┏┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ┏ ┏┏┏   海と風と砂丘からのふるさとメール内灘     ┏┏ ┏┏    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏┏ ┏        216号(令和3年3月26日)    ┏┏┏┏                       毎月第4金曜日発行       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜         発 行:内灘町総務部総務課            TEL 076−286−1111            FAX 076−286−0617           E−mail uchinada@town.uchinada.lg.jp       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜    ニュースでは、各地で桜の開花宣言がなされ内灘町でももう少しでお 花見を楽しむことができそうですね。私も花粉症と戦いながらお散歩が てらにお花見ができたらなと思います。  海と風と砂丘からのふるさとメールは、今号で最後の配信となります。 これまでご愛読いただいた皆様ありがとうございました。  それでは、皆様のご多幸とご発展をお祈りし、最後の「海と風と砂丘 からのふるさとメール216号」をお送りします。 ☆★☆第216号のメニュ−☆★☆ ◇コミュニティバスの運行ダイヤを一部改正します ◇「第33回世界の凧の祭典」中止のご案内 ◇国際交流員のベンジャミンチャット(英会話) ◇北國新聞・内灘ニュース ==================================       *** これからの行事のお知らせ *** ○コミュニティバスの運行ダイヤを一部改正します  北陸鉄道浅野川線のダイヤ改正に伴い、4月1日よりコミュニティバ ス通学通勤ライナー「白帆台ルート(夕方)最終便」の運行ダイヤを改 正します。 ■運行ダイヤ  改正前 内灘駅19時45分発  改正後 内灘駅19時50分発 ※以降すべてのバス停で5分後ろ倒しとなります。 ■問い合わせ先  企画課 電話番号 (076)286−6727 ○「第33回世界の凧の祭典」中止のご案内  令和3年5月に予定しておりました「第33回世界の凧の祭典」は、 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止とします。当日を楽しみ にされていた皆様におかれましては、どうかご理解をお願いします。 ■問い合わせ先  内灘町世界の凧の祭典実行委員会(地域産業振興課内) 電話番号 (076)286−6708  ○国際交流員のベンジャミンチャット(英会話)  内灘町国際交流員小河・ベンジャミン・亮(アメリカ出身)とお話し しませんか?  日本語でも英語でもOK!紅茶をお出ししますので、お気軽にご参加 ください。一回だけでも大歓迎!(申込・参加費不要) ■日時 4月6日(火)・20日(火)・27(火)  午後7時〜8時 ■場所 内灘町役場3階303会議室 ■問い合わせ先  文化スポーツ課 電話番号 (076)286−6716 ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 内|灘|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:29歳漁師「内灘の漁を守る」 高齢化の波に負けず 唯一の若手奮闘 02:貸し事務所、コロナでも満床間近 町商工会 03:粟ケ崎遊園、ペーパークラフトに 金沢学院大生が考案 04:DVDで特産こまつな 河北潟組合園芸部会 地元小学校に配布 05:看護師に「相棒制」 先輩が若手の相談相手に 金沢医科大病院 06:合格おにぎり、ぱくり 内灘中3年生 錦丘高生徒が考案 07:2週間で2千人接種 コロナワクチン 金沢医科大病院で開始 08:花苗100株で五輪マーク 内灘高生徒、花壇に 09:グランプリに輝く 内灘中、小松市立高 いしかわ吹奏楽新人戦 10:内灘発信グループを結成 町出身の30代男性3人 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2021年02月21日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎29歳漁師「内灘の漁を守る」 高齢化の波に負けず 唯一の若手奮闘  高齢化で漁師が減少の一途をたどる内灘町で、唯一となる若手漁師が奮闘し ている。