┏┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ┏ ┏┏┏   海と風と砂丘からのふるさとメール内灘    ┏┏ ┏┏    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏┏ ┏        166号(平成29年1月27日)   ┏┏┏┏                       毎月第4金曜日発行         〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜         発 行:内灘町総務部総務課            TEL 076−286−1111            FAX 076−286−0617           E−mail uchinada@town.uchinada.ishikawa.jp         〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  今年初めてのふるさとメールになります。少し遅いあいさつになります が、明けましておめでとうございます。  1月8日、内灘町文化会館にて成人式が挙行されました。華やかな衣装 に身を包んだ新成人たちが、旧友との再会を喜び合っていました。数年前 はあの場に自分がいたのか…と思うと、不思議な気分でした。数年後の自 分がなにをしているかは想像できませんが、新成人の皆さんには成人とし て決意を新たにしたこの日を忘れずに、素敵な大人になってほしいもので すね。  それでは「海と風と砂丘からのふるさとメール」第166号をお送りし ます。   ☆★☆第166号のメニュ−☆★☆ ◇第5代「恋人の聖地/内灘」キャンペーン隊募集!! ◇内灘町観光ボランティアガイド募集!! ◇第15回内灘町スピーチフェスティバル ◇内灘砂丘フェスティバル〜小濱神社と加賀百万石〜 ◇第34回内灘町長距離継走大会 参加者募集 ◇北國新聞・内灘ニュース ==================================       *** これからの行事のお知らせ *** ○第5代「恋人の聖地/内灘」キャンペーン隊募集!!  様々なイベントへの参加を通し、内灘町の観光情報を発信するため、第 5代「恋人の聖地/内灘」キャンペーン隊を募集します。応募用紙は内灘 町のホームページよりダウンロードできます。なお、都市整備部地域振興 課にもご用意しております。多くの方のご応募をお待ちしております。 ■募集人数   3名 ■任  期   平成29年5月から平成31年4月までの2年間 ■応募資格   18歳以上の男女 (内灘町内に在住又は勤務している、各種イベントに原則参加可能な方。) ■募集期間   1月30日(月)〜2月28日(火) ■賞  金   3万円(なお、推薦者には1万円) ■問い合わせ先 都市整備部地域振興課内 内灘町観光協会                      電話番号 286‐6708  ○内灘町観光ボランティアガイド募集!!  内灘町の観光案内を行うボランティアガイド「風案内はまなすさん」を 募集します。内灘町を訪れる方々への「おもてなしの心」を大切にしなが ら日々活動に取り組んでいます。  年齢や経験を問わず、一緒に活動してくださる方を随時募集しています ので、お気軽にお問い合わせください。 ■問い合わせ先 都市整備部地域振興課内 内灘町観光協会                      電話番号 286‐6708  ○第15回内灘町スピーチフェスティバル    日本人・外国人が、英語や日本語などでスピーチします。小学生から一 般までたくさんの方が日頃の学習の成果を発表しますので、皆様、ぜひ会 場で応援をよろしくお願いします。 ■日  時   2月11日(土・祝) 午後1時〜4時頃 ■場  所   内灘町役場 町民ホール ■主  催   内灘町教育委員会・Switchうちなだ ■問い合わせ先 教育部生涯学習課 電話番号 286‐6716 ○内灘砂丘フェスティバル〜小濱神社と加賀百万石〜    今回の砂丘フェスティバルは、小濱神社と加賀百万石をテーマに開催し ます。 ■日  時   2月26日(日) 午後1時30分〜 ■場  所   内灘町文化会館 【座談会】   コーディネーター          瀬戸 薫氏(石川県立図書館史料編さん室室員) 【加越能の民謡】内灘町民謡協会 【殺陣演舞】  村田 彦二 氏(殺陣師 舞踊家) 【講談・落語】 旭堂 南鱗 氏(講談師)         桂 きん枝 氏(落語家) ■問い合わせ先 教育部生涯学習課内内灘砂丘フェスティバル実行委員会                     電話番号 286‐6716       ○第34回内灘町長距離継走大会 参加者募集    内灘町長距離継走大会を次のとおり開催いたします。今年も特別賞とし て仮装賞を設けましたので、仮装しての参加も募集しております。ご家族、 お友達でチームを作ってふるってご参加ください。参加費は無料です。 ■日  時   3月20日(月・祝) 午前9時30分〜 小雨決行 ■コース    内灘町役場発着          内灘町役場周辺コース(1周3Km) ■参加資格   小学校4年生以上の健康な方 ■部  門   ◆団体の部(4人1チーム)          6部(男女別各3部)          一般(高校生含)の部・中学生の部・小学生の部         ◆個人の部           2部 男子の部・女子の部 ■申込方法   2月27日(月)必着で、所定の参加申込書を事務局へ郵         送又は持参してください。         ※大会実施要項及び申込用紙、コース図は事務局で配布          する他、町ホームページからダウンロードできます。 ■主  催   内灘町体育協会 ■申し込み・問い合わせ先 教育部生涯学習課内 内灘町体育協会事務局                      電話番号 286‐6716 ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 内|灘|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:ピーナツおこわ、より軟らかく 高齢者向けに改良 西荒屋営農促進会 02:新たな戸籍取得へ 内灘町の記憶喪失女性 県内初、身元手掛かりなく 03:通い続けて「お魚博士」 高校生・山岸さん のとじま水族館へ毎月 04:縁起物を燃やし家内安全願う 内灘町大根布区で左義長 05:波、寒風に耐え稽古 北陸武道連合会 06:内灘町で鶴西女性防火クラブ発足 07:「町民の力を一つに」 川口さんが決意 内灘町長に再選  08:金沢医科大で一般入試 石川県内私大のトップ切り 医学部3384人 09:延焼防ぐ消火活動を協議 内灘町消防本部 糸魚川大火を教訓に 10:内灘町でサーモンを陸上養殖 来年7月操業へ 東京の企業が移転  ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2016年12月28日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ピーナツおこわ、より軟らかく 高齢者向けに改良 西荒屋営農促進会  内灘町西荒屋でピーナツを使った地域おこしを進める西荒屋営農促進会は、 郷土料理「ピーナツおこわ」を高齢者向けに食べやすく改良した。地元農家の 軽食として親しまれた料理で、塩水をかけることでピーナツをより軟らかくし た。促進会が3年前から販売する町特産の「ピーナツ餅」の生産量も年々増え ており、関係者は「郷土の味」のさらなる発信に意欲を示している。 ●餅も生産順調  西荒屋営農促進会によると、西荒屋では戦前から、ほとんどの農家で自家消 費用のピーナツを栽培してきた。小粒ながら豊かな風味が特長で、餅にピーナ ツを混ぜた「ピーナツ餅」は子どもにとって冬の定番のおやつだった。  ピーナツおこわは、農繁期に手軽に用意できる料理として農家が作ってきた。 促進会が、餅が喉に詰まるのを恐れてピーナツ餅を購入しない高齢者でも食べ られるようにしようと「ピーナツおこわ」の改良品を作ることにした。ピーナ ツを軟らかくするために、ピーナツともち米を一緒に蒸した後、塩水をかける 手間を加えた。  ピーナツの香ばしい味がそのまま楽しめ、金沢医科大病院や道の駅「内灘サ ンセットパーク」などで150グラム150円と200グラム200円の2種 類を販売している。  促進会はピーナツを活用した地域振興を目指して2014年から、焼いて食 べるピーナツ入り角餅の販売を始めた。15年には焼かずに食べられる丸餅を 考案し、通院患者のおやつや手軽な食事として人気を集めている。  今年は町のふるさと納税の返礼品にピーナツ餅が加わったこともあり、ピー ナツの栽培面積を昨年の2倍となる約6千平方メートルに増やした。