┏┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ┏ ┏┏┏   海と風と砂丘からのふるさとメール内灘     ┏┏ ┏┏    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏┏ ┏        215号(令和3年2月26日)    ┏┏┏┏                       毎月第4金曜日発行       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜         発 行:内灘町総務部総務課            TEL 076−286−1111            FAX 076−286−0617           E−mail uchinada@town.uchinada.lg.jp       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜    2月も残すところ、あと2日。徐々に日が長く気温も高くなり、春が 近づいているのを感じます。内灘町では2月11日から川口町長の3期 目がスタートしました。これからも、「明るく元気な町」「誰もが住ん で良かったと実感できる町」を実現するため、町一丸となって取り組ん でいきます。町政へのますますのご支援・ご協力をよろしくお願いいた します。  それでは「海と風と砂丘からのふるさとメール215号」をお送りし ます。 ☆★☆第215号のメニュ−☆★☆ ◇おはなし会を再開しています ◇陶芸教室作品展 ◇はじめての手話体験講座 ◇北國新聞・内灘ニュース ==================================       *** これからの行事のお知らせ *** ○おはなし会を再開しています  新型コロナ感染症対策および文化会館改修工事のため、中止していた 「おはなし会」を1月から再開しています。前日までに予約が必要とな ります。 ■場所 内灘町文化会館1階和室または絵本のおへや『キッズーナ』  ■日程 ◎English Time  3月13日(土)午前10時30分〜(幼児から小学校低学年対象) ◎English Time for babies  3月18日(木)午前10時30分〜(0〜2才対象) ◎がらがらどんおはなし会  3月20日(土)午前10時30分〜(幼児から小学校低学年対象) ◎うきうきおはなし会  3月27日(土)午前10時30分〜(幼児から小学校低学年対象) ◎ふあふあおはなし会  4月1日(木) 午前10時30分〜(0〜2才対象) ■申込・問い合わせ先  内灘町立図書館 電話番号 (076)286-1930 ○陶芸教室作品展  内灘町陶芸教室受講生、卒業生の力作を展示します。 生け花とのコラボレーション作品もあります。 ぜひ、お立ち寄りください。 ■期間 3月18日(木)〜23日(火)     午前10時〜午後3時(最終日は正午まで) ■会場 内灘町役場1階 町民ホール ※新型コロナウイルス感染症拡大防止対策にご協力をお願いします。 ※今後の状況によっては、日程等を変更する場合がありますのでご了承  ください。 ■予約・問い合わせ先  地域産業振興課 電話番号 (076)286−676  ○はじめての手話体験講座  手話の魅力や楽しさを感じる体験講座を開催します。 手話ってなんだろう?手話をしてみたい!と思っている方、来年度開催 予定の手話奉仕員養成講座(入門編)の受講を考えている方は、ぜひ、 ご参加ください。(受講料無料・定員10名程度) ■日時 3月25日(木)午後7時〜8時 ■場所 内灘町役場1階 101会議室 ■対象者  内灘町に在住、在勤または在学されている方 ■申込締切日 3月24日(水) ■申込方法  電話、FAX、メールで福祉課までお申し込みください。  詳しくは、広報うちなだ3月号をご覧ください。 ■問い合わせ先  福祉課 電話番号 (076)286−6703 ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 内|灘|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:水引でハマナスの花 内灘町白帆台小、卒業式用に初 中崎さん指導 02:「打撃の達人」米田さん逝く 240キロ軽々 内灘・83歳              03:小濱神社で消火訓練 内灘町 04:坂下君、中川さん 音楽全国大会で入選 本社で喜び 05:上生菓子を模した粘土作品220点 内灘中生徒作品展 06:商工会が緊急要望 内灘町 07:丑のマスコットで交通安全 内灘町女性団体連絡協議会が製作 08:チョコ贈り届けて30年 内灘町の蔵西さん 希望が丘の利用者に 09:「コロナ対策を最優先」 川口内灘町長が新任期 10:銭五の旅、16メートル絵巻に 200年前、日記読み解き地名網羅 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2021年01月23日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎水引でハマナスの花 内灘町白帆台小、卒業式用に初 中崎さん指導  内灘町白帆台小で22日、卒業式用のコサージュ作りが初めて行われ、6年 生59人が、同町花であるハマナスをイメージした華やかな飾りを水引で仕上 げた。  コロナ禍で学校行事が中止となる中、少しでも児童に思い出をつくってもら おうと実施された。児童は好きな色の水引を選び、金沢市の水引作家中崎千恵 子さんに教わりながら、直径10センチ程度の花を形作った。  