島田拓生(たくお)さん(29)=同町向粟崎2丁目=は中学卒業後、 家業として受け継がれてきた底引き網漁に携わった。「引退したみんなの分ま で自分が守る」。かつて内灘の基幹産業だった漁業の伝統を絶やさないよう、 挑戦は続く。  今月に入って3回目の出漁となった12日正午すぎ、丸1日の漁を終えた島 田さんが向粟崎1丁目の漁港に帰ってきた。カニやカレイなどを次々と箱に入 れ、77箱を積み上げた。重さ9キロの大物のヒラメも揚がり、島田さんは 「波が静かで良かった。そこそこ取れたんじゃないかな」と充実した表情を浮 かべた。  内灘の漁業が直面する現実は厳しい。昭和20〜30年代はイワシやニシン の遠洋漁業で活況を呈したが、その後の不漁による資金難から借金を抱える漁 師が続出した。当時の内灘村は、町制施行前年の1961(昭和36)年から 6年間に利子補給金などで支援したが、漁業に見切りを付けた人は、船や網の 売却金を元手に繊維業や建設業などに業態を転換した。  1955(昭和30)年に1169人いた漁業就業者は、10年後には16 2人と7分の1にまで激減した。現在、石川県漁協内灘支所の正組合員は18 人にまで減り、島田さん以外は50〜80代で、ほとんどが70代だ。  島田さんは向粟崎小に通っている頃から自宅に近い漁港で魚の積み下ろし作 業を手伝い、内灘中を卒業した15歳から父勉さん(58)と一緒に海に出た。  「漁師を志したというより、このまま家業を継ぐんだろうなって気持ちだっ た」  漁師となった後もベテランの元に通い詰め、網の補修や天気の予想の仕方を 教わった。しかし、荒波を乗り越えてきたベテランも寄る年波には勝てない。 島田さんが漁師になってから現在までに7人が引退した。  「若いのはお前だけや。後は頼んだぞ」。希望を託されるたび、島田さんの 心に「みんなの経験と思いが自分の中で生きている。やめるわけにはいかない」 との思いが強まった。10日には次女が生まれ「海花(うみか)」と名付けた。 「かわいい笑顔にいつも癒やされる」。真剣な顔つきが父の顔に戻った。  昨年来、コロナの影響で魚価が下がり、燃料費などがかさんで赤字となる月 もある。それでも祖父から受け継いだ30年物の「第十八福久丸」に乗り、島 田さんは大物を求めて日本海へ繰り出す。 〈02〉2021年02月21日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎貸し事務所、コロナでも満床間近 町商工会  内灘町商工会が運営する産業支援センター「ウミダス」(鶴ケ丘2丁目)の 貸しオフィス全6室が年度内にも埋まる見通しとなった。昨年4月の開業から 半年で3室に入居があって以降、引き合いはなかったが、年明けからコロナ禍 でも堅調な業種からの問い合わせが増え、3月に2社が入居する。残り1室も 近く成約する予定だ。  創業支援の拠点として開設したウミダスは、創業5年以内の経営者を対象に、 月額3万4千〜5万4千円でオフィスを貸し出す。敷金と礼金が不要で、起業 の初期費用を抑えられる。  3月から事業を始めるのは化粧品や健康補助食品などに使われる成分を製造 販売するシリカウエーブ(内灘町)と、産業用ドローンのシステム開発を手掛 けるデイリブ(同)だ。  シリカウエーブは津幡町内に工場を置き、オフィスを営業拠点として活用す る。伊崎洋之代表(52)は「工場から近く、同じ建物にある商工会に相談し やすいので助かる。融資制度などを相談しながら事業を進めたい」と入居の理 由を語った。  デイリブの田川修平代表(27)は「大手の参入が少ないソーラーパネルや 外壁の点検などで需要を開拓したい」と意気込んだ。田中徹事務局長は「起業 間もない会社の挑戦を後押ししたい」と話した。 〈03〉2021年02月21日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎粟ケ崎遊園、ペーパークラフトに 金沢学院大生が考案  金沢学院大芸術学部の吉田一誠准教授のゼミ生が、戦前に「北陸の宝塚」と 称された粟ケ崎遊園のペーパークラフトを考案した。コロナ禍で外出機会が減 る中、家でも内灘の歴史に親しめるよう企画した。近くインターネットで型紙 を無料配布する。  吉田准教授のゼミと内灘町は2015年度からデジタルコンテンツを活用し、 町の歴史の認知度向上に取り組んでいる。  ペーパークラフトは、町歴史民俗資料館「風と砂の館」が所蔵する資料など を参考に、3年生7人が向粟崎にあった正門と、本館をデザイン。