ふるさとメール第47号(平成22年1月) ----------------------------------------------------------------------------------- 12月18日、能登−羽田便の搭乗者が100万人に達し、記念式典が能登空港出発ロビー で行われました。当日は、空港利用者、関係者、報道陣など多くの方が集まり、2003年 7月の開港から2,356日目での100万人達成を祝いました。 【能登空港のあゆみ】 2003年7月7日   能登空港開港 2004年3月4日   搭乗者10万人達成 2004年10月19日 搭乗者20万人達成 2005年6月21日  搭乗者30万人達成 2006年9月16日  搭乗者50万人達成 2008年6月28日  搭乗者777,777人達成 2009年12月18日 搭乗者100万人達成 それでは、ふるさとメール第47号をご覧ください。 ----------------------------------------------------------------------------------- 発行:輪島市役所 担当:総務部企画課統計情報係 e-mail:kikaku@city.wajima.lg.jp ホームページ:http://www.city.wajima.ishikawa.jp 〒928―8525 石川県輪島市二ツ屋町2字29番地 TEL(0768)23―1113 FAX(0768)22―9220   ======1・2月の主な行事====== [輪島地区] ●酒蔵見学 気軽に酒蔵見学ができます。見学には各酒屋に直接電話予約が必要です。 【日程】  ・平成22年1月20日〜1月26日    清水酒造店 0768−22−5858  ・平成22年1月27日〜2月2日   日吉酒造店 0768−22−0130  ・平成22年2月3日〜2月9日   白藤酒造店 0768−22−2115  ・平成22年2月10日〜2月16日   中島酒造店 0768−22−0018 ●輪島あえの風冬まつり 食と漆 ・輪島塗ありがとう市  【期間】 2月13日〜21日  【時間】 10:00〜17:00  【場所】 輪島市文化会館 ・輪島朝市感謝祭  【開催日】 2月14日  【時間】 9:00〜11:30  【場所】 輪島市朝市通り ・にぎわい大市  【期間】 2月20日・21日  【場所】 道の駅 輪島ふらっと訪夢 ・食談義  (總持寺の禅と精進料理談義)   【日時】 2月13日・21日 11:00〜   【場所】 門前町總持寺祖院   【料金】 お一人3,500円 定員30人(要予約)  (輪島そうめん談義)   【日時】 2月20日 11:00〜   【場所】 やぶ新橋店   【料金】 お一人3,500円 定員30人(要予約) ・輪島ごっつお祭  【期間】 2月13日〜21日(輪島市内の加盟店) (問)輪島あえの風冬まつり実行委員会 0768−22−7777 [門前地区] ●ぞんべら祭(県指定無形民俗文化財) 拝殿の一角を水田に見立て、種まき、牛飼い、田植などを演じる「なり祝い」 という芸能を奉納し、豊作を祈ります。 【開催日】 2月6日 【時間】 10:00〜 【場所】 鬼屋神社 (問)門前総合支所総務課 0768−42−8720 ●ふきのと祭(市指定無形文化財) 住民たちが五穀豊穣と家々の繁栄を祈る神事。その年の当元(当番)が11種類の 神饌を供え、神様をもてなします。 【開催日】 2月9日 【時間】 14:00〜 【場所】 内保太玉神社 (問)門前総合支所総務課 0768−42−8720 ●万歳楽土【マンザイロクト】(県指定無形民俗文化財) 袴姿の舞人と参拝者がともに独特の節回しで「万歳楽土」と唱え、豊作を祈願します。 走出地区の万歳楽土は県の無形民俗文化財に指定されています。 