促進会の 川辺俊一代表は「おこわと餅で、内灘のピーナツを全国に広めていきたい」と 話した。 〈02〉2016年12月28日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎新たな戸籍取得へ 内灘町の記憶喪失女性 県内初、身元手掛かりなく  7月、内灘町で保護された身元不明の女性が記憶喪失状態のまま、新たな戸 籍を取得する「就籍手続き」を始めたことが27日、町などへの取材で分かっ た。石川県警は、県内で初めて「迷い人台帳」制度に基づき、60〜70代と みられる女性の顔写真などを掲載した台帳を全国の警察に通知したが、手掛か りはない。女性は裁判所で認められれば、来年にも新しい戸籍を法務省に届け 出るとみられる。  女性は7月4日、内灘町緑台2丁目の民家軒先で横たわっていた。町の水道 検針員が見つけ、119番通報した。けがはなく、会話はできたが、氏名や年 齢、住所など見つかる前の記憶がなく、医療機関で解離性健忘症と診断された。  女性は紫色のカーディガンと青色のウインドブレーカー、ベージュのズボン を着用。こげ茶色のリュックサックに歯磨きセットと着替え、小銭が入ってい た。  津幡署が衣服や所持品を調べたが、身元を特定できず、どこから来たのかも 分からなかった。女性は町内の特別養護老人ホームに滞在後、県内の医療機関 に入院し、現在も治療を続けている。  内灘町によると、女性は就籍手続きを希望し、弁護士と接見した。身長14 5センチのやせ型、白髪で標準語で話し、新橋、川崎、蒲田の地名を覚えてい た。病院では仮名で呼ばれ、穏やかな口ぶりで話しており、記憶を思い出せな い以外、元気だという。  県石川中央保健福祉センター福祉相談部の担当者は、女性の保護や生活に関 し「医師の判断を仰ぎながら、本人とやりとりをして決める」としている。治 療は記憶が戻るまで続き、一人で暮らせると医師が判断すれば、退院するとみ られる。  内灘町は「行旅病人及び行旅死亡人取扱法」に基づき、発見から2週間、女 性を保護し、入院費などを負担した。その後は県が保護している。  町は個人情報保護の観点から女性の顔写真を公開していない。面会を重ねた 町担当者は「身元を明らかにしたいが、情報保護に留意する必要がある。町に できることは限られ、何とも歯がゆい」と話した。 ●社会生活で不利益 専門家  戸籍がない不利益について、金沢弁護士会の織田明彦弁護士は「年金を受給 できず、国民健康保険にも加入できない。選挙権は与えられず、社会生活を送 る上で、さまざまな支障が生じる」と指摘する。  高齢化の進展で認知症患者らが身元不明者として保護され、無戸籍に陥るケ ースは今後も想定される。織田弁護士は「身元不明者の権利を擁護するため、 行政や警察が連携してサポートする必要がある。現行の法制度で対応しきれな い点がないか、立法の側面からの検討も必要だ」と話した。  県警生活安全企画課は、迷い人台帳掲載後、27日時点で女性についての問 い合わせはないとしている。警察庁生活安全企画課犯罪抑止対策室によると、 全国の迷い人台帳には計80人(11月18日現在)が載っている。今年は3 人の身元が判明し、2014年の制度運用後、計10人の身元が分かった。 「迷い人」が国内で新たな戸籍を取得したケースもあるという。 ★〔迷い人台帳制度(まよいびと・だいちょう・せいど〕  全国で認知症の高齢者らが行方不明になるケースが相次ぎ、警察庁が201 4年に創設した。身元不明者を保護する市町村が顔写真や発見場所などを記載 した台帳を作成する。都道府県警を通じて全国の警察に備え付けられ、不明者 の家族らが閲覧できる。 〈03〉2017年01月10日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎通い続けて「お魚博士」 高校生・山岸さん のとじま水族館へ毎月 七尾市ののとじま臨海公園水族館に、5年ほど前から毎月、母親とともに足 を運んでいる内灘町鶴ケ丘4丁目の山岸義幸さん(16)=伏見高1年=が、 同館職員の間で「お魚博士」として話題になっている。山岸さんの知識は飼育 員も舌を巻くほどで、同館も本来、市内の学校でしか受け入れていない職場体 験を認めるなど応援してきた。山岸さんは将来、水族館のスタッフとして働く ことを夢みている。  母の由美子さん(53)によると、山岸さんは幼い頃から魚類図鑑を熱心に 読んでいたという。