るなど大変素晴らしい大会となりました。また今回は50回を迎える記念すべき大会でもあり、瀬古利彦さん、為末大選手、千葉真子さんらオリンピック選手を招いてのトークショーも開かれました。 さて今年もいよいよ輪島市民まつりの季節がやってきました!マリンタウン旅客船岸壁には「ミサイル艇うみたか」が寄港するほか、パレードや大花火大会、桂文珍さんによる独演会など多彩なイベントを予定しております。ぜひ皆さまのお越しをお待ちしております。 また、詳細については輪島市ホームページなどでお知らせいたしますので、ご覧ください。 それでは、ふるさとメール第63号をご覧ください。 ----------------------------------------------------------------------------------- 発行:輪島市役所 担当:交流政策部企画課統計情報係 e-mail:kikaku@city.wajima.lg.jp ホームページ:http://www.city.wajima.ishikawa.jp 〒928―8525 石川県輪島市二ツ屋町2字29番地 TEL(0768)23−1113 FAX(0768)23−1855 ======5・6月の主な行事====== ●曳山祭(鳳至町)  【日 時】 5月28日(土)〜5月29日(日)  【場 所】 住吉神社 ●美術館ギャラリートーク・シンポジウム  【日 時】 5月28日(土)  【時 間】 13:30〜16:30  【場 所】 石川県輪島漆芸美術館 ●輪島市民まつり2011  ☆プログラムのご案内☆   5月29日(日) 【輪島市文化会館大ホール】      9:00〜  能登麦屋節全国大会       6月4日(土)  【マリンタウン会場】     10:00〜 マリンタウン会場食まつり     12:00〜 マーチングドリル演奏     12:00〜 オートモビルミーティング     13:00〜 倭の島交流大パレード     19:00〜 子ども笹ギリコ行列(三角州〜マリンタウン)     20:20〜 御陣乗太鼓実演     20:40〜 輪島市民大花火大会     その他 船舶寄港(ミサイル艇うみたか)            【まんだら村(門前)】     17:30〜 第14回夕やけ笑劇場「桂文珍独演会」   6月5日(日)  【門前会場】      9:00〜  食まつり     10:00〜 総持寺会場パレード     11:00〜 禅の里交流ステージ            【輪島市文化会館大ホール】     19:00〜 輪島市民まつり演奏会            【能登空港】      9:00〜 オートモビルミーティング ※内容については、変更することがございますので、あらかじめご了承ください。 (問)輪島市民まつり実行委員会事務局  0768−22−7777、0768−42−1111 ●七ツ島ヨットレース  【日 時】 6月11日(日)、12日(日) (問)都市整備課 TEL0768−23−1156 ●全日本ダートトライアル選手権第3戦 ダートスプリントin門前  【日 時】 6月19日(日)  【場 所】 門前モータースポーツ公園    (問)門前総務課 TEL0768−42−8720 ●能登空港6月のイベント  ★5日(日) おらが故郷 お国自慢   【時 間】 14:30〜   【場 所】 能登空港 2階ロビー   【出 演】 穴水ウインドアンサンブル  ★5日(日) 憧れの名車スーパーカーが能登空港へやってくる   【時 間】 13:00〜   【場 所】 能登空港   ★12日(日) のっぴーグラスづくり   【時 間】 10:00〜12:00   【場 所】 能登空港 1階 能登のたび情報センター   【参加費】 無料  ★19日(日) おらが故郷 お国自慢   【時 間】 14:30〜    【場 所】 能登空港 2階ロビー   【出 演】 羽洲太鼓   (問)能登空港賑わい創出実行委員会 TEL0768−26−2303 ==========================---------------------------------------------------------------------- 01:児童生徒を指導 ツエーゲン金沢 輪島市でサッカー教室 02:シダレザクラの大木鮮やか 輪島市門前町の八ケ川沿い 03:輪島塗「マジンガーZ」登場 きょうから、永井豪記念館 04:御陣乗太鼓の無料実演開始 輪島市 05:舳倉島に季節駐在所輪島署、観光客トラブル防ぐ 06:日本海望み プチ田植え 輪島市千枚田で体験会 07:「舳倉島からの手紙」より深く 輪島市の愛らんどタワー 展示コーナー   拡充 動植物の写真増、新たに木彫りの海鳥 08:うるし茶振る舞う 輪島漆芸美術館 09:採れたてのタケノコずらり 輪島市門前町浦上公民館 10:島の漁支え生きがい守る 新人医師 大鋸さん 舳倉島診療所着任1カ月    「へき地医療」、島民に教わる日々 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年04月24日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎児童生徒を指導 ツエーゲン金沢 輪島市でサッカー教室  ツエーゲン金沢の「のと共栄信用金庫サッカー教室」は23日、輪島市総合 体育館で開かれ、アズーリサッカースクール(輪島市)の小学1〜中学1年生 17人がドリブルなどを練習し、サッカーの楽しさに触れた。  