【開催日】 2月12日(走出地区)       2月25日(清水地区) 【場所】 櫛比神社・清水神社 (問)門前総合支所総務課 0768−42−8720 ====================================== 01:仮設入居者、揺るがぬ絆 「同窓会」笑顔で再会 輪島市山岸町で金大生   が企画 足湯で心も体もぽかぽか 02:球技大会優勝者に輪島塗の賞杯贈呈 輪島実高同窓会 沈金人間国宝、前   氏らが制作  03:軽快な管楽の響き楽しむ 輪島市門前町で「シルク」クリスマスコンサー   ト 04:「ツクバネ」を特産化へ 輪島市の農家 料理の「つまもの」販路拡大    正月のおせち飾りに 05:門松に新たな願い込め 「動展」の決意、梶市長の書掲げ 輪島市役所 06:一年の幸願い、開運もちまき 輪島市門前町の總持寺祖院 07:初市、奥能登に活気 買うてくだー、売り声響く 輪島朝市 08:「ごみ減量を」マイ箸袋贈る 輪島市婦人団体協 09:藩政期の漆器、研究に役立てて 輪島市の宮崎さん、市に寄贈 地震で土   蔵倒壊、杯や盆など61点 10:大人の自覚、胸に刻み 能登各地で成人式 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2009年12月21日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎仮設入居者、揺るがぬ絆 「同窓会」笑顔で再会 輪島市山岸町で金大生が 企画 足湯で心も体もぽかぽか  能登半島地震で被災し、輪島市山岸町の仮設住宅で暮らした元入居者10人 が20日、同市ふれあい健康センターで久しぶりに再会した。仮設住宅を退去 してから初めて住民が一堂に集い、約半年ぶりの「同窓会」となった。仮設住 宅の集会所で毎日のように顔を合わせていた住民は「元気にしとったけ。心配 しとったわ」などと声を掛け合い、苦労をともに乗り越えた絆(きずな)を守 り続ける思いを強くした。  同市の山岸町仮設住宅ではピーク時、市内10地区の50世帯102人が暮 らした。仮設住宅には、入居者が互いに励まし合った集会所があり、藤本幸雄 元区長(55)は「住民の強い絆が育(はぐく)まれた場所だった」と振り返 る。  4月末に仮設住宅を退去した住民は現在、それぞれに再建した新居や同市宅 田町、横地町、マリンタウンの災害公営住宅などで生活している。住民は個別 に交流を続けているが、いつも顔を合わせて互いの体調などを気遣った集会所 がなくなり、その役割を果たす場所を求める声も上がっているという。  住民が再会したのは、能登地区で支援活動を続ける金大生のボランティア団 体「灯(あかり)」が企画したクリスマス会。輪島高や門前高の生徒も参加し た会場では、住民が近況を報告し合ったり、クリスマスリースを作ったりして、 以前の集会所の雰囲気を楽しんだ。  10月から月1回、穴水町などの被災地で足湯サービスを続ける灯は、クリ スマス会でも足湯を用意。たらいの湯に足をつけ、学生からマッサージを受け た住民は「気の毒な。ありがとう」と笑顔を広げた。  市ふれあい健康センターが避難所だったこともあり、藤本元区長は「被災当 時のことを思い出した。こうやってまた皆さんと顔を合わせ、絆を深めること ができてうれしい」と話した。 〈02〉2009年12月23日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎球技大会優勝者に輪島塗の賞杯贈呈 輪島実高同窓会 沈金人間国宝、前氏 らが制作   輪島実高の同窓会有志は22日までに、創立40周年を記念した輪島塗の賞 杯を制作した。3月に行われる閉校式に向けた取り組みの一環で、来春の統合 で歴史に幕を閉じる同校への感謝と、統合以後も同校の精神や記憶が受け継が れていってほしいという思いを込めた。同校最後の球技大会で優勝し、賞杯を 受け取った三中(さんなか)沙紀さん(18)は「世界に一つだけのカップ。 本当にうれしい」と話した。  蒔絵(まきえ)でキリの葉や花、鳳凰(ほうおう)が描かれた輪島塗の賞杯 は、同校第1期卒業生である椿原正洋同窓会長ら5人が企画、制作した。同校 で漆芸を教えていた沈金人間国宝の前史雄氏が閉校式のテーマでもある「感謝」 の題字を書き、校訓である自立、創造、信頼を凹凸で表現した。  約5千人が卒業した同校では創立10周年や20周年の際に輪島塗のパネル が贈られた。卒業生には漆芸にかかわる仕事に就く人も多いという。輪島塗の 賞杯も卒業生である木地、下地塗、上塗り、蒔絵の職人が制作した。  この日は表彰伝達式が行われ、同校最後の球技大会で優勝した三中さんに左 古隆校長から賞杯が手渡された。今後は同校か輪島高で飾られる予定だという。 