┏┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    ┏ ┏┏┏    海と風と砂丘からのふるさとメール内灘      ┏┏ ┏┏    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ┏┏┏ ┏        172号(平成29年7月28日)    ┏┏┏┏                         毎月第4金曜日発行      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜       発 行:内灘町総務部総務課           TEL 076−286−1111           FAX 076−286−0617        E−mail uchinada@town.uchinada.ishikawa.jp      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  蒸し暑い日が続いていますね。今年の北陸の梅雨入りは6月21日でした がこれは平年より9日、昨年より8日遅い梅雨入りとの事でした。梅雨期は 曇りや雨の日が多くなって、日々の生活等にも様々な影響を与えることから、 社会的にも関心の高い事柄であり、気象庁では、現在までの天候経過と1週 間先までの見通しをもとに、梅雨の入り明けの速報を「梅雨の時期に関する 気象情報」として発表しているそうです。「恵みの雨」と言いますが、局地 的大雨や大粒の雹(ひょう)などは困りものです。天気予報などを活用し、 季節の変わり目を上手に過ごしたいものですね。  それでは「海と風と砂丘からのふるさとメール」第172号をお送りしま す。 ☆★☆第172号のメニュ−☆★☆ ◇省エネ・節電アクションプランにチャレンジ! ◇JAPAN TENT 内灘プログラム開催のお知らせ ◇熱中症は予防が大切! ◇水難事故に気を付けましょう ◇北國新聞・内灘ニュース ==================================       *** これからの行事のお知らせ *** ○省エネ・節電アクションプランにチャレンジ!  7月1日から9月30日までの期間中、石川県が実施する省エネ・節電プ ランをはじめとする地球温暖化防止の取組にチャレンジしてみませんか? ■参加の流れ  @石川県のホームページや町環境安全課で配布している取組シートを準備   します。  A取組シートから取組項目を選んでプランを立てます。  Bプランを実践します。   例)★エアコンの温度を28℃を目安に設定する。     ★冷蔵庫にものを詰めすぎない。     ★すだれやグリーンカーテンで日差しを和らげる。     ★照明をこまめにオフにする。  など  C取り組んだ成果を報告します。  初めてエコファミリーに申込まれた方の中から抽選で1,000家族にコ ンビニや県産農産物の購入などに使える「エコチケット1,000円分」を プレゼントします。 ■申し込み・問い合わせ先    石川県生活環境部   温暖化・里山対策室 225‐1462                   環境安全課 286−6712 ○JAPAN TENT 内灘プログラム開催のお知らせ  今年も8月20日から23日までジャパンテント 内灘プログラムが開催 されます。あなたも外国人留学生のホストファミリーになりませんか?留学 生のほとんどは日本語が話せます。どうぞお気軽にお問い合わせください。 ■問い合わせ先  生涯学習課     電話番号 286‐6716 ○熱中症は予防が大切!  熱中症は7月から8月に多く発生し誰もがかかる非常に身近な症状です。 水分補給を欠かさず、暑さを避けるようにして、しっかり予防しましょう。 服装に工夫をすることも予防のひとつです。汗を吸い取りやすく、乾きやす い素材の衣類を着用し、襟元をなるべくゆるめて通気しましょう。また、暑 さに慣れることで予防することもできます。暑さへの慣れは、運動をするこ とにより獲得できますので、日頃から汗をかき、暑さに負けない体を作りま しょう。           ■問い合わせ先  保健センター    電話番号 286−6101          ○水難事故に気を付けましょう  石川県も本格的な海水浴シーズンに入りました。