┏┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ┏ ┏┏┏   海と風と砂丘からのふるさとメール内灘    ┏┏ ┏┏    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏┏ ┏        156号(平成28年3月25日)   ┏┏┏┏                       毎月第4金曜日発行         〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜         発 行:内灘町総務部総務課            TEL 076−286−1111            FAX 076−286−0617           E−mail uchinada@town.uchinada.ishikawa.jp         〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜    だんだんと暖かくなり、春らしくなってきました。春といえば桜やチュ ーリップ、菜の花など色とりどりの植物が楽しみですね。実はこの「菜の 花」ですが、植物学的には存在せず、アブラナ科の植物の総称を「菜の花」 と呼んでいるそうです。そして通常、私たちが「菜の花」と呼んでいるア ブラナも成長過程で呼び名が変わるそうで、若い茎葉が食用になるときは 「アオナ」、美しい花をつけているときは「ナノハナ」、種子ができたと きは「アブラナ」と呼ばれます。なんとなく見ていた菜の花ですが、奥が 深いですね。今年は注意深く観察してみようと思います。皆さんも菜の花? アブラナ?を見つけた際はぜひ思い出してみてください。  それでは「海と風と砂丘からのふるさとメール」第156号をお送りし ます。 ☆★☆第156号のメニュ−☆★☆ ◇楽しくスイミングなら屋内温水プールへ! ◇福祉センター「ほのぼの湯」変わり湯のお知らせ ◇北國新聞・内灘ニュース ==================================       *** これからの行事のお知らせ *** ○楽しくスイミングなら屋内温水プールへ!  屋内温水プールでは、平日午後4時〜5時のジュニアスイミング体験を 実施いたします!心肺機能、体力の向上はもちろん、夏季に向けてのお水 慣れは今から!興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。見学も 可能です! ■日程      月曜日〜金曜日の午後4時〜5時クラス          (火曜日は休講です。) ■問い合わせ先  内灘町屋内温水プールDUNE                      電話番号 286―1800 ○福祉センター「ほのぼの湯」変わり湯のお知らせ  いつも、福祉センター「ほのぼの湯」をご利用いただきありがとうござ います。解体工事や新しい温浴施設の建設が始まりましても、当面の間は 浴場の営業を継続して行います。工事期間中は、お客様にご不便をおかけ しますが、よろしくお願いいたします。スタッフ一同心からお待ち申し上 げます。 ■3月の変わり湯  桃の湯  春を告げる桃の香りの入浴剤。モモ葉エキス(保湿成分)がしっとり健や  かに潤います。 ■4月の変わり湯  桜の湯  コラーゲンエキス配合(エモリエント成分)。ゆったり入浴で素肌に潤い  を与え、桜の香りが春を実感させます。  ※ 変わり湯は、土、日及び祝日限定となります。 ■問い合わせ先   内灘町福祉センターほのぼの湯                      電話番号 286‐3100 ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 内|灘|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:「クジャク画」をデジタルで復元 金沢学院大の吉田講師 02:初踊り、千人が躍動 YOSAKOIソーラン日本海 26チームが演舞 03:薬物乱用の怖さを伝える 金沢医科大生、内灘中で教室 04:太鼓と舞踊や合唱が共演  内灘町で「どんどこ祭」 05:自己水確保で災害対応 井戸を掘削し地下水くみ上げ 06:友好都市の味を給食で 内灘町に北海道猿払村のホタテ 07:町バス路線の見直しへ審議 内灘町議会全員協議会 08:「健康で優しい」牛乳ラベルに ホリ牧場夢ミルク館が商品化 09:県外出身の若手が能登で独立就農 河北潟干拓地で3年学び 10:砂絵で内灘を描く 「風と砂の館」でワークショップ ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2016年02月28日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「クジャク画」をデジタルで復元 金沢学院大の吉田講師  戦前に「北陸の宝塚」と呼ばれた内灘町の粟ケ崎遊園大浴場に飾られていた クジャクのタイル画を、デジタル画像で往時のように鮮明によみがえらせるプ ロジェクトが始動した。