FWの布施祐典、GKの田代祐平両選手、寺沢徹哉ジュニアサッカースクー ルコーチが講師を務めた。児童らはドリブルやシュートの練習でボールさばき の基本を教わり、ゲームに汗を流した。  上島拓真君(12)=輪島市松陵中1年生=は「すごく分かりやすい教え方 だった。将来はJリーガーを目指したい」と目を輝かせた。 〈02〉2011年04月26日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎シダレザクラの大木鮮やか 輪島市門前町の八ケ川沿い  輪島市門前町谷口の八ケ川沿いに立つシダレザクラの大木が、見ごろを迎え た。  同所の石坂みさをさん(80)の夫吉郎さん=故人=が50年ほど前に植え たもので、高さ5メートルを超えるまでになった。石坂さんは「満開になるた びにお父さん(吉郎さん)を思い出す」と故人をしのびながら、真っ青な空に 咲き誇るピンクの花々を眺めた。 〈03〉2011年04月29日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎輪島塗「マジンガーZ」登場 きょうから、永井豪記念館  輪島市河井町の永井豪記念館は29日から、輪島塗のロボット玩(がん)具 (ぐ)「マジンガーZ」を展示する。開館2周年を記念し、同市出身の漫画家 永井豪さんとともに伝統工芸を発信する。  高さ約15センチ、幅約7センチの輪島塗「マジンガーZ」は頭部に金粉を 施し、手足には朱漆を塗って光沢を出した。同館は来月14日に永井さんを迎 えて握手会を開き、サイン入り玩具も販売する。問い合わせは市観光課=07 68(23)1146=。 〈04〉2011年04月30日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎御陣乗太鼓の無料実演開始 輪島市  輪島市の本格的な観光シーズン入りを告げる御陣乗太鼓の無料実演は29日、 同市河井町の道の駅輪島「ふらっと訪夢」で始まり、迫力ある演奏が観光客約 200人を魅了した。  無料実演会は同市観光協会が毎年開いている。同日は気温が低かったため、 通常の屋外ではなく屋内で演奏が行われ、観光客が奇怪な面を付けた男衆の舞 台に酔いしれた。  今年度は、11月20日まで週末と祝日を中心に、道の駅やマリンタウンで 行われる。7月22日から10月30日までは、ほぼ毎日午後8時半から約2 0分間演奏する。 〈05〉2011年04月30日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎舳倉島に季節駐在所輪島署、観光客トラブル防ぐ  輪島署は29日、舳倉島に季節駐在所を開設した。5月8日までの大型連休 と、梅雨明け後から8月14日までの期間中、駐在所員が住民の安全を守り、 観光客のトラブル防止に努める。  駐在所前で行われた開所式には、白崎均区長ら関係者が出席し、高橋亘署長 が駐在所員となる干場隆男巡査部長に辞令を手渡して激励した。大沢、二俣の 両駐在所員が交代で勤務する。 〈06〉2011年05月02日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎日本海望み プチ田植え 輪島市千枚田で体験会  輪島市白米町の名勝・千枚田で1日、「プチ田植え体験」が始まり、観光客 が土の感触に歓声を上げながら、日本海を望む棚田に苗を植え付けた。  参加者は素足や長靴で水田に入り、地元ボランティア「白米千枚田愛耕会」 会員の指導で一握り分の稲を植えた。田植えは初めてという福岡市の会社員山 下望さん(38)は「足が滑らないようバランスを取るのは難しい。収穫の秋 が楽しみだ」と笑顔を見せた。  体験は4日までで、午前9時半から午後3時半まで千枚田ポケットパークで 受け付ける。参加料金の一部は東日本大震災の義援金に充てられるほか、「千 枚田田植え証明書」が贈られる。 〈07〉2011年05月03日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「舳倉島からの手紙」より深く 輪島市の愛らんどタワー 展示コーナー拡 充 動植物の写真増、新たに木彫りの海鳥  展示コーナーは昨年8月に輪島市が設置した。2008(平成20)年から 2年に及ぶ調査で集めた岩石や植物化石といった標本約60点が並ぶほか、地 形地質に関するデータがパネル展示され、島々の環境や歴史を総合的に紹介し ている。  模様替えでは、2階のパネルは動植物や野鳥、昆虫などの写真を増やし、よ り視覚で学べるよう工夫を凝らした。3階は昨年8月に金沢、輪島市内で開か れた講演会「舳倉島・七ツ島からの手紙」の詳細を記した本紙紙面をパネル展 示。