この時期には毎年、多く の水難事故が発生し、尊い命が失われています。このような事故を未然に防 ぐためにも、気象状況を考慮し体調の悪い時は水に入らないようにしましょ う。  また、海では離岸流にも注意しましょう。離岸流とは、岸から沖へ強く流 れる海水の流れです。発生する場所の一例としては、海岸線や陸上地形がデ コボコしている場所で起きます。離岸流の幅は一般に10〜30メートルで すので、対処方法としてまずは慌てず落ち着いて、岸と平行に泳ぐことで、 離岸流から抜け出すことが可能です。  水の事故に遭うことなく、楽しく夏を過ごしましょう。   ■問い合わせ先  内灘町消防本部   電話番号 286−0119   ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 内|灘|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:昭和初期の方言を調査 宮坂区の住民有志 キャッキャスの会を設立 02:嫁と姑、和気あいあい 室で集い 03:美化の願い、海に歌おう 04:内灘の風景で新メニュー 町役場の展望ラウンジで提供 05:権現森海水浴場で海開き 県内のトップ切り 06:コンシェルジュを配置 金沢医科大病院 07:笛吹き女子が初参加 黒船神社祭礼 08:町営海水浴場、半世紀ぶり 健全化、安全優先でスタート 09:「恋人の聖地」に大輪 北國花火内灘大会 10:夏休みの勉強、図書室で快適 内灘中が生徒に開放  ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2017年06月29日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎昭和初期の方言を調査 宮坂区の住民有志 キャッキャスの会を設立  内灘町宮坂区の住民有志が、ふるさとの歴史や文化を学び、後世に伝える 「宮坂史を楽しむ キャッキャスの会」を設立し、かつて漁師町として栄えた 同区で昭和初期に使われた方言の調査に乗り出した。地域の古老に聞き取り、 すでに450の言葉を集めた。今後、地元の屋号や風習などを調べ、冊子にま とめる。  会の名称となった「キャッキャス」は、河北潟に面した宮坂地区になじみの 深い野鳥・ヨシキリの俗称で、ヨシキリのように地元に親しまれる会にしたい との思いから名付けた。  メンバーは今年2月ごろから地元に住むお年寄りを訪ね、子どものころに使 っていた言葉などを調査した。金沢の方言と重複する言葉が多かったが、金大 歴史言語文化学系の加藤和夫教授(日本語学)らによると、宮坂区の漁師の出 稼ぎ先である北海道から持ち込まれた可能性のある言葉があったことが分かっ た。例えば、痛いほど寒いという意味の「シバレル」や、北陸には自生してい ないシラカバの皮を意味する「ガンビ」などが使われていた。  同会によると、あり地獄を「カイチョー」、桑の実を「ダンビ」、農作業に 使う熊手を「ベッラ」、河北潟を「ナンサ」と表現していたことも分かった。  キャッキャスの会は方言をまとめた巻物を秋の文化祭で紹介する。地元で使 われていた「屋号」や農家が農具に付けていた「焼印」なども調べ、冊子とす る予定で、横谷隆行会長(65)は「子や孫の世代にも地元の歴史に親しんで もらい、郷土愛を育むきっかけになればうれしい」と話した。 〈02〉2017年07月03日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎嫁と姑、和気あいあい 室で集い  嫁が手作りの弁当で姑(しゅうとめ)をもてなす内灘町室地区の伝統行事 「嫁と姑の集い」(北國新聞社後援)は2日、同町室公民館で開かれ、53人 が会食し、世代を超えて交流を深めた。  集いは1951(昭和26)年に始まり、今年で67回目を迎えた。漁師町 だった室地区では、秋に夫から留守を任された女性だけで仏事「尼御講」を営 む習わしがあり、姑世代が精進料理を嫁世代に振る舞う。その返礼として集い が開かれるようになった。  今年は嫁世代の15人が1日夜から、各家庭で料理の準備を始めた。しいた けとこんにゃくの煮物や野菜の酢みそあえなど長年作られてきたメニューに、 もやしと小松菜のナムルなど新しい料理も加わった。  