金沢学院大美術文化学部メディアデザイン学科の吉田 一誠講師がデジタル技術を駆使し、現存するタイルから全体像を復元する計画 で、5月には町内に移設されている遊園の正門に投影し、お披露目する。  タイル画は、大浴場の男湯と女湯の壁にそれぞれ飾られ、いずれも山中に憩 うクジャク2羽が描かれていた。1951(昭和26)年に大浴場を解体した 際、町民が私費でタイルをはがして自宅で保管し、96(平成8)年に町へ寄 贈した。  内灘町は昨年7〜9月、粟ケ崎遊園開園90年を機にタイル画の復元作業に 取り組んだ。色落ちした部分や破損したタイルが多いことから、欠落部分を白 いタイルで補いながら総枚数約700枚のうち208枚を並べ、縦2・4メー トル、横2メートルのタイル画の一部を仕上げた。損傷が激しいため、昨年1 2月に町歴史民俗資料館「風と砂の館」で開かれた開園90周年企画展に展示 した後、タイルは同館倉庫で保管している。  鮮やかな色を一部に残すタイル画を企画展で目にした吉田講師は、自分の専 門分野を生かして戦前の色鮮やかな姿に復元しようと、内灘町に提案し、デジ タル画像での復元を実現させた。  復元作業は吉田講師がゼミの学生と協力して取り組む。タイルを1枚ずつス キャナーで読み込み、デジタルデータ化した後、過去の写真や隣接するタイル 画の筆致、全体の構図などから類推して、色落ちや欠損した絵を描いていく。  色の重なり方や絵の具のにじみ具合なども確かめることで、下地のタイルや 絵の具の質感まで再現できる。大浴場でクジャク画を見たことがある人の意見 も聞きながら、往時の姿に近づける。  作業は第1段階として5月までに大まかな全体像を復元させ、1年掛けて細 部まで仕上げる。学生は5月、内灘町総合公園に移設されている粟ケ崎遊園本 館正門に第1段階の復元図投影を予定する。吉田講師は「デジタル画像の特長 を生かし、さまざまな活用法を考案して町内外の人が粟ケ崎遊園に興味を持つ きっかけにしたい」と話した。 ★〔粟ケ崎遊園(あわがさき・ゆうえん)〕  材木商の平沢嘉太郎が1925(大正14)年、内灘町の砂丘地に創設した 遊園地で、1千人収容の劇場や旅館、動物園、遊技場などが設けられた。太平 洋戦争の開戦で41(昭和16)年に閉園し、51年に同園で開催されたオリ ンピック観光博の後、建物は解体された。 〈02〉2016年02月29日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎初踊り、千人が躍動 YOSAKOIソーラン日本海 26チームが演舞  YOSAKOIソーラン日本海の2016新春初踊り(北國新聞社など主催) は28日、内灘町文化会館で行われ、あでやかな衣装に身を包んだ石川県内の 26チーム約1千人が躍動感あふれる演舞を繰り広げ、一年の始まりを華やか に彩った。  YOSAKOIソーラン日本海組織委員会の選抜チーム「The日本海&北 國新聞」や、地元内灘町の「うちなだ愉快な仲間たち」、昨年の年間グランプ リに輝いた小松市の「粟津おすえべ花吹雪」などが力強く踊り、会場を熱気で 包んだ。  県内各地の大会で使われる今年の総踊り曲「ストリート of The ソ ーラン」が初披露され、はつらつとした演舞に参加者は心を躍らせた。組織委 の男性メンバーで結成した新チーム「T―BOYS“炎衆(えんじゅ)”」や 「The日本海&北國新聞」の今年のテーマ曲「加賀の祭り」もお披露目され た。  フィナーレの総踊りでは、舞台と通路を埋めた全参加者が一体となって「踊 れ日本海」などを舞い、団結を強めた。支部対抗の総踊り大会では金沢支部、 チーム対抗大会では金沢市の「義導口心(ぎどうろここ)」が大賞に輝いた。 〈03〉2016年03月05日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎薬物乱用の怖さを伝える 金沢医科大生、内灘中で教室  金沢医科大の「健康推進委員会AIR」による薬物乱用防止教室は4日、内 灘町内灘中で開かれ、医学部と看護学部の学生14人が1年生252人にクイ ズや寸劇を交えて薬物の怖さを伝えた。  委員会は2006年から毎年内灘中で喫煙防止教育を行ってきた。社会的に 薬物事件が大きく取り上げられ関心を集めていることを受け、初めて薬物乱用 をテーマにした教室を企画した。  