〈03〉2009年12月27日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎軽快な管楽の響き楽しむ 輪島市門前町で「シルク」クリスマスコンサート  サクソホン五重奏団「シルク」のクリスマスコンサート(北國新聞社後援) は25日夜、輪島市門前町總持寺通りの同市櫛比の庄・禅の里交流館で開かれ、 多くの家族連れが軽快な管楽の響きを楽しんだ。  同市出身の塩安真依子さんら「シルク」のメンバーが、同館内の旧酒井家の 蔵で5曲を演奏した。同町で活動するバイストリートバンドも出演した。26 日には、シルクが東京ブラススタイルと同市文化会館でコンサートを開いた。 〈04〉2009年12月28日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「ツクバネ」を特産化へ 輪島市の農家 料理の「つまもの」販路拡大 正 月のおせち飾りに  輪島市三井町の農家が27日までに、料理の飾りとして添える「つまもの」 の新たな販路開拓に乗り出した。羽子板の羽根のような形の「ツクバネ」をJ Aを通じて金沢の市場に出荷する。関係者は料亭やホテルなどの需要を見込み、 奥能登の豊富な自然資源を生かした新たな収入源として期待を寄せている。  つまものとして「ツクバネ」の特産化に取り組むのは三井町の中谷良雄さん (68)と久保勇さん(50)の2人。ツクバネの木が生け花用として高値で 売買されるのを知り、調べてみると実と羽の部分が料理の飾りとして使用され ていることが分かった。  ツクバネはマツやスギなどの針葉樹の根に寄生する植物。ツクバネの木だけ を畑に植えても枯れてしまうことが多いという。栽培の難しいツクバネが、自 然豊かな三井町内に自生していることから、中谷さんと久保さんは出荷を決め た。  同町ではこれまでにアテの木やナンテンなどをつまものとして七尾市内の旅 館に出荷しているが、不景気の影響を受けて注文が減っているという。中谷さ んらはツクバネを新たな三井町の特産品として売り込む。  四国の里山で行われている「葉っぱビジネス」の成功を以前から知っていた 中谷さんらは、同町で採れたツクバネ約200個を、JAを通じて試験的に出 荷することを決めた。多くの人に知名度の低いツクバネに興味を持ってもらお うと、おせち料理に飾り付けた写真を添付して出荷する。  中谷さんらは現在、おせち料理以外の利用を模索しており、安定した出荷を 見込むための需要拡大を図るという。中谷さんは「特産品として定着させたい」 と意気込んでいる。 〈05〉2009年12月31日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎門松に新たな願い込め 「動展」の決意、梶市長の書掲げ 輪島市役所  輪島市役所1階ロビーに30日、同市の一層の発展を願う梶文秋市長の書を 掲げた門松が設置され、新年を迎える準備が整った。  書は「動展」の2文字で「自治体として動き続けなければ沈没する。来年は 現下の厳しい状況を切り展(ひら)く」との決意が込められているという。  門松は高さ約2・5メートル、幅約2・2メートル、奥行き約1メートル。 町野町川西の市職員本手繁さん(57)が金明竹(きんめいちく)や孟(もう) 宗(そう)竹(ちく)、シュンラン、フキノトウなどを使って制作した。市民 らに華やかな新春の雰囲気を伝える。 〈06〉2010年01月03日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎一年の幸願い、開運もちまき 輪島市門前町の總持寺祖院  「能登總持寺祖院ゆく丑(とし)くる寅(とし)・静と動の響」は31日夜 から元旦にかけて輪島市門前町の同祖院で行われ、大勢の参拝客が一年の家内 安全、無病息災などを願った。  輪島商工会議所と同町商工会などの企画で、今年が5回目。御陣乗太鼓保存 会員が降りしきる雪の中、山門前で勇壮な太鼓を披露した。  この後、家族連れらが除夜の鐘を突き、僧侶が大般若経の唱和、禅問答など を行った。午前1時過ぎには開運もちまきが行われ、監院老師の直筆色紙など も贈られた。 