┏┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ┏ ┏┏┏   海と風と砂丘からのふるさとメール内灘     ┏┏ ┏┏    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏┏ ┏        207号(令和2年6月26日)     ┏┏┏┏                       毎月第4金曜日発行       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜         発 行:内灘町総務部総務課            TEL 076−286−1111            FAX 076−286−0617           E−mail uchinada@town.uchinada.lg.jp       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜    北陸地方も梅雨入りし、雨の季節となりました。近年多発している局地的 豪雨や台風の被害が心配です。内灘町では防災マップを更新し、全世帯に配 布しました。もしもの時に備えて、普段から危険箇所や避難所などを確認し ておきましょう。  それでは「海と風と砂丘からのふるさとメール207号」をお送りします。 ☆★☆第207号のメニュ−☆★☆ ◇上水道料金を4か月間減免します ◇元気内灘住宅リフォーム助成金 ◇企画展「石川中央都市圏考古資料展(弥生時代編)」 ◇北國新聞・内灘ニュース ==================================       *** これからの行事のお知らせ *** ○上水道料金を4か月間減免します   新型コロナウイルス感染症対策による経済負担の軽減を図るため、町内全て の給水契約者の上水道の基本料金を4か月間免除します。手続きは不要です。 ただし、上水道の超過料金及び下水道使用料は対象外です。 ■対象月 令和2年7月請求分(6月使用分)〜 令和2年10月請求分(9月使用分) ■問い合わせ先 上下水道課 電話番号 286 ‐ 1115 ○元気内灘住宅リフォーム助成金  新型コロナウイルス感染症による地域経済への影響を抑制し、本町における 経済の活性化及び消費の喚起を図るため、住宅リフォーム助成金を交付します。 ■助成内容 対象工事費の20%(限度額20万円)       10万円までを現金で、10万円を超える部分を内灘町商工会が発行       する共通商品券で交付 ※詳しくは、内灘町ホームページをご覧いただくか、地域産業振興課までお問 い合わせください。 ■問い合わせ先 地域産業振興課 電話番号 286−6708 ○企画展「石川中央都市圏考古資料展(弥生時代編)」 石川中央都市圏(金沢市、白山市、かほく市、野々市市、津幡町、内灘町) の史跡から出土した優品を展示しています。第3回となる今回は弥生時代編 です。当時の人々はどんな生活をしていたのでしょうか。ふるさとの歴史を 物語る貴重な資料の数々をぜひご堪能ください。 ■期間 7月15日(水)〜9月14日(月) ■場所 歴史民俗資料館「風と砂の館」 ■開館時間 午前10時〜午後5時  毎週火曜日休館 ■入館料 一般200円(高校生以下無料) ■問い合わせ先 歴史民俗資料館 電話番号 286‐1189 ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 内|灘|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:内灘の25店を紹介 チラシ作成し配布 持ち帰りで町商工会 02:マスク手作り、使って 給食調理員が全児童生徒分  03:全世帯にマスク、無料配布を開始 内灘町 04:「令和の花土器」広がれ 佐藤さん、市場で展示 半年前に技法確立 05:副町長人事案、6月に提出せず 町長「コロナ対策に注力」 06:7月に6校交流試合 河北郡市の中学、県体中止で 07:防災マップを改定 内灘町「千年に1度」の雨を想定 08:内灘海水浴場、営業せず 町、感染リスク考慮で今夏  09:白帆台にゲンキー出店 内灘町、来年6月開業予定 10:ドラッグ店誘致を断念 消防庁舎跡で 民有地を含み議会が反対  ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2020年05月23日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎内灘の25店を紹介 チラシ作成し配布 持ち帰りで町商工会  内灘町商工会は持ち帰り可能な町内飲食店25店舗を紹介するチラシを作成 し、各地区の公民館を通じ、町内の全約1万千世帯に配布した。  町内では4月末から、持ち帰り情報をインターネット上で発信する企画「# うちなだエール飯」が実施されており、ネットを使わない人にも知ってもらお うとチラシを作ることにした。  チラシのデータは商工会のホームページでも見られる。田中徹事務局長は 「町にはおいしい店がたくさんある。自宅で気軽に味わい、応援してもらいた い」と話した。 