姑世代としてもてなしを受けた山田綾子さん(70)は「自分がもてなす立 場だったときと変わった部分もあるが、女同士の絆は変わらない」と笑顔を見 せ、嫁世代の須崎裕美さん(52)は「交流を広げる良い機会。伝統を絶やさ ないように今後も続けていきたい」と話した。 〈03〉2017年07月04日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎美化の願い、海に歌おう  東京を拠点に活動する内灘町出身の作曲家、北方寛丈さん(35)らが8月 20日、内灘町の内灘海水浴場で、海の美化を願って歌うイベント「UTAU MI(うたうみ)」を開催する。内灘の海や砂丘の美しさをたたえた作家井上 靖の詩を基にした曲を海に向かって歌い、心を一つにする。ごみ拾いや、舞踊、 和太鼓演奏の披露も計画しており、北方さんは1千人を目標に参加を呼び掛け る。  UTAUMI(北國新聞社後援)では、北方さんが2年前に設立した「かが やき音楽団」のメンバー約60人と一般参加者が「美しい内灘を取り戻そう」 と願いながら、声を合わせる。開催には町が協力する。  歌詞とする井上の詩は、町総合公園の文学碑に刻まれている「日本海美し  内灘の砂丘美し 波の音聞きて 生きる人の心美し」で、北方さんがメロディ ーを付けて「日本海美し」と題した曲を仕上げた。  浜辺では北方さん作曲のUTAUMIのテーマ曲「平和の祈り」も歌う。日 本舞踊紫派藤間流師範の藤間信乃輔さん(金沢市)が「海をきれいにしたい」 という思いを込めて踊り、太鼓や三味線奏者が共演する。  北方さんは劇団四季のミュージカルの編曲、指揮、ピアノ演奏を手掛け、 「ねんりんぴっく石川2010」では式典アトラクションの音楽を担当した。 今夏のイベントは、音楽を通じてふるさとに貢献しようと企画した。  内灘海岸では今春、例年をはるかに上回る大量のごみが漂着し、町内外の団 体が清掃活動を行った。海岸美化へ関心が高まる中、町は今夏、半世紀ぶりに 運営する海水浴場で「ごみの持ち帰り運動」を展開する。  北方さんは「日本各地から参加者が集う、祭りのようなイベントに育てたい」 としている。 〈04〉2017年07月06日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎内灘の風景で新メニュー 町役場の展望ラウンジで提供  内灘町役場6階展望ラウンジで、河北潟干拓地の青々とした牧草地や日本海 に沈む夕日など、内灘町の印象的な風景をイメージした新メニューの提供が始 まった。いずれも町内産の食材が使用され、日本海と河北潟を見渡せるラウン ジからの眺望と合わせてアピールし、町職員以外の利用促進につなげる。  新メニューの「なだライス」は砂丘地に見立てたオムライスで、ペースト状 にした河北潟干拓地産小松菜を混ぜ込んだグリーンソースを回し掛けて牧草地 を表現した。「なだパフェ」は日本海を青いゼリー、内灘町産牛乳を使ったバ ニラアイスで砂浜を表現し、夕日をイメージした輪切りのオレンジを飾り付け た。  展望ラウンジの利用者は年間約6千人で、1日当たり20人程度となってい る。町民や観光客にもっと活用してもらいたいと、ラウンジを運営する町公共 施設管理公社の中野春樹さん(25)ら若手職員が「内灘らしさ」を押し出し た新メニューを考えた。 〈05〉2017年07月08日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎権現森海水浴場で海開き 県内のトップ切り  内灘町宮坂の権現森(ごんげんもり)海水浴場は7日、県内のトップを切っ て海開きした。関係者は安全祈願祭に臨み、大勢の海水浴客でにぎわうよう願 った。  同海水浴場では、浜茶屋「大日荘」1軒が約45年前から営業する。畳敷き に座卓を並べ、約300席を設けている。町内会などの地元グループの利用が 多く、社長の岡野三郎さん(80)=内灘町西荒屋=は「今年もゆったりと海 を楽しんでもらいたい」と話した。  安全祈願祭では、小濱(おばま)神社(内灘町)の齋藤政史宮司が祝詞を奏 上した。同海水浴場は8月20日までの営業を予定する。 