---------------------------------------------------------------------- 01:「悪い子はいないか」 今年から帰省者多い2日に 輪島市門前町でアマ   メハギ 02:安全祈願、勇壮な音色 輪島市で御陣乗太鼓打ち初め 03:初市100店「買うてくだー」 輪島市の朝市、風情漂う 04:平穏願い豪快に、太鼓の打ち初め 輪島市の住吉神社 05:「つき直し」新春恒例のかき餅作り 輪島市の總持寺祖院 06:伝統の奇祭 「ビシッバシッ」と厄払い 輪島市の重蔵神社 07:輪島塗の御膳におせち盛り付け 輪島市の鳳至保育所 08:伝統の天領太鼓響く 輪島市門前町黒島町、船方祭の宵祭り 09:恵比須様「おでまし」 輪島前神社 ご神体が町巡る 10:裃姿で豊漁祈願 漁船に神酒や餅を供え 輪島市で起舟祭 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年01月03日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「悪い子はいないか」 今年から帰省者多い2日に 輪島市門前町でアマメ ハギ  「悪い子はいないか」。輪島市門前町皆月で2日、国指定無形民俗文化財 「アマメハギ」が行われ、烏帽(えぼ)子(し)に狩衣(かりぎぬ)を着た天 狗(てんぐ)や異形のガチャ面を着けた青年会員が、地区内の約120軒を回 って人々の怠け癖を戒めた。昨年までは「七日正月」の前夜に当たる1月6日 に行われてきたが、若者の減少で初めて日程を変更。住民は伝統的風景の中に も時代の変化を感じ取った。  同地区では、中学3年以上がアマメハギ役を務めてきたが、少子化の影響で 担い手の確保が困難になった。子どもがいる世帯も減り、青年会の呼び掛けで、 帰省者が多い2日に日程を変更した。  今年のアマメハギ役を務めた約20人のほとんどが帰省者。島本招次さん (68)方では、アマメハギがテレビを見ていた子どもたちに「親の言うこと を聞くか」などと声を荒げた。子どもは泣きわめきながら「言うことを聞きま す」と約束した。  アマメハギは、いろりにあたってばかりいるとできるという火だこ「アマメ」 をはぎ、子どもたちの怠け癖を戒めるという意味が込められた奇祭。約450 年前から皆月地区などで行われている。  門前町アマメハギ保存会長の番場政晴さん(73)は「伝統が変わったこと は残念だが、これも時代の流れ。できる限りにぎやかなアマメハギを続けてい きたい」と話した。 〈02〉2011年01月03日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎安全祈願、勇壮な音色 輪島市で御陣乗太鼓打ち初め  県無形文化財の御陣乗太鼓の打ち初め式は2日、輪島市名舟町の奥津比縄^タ 社で行われ、子どもからお年寄りまでが勇壮な太鼓を披露した。  拝殿に約70人が集まる中、中川直哉宮司(49)が営む神事に続き、今寺 研治太鼓保存会長(62)が「昨年は保存会結成50周年を迎えた。今年は新 たな歴史を刻む飛躍の年にしよう」とあいさつした。  打ち初めでは、児童らの演奏を皮切りに力強い音色が響いた。最後は全国各 地で公演する男衆が激しく太鼓を打ち鳴らし、技の向上や家内安全などを祈願 した。 〈03〉2011年01月05日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎初市100店「買うてくだー」 輪島市の朝市、風情漂う  輪島市の朝市が4日、初市を迎えた。約100店のテントが並んだ同市河井 町の朝市通りでは、露店のおばちゃんが観光客らに「買うてくだー」と声を掛 け、奥能登の風情が漂った。  11日の起舟祭まで出漁を見合わせる漁師が多く、鮮魚類は少なめで、干物 や野菜などが中心となった。朝市組合によると、昨年の入り込み客(概算)は 前年比7%減の約71万3600人。朝市は今年から第2・4水曜が定休日と なる。 〈04〉2011年01月06日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎平穏願い豪快に、太鼓の打ち初め 輪島市の住吉神社  輪島市鳳至町の住吉神社の神楽始めは5日、神社拝殿で行われ、市無形民俗 文化財の御神事太鼓が奉納された。同太鼓保存会が豪快な打ち初めで一年の平 穏を願った。  神事で氏子や保存会員ら約30人がおはらいを受け、笠原齋氏子総代会長、 寺野明保存会長らが玉串をささげた。引き続き、はかま姿で鬼や天狗(てんぐ) の面を着けた5人が笛の音に合わせ、勇ましい掛け声とともに床板を踏み鳴ら しながら激しく太鼓を打ち鳴らした。  輪島祭り太鼓の生徒8人も日ごろの練習の成果を披露し、盛んな拍手を浴び た。 〈05〉2011年01月07日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「つき直し」新春恒例のかき餅作り 輪島市の總持寺祖院  輪島市門前町、曹洞宗大本山總持寺祖院で6日、修行僧ら25人が恒例のか き餅作りを開始し、年末年始に境内に飾られた鏡餅をつき直す作業に汗を流し た。  修行僧らは、鏡餅約100キロを細かく切断。