ふるさとメール第56号(平成22年10月15日) ----------------------------------------------------------------------------------- 実りの秋を迎えた白米千枚田において、9月19日に千枚田結婚式が行われました。 今年は金沢市在住のご夫婦の結婚式が執り行われ、田の神様に永遠の愛を誓いました。 式には大勢の観客が訪れ、幸せそうなお二人の姿を見守っていました。 また、10月2日にはあぜの万燈が開催されました。県内外から約400人のあかり人(キャンドル設置・点灯ボランティア)が参加され、あぜ道を埋め尽くした3万個のキャンドルの火が灯り幻想的な光景が闇夜に浮かび上がり、約1万人の観客を魅了しました。 それでは、ふるさとメール第56号をご覧ください。 ----------------------------------------------------------------------------------- 発行:輪島市役所 担当:総務部企画課統計情報係 e-mail:kikaku@city.wajima.lg.jp ホームページ:http://www.city.wajima.ishikawa.jp 〒928―8525 石川県輪島市二ツ屋町2字29番地 TEL(0768)23―1113 FAX(0768)22―9220 ======10・11月の主な行事====== [輪島地区]  ●能登空港10月のイベント  〜日曜のひととき、能登空港ですごしませんか〜   ★17日 おらが故郷お国自慢     【時 間】 14:00〜     【場 所】 能登空港 2階ロビー     【出演者】 冨木八幡太鼓保存会(志賀町)   ★24日 ブーメランを作って飛ばそう!!         〜 ANAスタッフといっしょに作ろう 〜     【時 間】 13:00〜14:00     【集合時間】 13:00     【集合場所】 能登空港 2階ロビー     【対 象】 小学生と保護者【限定40人】     【参加費】 無料 (問)能登空港賑わい創出実行委員会 0768−26−2303 ●能登空港11月のイベント  〜日曜のひととき、能登空港ですごしませんか〜   ★14日 のっぴーグラスづくり 11月・筑枝課“のっぴー紅葉狩り”     【時 間】 10:00〜12:00、13:00〜15:00     【場 所】 能登空港1階 能登の旅情報センター     【参加費】 無料     【対象者】 一家族1個程度、子供連れの場合は子供の数、小学生以下優先     【数 量】 限定50個   ★21日 おらが故郷お国自慢 “琴城流 大正琴”     【出演者】 琴城流 大正琴     【開 演】 13:00     【場 所】 能登空港2Fロビー (問)能登空港賑わい創出実行委員会 0768−26−2303 ●能登わじま海物語【冬編】 輪島かにまつり  地物かに、浜茹でかに、活かに、かに汁、かに飯、地物お惣菜など美味しいものが盛り沢山!  【日 時】 11月14日 9:00〜14:00 ※雨天決行  【場 所】 マリンタウン特設会場 (問)能登わじま海物語実行委員会 0768−22−1485 [門前地区] ●第16回 児童生徒きりえ作品展  【期 間】 10月2日〜10月24日 9:00〜17:00        休館日:10月4日・12日・18日  【場 所】 もんぜん文化村ギャラリー  【入場料】 無料 (問)もんぜん文化村セミナーハウス 0768−45−1916 ●第3回禅の里ロードレースin輪島  迫力あるプロの走りを間近で見ることができる貴重な機会です。  地元物産市同時開催!  【日 時】 10月16日 15:30〜アトラクション、開会式、交流会        10月17日 8:00〜レース、14:35〜表彰式予定  【場 所】 輪島市門前町特設コース (問)門前総合支所総務課 0768−42−8720  ==========================---------------------------------------------------------------------- 01:「能登栗」拾い、袋いっぱいに 輪島市の河井保育所 02:園児がダンス披露 輪島市門前町深田の特別養護老人ホーム「ゆきわりそ   う」 03:輪島市で永井豪さん、漫画指導 「好きに描くと、表情生き生き」 04:千枚田で結婚式、永遠の愛誓う 水本さん夫婦 輪島市 観光客も祝福 05:1年の大役終え、事務所閉所式 輪島市の厄年男性組織 06:もんちゃん県外デビューへ 北海道の物産展用に 輪島市門前町商工会が   シール 07:白玉団子、輪島塗の皿で園児味わう 輪島市の大屋保育所 08:河井町の繁栄願い、神輿練り歩く 輪島市 09:サツマイモ400キロ収穫 輪島市門前西小の全校児童 10:輪島測候所、有人観測終える ベテラン気象解説官、共に勇退 31年勤   務の山下さん「時代の流れかね」 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2010年09月18日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「能登栗」拾い、袋いっぱいに 輪島市の河井保育所  輪島市河井保育所の園児12人が17日、同市三井町市ノ坂の農園でクリ拾 いを体験し、ビニール袋いっぱいに詰め込んだ地元特産の「能登栗」に表情を ほころばせた。  