〈06〉2017年07月14日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎コンシェルジュを配置 金沢医科大病院  金沢医科大病院(内灘町)は医療サービスの向上を図るため、18日にオー プンする病院中央棟に、患者や見舞客らをサポートするコンシェルジュを配置 する。若手女性職員から12人を起用し、同大によると、県内の医療機関に配 置された案内役としては最大規模という。13日は研修が行われ、「病院の顔」 を担う職員は、外部講師からもてなしの心を学んだ。  中央棟は1974(昭和49)年の開院以来、ランドマークとして親しまれ た本館の跡地に建てられ、病院の新たな「正面玄関」となる。コンシェルジュ はスカーフと専用の制服を着用し、総合案内や受け付けのある1階で、診察に 訪れた患者らを案内する。  金沢医科大病院では、中央棟の完成に伴い18日から建物の名称が変わり、 従来の病院新館は「病院1号棟」、病院第二新館は「病院2号棟」、病院別館 は「病院3号棟」になる。  これまで通院していた人でも迷うケースが想定されるため、7月中はコンシ ェルジュを常に6人配置する。8月以降はローテーションを組んで対応する。  研修は金沢名鉄丸越百貨店の総務・人事担当副長、下山智子さんを講師に迎 え、見舞客への対応を実践で学んだ。職員は2人1組になり、コンシェルジュ 役と、見舞客役に分かれて対応を確かめた。  下山さんは職員のやりとりをビデオ撮影し、「案内する時の手は指先までそ ろえて」「年配の方の歩調に合わせるように気を付けて」などとアドバイスし た。下山さんは相手を思いやる姿勢は百貨店も医療機関も変わらないとし、 「笑顔はよくできているので自信を持って取り組んでほしい」と呼び掛けた。  コンシェルジュの一人である山出寛子さん(24)は「一つ一つの動作が病 院の印象につながるので、手先の動きやお辞儀の仕方まで気を配りたい」と話 した。 〈07〉2017年07月15日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎笛吹き女子が初参加 黒船神社祭礼  藩政期から300年以上受け継がれる内灘町宮坂区の黒船神社祭礼の祭りば やしに初めて「笛吹き女子」が加わる。少子化の影響で祭りの担い手が不足し ているためで、将来、祭りを支える子どもを育てる。  祭りばやしには、神社から町へ向かう曲、神社へ戻る曲、棒振りの曲の3曲 があり、笛吹きは宮坂青年団が担ってきた。女性は祭りに参加できない慣習に なっていたが、青年団員が最盛期の半数の20人に減少したことから、神社総 代の賛同を得て、子ども神輿(みこし)だけの参加だった女子に白羽の矢を立 てた。  笛吹きに名乗りを上げたのは、内灘中2年の飯田こはるさん(13)、中居 紗輝さん(13)、大根布小6年の中居由香さん(11)、5年の中居彩音さ ん(11)、橋本紗李さん(10)の5人。  宮坂区では縦笛を新たに購入したほか、「笛吹き女子」専用のピンクの法被 を新調した。中居紗輝さんは「覚えるのが大変だが、本番では上手に吹いて祭 りの成功に貢献したい」と意気込んだ。 〈08〉2017年07月16日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎町営海水浴場、半世紀ぶり 健全化、安全優先でスタート  内灘町の内灘海岸で15日、半世紀ぶりに町営海水浴場の運営が始まった。 昨年夏は民間の浜茶屋が夜まで営業し、県が浜茶屋の撤去を求めたことから、 町は今夏、海岸の安全安心、健全化を最優先した。ただ、飲食できる休憩所の 設置を望む声もあり、町担当者は「走りながら最善を尽くす」(地域振興課) として一部移動販売を許可するなど工夫していく。  遊泳区域が設定されたのは、海岸の幅約80メートル、沖合約30メートル。 初日は朝から家族連れやカップルが続々と訪れてにぎわった。海水浴客からは 「町営なので安全対策がしっかりしていそう」「駐車場もシャワーも無料で利 用しやすい」と評価する声の一方、「休憩所がほしい」「もう少し遊泳場所を 広げてほしい」と改善を期待する声も聞かれた。  休憩所を巡っては、町が今春に設置を検討したが、近年は浜茶屋の利用者が 減っており、近くにスーパーもあるため見送った。その後、町商工会が飲食物 の販売を申し入れ、町側は「無制限に認めればトラブルにつながる」として、 一部に限って許可することにした。来週以降の平日、会員が移動販売車を乗り 入れ、カレーライスを販売する。  