餅米約30キロを加え、せい ろで蒸してから、つき直した。さらに昆布やカレー粉、コーヒー、ごまなどを 加え、長方形の木枠に流し込んだ。  修行僧らは8日、かき餅を切り分け、干す作業を行う。かき餅は約半年間乾 燥させた上で、間食などに充てられる。 〈06〉2011年01月08日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎伝統の奇祭 「ビシッバシッ」と厄払い 輪島市の重蔵神社  輪島市河井町の重蔵神社で7日、新年の厄払い行事「成祝(なりいわい)式」 が行われ、厄年の男女23人が柳の枝で床をたたき、平穏を祈った。  数えで42歳の男性と33歳の女性が向かい合わせに正座し、先端を十字に 切った「御宝(ごほう)木(ぎ)」と呼ばれる、長さ約1メートルの川柳の枝 を1本ずつ両手に持ち、神楽太鼓を合図に一斉に床を打ち鳴らした。  鎌倉時代が起源とされる神事で「鳴る」と「成る」をかけ、音が大きいほど 願い事がかなう。枝先が裂けるほど豊作になるとも伝わり、男女は周囲に枝先 を飛び散らせ「ビシッ、バシッ」と激しく音を響かせた。 〈07〉2011年01月08日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎輪島塗の御膳におせち盛り付け 輪島市の鳳至保育所  輪島市鳳至町の鳳至保育所で7日、御膳(ごぜん)会食が行われ、5歳児の 園児約20人が輪島塗の椀(わん)におせち料理を盛り付け、新年の華やいだ 気分を味わった。  御膳には煮物やつくだ煮、ブリの照り焼きなどが並んだ。園児も料理を手掛 け、5歳児はこんにゃくとかまぼこを切り、3、4歳児も卵焼きやたずなこん にゃくに挑戦した。 〈08〉2011年01月10日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎伝統の天領太鼓響く 輪島市門前町黒島町、船方祭の宵祭り  藩政期から続く輪島市門前町黒島町の「船方祭」の宵祭りは9日、同町の黒 島若宮八幡神社などで行われた。元船員らで構成する黒島海員団約40人が伝 統の天領太鼓を打ち鳴らして町内を巡り、海運業の繁栄と海上安全を祈った。  一行は同神社でおはらいを受けた後、かつて北前船の船問屋だった角海(か どみ)家を皮切りに約30軒を回った。ちょうちんを掲げ、玄関先で天領太鼓 の勇壮な音色を響かせた。  天領太鼓は約400年の歴史があるとされ、船方祭は今年で191回目を数 える。10日は、同神社で本祭りが行われる。 〈09〉2011年01月11日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎恵比須様「おでまし」 輪島前神社 ご神体が町巡る  輪島市無形民俗文化財の恵比須(えびす)講祭は10日、同市輪島崎町で行 われ、かみしも姿の講員が木彫りのえびす像を抱えて町内を一巡し、今年一年 の海の安全と豊漁を祈願した。  輪島前神社に藩政期から伝わる漁業神事の一つで、ご神体を外に持ち出す奇 祭として知られる。氏子代表の講員らが同神社でおはらいを受けた後、ご神体 のえびす像を先頭に、町内の約150軒を1軒ずつ回った。  小雪の舞う中、講員が鳴らす太鼓の音色が近づくと、住民らは玄関先でご神 体を出迎え、初穂を納めて手を合わせた。  恵比須講祭は毎年、1月10日と11月20日の2回行われる。1月は神様 が漁に出る「おでまし恵比須」、11月は神様が沖から帰る「おかえり恵比須」 と呼ばれている。 〈10〉2011年01月12日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎裃姿で豊漁祈願 漁船に神酒や餅を供え 輪島市で起舟祭  輪島市輪島崎町で11日、今年の漁の始まりを告げる起舟祭が行われ、裃 (かみしも)姿の漁師がそれぞれの漁船にお神酒や餅を供え、豊漁と海の安全 を祈願した。  提灯(ちょうちん)を手にした漁師が午前4時ごろから、次々と輪島前神社 を訪れ、白装束の小中学生から「かぶせぬさ」と呼ばれるお払いを受け、お神 酒と御供米を口に含んだ。続いて、輪島港で漁船に手を合わせ、今年一年の漁 へ心を新たにした。  父親とその跡取りが参拝する慣例で、川端進吉さん(58)は長男光一郎さ ん(29)、次男栄さん(26)とともに祈願に臨み、「安全第一で、いい一 年にしたい」と話した。後継者不足で親子連れの姿は少なくなった。  同市海士町の奥津比縄^声劼任癲⊃聖・・垢蟾圓錣譴拭」 ふるさとメール第59号(平成23年1月15日) ----------------------------------------------------------------------------------- 輪島市成人式が1月9日に輪島市文化会館で行われ、339人の新成人たちが大人としての自覚を新たにしました。 式典では新成人を代表して坂本暁さんと小山真美さんが「これから先、私たちには数多くの困難があると思いますが、背を向けずに立ち向かい、自分自身を成長させるため乗り越えていきます。この晴れやかな式典での感謝と感激を忘れることなく、私たち新成人一人一人が、責任ある行動に努め、成人式のテーマ「Fly away 〜未来へ〜」のように、夢や希望、目標を持ち、明るい未来へ大きく羽ばたきます。」