ピンクや黒の水引で制作した笠間香羽さん(11)は「貴重な体験ができた。 みんなで作ることができて楽しかった」と笑顔を見せた。金沢市などの小学校 で水引の卒業式用コサージュ作りを行っているプロデュース会社「若岡和奏」 (同市)が企画した。 〈02〉2021年01月24日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「打撃の達人」米田さん逝く 240キロ軽々 内灘・83歳               バッティングセンターで国内最速とされる240キロの球を打ち返し、「打 撃の達人」の愛称で、たびたび北國新聞に記事が掲載された内灘町向粟崎2丁 目の米田勝さん(83)が22日、入院先の金沢医科大病院で亡くなった。 「自分が頑張っている姿を見せ、同世代に勇気を与えたい」。目標を見つけて ひた向きに取り組む米田さんの姿は、周囲に元気を届け続けてきた。  米田さんは2019年12月29日、北九州市三萩野バッティングセンター で、球速240キロを誇るセンターの名物ピッチングマシンから繰り出される 速球を軽快に打ち返し、周囲の客から喝采を浴びた。  長女の歩田晴美さん(56)によると、これが米田さんの最後のスイングに なったという。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により、米田さんも出歩 くのを控えるようになった。  晴美さんは「『コロナが収まったら、またバッティングセンターに行きたい ね』と楽しみにしていたんです」と振り返り、「ひ孫の璃空(りく)ちゃん (1)ともいつか一緒に行ければ」と父が話していたことを思い出した。  米田さんは65歳の時、バッティングセンターに通い始め、200キロ以上 のスピードボールを求め、県外まで遠征するほどだった。80歳までは鉄工会 社の社長を務め、出先の大阪から新幹線で北九州市まで乗り継ぎ、約600球 を打って帰ることもあった。  その姿は「72歳フルスイング 230キロはじき返す」(09年12月2 9日付朝刊)、「240キロの球打つ 打撃の達人進化」(16年6月16日 付)、「世界最速240キロ打つ ギネスに挑戦」(18年12月29日付) とたびたび本紙に掲載されてきた。 ●棺に本紙  23日に自宅で納棺の際には、米田さんが掲載された北國新聞の紙面も一緒 に収められた。  目標を見つけ、達成に向かって取り組むのが好きで負けず嫌いだった米田さ ん。新聞などの報道を通じて、元気づけられたという県内や県外の人から「力 をもらいました。ありがとう」とお礼が送られてくることもあった。  長男の陽一さん(54)は米田さんが愛用していたバットやヘルメットを手 に取り、「天国でも目標を見つけて友達と楽しくやっているだろう」と話した。 〈03〉2021年01月24日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小濱神社で消火訓練 内灘町  内灘町消防本部と町消防団の火災防御訓練は23日、本殿が町文化財に指定 されている大根布3丁目の小濱神社で行われ、約30人が消火活動の連携を深 めた。  訓練は26日の文化財防火デーを前に行われた。神社横の住宅から出火し、 拝殿に延焼する恐れがあるとの想定で行われた。齋藤政史宮司が通報し、隊員 が一斉に放水した。高道三春消防長が「地域がワンチームとなって文化財を後 世に残したい」とあいさつした。 〈04〉2021年02月04日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎坂下君、中川さん 音楽全国大会で入選 本社で喜び  昨年11月に開催された第74回全日本学生音楽コンクール全国大会で入選 した坂下幸太郎君(内灘町鶴ケ丘小6年)と中川紗優梨さん(二水高3年)が 3日、北國新聞社を訪れ、喜びを語った。  同コンクールに初出場した坂下君は大阪大会本選ピアノ部門小学生の部を2 位で通過し、メンデルスゾーンの「ロンド・カプリチオーソ」を好演。中川さ んはバイオリン部門高校の部で3位通過し、シベリウスの「バイオリン協奏曲」 第1楽章を奏でた。  坂下君は「今までで一番緊張した。次は全国大会入賞を目指したい」と意気 込み、中川さんは「出場する最後の機会で全国大会のステージに立つことがで き、夢のような時間だった」と振り返った。 〈05〉2021年02月06日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎上生菓子を模した粘土作品220点 内灘中生徒作品展  内灘町内灘中の生徒作品展は5日、町役場で始まり、1年生が上生菓子を模 して作った粘土作品220点が並んだ。27日に開幕する予定だった町総合美 術展(北國新聞社後援)が中止となったことを受けて企画し、同校美術部員の 絵画20点も並んだ。 〈06〉2021年02月10日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎商工会が緊急要望 内灘町  内灘町商工会の辻弘幸会長は9日、町役場に川口克則町長を訪ね、新型コロ ナ感染拡大に伴う緊急要望書を提出した。  感染拡大防止のための補助金制度創設、町独自の効果的な経済対策を求めた。 同商工会が1月に実施したアンケートで、企業活動に新型コロナの影響が出て いると答えた会員が59・2%、今後出る可能性があるとしたのが19・2% だったことも報告された。  川口町長は「商工会と相談しながら支援に取り組みたい」と述べた。高丸一 久、北村喜一両副会長、田中徹事務局長が同行した。 