学生は急性中毒や薬物依存などを説明した。友人や先輩から誘われて薬物を 使い始めてしまう人が多いことをクイズで伝え、誘われても断り、断り切れな いときはその場から逃げるよう呼び掛けた。  断り方を練習するロールプレーイングが行われ、生徒はしつこく誘ってくる 相手への対応を学んだ。医学部3年の鈴木敬子委員長は「薬物は子どもにとっ ても身近な危険になっており、怖さを知り、手を出さないでほしい」と話した。 〈04〉2016年03月07日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎太鼓と舞踊や合唱が共演  内灘町で「どんどこ祭」  内灘和太鼓協会の第15回記念内灘和太鼓どんどこ祭(北國新聞社など後援) は6日、内灘町文化会館で行われ、町内外の太鼓チーム10団体が勇壮な音を 響かせた。15回の節目を記念し、町文化協会所属の4団体と太鼓の共演も披 露された。  2部構成で、1部は地元内灘の「摩凛(まりん)」「宙飛(ちゅうひ)」 「和太鼓体験教室」「彩(いろどり)」「胡舞(こまい)」「REN(蓮)」 が激しいばちさばきで観客を魅了した。2部では、太鼓演奏に合わせて「かが やき音楽団」のコーラスや「民舞北川会」の舞などが繰り広げられ、ステージ を盛り上げた。優楽(ゆうらく)(金沢市)、大場潟乃太鼓(同)、打族(小 松市)、輪島・和太鼓虎之介(輪島市)もゲスト出演した。  フィナーレは全太鼓チームで「加能の響き」を演奏し、会場の熱気は最高潮 に達した。北陸放送、テレビ金沢、エフエム石川、ラジオかなざわ、金沢ケー ブルテレビネットも後援した。 〈05〉2016年03月09日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎自己水確保で災害対応 井戸を掘削し地下水くみ上げ  内灘町議会3月会議は8日、本会議を開き、6氏が一般質問した。答弁で町 側は災害時の飲料水を確保するため、新年度に井戸を掘削するなどの方策を探 り、基本計画を策定する方針を示した。同町は現在、上水道の水源がないため 県水と金沢市水を受けており、地震などで水道管が壊れる事態に備えて「自己 水」を確保することにした。  内灘町の受水量は1月末時点で1日当たり8459立方メートルで、県水8 7%、市水13%の比率となっている。町は河北潟や大野川に囲まれ、震災な どで橋が損壊すれば車による給水も困難になる恐れがあるとみて水源確保を目 指すことにした。  本会議で太田臣宣氏(無所属)が受水計画をただしたのに対し、長田学都市 整備部担当部長(上下水道担当)が「災害時に対応するため自己水の確保につ いて基本計画を策定する」と述べた。  町では今後、新たな井戸を掘削し、地下水をくみ上げることを検討する。北 部地区を中心に井戸の適地を調査し、海や川、潟の水の利用のほか、貯水施設 整備や県水の受給経路の2系統化も探る。水の安定供給や費用などを勘案して 計画を決める。  町によると、過去に複数の井戸を掘削したが、鉄さびが多く含まれ、浄水費 用がかさむことから2010年から町内での取水を停止している。 〈06〉2016年03月11日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎友好都市の味を給食で 内灘町に北海道猿払村のホタテ  内灘町の全6小中学校で10日、同町の友好都市である北海道猿払(さるふ つ)村の特産ホタテが入ったカレーが給食に出された。  猿払村はホタテの水揚げ量日本一として知られる。同村のホタテ漁は、明治 期に内灘の漁師らが出稼ぎに赴き盛んになったとされる。その縁で内灘町と昨 年10月、友好都市提携を結んだ。  給食には、猿払村産ホタテの貝柱を具材に、甘めに味付けられた「ホタテご ろごろカレー」が約2570食用意された。  大根布小では、川口克則町長らが児童と給食を味わった。林琥珀(こはく) 君(1年)は「ホタテがおいしすぎて、次の一口が食べられない」と笑顔で話 した。 〈07〉2016年03月11日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎町バス路線の見直しへ審議 内灘町議会全員協議会  内灘町議会全員協議会は10日開かれ、町側は町コミュニティーバスのルー ト見直しへ審議を進めていることを明らかにした。  町コミュニティーバスの路線には、町役場を発着点に、町内全域を巡る「全 町ルート」と白帆台以南を走る「南部ルート」がある。町は現在、停留所の変 更やバスの増車も含めて全ルートを審議している。今後、石川中央都市圏の将 来ビジョンや町民の要望を組み入れながらルートを策定するという。  