と力強く二十歳の誓いを述べました。 それでは、ふるさとメール第59号をご覧ください。 ----------------------------------------------------------------------------------- 発行:輪島市役所 担当:総務部企画課統計情報係 e-mail:kikaku@city.wajima.lg.jp ホームページ:http://www.city.wajima.ishikawa.jp 〒928―8525 石川県輪島市二ツ屋町2字29番地 TEL(0768)23―1113 FAX(0768)22―9220 ======1・2月の主な行事====== ●能登空港1月のイベント   ★16日 おらが故郷 お国自慢   【時 間】 14:00〜 【場 所】 能登空港2階ロビー   【出 演】 長谷部太鼓 龍組、はせべ児童筝曲会(穴水町)  ★16日 花とお茶でのおもてなし   【時 間】 10:00〜16:00   【場 所】 能登空港1階能登の旅情報センター   【参加費】 無料 (問)能登空港賑わい創出実行委員会 0768−26−2303 ●能登空港2月のイベント   ★6日 おらが故郷 お国自慢   【時 間】 14:00〜 【場 所】 能登空港2階ロビー   【出 演】 弁天夢太鼓保存会(珠洲市)  ★13日 のっぴーグラスを作ろう!!   【時 間】 10:00〜15:00    【場 所】 能登空港1階能登の旅情報センター   【デザイン】 のっぴーと雪だるま     【参加費】 無料   【対 象】 幼児から小学生以下優先【限定50人】   ★20日 おらが故郷 お国自慢   【時 間】 14:00〜 【場 所】 能登空港2階ロビー   【出 演】 大念寺八幡太鼓・鼓友組(志賀町)  ★16日〜28日 能登空港 小学生 書道作品展   【場 所】 能登空港2階展示コーナー (問)能登空港賑わい創出実行委員会 0768−26−2303 ●輪島あえの風冬まつり イベント情報 第23回目を迎える「輪島あえの風冬まつり」のイベント開催内容をお知らせします。皆様のお越しをお待ちしております。  ◇輪島塗ありがとう市   【日 時】 2月11日〜20日 10:00 〜 17:00   【場 所】 輪島市文化会館   日頃のご愛顧に感謝を込めて輪島塗ありがとう市を開催致します。福袋や目玉商品も準備いたしております。  ◇輪島ごっつお祭   【期 間】 2月11日〜20日   【場 所】 市内飲食店(市内30店舗にて期間中 特別・卞Oや能登丼を提供)  ◇輪島朝市感謝祭   【日 時】 2月13日 9:00 〜 11:30   【場 所】 朝市通り   あったか〜い振る舞い鍋をご用意しております。   さらに、「輪島朝市」の曲でお馴染みの水森かおりさんの歌碑除幕式とミニステージを行います。  ◇食談義  <前売りチケット販売中> お早めにお申込ください。   【輪島そうめん物語り】    2月12日 16:00 〜 18:30    やぶ新橋店 会費:5,000円(飲物代込み) 定員30名(要予約)    そうめんの歴史やそうめんの創作料理が堪能できる特別プラン   【輪島地酒物語り】    2月19日 16:00 〜 18:30    千舟蔵 会費:5,000円(飲物代込み) 定員20名(要予約)    輪島の酒蔵を見学し、食事と地酒の飲み比べができる特別プラン  ◇にぎわい大市   【日 時】 2月19日・20日 10:00 〜 15:00   【場 所】 道の駅 輪島駅ふらっと訪夢   輪島あえの風冬まつりのエンディングイベントとして、能登の食ブースや買った食材を   その場で食べていただく炭火焼コーナーなど能登の食を堪能できるイベントです。   特別企画「全国丼まつり」を開催いたします。 (問)輪島あえの風冬まつり実行委員会 0768−22−7777(輪島商工会議所内) ●平成22年度 石川県立輪島漆芸技術研修所 第39回 卒業・修了作品展  【期 間】 2月25日〜2月27日  【時 間】 9:00〜16:30  【場 所】 輪島漆芸技術研修所講堂 (問)石川県立輪島漆芸技術研修所 0768−22−7000 ●宝くじ文化公演 現代狂言X 〜狂言とコントが結婚したら〜   【日 時】 2月26日 18:30〜(開場18:00)  【場 所】 輪島市文化会館大ホール  【料 金】 全席指定 一   般1,500円(当日2,000円)             高校生以下1,000円(当日1,500円) (問)輪島市文化課 0768−22−7666 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「輪島ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・輪島の申し込みや解除は輪島市や北國新聞社のホームペー  ジから行うことができます。   輪島市のホームページは http://www.city.wajima.ishikawa.jp/   北國新聞社のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------