農家や市職員にクリの拾い方を教わった園児は、友だちとクリの大きさや量 を比べて楽しんだ。収穫したクリは、29日の給食でくりご飯の材料にする。 〈02〉2010年09月19日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎園児がダンス披露 輪島市門前町深田の特別養護老人ホーム「ゆきわりそう」  輪島市門前町深田の特別養護老人ホーム「ゆきわりそう」の創立記念式典、 敬老会は18日、同ホームで開かれ、施設利用者約100人が、くしひ保育所 の園児によるダンスや、地元のバンド「バイストリートバンド」の演奏などを 楽しんだ。山上啓介理事長のあいさつに続いて、梶文秋輪島市長、宮下正博県 議が祝辞を述べ、102歳の梶井つねさんなど12人に記念品が手渡された。  輪島市門前町の特別養護老人ホームあかかみ、阿岸公民館でも敬老会が開か れた。 〈03〉2010年09月20日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎輪島市で永井豪さん、漫画指導 「好きに描くと、表情生き生き」  輪島市出身の漫画家永井豪さんによる漫画教室が19日、同市河井町の永井 豪記念館で開かれた。全国から集まったファン約40人を前に、永井さんは 「キューティーハニー」の主人公如月ハニーを描き、「自分の好きなように描 くと、キャラクターの表情が生き生きとする」と語った。  輪島市本町商店街振興組合が記念館で開催した「漫祭(まんさい) ワンダ ーランドへGO!」(本社後援)の一環。引き続き、記念館前で永井さんのト ークショーやバースデーパーティーが催された。 ●市のキャラ活用、協力に前向き  永井さんは、同記念館で本社のインタビューに応じ、市が設置の可能性を探 る永井さんのキャラクターを使った観光モニュメントについて「素直にうれし い。ふるさとの活性化に役立てたい」と、協力に前向きな姿勢を示した。  永井さんは「ゲゲゲの鬼太郎」などの妖怪像が並ぶ鳥取県境港市の「水木し げるロード」を例に挙げ「小さい像で記念館周辺の回遊性を高めた上でモニュ メントを検討する手も考えられる」とした。 〈04〉2010年09月20日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎千枚田で結婚式、永遠の愛誓う 水本さん夫婦 輪島市 観光客も祝福  輪島市白米町の名勝・千枚田で19日、一般公募による結婚式が行われ、陸 上自衛隊金沢駐屯地の水本恵一さん(24)=陸士長、金沢市野田町=と真美 さん(23)=かほく市高松=夫婦が、実りの秋を迎えた田の神に永遠の愛を 誓い、多くの観光客や市民に祝福された。  水本さんが輪島市門前町走出出身であることから、ふるさとで思い出に残る 式を挙げようと公募に応じた。2人は約5年間の交際を経て今年3月に婚姻届 を提出した。水本さんは来春まで、駐屯地で寮生活を送るため、夫婦一緒の新 婚生活はしばらくお預けとなる。  媒酌人の梶文秋市長夫婦の先導で、黄金色の稲穂が風に揺れる棚田の特設舞 台まで行列が続いた。2人は声をそろえて「幸せな家庭を築きます」と誓い、 初の共同作業として稲刈りに臨んだ。舞台からは、藩政期以来の伝統がある 「輪島まだら」が響き渡り、祝福の輪が広がった。  千枚田での結婚式は、市などでつくる千枚田景勝保存実行委員会が催し、今 年で11年目。水本さんを含めこれまでに23組が式を挙げた。同日は約30 0人のボランティアが農家の指導を受け、稲刈りに汗を流した。 ●「人生は自転車」 梶輪島市長  お祝いの言葉で梶市長は、式直前に「ツール・ド・のと400」出場者によ る銀輪の列が千枚田を駆け抜けたことに触れ、「人生はまさしく自転車。自分 で坂道を上った人だけが下り坂の爽快(そうかい)感を得る。あらゆる荒波を 手を合わせて乗り越えてほしい」と、若い2人の門出を激励した。 〈05〉2010年09月20日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎1年の大役終え、事務所閉所式 輪島市の厄年男性組織  輪島市河井町の厄年男性組織「二千十年酉(とり)戌(いぬ)会」の事務所 閉所式は19日、同所で行われ、参加した会員20人がこれまでの活動を振り 返った。  重蔵神社の能門亜由子禰宜によるおはらいの後、会員が事務所の看板を外し、 1年間の活動拠点に別れを告げた。井筒恵介会長は「重蔵神社大祭の運営など 大役を無事に終えてほっとしている」と話した。  同会は、重蔵神社の追儺(ついな)祭や曳山祭の運営にも携わった。 