子どもでも 作りやすく、机の上に立てて飾ることができるよう設計した。型紙はA4判に 収まるサイズにし、着色されたものと、好きな色を塗る線画のみの2種類を用 意する。  学生はインターネットなどを通じて意見交換しながら制作したという。  山田柚葉さん(22)は「大きさや作りやすさなどで何カ月も試行錯誤した。 内灘にあったすてきな建物を若い人にぜひ知ってほしい」、中野真歩さん(2 1)は「家で印刷して作れるのが良いところ。将来はお土産として手に取って もらえたらいい」と話した。  ゼミでは内灘の文化財について学べるオリジナルのカードゲームや、360 度カメラで撮影した写真を盛り込んだ文化財の紹介ウェブサイト、風と砂の館 の英語版リーフレットなども作る。  いずれも最終的な調整を経て、町内の小中学校への配布やインターネットで の公開を予定している。大学コンソーシアム石川の採択を受けて取り組んだ。 〈04〉2021年02月24日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎DVDで特産こまつな 河北潟組合園芸部会 地元小学校に配布  河北潟生産出荷組合施設園芸部会は23日までに、干拓地で生産する「河北 潟こまつな」の魅力を地元の児童生徒に広めるため、PR動画の制作に乗りだ した。3月下旬にも完成させ、6月以降、潟周辺の2市2町の小学校にDVD を配布する。  同部会は12件の農家が小松菜を育てており、県内最大規模の年間約400 トンを生産している。例年、小中学校の見学を受け入れるなどして地元の特産 物を紹介してきたが、今年は新型コロナの影響で取りやめとなった。社会科の 授業や給食の時間に気軽に視聴してもらおうと動画制作を企画した。  内灘町湖西の笠間農園で行われた撮影会では、同園の笠間勝弘代表(48) が、町地域おこし協力隊員の金子辰善さん(26)の協力で種まきや畑の土起 こし、収穫など栽培の工程を収録した。  小松菜が出荷、販売され、食卓に並ぶまでの過程も収録し、8分程度のDV Dにまとめる。動画投稿サイトでも配信する。笠間代表は「小松菜を通じ、子 どもたちが地元の農業に理解を深めてくれるとうれしい」と話した。 〈05〉2021年02月25日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎看護師に「相棒制」 先輩が若手の相談相手に 金沢医科大病院  金沢医科大病院(内灘町)は3月、看護師のペア制を導入する。コロナ禍で 研修が十分にできない若手が、先輩につく形で2人1組となり、技術や知識を 実地で磨く。多忙な現場で休職する看護師が全国的に増える中、「相棒」が仕 事やプライベートの相談相手となることで心の負担が軽減されるとみている。  同病院には約900人の看護師が在籍し、毎年100人ほどの新人を受け入 れている。例年は、たんの取り方や器具の挿管など研修をみっちりと重ねると ころ、コロナが広がった昨年からは「3密」を避けるため集合研修の機会が減 少した。オンラインで研修を開いているが「対面形式でないため、技術を伝え 切れているか分からない」(看護部)との懸念が出てきた。  加えて、コロナ禍で懇親会ができなかったり、県外に帰省しにくかったりと、 看護師のメンタルの負担が大きく、休職を申し出る人も出ている。  現在は看護師1人につき、平均6人の患者を受け持っており、ペア制の導入 後は、2人で12人を担当することになる。人数は増えるものの、看護師2人 による二重チェックが可能となり、患者にとっても安全性が高まるとみている。 事前に試した病棟の看護師からは「その場ですぐに相談でき、心強い」などの 声が聞かれた。  同病院によると、2019年度の全国の看護師の離職率は10%で、コロナ 禍でさらに比率が高まっていると予想される。中村真寿美看護部長は「若手が やりがいを持って成長できる環境をつくり、看護の技術を伝承したい」と話し ている。 〈06〉2021年03月05日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎合格おにぎり、ぱくり 内灘中3年生 錦丘高生徒が考案  内灘町内灘中で4日、受験生を応援するために錦丘高生が考案したおにぎり が給食として提供され、入試本番を控える3年生226人が、志望校合格を願 いながら頬張った。  県産米「ひゃくまん穀(ごく)」を使ったおにぎりで、同高2年生が具材な どを考え、米心石川が2種類を商品化した。この日は「勝ちを取りに行く」と いう意味が込められたチキンカツのおにぎりを3年生に無償で提供した。