┏┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ┏ ┏┏┏   海と風と砂丘からのふるさとメール内灘    ┏┏ ┏┏    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏┏ ┏        167号(平成29年2月24日)   ┏┏┏┏                       毎月第4金曜日発行         〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜         発 行:内灘町総務部総務課            TEL 076−286−1111            FAX 076−286−0617           E−mail uchinada@town.uchinada.ishikawa.jp         〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  2月も残すところ、あと4日。徐々に日が長くなり、春が近づいている のを感じます。内灘町では2月11日から川口町長の2期目がスタートし ました。これからも「明るく元気な町」「誰もが住んで良かったと実感で きる町」実現のため、町一丸となって取り組んでいきます。町政へのます ますのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。  それでは「海と風と砂丘からのふるさとメール」第167号をお送りし ます。   ☆★☆第167号のメニュ−☆★☆ ◇内灘砂丘フェスティバル〜小濱神社と加賀百万石〜 ◇講演会「地域から引き出すリハビリテーションの力」 ◇平成29年度清湖小学校開放について ◇町立図書館雑誌スポンサー募集! ◇かえっこバザール開催! ◇北國新聞・内灘ニュース ==================================       *** これからの行事のお知らせ *** ○内灘砂丘フェスティバル〜小濱神社と加賀百万石〜    今回の砂丘フェスティバルは、小濱神社と加賀百万石をテーマに開催し ます。 ■日 時     2月26日(日) 午後1時30分〜 ■場 所     内灘町文化会館 ■出演者  【座談会】   石川県立図書館史料編さん室室員  瀬戸 薫 氏  【加越能の民謡】内灘町民謡協会  【殺陣演舞】  殺陣師 舞踊家   村田 彦二 氏  【講談・落語】 講談師  旭堂 南鱗 氏  落語家 桂 きん枝 氏 ■問い合わせ先  内灘砂丘フェスティバル実行委員会                     電話番号 286‐6716 ○講演会「地域から引き出すリハビリテーションの力」  寝たきりや虚弱にならないための「家庭でできるリハビリテーション」 を紹介します。どなたでも聴講いただけますので、ぜひご参加ください。 参加費無料、申込不要です。 ■日 時    2月25日(土) 午前10時〜11時30分頃 ■場 所    内灘町役場1階 町民ホール ■講 師    金沢医科大学 医学部リハビリテーション科                            影近 謙治 教授 ■問い合わせ先 町民福祉部福祉課 電話番号 286‐6703 ○平成29年度清湖小学校開放について  内灘町では、生涯学習活動を支援するため、清湖小学校の授業に支障の ない範囲でイングリッシュルーム・家庭科室・和室・図工室・音楽室を開 放しています。平成29年度に利用をご希望の団体は、3月3日(金)まで に生涯学習課へ申請してください。 ■申込資格    町内に在住、在勤または在学の5名以上で、規則に準じ         た活動が出来る団体。 ■開放時間   平日    午後6時〜午後9時30分         学校休業日 午前8時〜午後9時30分 ■申し込み・問い合わせ先 教育部生涯学習課                      電話番号 286‐6716                     FAX  286‐6714 ○町立図書館雑誌スポンサー募集!  町立図書館では「雑誌スポンサー制度」を導入しています。この制度は、 個人や団体など、事業者のみなさまに図書館の雑誌提供スポンサーになっ ていただき、雑誌のカバーを広告媒体としてご利用いただくことで、図書 館利用者に事業者のPRができる制度です。詳細は、直接図書館へお問い 合わせください。 ■申し込み・問い合わせ先 内灘町立図書館電話番号 286‐1930 ○かえっこバザール開催!    子供たちによる、おもちゃ交換会を開催します。不要なおもちゃを「か えるポイント」に換え、欲しいおもちゃと交換できます。おもちゃを持っ てこなくても、ゲームへの参加や、お手伝いにより「かえるポイント」が もらえ、おもちゃと交換できます。申込不要・参加費無料です。お気軽に お越しください。 ■日 時    3月18日(土) 午前10時〜正午 ■場 所    内灘町役場1階 町民ホール ■対 象    子どもとその保護者 ■取り扱うもの おもちゃ、アクセサリー、絵本、小物など、いらなくなっ         たおもちゃを持ってきてください。 ■問い合わせ先 町民福祉部環境安全課 電話番号 286‐6712 ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 内|灘|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:特産かき餅、生産進む 津幡、内灘町 02:スタンプで活用、やる気アップ 「はまなっしー」人気 内灘町向粟崎小   03:内灘町の合葬墓、利用続々 県内公営第1号 310体の申し込み 04:百歳 内灘町、数え100歳の12人祝福 05:聴導犬の飼い主に 内灘町の東さん 県内初登録「安心できる」 06:幕末の書類6千点 金沢最大級の「鍋屋」 内灘町の子孫宅で発見 07:困りごと、地域で解決 17地区に窓口設置を 内灘町社会福祉協議会 08:外国語で110人がスピーチ 内灘町でフェスティバル 09:26回目のチョコ、金沢市の希望が丘に贈る 内灘町の藏西さん夫婦 10:内灘町で再び豊漁を 今春、コタマガイを沖に放流 町と県漁協内灘支所 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2017年01月30日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎特産かき餅、生産進む 津幡、内灘町  津幡、内灘の両町で、各町の特産品を混ぜたかき餅作りが最盛期を迎えた。 生産者は地元の味が町内外に広まるよう願い、かき餅をつるしている。 ●津幡町上藤又   津幡町上藤又(かみふじまた)の農業齊藤・斥此覆韻い。砲気鵝複牽押吠・ホ 作業場では、齊藤さんが焙煎(ばいせん)した同町特産「おまん小豆(あずき) 」の粉末を混ぜたかき餅が並んだ。おまん小豆はヤブツルアズキの別名で、通 常の小豆と比べてポリフェノールが約3倍多く含まれているとされる。  齊藤さんは4月までに、約2300枚の生産を予定する。おまん小豆食品専 門店「おまん茶屋」や同町の地域おこし団体「津幡いいとこ・やまほどあっろ の会」が販売する。 ●内灘町西荒屋   内灘町西荒屋の「西荒屋営農促進会」製造販売所では、同町特産のピーナツ を砕いてもち米に混ぜ、かき餅を作った。川辺俊一代表らが12枚ずつひもで 編み、竿につるした。  ピーナツの香ばしい匂いや歯応えが楽しめる品で、3月初旬までに3200 枚の生産を目指す。同販売所や津幡町のJAグリーンかほくで売り出される。 〈02〉2017年01月31日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎スタンプで活用、やる気アップ 「はまなっしー」人気 内灘町向粟崎小    内灘町向粟崎小は、児童の学習意欲向上につなげようと、同校イメージキャ ラクター「はまなっしー」のスタンプを活用し始めた。授業や自主的な勉強で まとめた内容が優れている児童のノートに、担任教諭や校長がスタンプを押し、 やる気を起こさせる第一歩としている。同校によると、ノートを丁寧に書くよ うになった児童がみられるなど好評だ。  はまなっしーは昨年秋、全校児童の心を一つにするシンボルとして、教職員 が町花「ハマナス」をモチーフにデザインした。胸には、同校の校章をデザイ ンしたメダルを下げている。  はまなっしーのスタンプは昨年10月、教職員が手作りした。右手を高く突 き上げたポーズの立ち姿と、授業中に手を挙げる姿の2種類があり、立ち姿の シールも用意した。  既にスタンプとシールはノートの評価に利用されており、特に内容の優れた ノートを各学年の廊下に手本として掲示する取り組みも行っている。  同校では、昨年4月のアンケート調査によって、児童の家庭学習時間が県平 均よりも低いことが分かっていた。このため、教職員らは児童の学習意欲を高 めようと、スタンプの活用を発案した。  此内(このうち)おとぎさん(2年)は「スタンプが欲しくて、ノートをま とめていたら苦手な算数が好きになった」と笑顔で話した。細川都司恵(とし え)校長は「楽しみながら、勉強を好きになってほしい」と期待を寄せた。 〈03〉2017年01月31日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎内灘町の合葬墓、利用続々 県内公営第1号 310体の申し込み  内灘町が石川県内の自治体で初めて建立した合葬墓(がっそうぼ)の利用申 し込みが相次ぎ、昨年末時点で310体分に上った。高齢世代が「子どもに迷 惑を掛けたくない」などと自分の遺骨を納めるため、「生前予約」するケース がほとんどで、30、40代の比較的若い世代の申し込みもある。少子化や非 婚化、家族観の変化など価値観が多様化する中、墓に対する意識も変化してい るとみられる。  合葬墓は多くの遺骨を一緒に納める形式で、内灘町は昨年1月、内灘霊園の 一角に整備した。昨年3月から申し込みを受け付け、12月末時点の許可件数 は、総収容数1322体のうち、23・4%の310体分に上った。町担当者 は「建立直後とあって、合葬墓を待ち望んでいた町民から利用申し込みが相次 いだ」と話す。  町都市建設課によると、子どもが県外に住んでいたり、子どもがいなかった りする高齢者が「将来の墓の管理者がいない。