北陸鉄道(金沢市)の白帆台地区と内灘駅を結ぶ路線バス「鶴ケ丘住宅線」 が新年度に増便されることも報告された。鶴ケ丘住宅線は現在、午前に白帆台 発内灘駅着が2便、午後に内灘駅発白帆台着が1便運行しており、新年度から は午前、午後ともに1便ずつ増える。 〈08〉2016年03月12日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「健康で優しい」牛乳ラベルに ホリ牧場夢ミルク館が商品化  金沢学院大美術文化学部メディアデザイン学科の寺中睦姫(むつき)さん (2年)は、ホリ牧場夢ミルク館(内灘町)が商品化を目指す牛乳のラベルを デザインした。風呂上がりの女性が腰に手を当てて牛乳を飲む姿を柔らかいタ ッチで描いた。同社は大型連休ごろに販売を始める。  デザインは200ミリリットルの牛乳瓶のラベルに使われる。若い世代に牛 乳を飲んでもらいたいと、同社の堀和美社長が同大美術文化学部の吉田一誠講 師にデザインを依頼した。学生から10点の応募があり、「牛乳の健康的で優 しいイメージにぴったり」(堀社長)と、寺中さんの作品が採用された。  11日は夢ミルク館で、寺中さんと堀社長らが打ち合わせをした。寺中さん のキャラクターは、ミルクにちなんで「夢美留子(ゆめみるこ)」と名付けら れた。同社は、夢美留子を一つの商品だけでなく、同館全体のイメージを担う キャラクターに成長させたい考えで、幅広い活用を検討する。 〈09〉2016年03月17日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎県外出身の若手が能登で独立就農 河北潟干拓地で3年学び  河北潟干拓地に農場を持つ宮川農園(内灘町)で3年間、農業を学んだ大阪 府茨木市出身の吉田卓矢さん(32)と、黒部市出身の細川拓哉さん(26) が能登で独立することになった。2人は若手農家グループ「石川農業維新の会」 も結成した。県内では20、30代の新規就農者が減少に転じており、2人は 新天地での仕事や会の活動を通じて、農業の楽しさを伝える。  サラリーマンだった吉田さんは、農家の祖父を手伝ううちに、農業への関心 が高まった。以前、訪れた一面に田畑が広がる石川の風景が忘れられず、宮川 農園に入った。  同じく会社員をしていた細川さんは、3年前の結婚を機に「自分の子どもの 成長に関わる食べ物を自分で作りたい」と就農した。2人は、宮川農園の宮川 美智夫代表のもとで穀物や葉物、野菜の栽培ノウハウを身に付けた。  県によると、県内の2014年度の新規就農者は前年度比35人減の115 人で、4年ぶりに減少した。このうち20代は同19人減の28人、30代は 同13人減の33人となっており、後継者不足や若者の農業離れが深刻化して いる。  2人は「自分たちも何か新規就農に貢献できないか」と考え、「石川農業維 新の会」をつくった。そろいの作業服を着て、各地で開かれる研修会に参加す るなどして、若い世代が農業を楽しんでいる姿を発信してきた。  吉田さんは、今春から七尾市中島町の畑を借りてネギの栽培を始める。細川 さんは妻美香さん(29)の実家がある志賀町で、稲作やころ柿の生産を始め るため、土地を探している。  吉田さんは「誇りを持って石川で農業をやっていきたい」と語り、細川さん は「若者が楽しいと思える農業を目指す」と話した。 〈10〉2016年03月21日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎砂絵で内灘を描く 「風と砂の館」でワークショップ  内灘町歴史民俗資料館「風と砂の館」のワークショップ「内灘を描く」(本 社後援)は20日、同館で行われ、17人が色とりどりの砂で内灘町を表現し た作品を仕上げた。  参加者は接着剤の付いた画用紙にアクリル絵の具で着色した砂を散らし、内 灘大橋や海岸に沈む夕日などを描いた。画家の矢部史朗さん=金沢市=が指導 した。完成した砂絵は4月17日まで同館で展示される。 ----------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「内灘ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「海と風と砂丘からのふるさとメール内灘」の申し込みや解除は内灘町や 北國新聞社のホームページから行うことができます。   内灘町のホームページは http://www.town.uchinada.lg.jp/webapps/www/index.jsp   北國新聞社のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------