1、 2年生の給食にも出された。 〈07〉2021年03月09日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎2週間で2千人接種 コロナワクチン 金沢医科大病院で開始  金沢医科大病院(内灘町)は8日、同病院に勤務する医療従事者向けの新型 コロナワクチン接種を始め、医師ら20人が接種を受けた。体調不良を訴えた 人はいなかった。2週間で同病院の医師や看護師、スタッフら約2千人に1回 目の接種を実施する。  医師らが米製薬大手ファイザー製ワクチンの筋肉注射を受け、15分間の経 過観察を行った。伊藤透病院長は「医療人として感染防止に最大限注意してき た。接種は大きな前進になる」と述べた。飯沼由嗣教授(臨床感染症学)は 「接種後も引き続き注意し、院内感染を防ぐ」と力を込めた。 〈08〉2021年03月12日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎花苗100株で五輪マーク 内灘高生徒、花壇に  内灘高生徒会の1、2年生8人は11日、新型コロナ収束と東京五輪の開催 を願い、同校脇の花壇で五輪マークをかたどった花苗100株を植えた。  町内で花壇づくりの活動に取り組む「千鳥台チェルシーフラワーサークル」 の代表で、北國新聞文化センター講師の福塚理恵さん(55)=千鳥台2丁目 =が生徒に植え方を教えた。生徒らは色鮮やかなビオラやパンジーなどの苗に 土をかぶせた。  同校2年で生徒会長の江戸拓杜さんは「花壇を見た住民が明るい気持ちにな ってもらえればうれしい」と話した。 〈09〉2021年03月16日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎グランプリに輝く 内灘中、小松市立高 いしかわ吹奏楽新人戦  第5回いしかわ吹奏楽コンクール新人戦(石川県吹奏楽連盟、県高校文化連 盟吹奏楽部主催、本社、一般財団法人県芸術文化協会共催)は14日、金沢歌 劇座で開かれ、中学28校、高校9校から参加した1、2年生約1300人が 息の合った演奏を繰り広げた。中学校部門では3年連続で内灘中、高校部門は 2年連続で小松市立高がグランプリの北國新聞社賞に輝いた。  各校が課題曲と自由曲で力強い演奏を披露し、技術力と表現力を競った。グ ランプリの内灘中と小松市立高をはじめ、長田中、西南部中、大徳中、小松明 峰高、金沢学院高は3月30日、4月4日にさいたま市文化センターで開催さ れる第9回首都圏学校交歓演奏会に県代表として出演する。 〈10〉2021年03月17日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎内灘発信グループを結成 町出身の30代男性3人  内灘町で生まれ育った30代の男性3人が16日までに、ふるさとの活性化 を目指す有志グループを結成した。手始めに動画投稿サイトにチャンネルを開 設し、内灘の魅力を広く発信するほか、イベントや地元商店のサポートなど地 域の盛り上げにも取り組む。  メンバーは、内灘町向粟崎小、内灘中の同級生である金沢市在住の団体職員 大草亮さん(35)、会社役員北上宗憲さん(35)、内灘町在住の会社員男 性(35)。30代半ばを迎えたのを機に、地域に貢献したいと集まった。  グループ名は町花のハマナスと、町制が施行された1962年にちなみ「H amanasu1962」とした。町地域おこし協力隊の金子辰善さんと撮影 した動画などをユーチューブで公開しており、今後は内灘海岸でのイベント開 催などを目標に活動する。  北上さんは「内灘は、前より店は減ったけど、大きな病院があるから実は人 の出入りが多い。チャンスのある街だと発信したい」と意気込んだ。大草さん は「自分たちらしく、楽しみながらふるさとへの恩返しができたらいい」と話 した。 ----------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「内灘ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「海と風と砂丘からのふるさとメール内灘」の申し込みや解除は内灘町や 北國新聞社のホームページから行うことができます。   内灘町のホームページは http://www.town.uchinada.lg.jp/webapps/www/index.jsp   北國新聞社のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------