無縁墓になりかねない」「墓石 に高いお金を掛けたくない」などとして、利用を希望するケースが目立つ。  既に購入した墓地区画を返還して、合葬墓を予約した人や、町外の先祖代々 の墓を改葬し、遺骨を合葬墓に納めた人もいた。  町が許可した310体分のうち、生前予約は86・1%の267体分で、こ のうち30代は5人、40代は13人、50代は8人と、比較的若い世代の申 し込みも少なくない。  町は合葬墓に、骨つぼのまま棚に安置する納骨室と、遺骨を袋に入れて納め る埋蔵室を設けた。「亡くなってすぐ埋蔵室に入れられるのは抵抗がある」と の声に配慮し、利用許可後、10年間は納骨室を利用できる方式も選択できる。  内灘町は合葬墓の利用を原則、町民やその親族としている。金沢のベッドタ ウンとして発展した町は能登など県内各地のほか県外出身者も多い。このため、 町は「安心して暮らせる町づくり」の一環として、町民の利用が見込めると判 断し、合葬墓を整備した。  全国的にも自治体が合葬墓を整備する動きが進んでいる。県内では内灘町の ほか、野々市市が合葬墓の整備を計画し、津幡町も造成を検討する。津幡町が 昨年、町営墓地の区画使用者を対象に実施したアンケート調査では、35・4% が「合葬墓を利用したい」と回答しており、石川でも県民の「合葬墓志向」が 高まっているとみられる。 〈04〉2017年02月01日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎百歳 内灘町、数え100歳の12人祝福  内灘町は31日、今年1年間で数え100歳を迎える町内の高齢者12人に 長寿祝い金の贈呈を始めた。  同町鶴ケ丘4丁目の西谷芳子さん(98)方には、川口克則町長が祝福に訪 れた。川口町長から祝い金と花束を受け取った西谷さんは「わざわざ来てくれ てありがとう。内灘に住んで良かった」と感謝した。31日は西谷さんのほか 7人が町職員から祝福を受けた。残る4人は1日に祝福される。 〈05〉2017年02月08日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎聴導犬の飼い主に 内灘町の東さん 県内初登録「安心できる」  内灘町向粟崎2丁目の東(あずま)義一さん(81)が7日、県内で初めて、 聴覚障害者の「耳」となって助ける聴導犬の飼い主となった。東さんは日本聴 導犬協会(長野県宮田村)の有馬もと会長と町役場を訪れ、昨年12月に聴導 犬として認定されたシーズー「みみ姫」の飼い主登録を行った。  聴導犬は時計やノックの音、煙報知器の警報音などを聞き分け、聴覚障害の ある飼い主に触れて知らせ、音の場所まで導く。盲導犬や介助犬と同じ「身体 障害者補助犬」で、国の委託を受けて日本聴導犬協会が認定し、オレンジ色の 専用コートを着用する。公共交通機関やレストランなどに同伴できる。  東さんは小学5年の時、高熱が原因で耳が聞こえなくなった。同協会の紹介 で「みみ姫」と2年前から自宅訓練などを通じて絆を深め、昨年12月12日 に「みみ姫」の聴導犬認定と同時にユーザー(使用者)として認定を受けた。  災害発生に音で気付けないことが不安だったという東さんは、手話で「聴導 犬と暮らすことで安心できる」と話した。 〈06〉2017年02月10日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎幕末の書類6千点 金沢最大級の「鍋屋」 内灘町の子孫宅で発見  加賀藩士の収入米を保管し、換金した商人「蔵宿」のうち、幕末の金沢で最 大規模だった「鍋屋」の証書や切手など、書類約6千点が、内灘町に住む子孫 宅で見つかった。膨大な古文書によって、武士の暮らしぶりや当時の経済が判 明すると期待されている。  9日に金大角間キャンパスで開かれた会合で、同大歴史言語文化学系の上田 長生准教授が、古文書の分析結果を紹介した。  鍋屋は19世紀初頭から、現在の金沢市袋町で営業し、30〜40人の藩士 が収入米を預けていたとみられる。米の取扱量は、金沢に存在した蔵宿13軒 の中で最も多かった。  上田准教授は、古文書のうち2035点の分析を終えた。この中で、藩士が 飯米を引き出す際に用いた「渡切手(わたしきって)」などが見つかった。渡 切手は、藩士が蔵宿から借金をしたり、自分たちで食べる米を前借りしたりす る際にも用いられていたことが分かった。  県内の近世史研究者らでつくる「加賀藩研究ネットワーク」が2014年5 月、金沢市の前田土佐守家資料館で開いた古文書解読相談会に子孫から相談が 寄せられ発見に至った。  文書は約4千点の分析が残っており、上田准教授は「冠婚葬祭に関する文書 もあり、藩士の生活がより分かるかもしれない」と話した。上田准教授の研究 は、北陸銀行が金大の若手研究者へ行っている助成制度を活用した。 〈07〉2017年02月11日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎困りごと、地域で解決 17地区に窓口設置を 内灘町社会福祉協議会  内灘町社会福祉協議会は、地域住民が高齢者らの生活の困りごとを聞き、解 決策を見つける「支え合いネットワーク」づくりに乗り出した。