〈02〉2020年05月24日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎マスク手作り、使って 給食調理員が全児童生徒分  内灘町の学校給食共同調理場に勤める調理員17人が、新型コロナウイルス 感染拡大に伴う休校期間を利用し、マスク作りに励んでいる。学校再開後に町 内の小中学校の児童生徒に一人1枚ずつ贈るため、「今できることを」との思 いでミシンを動かしている。  調理員は平日、内灘中の家庭科室に集まり、3時間ずつ作業している。窓を 開けて互いに一定の間隔を取るなど、感染防止に細心の注意を払う。  調理員は、町内小学校6校、中学校1校が4月10日から休みとなったため、 13日から時間を有効活用しようとマスク作りを始めた。材料はスポーツウェ アの生地を扱う八田編織(同町西荒屋)から1本25メートルのレース生地を 2本譲り受けた。  小学5年、中学3年の子を持つ松島真理子さん(41)は「縫うのに苦労し たが慣れてきた。子どもは最近あまり外に出ず、親としても心配」と話す。  学校再開までに2500枚の完成を目指す。上出由美さん(54)は「少し でも不安を和らげる一助となりたい」と語った。 〈03〉2020年05月31日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎全世帯にマスク、無料配布を開始 内灘町  内灘町は30日、町内全世帯を対象としたマスクの無料配布を町内17公民 館で始めた。大根布公民館には、開始後の30分間に65人が訪れ、町職員ら からマスク1箱50枚分を受け取った。  同館では、フェースガードや手袋を着用した町職員や区役員が手指消毒の協 力を求め、はがき1枚と引き換えにマスクを渡した。派遣社員今村秀夫さん (68)=大根布8丁目=は「コロナがいつ収まるか分からない。大切に使い、 感染予防に努めたい」と話した。  マスクは6月30日まで火曜から土曜までの午前10時〜午後4時に各公民 館で配られる。日曜は今月31日と6月7日のみ実施される。 〈04〉2020年06月01日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「令和の花土器」広がれ 佐藤さん、市場で展示 半年前に技法確立  花の生産を手掛ける緑プランニング(内灘町千鳥台3丁目)の佐藤志郎代表 (64)が、縄文土器を思わせる形状と模様の器作りを続けている。金沢市公 設花き地方卸売市場の敷地内の花壇で、色鮮やかな季節の花を器に入れて展示 しており、「令和の花土器」として園芸関係者に浸透するよう願う。  佐藤さんは同町宮坂のビニールハウスで年間20〜30種類の花を生産しな がら、多くて週4〜5個のペースで土器を作っている。「昔から信楽焼が好き でね。この土っぽい色合いなら、京都や金沢の古い街並みにも似合うと思うん ですよ」といとおしそうに土器を見詰める。  作り方は、型となる器の周りを砂でがっちり固めた後、器を抜いて一回り小 さい器を入れる。隙間に市販の土を流し込めば、1日ほど寝かせて角張った部 分を削り取るだけ。特殊な模様を付けるコツについては「企業秘密」という。 ●半年前に技法確立  10年前に花を作り始めた佐藤さん。いつか自作の器に花を入れて市場に出 荷しようと考えていた。3年前に流木を飾る台を作ろうと土をこねたことがき っかけで、土器の制作を開始。度重なるひび割れや原材料の見直しを経て、半 年程前に技法を確立した。  同市場の花壇では4月から、さまざまな土器にカスミソウやペチュニア、ラ ベンダーなど色とりどりの花を植えて並べている。材料費が安くて手間もかか らないため、いずれ障害者施設の利用者に作り方を教えたいと願い「人生も残 り少ない。誰かの役に立つことができればいい」と話した。 〈05〉2020年06月03日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎副町長人事案、6月に提出せず 町長「コロナ対策に注力」  内灘町の川口克則町長は9日開会の町議会6月会議に副町長選任の人事案を 提出しない方針を固めた。2日までの北國新聞社の取材に明らかにした。川口 町長は前副町長が4月に県に復帰して以降、空席が続くことについて「今は新 型コロナウイルス対策に注力しており、後任探しに時間は割けない」と説明。 状況によっては来年2月までの自身の任期中、副町長を置かない考えも示した。  川口町長は2013年1月の町長選で初当選した後、谷本県政とのパイプ再 構築を掲げて、県に副町長の派遣を要請した。  これを受け、県は同年7月から今年3月まで県職員2人を同町に派遣した。 2人目の副町長の県への帰任が決まった際、川口町長は「次は町内で適任者を 探したい」として県に後任の要請はしなかった。  川口町長は当初、5月中に副町長の候補を絞り込み、6月会議に人事案を提 出するスケジュールを想定していた。しかし新型コロナ対応で選考は進んでお らず、この間、町長が就任を打診した人もいないという。  議会では、副町長の空席について「町長がコロナ対応を最優先するのは当然」 と理解を示す声がある一方で、「ここまで不在が続くなら、なぜ引き続き県に 派遣をお願いしなかったのか」といぶかる声も漏れる。  