海水浴場では、町シルバー人材センター会員が管理事務所に詰める。町内の 学生が監視員を務め、町商工会青年部も遊泳の注意を喚起する。海開きで安全 を祈願した川口克則町長は「町民の多くの協力を得られたことで、この日を迎 えられた」と感慨深く語った。  町は今回、砂浜を走る車による事故防止のため、海水浴場の周囲にロープを 張る県内でも珍しい安全対策を取った。初日はロープ内が海水浴場と気付かな い人も多く、町担当者は「初めてなので予想外も多い。案内看板を付けるなど 対策を考えたい」と話した。 ■「静かな状態続いて」地元町会長  内灘海岸では昨年夏まで、浜茶屋3軒でつくる海の家管理組合が海水浴場を 開設していた。深夜まで花火の打ち上げなど迷惑行為が続いたが、津幡署や町 によると、今夏は大きなトラブルは確認されていない。  安全祈願に参列した地元千鳥台町会長の向井俊一さんは「今年は夜も騒ぎが なく静かで、この状態が続いてほしい」と話した。  浜茶屋の運営を巡っては、県が昨年、夜間営業中止を求め、規定違反を繰り 返したとして施設の撤去を求めた。組合側は土地の占用不許可処分取り消しを 求めて提訴しており、木造の浜茶屋施設が無人のまま残されている。 〈09〉2017年07月23日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「恋人の聖地」に大輪 北國花火内灘大会  内灘町民夏まつり(北國新聞社後援)の最後を飾る花火の祭典は22日、北 國花火内灘大会として町蓮湖渚公園で開かれ、色鮮やかな大輪が「恋人の聖地」 といわれる内灘大橋(サンセットブリッジ内灘)周辺の夜空を彩った。  7、8、10号玉3発による「開幕の響き」とオープニングスターマインで 幕を開け、「サンセットロマンス」など、内灘町にちなんで名付けられた多彩 な花火が大輪を広げた。  ディズニー映画「モアナと伝説の海」の主題歌に合わせて打ち上げる「音楽 花火」で最高潮を迎え、浴衣姿のカップルらが歓声を上げた。 〈10〉2017年07月26日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎夏休みの勉強、図書室で快適 内灘中が生徒に開放    内灘町内灘中が夏休み入りに合わせ、学校図書室の開放を始めた。今夏から 校舎に冷房が入ったことを機に集中しやすい学習の場を提供する試みで、生徒 が分からない点は職員室で教諭が指導する。同校によると、夏休みを通した学 校施設の開放は県内では珍しく、学校側は「宿題や自主的な勉強に活用してほ しい」と期待している。  図書室は約60席あり、8月25日までの平日午前8時〜午後4時に開放す る。町立図書館にも生徒が勉強できるスペースがあるが、毎年夏には満席にな り、自宅よりも勉強に集中できる図書室を使ってもらおうと考えた。  夏休み初日の21日は34人、24日は32人の生徒が利用し、学校側は 「予想以上に多い」と手応えを感じている。弁当を持参し、朝から夕方まで勉 強する生徒や、午前の部活動後、友人同士で図書室に寄る生徒もみられる。2 4日に利用した生徒は「家だと宿題が面倒に感じるけど、図書室だとみんなが 勉強しているので楽しい」「机が広いので、勉強がしやすい」などと話した。  内灘中では6月中旬、普通教室に冷房を入れる工事が完了した。昨年夏まで 風通しをよくするため校舎外壁側と廊下側の窓を全開しており、別の教室から 声が聞こえていた。井上勝文校長は「生徒が勉強しやすい環境が整った。夏休 み中も図書室でしっかり勉強してほしい」と語った。 ----------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「内灘ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「海と風と砂丘からのふるさとメール内灘」の申し込みや解除は内灘町や 北國新聞社のホームページから行うことができます。  内灘町のホームページは   http://www.town.uchinada.lg.jp/webapps/www/index.jsp  北國新聞社のホームページは  http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------