由美子さんの実家が能登島にあることから、たびたび同館 を訪れるようになり、2012年4月に年間パスポートが販売されてからは毎 月1、2回程度、親子で通う。  蓄えた知識や水槽を眺め続けてきた「お魚博士」の観察力に、飼育員たちは しばしば驚かされている。「普段あまり動かないトラフザメが元気に泳いでる」 「いつものナポレオンフィッシュが見当たらない」。4年前に始まった年越し イベントも欠かしておらず、新年を迎える場も水族館だ。  山岸さんは学校活動でも水族館との関わりを持ってきた。小学6年時には仕 事に関する調べ学習で、池口新一郎副館長にインタビューし、中学2年時の職 場体験は1人、同館を就業先に選んだ。由美子さんが学校に申し入れ、館側も 山岸さんの熱意を歓迎した。 ●将来は飼育員に  10年以上前から山岸さんを知る加藤雅文企画係長は「しょっちゅう会うの で、我が子のような気さえする。飼育員になる夢を応援してあげたい」と話し、 深海魚が好きな山岸さんに、沼津港深海水族館(静岡県沼津市)を紹介するな ど情報交換を続けている。  由美子さんも、息子の水族館通いを支えるうちに魅力にはまり、館で撮影し た写真を小学校の教材として提供することもある。山岸さんは「好きな深海魚 を飼育して、謎の多い生態解明に貢献したい」と目を輝かせた。 〈04〉2017年01月10日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎縁起物を燃やし家内安全願う 内灘町大根布区で左義長  内灘町大根布区の左義長(本社後援)は9日、同町大根布3丁目の小濱(お ばま)神社で行われ、住民が持ち寄った縁起物を燃やした。  齋藤政史宮司が祝詞を奏上し、氏子総代の松岡義和大根布区長らが玉串をさ さげた後、境内の一角に掘られた深さ約2メートルの穴に火が入れられた。穴 にはしめ飾りや門松、お札などが投げ込まれ、住民は威勢よく燃える火に家内 安全や無病息災を願った。 〈05〉2017年01月10日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎波、寒風に耐え稽古 北陸武道連合会  北陸武道連合会の寒稽古(かんげいこ)(本社後援)は9日、内灘町の内灘 海岸で行われ、幼児から70代までの約250人が冷たい波や寒風に耐え、突 きや蹴りの練習に励んだ。  県内の6団体が参加した。海に向かってあいさつした参加者は、砂浜で正拳 突きや前蹴り、波打ち際で組手を繰り広げ、今年一年の精進を誓った。海岸清 掃や新成人を海に投げ入れる恒例の祝福も行われた。 〈06〉2017年01月16日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎内灘町で鶴西女性防火クラブ発足  内灘町鶴西女性防火クラブ発足式は15日、町鶴ケ丘西公民館で行われ、メ ンバー11人が防火への意識を新たにした。町内の女性防火クラブは13団体 となった。  生田秀治町消防長と岡部幾雄鶴ケ丘4丁目町会長があいさつし、同クラブの 清水美智子会長が生田町消防長から法被を受け取り、決意を述べた。 〈07〉2017年01月18日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「町民の力を一つに」 川口さんが決意 内灘町長に再選   17日告示の内灘町長選で再選を決めた川口克則さんは、支持者らと喜びを かみしめ、16年ぶりに無投票となった「信任」に気を引き締めた。町北部地 区の開発や内灘海岸のにぎわい創出、北陸鉄道内灘駅の周辺整備などに意欲を みなぎらせ、「町の事業は私一人では決してできない。オール内灘で町民の力 を一つにして取り組みたい」と決意を示した。  町内全域を選挙カーで遊説した川口さんは、午後4時50分ごろ、内灘町大 学2丁目の選挙事務所に入った。5時に無投票当選が報告されると、支持者か ら拍手と歓声が沸き上がった。  妻相(あい)子さん(48)とともに何度も深々と頭を下げた川口さんは 「初心を忘れず、明るく元気な町を目指し、住民が安心して暮らせるようにし たい」と力を込めた。  連合後援会長の中川達(すすむ)町議が支持に感謝し、選対本部長の生田勇 人町議会議長の主唱で万歳三唱した。同副本部長の恩道正博副議長の発声で乾 杯した。  北村茂男衆院議員、山田修路参院議員に続き、油野和一郎かほく、矢田富郎 津幡、杉本栄蔵中能登、山田憲昭白山、粟貴章野々市、津田達宝達志水、石川 宣雄穴水、持木一茂能登、前哲雄川北の9市町長が順に祝辞を贈った。