調査団に参加した各分野のエキスパートが、それぞれの専門領域から提言 した島々の環境保全策を紹介している。  3階には、七ツ島で集団繁殖が観察されているオオミズナギドリのバードカ ービング(木彫り)も置かれ、早速、来場者の注目を集めた。ホオノキ製の実 物大で翼を広げた幅は約1・2メートルとなる。日本野鳥の会石川会員の中村 久夫さん(81)=金沢市桜町=が1カ月かけて製作した。  さらに、輪島市が設置した渡り鳥の写真コーナーは5階から4階に移され、 2〜4階が舳倉島・七ツ島の関連フロアとして活用されることになった。 ●市が歩道を再整備  高さ約21メートルのタワーは簡易水道の配水塔で島を見渡せる観光スポッ トで、輪島市は来場者が快適に散策できるよう、集落からタワーまでの歩道約 50メートルを舗装する再整備事業を終えたばかりだ。タワーは入場無料で年 中無休。開館時間は午前9時半から午後4時半までとなる。 〈08〉2011年05月04日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎うるし茶振る舞う 輪島漆芸美術館  輪島市水守町の県輪島漆芸美術館で3日、漆の実を使った「うるし茶」を振 る舞うサービスが始まり、来館者は「漆の里」ならではの珍しいお茶の風味を 堪能した。  漆の実は美術館横の広場に植えられた木の実を天日で乾燥させて皮を取り除 き、表面のろうを落として粉末状に砕いた。滋養強壮に効果があるとされ、埼 玉県から訪れた樋爪京子さん(65)=朝霞市=、樋口佳代子さん(63)= 新座市=姉妹は「さっぱりした後口で飲みやすい」と口をそろえた。うるし茶 は4日も提供される。 〈09〉2011年05月05日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎採れたてのタケノコずらり 輪島市門前町浦上公民館  輪島市門前町の「浦上の里おこし会」は4日、同市浦上公民館で「竹の子と 山菜の市」を開き、採れたてのタケノコ約450キロなど特産品を買い求める 客でにぎわった。  タケノコのみそ汁が振る舞われたほか、タケノコご飯、竹炭、ウド、ワラビ、 地区特産の手作りこんにゃくなどが販売された。宮本正純会長は「今年は表年 に当たり、柔らかくておいしいタケノコが採れた」と話した。 〈10〉2011年05月07日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎島の漁支え生きがい守る 新人医師 大鋸さん 舳倉島診療所着任1カ月  「へき地医療」、島民に教わる日々  輪島沖の舳倉島診療所に新人医師大鋸梓(おおがあずさ)さん(27)=加 賀市山代温泉出身=が着任して1カ月が過ぎた。たった一人で島民の健康を担 う離島勤務は、人情味あふれる患者との触れ合いの中から地域医療について教 えられることも多い。すっかり島の生活に溶け込んだ大鋸さんは「島の皆さん がいつまでも漁ができるよう支えたい」と笑顔を見せる。  診療所は自治医科大を卒業し、臨床研修を終えた若い医師が半年交代で勤務 する。大鋸さんは4月に着任したばかり。島民の食事は塩分が多く、糖尿病や 高血圧の患者が目立つ。だるさや痛みを訴える患者を診療所で診察し、道端で は「ちきなくない(体調は悪くない)け?」と声を掛け、気遣う。  輪島市沖合約50キロに浮かぶ舳倉島の人口は100人足らず。着任前は 「住民が病院に通えない『医療へき地』はほかにもたくさんあるのに、この島 で仕事をしていいのか」と自問することもあったが、ある島民の言葉で考えが 変わった。  海の幸に恵まれた島の暮らしは患者との関係が濃密だ。昼に刺し身や煮物の 差し入れが届けば、夜は晩ご飯に呼ばれる。お酒が入ることも少なくない。そ こで漁師の一人から「この島にお医者さんが来てくれるから、安心して仕事が できる」と頭を下げられた。  島民の大半はお年寄りで、薬を服用する人も多い。大鋸さんは「病にかかっ ても漁が島民の生きがい。健康だけではなく、島の暮らしを守っていくことが 自分の役割だと、分かったような気がしました」と振り返る。  大型連休中、島はバードウオッチングを楽しむ人でにぎわう。観光客が足を 擦りむき、診察に訪ねたこともあった。アワビ漁解禁の夏には多くの海女が島 に渡り、診療所はますます忙しくなる。一人勤務に不安もあるが「島民が温か く接してくれるから、こちらが助けられます」と大鋸さん。島の暮らしは医師 と患者が向き合うことの大切さを気付かせてくれるという。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「輪島ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・輪島の申し込みや解除は輪島市や北國新聞社のホームペー  ジから行うことができます。   輪島市のホームページは http://www.city.wajima.ishikawa.jp/   北國新聞社のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ 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