10日には町 役場町民ホールで初めて研修会を開催し、町内全17地区に住民の相談を受け 付ける福祉委員会(仮称)を新設するよう呼び掛けた。  町社福協は町内会などに地域別の福祉委員会を設けてもらい、同委員会と社 福協などが連携する「支え合いネットワーク」を構築することを目指す。  福祉委員会は、一人暮らしの高齢者や高齢者世帯などが気軽に困りごとを相 談する組織とする。お年寄りが「電球の交換をしたいが、一人ではできない」 「玄関前の雪すかしをどうしたらいいのか」などと連絡すると、委員が対応す る。  地域で解決できない場合、委員会が社福協や町など関係団体に連絡する。お 年寄りに限らず、幅広い年齢層の住民から声を聞き、「近くに認知症の高齢者 が住んでいるが、どのように接すればいいのか」といった思いの「答え」も探 る。  10日の研修会には、町内会や民生児童委員ら約90人が出席し、社福協職 員が福祉委員会の構想を説明した。モデルケースとして、地域で支え合い活動 を行っている鶴ケ丘東安全ネット推進会議の活動が紹介され、出席者が意見交 換した。  町社福協は5日から、鶴ケ丘東町会の全約1千世帯を対象に、支え合い活動 の需要を探るアンケート調査も開始した。「近所に助けてほしいことはあるか」 といった質問の回答を集め、福祉委員会活動の参考にする。町社福協の担当者 は「住民が高齢になっても住み慣れた地域で暮らせるよう、助け合いの輪を広 げたい」と話した。 〈08〉2017年02月12日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎外国語で110人がスピーチ 内灘町でフェスティバル  内灘町スピーチフェスティバルは11日、町役場町民ホールで開かれ、児童 から一般まで国内外の57組110人が英語と日本語の練習の成果を示した。  久下恭功教育長ら6人が審査員を務めた。 〈09〉2017年02月15日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎26回目のチョコ、金沢市の希望が丘に贈る 内灘町の藏西さん夫婦  内灘町ハマナス1丁目の会社役員藏西健治さん(56)と妻千秋さん(56) は14日、金沢市小池町(おいけまち)の社会福祉法人希望が丘を訪れ、利用 者にバレンタインデーの板チョコ108枚を贈った。  藏西さん夫婦は毎年、同施設にチョコレートを寄贈しており、今年で26回 目となった。2人は利用者に「バレンタインを楽しんでください」と声を掛け、 利用者は「UFO」を合唱して感謝の気持ちを伝えた。 〈10〉2017年02月15日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎内灘町で再び豊漁を 今春、コタマガイを沖に放流 町と県漁協内灘支所  内灘町は新年度、県漁協内灘支所と協力し、かつて内灘海岸沖が県内有数の 漁獲量を誇った「コタマガイ」を放流する。アサリやハマグリに似た食用の貝 は、防波堤整備による潮流の変化などで、6年前からほぼ水揚げされなくなっ ていた。産卵期の貝を放流して1年間は漁獲を制限することで、個体数を増や し、2018年からの豊漁に期待を寄せる。  県や、のとじま臨海公園水族館(七尾市)によると、コタマガイは横幅3〜 5センチの二枚貝で、県内では主に内灘町から宝達志水町までの水深1〜50 メートルの砂地に生息する。地元では「アオサガイ」「オキアサリ」「アサリ」 などと呼ばれる。  内灘町では、かつて7、8月にコタマガイを取る桁(けた)網(あみ)漁が 盛んに行われていた。貝の水揚げだけで生活する漁師もいたが、30年ほど前 から全体の漁獲量が減少していた。  農林水産省の統計では、コタマガイを含む「あさり類」の内灘町の漁獲量が 25トンを記録した2010年以降、14年まで0トンが続く。県漁協内灘支 所によると、15、16年も1トン未満だった。  コタマガイは自然の影響を受けやすく、漁獲量が年によって大きく変動しや すい貝で、県漁協内灘支所の吉野徹運営委員長は金沢港の防波堤による潮流の 変化やレジャー客による密漁も不漁の原因とみている。 ●町が新年度予算に補助費を計上へ  県漁協内灘支所は今春、産卵期のコタマガイ約200キロを現在も貝が生息 する河北潟放水路から権現森海水浴場までの沖合10〜50メートルに放流す る。町は放流補助費を新年度当初予算案に計上する方針だ。同支所は貝を成長 させるため、2017年は漁獲制限を設ける予定である。 ----------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「内灘ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「海と風と砂丘からのふるさとメール内灘」の申し込みや解除は内灘町や 北國新聞社のホームページから行うことができます。   内灘町のホームページは http://www.town.uchinada.lg.jp/webapps/www/index.jsp   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