石田忠 夫、山田省悟、和田内幸三、下沢佳充、焼田宏明、徳野光春、沖津千万人、米 田昭夫の8県議が祝福し、泉谷満寿裕珠洲市長も駆け付けた。  同日午前の出陣式で激励した谷本正憲知事からは祝福の電話が入った。 〈08〉2017年01月19日(木)北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎金沢医科大で一般入試 石川県内私大のトップ切り 医学部3384人  石川県内の私大のトップを切り、金沢医科大医学部の一般入試1次試験が1 9日、内灘町の同大など全国6会場で行われ、3384人が挑んだ。募集人数 は65人で、競争倍率は52・1倍となった。  試験は同大のほか、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡で実施された。外国語、 数学、理科の順で行われ、同大では61人が臨んだ。  1次試験合格者数は520人程度の見込みで、24日午後1時に発表される。 2次試験のグループ面接と小論文は30、31日に行われ、最終合格者は2月 2日午後1時に発表される。看護学部の一般入試は同9日に行われる。 〈09〉2017年01月21日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎延焼防ぐ消火活動を協議 内灘町消防本部 糸魚川大火を教訓に  内灘町消防本部は20日、同本部で、新潟県糸魚川市の大火を教訓に大規模 火災対応検討会を初めて開いた。隊員が住宅密集地での延焼を防ぐ効果的な消 火や応援要請のほか、強風による「飛び火」に対応する方策を話し合った。同 本部は隊員の意見を基に大規模火災の対応指針を策定する。  検討会では、木造住宅が密集する向粟崎、大根布、西荒屋3地区での火災を 想定した。隊員24人が3班に分かれ、担当地区ごとに消火活動を発表した。  糸魚川市の大火と同様にフェーン現象で乾いた風が吹き込み、延焼が広がっ ているとし、消防車の配置や避難誘導のほか、自衛隊への協力要請の内容など を協議した。 〈10〉2017年01月25日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎内灘町でサーモンを陸上養殖 来年7月操業へ 東京の企業が移転  内灘町千鳥台4丁目でサーモンの陸上養殖場を開設する計画が固まった。養 殖事業を展開するために設立されたサーモンヒルズ(内灘町)が来年7月の操 業、2019年7月の出荷開始を目指す。サーモンは回転ずし店や和食店など に販売する予定で、地元雇用も計画している。  24日の内灘町議会総務産業建設常任委員会で報告された。  サーモンヒルズは、フィッシュ東京(東京)が今月上旬に本社を内灘に移転 し、社名を変更した。ショッピングモール「コンフォモール内灘」敷地内の南 側に設けられているAゾーンの駐車場の一部約3200平方メートルを賃借し、 サーモンの陸上養殖場を設ける。金沢市内の知人から紹介を受け、適地と判断 した。  養殖場には直径9メートル、高さ2・8メートルの水槽を6基備え、年間2 50トンのサーモンの出荷を見込む。サーモンの陸上養殖を手掛ける林養魚場 (福島県)と連携して取り組む。2階には見学コーナーやカフェを設ける。  投資額は11億円を見込み、今年7月に建設工事を開始する。サーモンは 「金澤サーモン」のブランド名で売り出す。高齢者を活用したい考えで、10 人程度の雇用を見込む。  サーモンヒルズの山中英郎社長(77)によると、国産のサーモンが地球温 暖化の影響などで減少しており、養殖サーモンの需要拡大が期待されていると いう。山中社長は今後、地元関係者らに説明する方針を示し、「養殖事業を地 域活性化につなげたい」と話した。 ----------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「内灘ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「海と風と砂丘からのふるさとメール内灘」の申し込みや解除は内灘町や 北國新聞社のホームページから行うことができます。   内灘町のホームページは http://www.town.uchinada.lg.jp/webapps/www/index.jsp   北國新聞社のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------