〈07〉2010年01月05日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎初市、奥能登に活気 買うてくだー、売り声響く 輪島朝市  輪島市の朝市が4日、初市を迎え、出店者が大勢の観光客に「買(こ)うて くだー」と声を掛け、奥能登の風情を醸し出した。  同市河井町の朝市通りには、例年と同じ約90軒が出店し、干物や輪島塗、 民芸品、野菜などが並んだ。同市朝市組合によると、昨年の初市より100人 程度少ない約千人が訪れた。各露店では、試食したり、「おばちゃん」たちと 談笑したりして土産物を品定めする観光客の姿が見られた。11日の起舟祭ま で出漁を見合わせる漁師が多く、鮮魚類は少なめとなった。  安藤登允組合長は「期待したよりも入り込み客が少なかった。今年も多くの 人に元気な朝市を体験してほしい」と願いを込めた。 〈08〉2010年01月05日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「ごみ減量を」マイ箸袋贈る 輪島市婦人団体協  輪島市婦人団体協議会の紺谷ふさゑ会長ら5人が4日、同市役所に梶文秋市 長を訪ね、会員が作った箸(はし)袋60個を手渡した。  昨年4月から同協議会は「マイ箸、マイカップ、マイバッグ」運動を続けて おり、市職員に実践してもらうために不用になった着物や洋服で作った箸袋を ごみ減量を呼び掛けるチラシを添えて贈った。梶市長は「マイ箸同様、箸入れ の普及にも努めたい」と話した。 〈09〉2010年01月07日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎藩政期の漆器、研究に役立てて 輪島市の宮崎さん、市に寄贈 地震で土蔵 倒壊、杯や盆など61点  輪島市平成町、古美術商宮崎高志さん(67)は6日、輪島塗の技術や意匠 の変遷を知る上で貴重な江戸期の漆塗り杯や盆など61点を市に寄贈した。倒 壊した土蔵などから漆器が散逸した能登半島地震を機に公共施設での保管を願 っていた。市では、来年の開館20周年に向け史料の充実を進める県輪島漆芸 美術館に収蔵し、漆文化の研究、発信に生かす。  寄贈品は、輪島でまだ蒔絵(まきえ)の技法が盛んでなかった1827(文 政10)年、輪島で塗り、京都で七福神などの蒔絵を仕上げたと箱書きがある 「朱塗五つ組蒔絵杯」など60点に上る。輪島塗従事者数がピークだったとさ れる1917(大正6)年発行の輪島漆器同業組合員名鑑も贈られた。  いずれも宮崎さんが約40年間にわたって収集し「先人たちの名品をいずれ は輪島塗の発展に生かしたい」と保管してきたものだ。  同日、市役所で感謝状贈呈式が行われ、梶文秋市長が「漆の里輪島を感じて もらえる展示に活用したい」と謝辞を述べた。 〈10〉2010年01月11日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎大人の自覚、胸に刻み 能登各地で成人式  能登の各市町で10日、成人式が行われた。今年はすべて平成生まれとなっ た新成人は、新時代を切りひらく希望と大人の自覚を胸に、級友や恩師、父母 らと節目の1日を祝い合った。 ■40年ぶり冬に開催  ◇輪島市 40年ぶりに1月に成人式が行われ、輪島市文化会館での式典に 268人が出席し、大人としての自覚を新たにした。  式は、祝い歌「輪島まだら」で幕を開け、梶文秋市長が式辞、上平公一市議 会議長と北村茂男衆院議員が祝辞を贈り、新成人を代表して坂下大樹さんと竹 林陽香さんが二十歳の誓いを述べた。  同市では帰省しやすいとの理由で1971(昭和46)年から夏に成人式を 行ってきたが、市内の高校生を中心にしたアンケート調査の結果、6割が冬の 成人式が望ましいと答えたことから1月に変更された。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「輪島ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・輪島の申し込みや解除は輪島市や北國新聞社のホームペー  ジから行うことができます。   輪島市のホームページは http://www.wajima-city.or.jp/   北國新聞社のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------