〈07〉2021年02月10日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎丑のマスコットで交通安全 内灘町女性団体連絡協議会が製作  内灘町女性団体連絡協議会の24人は9日、町役場で、今年の干支(えと) 「丑(うし)」にちなんだ交通安全マスコットを手作りした。春の交通安全週 間までに200個を用意し、ドライバーに配布して安全運転を呼び掛ける。  メンバーは、牛の顔や角、鼻などのパーツごとに用意された布地を貼り合わ せたり、縫い付けたりして仕上げ、事故防止へ願いを込めた。 〈08〉2021年02月13日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎チョコ贈り届けて30年 内灘町の蔵西さん 希望が丘の利用者に  バレンタインデーを前にした12日、小池(おいけ)町の社会福祉法人「希 望が丘」に、内灘町の自営業蔵西健治さん(59)から利用者分の板チョコ1 11枚が贈られた。チョコレートの贈呈は30年目となり、蔵西さんは今年は コロナ禍で利用者に会えなかったものの、来年の再会を願った。  蔵西さんは25歳のころ、水上バイクを運転中、岸壁に衝突する事故に遭い、 一時意識不明となった。約2カ月間のリハビリを経験したことをきっかけに、 毎年希望が丘にチョコを贈っている。  贈呈式で、蔵西さんは里見秀幸理事長にチョコレートを手渡し、利用者が施 設内で加工しているサツマイモの干し芋がお返しに贈られた。蔵西さんは「来 年はコロナが収束し、みんなが喜んでいる姿を見たい」と話した。 〈09〉2021年02月13日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「コロナ対策を最優先」 川口内灘町長が新任期  1月12日告示の内灘町長選で無投票3選を果たした川口克則氏は12日、 新任期を迎えて初めて役場に登庁した。川口氏は「新型コロナの対策を最優先 として、しっかりと公約を実現させていく」と力を込めた。  川口氏は職員向けに「安全安心に暮らせるまちづくりに取り組む」などと記 したあいさつ文をメールで送り、11日に始まった3期目の決意を示した。登 庁時には職員から花束を受け取った。 〈10〉2021年02月16日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎銭五の旅、16メートル絵巻に 200年前、日記読み解き地名網羅  200年前の1821(文政4)年2月に江戸へ旅した加賀の豪商銭屋五兵 衛の足取りを再現した全長16メートルの絵巻を、内灘町の歴史愛好家、辺本 (なべもと)良治さん(69)が1年がかりで制作した。日記に基づき、通っ た宿場や町の名、名産品や地勢を残さず載せ、現代の写真や現地紹介のQRコ ードも盛り込んだ。ふるさと教育の教材や歴史好きの旅行ガイドとして活用が 見込まれる労作だ。  銭五は1821年2月16日、友人1人と従者1人を伴って宮腰(現・金沢 市金石)を出発。越中、上越を経て、長野の善光寺や日光東照宮に参詣しなが ら江戸を目指した。  江戸には3月5日から10日間滞在し、浅草寺、上野の不忍池、吉原などで 桜を楽しんでいる。復路は金沢八景、鎌倉を見物してから東海道を西進し、名 古屋、大垣を経て琵琶湖の東岸を北上して4月2日に金石に帰着した。1カ月 半にわたる旅の経過を、銭五は俳号である「松帆?亀巣(しょうはんしゃきそう) 」の名で、「東巡紀行」と題した日記に日々つづった。  銭五にかねてから関心を持っていた辺本さんは昨年2月、新型コロナ感染拡 大の影響で家にこもりがちになったのを機に、1953(昭和28)年に復刻 された日記をひもといた。内灘町文化財保護審議会長である竹田菊夫さん(7 7)の協力を得て、絵巻づくりを始めた。  想像した以上に難航したのが地名の特定だ。銭五は道中、耳にした名をその まま書き留めたとみられ、正確でない表記があったほか、昭和の復刻の際に誤 記されたとおぼしき箇所もあった。辺本さんは現地の図書館に問い合わせて一 つ一つ所在や由来を明らかにした。  「江戸往来特大図譜」と題した絵巻は、日記に出てくる地名を網羅し、銭五 が一日に歩いた距離などとともに紹介している。上部に現代の写真、下部には 辺本さん自筆のイラストや解説を収め、QRコードから現地の歴史、観光情報 の動画も視聴できるようにした。  旅した当時、49歳だった銭五は、まだ北前船航路を使った海運事業を本格 的に手掛けていなかった。竹田さんは「後の事業につながるヒントや刺激をこ の大旅行から得たのではないか」と推測する。  辺本さんは現在、絵巻のカラー版を制作中で、「講座や展示などの依頼があ れば出向きたい。長すぎて、絵巻を全部広げられる場所がなかなかないのが悩 みだ」と語った。 ★銭屋五兵衛(ぜにや・ごへえ 1773〜1852)17歳で家督を継ぎ、 金融業のほか呉服、古着商などを営む。50代後半から北前船を使った海運業 に本格的に乗りだし、江戸期を代表する海運業者として財を成す。河北潟干拓 事業で投毒の嫌疑をかけられ、逮捕、獄死。 ----------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「内灘ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「海と風と砂丘からのふるさとメール内灘」の申し込みや解除は内灘町や 北國新聞社のホームページから行うことができます。   内灘町のホームページは http://www.town.uchinada.lg.jp/webapps/www/index.jsp   北國新聞社のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------