〈06〉2010年09月22日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎もんちゃん県外デビューへ 北海道の物産展用に 輪島市門前町商工会がシ ール  旧門前町のキャラクター「もんちゃん」が23日、県外デビューする。門前 町商工会が「もんちゃん」のシールを製作し、毎年北海道石狩市厚田区で開催 している物産展「厚田ふるさとあきあじ祭り」に並べる地酒などに張り付け、 同町の魅力をアピールする。  小坊主姿の「もんちゃん」は約20年前、總持寺祖院の僧侶をイメージして デザインし、交通安全を呼び掛ける看板などに利用された。門前町商工会が8 月、シールを製作し、物産展に活用することにした。  同商工会は、物産展に並べる地酒や魚醤(ぎょしょう)「いしり」などにシ ールを張り、訪れる人に町をPRする。長岡健同商工会事務局長は「もんちゃ んを門前町の知名度アップに役立てたい」と話した。 〈07〉2010年09月22日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎白玉団子、輪島塗の皿で園児味わう 輪島市の大屋保育所  輪島市堀町の大屋保育所のお月見会は21日、同保育所で開かれ、5歳児1 8人が輪島塗の皿に盛り付けた手作りの白玉団子をほお張った。  同市で漆器業に携わる女性グループ「彩漆会」のメンバー3人が能登半島地 震で持ち主が保管できなくなり、市が預かっている約70年前の家具膳を用意 した。園児は自分たちで作った団子を皿に盛り付けた。 〈08〉2010年09月24日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎河井町の繁栄願い、神輿練り歩く 輪島市  輪島市河井町の重蔵神社合社祭は23日、同町諏訪南町で行われ、町内を練 り歩いた勇壮な神輿(みこし)が住民らを楽しませた。  合社祭は河井町の50町内が1年ごとに持ち回りで行っており、担当する町 が神輿を担いで河井町の繁栄を願う。諏訪南町では37年ぶりに行われた。  神輿は一晩、諏訪南町の黒田康夫さん(56)が預かり、24日に再び重蔵 神社に戻る。 〈09〉2010年09月28日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎サツマイモ400キロ収穫 輪島市門前西小の全校児童  輪島市門前西小の全校児童55人は27日、同市門前町腰細のもんぜん文化 村の畑で芋掘りを体験し、5月末に植えたベニアズマ約400キロを収穫した。  同市門前町の阿岸公民館の赤石一喜館長が指導した。サツマイモは児童に配 られたほか、特別養護老人ホームあかかみに贈られる。 〈10〉2010年10月01日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎輪島測候所、有人観測終える ベテラン気象解説官、共に勇退 31年勤務 の山下さん「時代の流れかね」  「人の目は機械に劣らない。けれど、これも時代の流れかね」。輪島測候所 で最後の有人気象観測が行われた30日、ベテラン気象解説官の山下健一さん (57)=輪島市新橋通=は定年を待たず退職した。最後の一日も普段通り、 屋上から雲の大きさや形、空気の澄み具合(視程)を確認する視認業務に臨ん だ山下さんは、114年の歴史を閉じる測候所と共に、能登の空を仰ぎ続けた 日々に別れを告げた。  輪島高卒業後、約40年の勤務歴がある山下さんは、通算31年を輪島測候 所で働いた。観測データを気象庁や金沢地方気象台に送り、解析、広報する仕 事に当たり、技術課職員が3時間交代で行う視認業務の束ね役だった。  退庁時間が迫った同日夕、山下さんは屋上から、あかね色の空を見上げた。  「風の強さはどうか」。地元に信頼されてきた測候所にはいつも、漁師から 多くの問い合わせがあった。山下さんは「輪島は漁師の町ですから。波を心配 したんでしょう」と振り返る。能登半島地震や津波の発生メカニズムの解析に 追われた日々も忘れられないが、何より漁師の命を守ってきた強い自負がある。  1896(明治29)年創立の輪島測候所は、観測機器の高度化により昨年 12月に無人化が決まった。1日からは「輪島特別地域気象観測所」として、 上空の気温観測や視程は自動化された機器で行い、職員の目視による桜の開花 などの観測は終わる。  廃止に伴い、職員11人は山下さんを除き、全国の地方気象台に転勤する。 最後の訓示では、秋元政典所長が職員を激励した。「長い間ご苦労さまでした」 。同僚と別れを惜しむ山下さんの言葉は、共に過ごした測候所へのねぎらいの ようでもあった。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「輪島ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・輪島の申し込みや解除は輪島市や北國新聞社のホームペー  ジから行うことができます。   輪島市のホームページは http://www.city.wajima.ishikawa.jp/   北國新聞社のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------