昨年4月の県議選では、川口町長が町選出の自民現職を全面支援したのに対 し、大半の町議は新人だった太田臣宣氏(自民1期)の支援に回った。県議選 から1年を経ても町長と太田氏を支持した町議の溝は埋まっていないとされ、 町関係者は「町長の提案が突然出てきても議会を通るかどうかは分からない」 と話した。 ●県議選のしこり  県議選のしこりが残る中、町議会では来年2月10日任期満了の町長選を巡 り、川口町長の出方に注目が集まる。川口町長は次期町長選について「何とも 言えない」とする一方、副町長について「選考はコロナ対応が一段落してから だが、この状況が続けば今任期中は置かないままになる可能性もある」と述べ た。 〈06〉2020年06月06日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎7月に6校交流試合 河北郡市の中学、県体中止で  河北郡市中学校体育連盟と同中学校校長会は5日までに、新型コロナの影響 で県中学校総合体育大会や予選大会が中止となったことを受け、7月に郡市内 の中学6校による交流試合などを実施することを決めた。  チームが1校しかない相撲やボートを除く13競技が対象で、開催予定日は 7月4、5、11、12日のいずれか。かほく市と津幡町、内灘町の6中学校 の3年生を中心に任意参加とする。午前8時〜正午の間に終える計画で、競技 ごとに試合日数や時間の短縮方法などを検討する。  3年生にとっては、部活動を引退する節目となる。河北郡市中学校体育連盟 の谷内正樹会長(内灘中校長)は「思い出深い一日にしてほしい」と語った。 〈07〉2020年06月07日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎防災マップを改定 内灘町「千年に1度」の雨を想定  内灘町は6日までに、最大雨量の想定を「千年に1度レベル」に引き上げた 洪水ハザードマップを盛り込んだ「町防災マップ」を作成した。約10年ぶり の改定で、町内の約1万1千世帯に全戸配布する。  マップはA4判22ページの冊子。台風などで最大規模の大雨が発生した場 合に備え、大野川や河北潟、宇ノ気川の浸水面積や深さを従来の想定より拡大 した。浸水の深さを色別に50センチ以下の床下浸水(黄)、3メートル以下 の1階部浸水(桃)、5メートル以下の2階部浸水(赤)の3種類で示した。  津波ハザードマップや地震防災マップも掲載した。5段階の警戒レベルに応 じた避難行動や、指定避難場所の一覧、要支援者の避難態勢など基本的な事柄 も分かるようにまとめた。  従来の洪水ハザードマップは大野川と河北潟は100年に1度、宇ノ気川は 50年に1度の大雨の想定だった。担当者は避難所では新型コロナウイルス感 染のリスクも高まるとし「マップであらためて避難行動を確認してほしい」と 話した。 〈08〉2020年06月07日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎内灘海水浴場、営業せず 町、感染リスク考慮で今夏  内灘町は6日までに、内灘海水浴場の今夏の営業を断念した。新型コロナウ イルス感染防止のためで、海水浴客の密集、密接を避けられないと判断した。 宝達志水町の今浜海水浴場も同様の理由で営業を見送り、他にも検討中の場所 がある。夏のにぎわいが消えることを残念がる声が上がる一方、海水浴場が開 設されないことにより、海岸に監視員が配置されなくなり、水難事故の増加を 懸念する声もある。  金沢市に近い内灘海水浴場は例年、県内外から約2万人が訪れる。ブイとロ ープで遊泳区域を設け、監視員を配置。更衣所や簡易シャワーも設置し、毎年 7月中旬から約1カ月開設される。近年は外国人観光客の姿も目立つという。  町地域産業振興課の担当者は「県内外から不特定多数が集まり、感染リスク を排除できない」と説明する。仮に感染者が出た場合、氏名や住所などの追跡 調査も困難であることから今季の開設を断念した。  監視員は大学生が多く、夏休み短縮の影響で人員を確保しづらい面も考慮し たという。川口克則町長は「今は利用者の安全安心を守ることが最優先。油断 せず、感染拡大防止に全力を注ぎたい」と述べた。  地元住民からは惜しむ声が聞かれる。移動販売車でドリンク類を売る三野隼 平さん(36)は「とにかく残念。子供が夏の思い出をつくれなくてかわいそ う」と語った。  一方、海岸への立ち入り自体を禁じることはできず海の事故の増加やマナー 悪化を憂う声があり、町は6月中に国や県、地元町会と安全会議を開く予定だ。 町の担当者は「看板設置などの手だてを講じ、注意喚起に力を入れたい」と話 した。  内灘海水浴場は浜茶屋でつくる海の家管理組合が長年運営していたが、夜間 営業など規定違反を繰り返す組合に対して浜茶屋の撤去を求めた一件を機に2 017年以降は町営となった。  千里浜なぎさドライブウェイの南端に位置する今浜海水浴場は、2軒の浜茶 屋で構成する浴場組合が運営しており、浜茶屋の利益を資金に充てている。今 年はコロナの影響で大型連休を中心に長期にわたってドライブウェイが通行止 めとなって集客が落ち込み、費用をまかなえなかった。定免武治組合長は「今 年はどうしようもない。来年はできる状態になってほしい」と話した。 ●千里浜は7月10日  県内の主な海水浴場では羽咋市の千里浜海水浴場は7月10日、輪島市の袖 ケ浜、志賀町の大島などは同18日にオープン予定。七尾市の八ケ崎などは開 設するかどうか検討中という。  県内の海水浴場は最盛期の1984〜2000年は毎年40カ所程度運営さ れていたが、昨年は21カ所に減った。 ★〔海水浴場〕  石川県条例で▽監視員の配置▽監視所、救護所、更衣所、トイレなどの設置 ▽ロープなどで遊泳区域を区切る―ことが義務付けられている。市町のほか、 浜茶屋組合や個人でも設置を申請できるが、近年は遊泳者や浜茶屋利用者の減 少を理由に設置を取りやめるケースが目立っている。 〈09〉2020年06月16日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎白帆台にゲンキー出店 内灘町、来年6月開業予定  内灘町議会総務産業建設常任委員会は15日開かれ、町側は白帆台1丁目の 町有地にゲンキー(坂井市)がドラッグストアの出店を計画していることを明 らかにした。約3500平方メートルを町から借り、約1千平方メートルの店 舗を来年6月をめどに開業する予定である。  土地は町が商業施設用地として確保していた白帆台中央の白帆台―白帆台小 口交差点間の一角で、町が地元要望の強い食品スーパーを視野に誘致活動を進 めていた。ゲンキーのドラッグストアは生鮮品を含め食品、薬を扱うことから 要望に合致すると判断した。  町によると、30年の事業用定期借地権を設定し、賃料は年間約450万円。 開店から5年間は賃料のうち年間約127万円は減免し、町白帆台地区商業施 設誘致促進条例に基づき奨励金約500万円を交付する。町議会7月会議に賃 料減免に関する議案提出を予定している。 〈10〉2020年06月17日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ドラッグ店誘致を断念 消防庁舎跡で 民有地を含み議会が反対    内灘町は16日、鶴ケ丘2丁目の旧消防庁舎跡地に店舗面積約2千平方メー トルのドラッグストアを誘致する計画を断念した。町有地と民有地を合わせ約 9千平方メートルの敷地を確保した上で大型店を設ける計画だったが、賃料が 入る民有地所有者への利益誘導や、地元商業者の経営逼迫(ひっぱく)につな がるなどとして町議会が反対した。町は今後、町有地単独での活用策を探る。  開発事業者である大和情報サービス(東京)の提案に基づき、町は細長い形 状の旧消防庁舎跡2876平方メートルと隣接する民有地4733平方メート ル、さらに民有地に接する町有地1415平方メートルを合わせた9024平 方メートルを事業区域とし、大型ドラッグ店の誘致を計画していた。  30年の事業用定期借地権設定を想定し、町には賃料と固定資産税で年間約 1千万円の収入が見込まれ、大型店の立地で住民の利便性も高まるとして、昨 年6月の町議会総務産業建設常任委員会で計画を示していた。  町は今年3月、開発に当たって必要な約4500万円の旧消防庁舎撤去費の うち、事業者側が3千万円を負担することを議会に提示。今月15日の総務産 業建設常任委では3千万円のうち2千万円は事業者、1千万円を民有地所有者 が負担する内訳を示し、計画への理解を求めた。  常任委では小谷一也委員長が委員5人に計画への賛否を問い、4人が民有地 所有者への利益誘導や近隣商業施設の過当競争につながる懸念から反対し、1 人が町の長期的自主財源を確保できるとして賛成した。  16日の町議会全員協議会で小谷委員長が「反対多数であり、委員会として この事業を進めるのは妥当でないと決した」と報告、異論を唱えたのは1人だ けだった。町は議会の判断が示されたのを受け、計画の白紙撤回を決めた。 ●川口町長「残念」  全員協議会後、川口克則町長は取材に対し、「町の今後の財政、住民の利便 性を考えた上での計画だったので大変、残念だ」と話した。今後の活用策の再 検討については「細長い町有地の単独利用となると、駐車場ぐらいしかないの ではないか」と述べた。  川口町長は昨年4月の石川県議選河北郡選挙区で内灘町を地盤とする当時の 現職を全面支援、これに対して大半の町議は新人だった太田臣宣県議を推した 経緯がある。町提案の開発計画に議会が「ノー」を突き付けたことに「県議選 のしこりがまだ残っている」と指摘する向きもある。 ----------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「内灘ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「海と風と砂丘からのふるさとメール内灘」の申し込みや解除は内灘町や 北國新聞社のホームページから行うことができます。   内灘町のホームページは http://www.town.uchinada.lg.jp/webapps/www/index.jsp   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