┏┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ┏ ┏┏┏   海と風と砂丘からのふるさとメール内灘    ┏┏ ┏┏    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏┏ ┏        153号(平成27年12月25日)   ┏┏┏┏                       毎月第4金曜日発行         〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜         発 行:内灘町総務部総務課            TEL 076−286−1111            FAX 076−286−0617           E−mail uchinada@town.uchinada.ishikawa.jp         〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  今年も残すところ7日。今年も終わりということで、日本漢字能力検定 協会は12月15日、2015年の「今年の漢字」が「安」に決まったこ とを発表しました。選ばれた理由は「世界で頻発するテロ事件や異常気象 など、人々を不『安』にさせた」「建築偽装問題やメーカーの不正が発覚 し、暮らしの『安』全が揺らいだ」ことなど。あまり前向きではありませ んね。悪いことは記憶に残りやすいのでしょうか。来年は前向きな漢字が 選ばれる1年になるといいなと思います。  それでは「海と風と砂丘からのふるさとメール」第153号をお送りし ます。今年も一年ご愛読していただきありがとうございました。それでは 良いお年を。 ☆★☆第153号のメニュ−☆★☆ ◇フラダンス教室のご紹介 ◇平成28年河北郡市消防団連合会出初式 ◇図書館年末年始休館のお知らせ ◇北國新聞・内灘ニュース ==================================       *** これからの行事のお知らせ ***  ○フラダンス教室のご紹介    温水プールDUNEでは、木曜日の午後7時30分〜8時30分、金曜日の 午前10時30分〜11時30分にフラダンス教室を開催しております。 幅広い年齢の女性の方が、毎回とても楽しみながら、そして優雅に、教室 に参加しております。無料体験を随時受け付けておりますので、ぜひ一度 ご体験ください!受講料金は3か月10回コースで7,236円ととても リーズナブルです! ■問い合わせ先  内灘町屋内温水プールDUNE                      電話番号 286−1800  ○平成28年河北郡市消防団連合会出初式    内灘町河北潟放水路放水会場において、平成28年河北郡市消防団連合 会出初式のカラー放水が行われます。河北郡市消防連合会23ヶ分団のポ ンプ車が、一斉に5色の水を空高々に放水し、平成28年が災害の無い平 穏な年であるよう願うとともに、防火・防災意識の高揚を図ります。町民 の皆様のご観覧をお待ちしております。 ■河北郡市消防団出初式(放水式)  日時:平成28年1月4日(月)午前11時40分頃  場所:河北潟放水路(かほく市側)  観覧場所:サンセットパークふれあい広場   ■内灘町消防団出初式  日時:平成28年1月4日(月)午前7時30分〜  場所:内灘町消防本部 ■河北郡市消防団連合会出初式  日時:平成28年1月4日(月)午前11時〜  場所:内灘町文化会館  ○図書館年末年始休館についてのお知らせ  年末年始、次の期間図書館は休館しますので、ご協力をお願いいたしま す。   ■休館日  平成27年12月28日(月)〜平成28年1月4日(月) ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 内|灘|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:健康教室参加で特典 内灘町 60歳以上に商店街ポイント  02:防災センターを新設 大根布地区で、2017年春完成へ 03:旭ケ丘公園をきれいに 内灘町の児童がポスター設置 04:モレシャンさん、芸術文化を語る 内灘町総合美術展 05:父の故郷、石川の公演に情熱 女優・歌手の純名里沙さん 06:町バスに「ミルク王国」 内灘町商工会がラッピング 07:内灘町の魅力を児童が発信 清湖小で校内放送の番組制作 08:内灘中の自転車通学解禁へ 町教委が検討 生徒「時間に制約」 09:砂浜侵食、のり面が崩落 堤防破損、崖出現 県が対策工事に着手 10:自転車の町なのに小3まで運転禁止 38年前の事故を教訓に ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2015年11月28日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎健康教室参加で特典 内灘町 60歳以上に商店街ポイント   内灘町は12月から、健康に関する教室や行事に参加した60歳以上の町民 に対し、商店街ポイントを発行する事業を開始する。健康増進に取り組むきっ かけをつくるとともに、介護予防の推進を図る。  27日開かれた町議会全員協議会で町側が報告した。計画では、健康をテー マに公民館や老人クラブが開催するサロンや町の各種行事に参加した場合、1 回につき、町商業振興協同組合発行の「サンセットカード」で30ポイント分 を付与する。町内に住所がある60歳以上の人が対象で、実施期間は来年2月 末まで。  このほか、道の駅内灘サンセットパークの指定管理者候補に五郎島農園(金 沢市)を選んだことが説明された。期間は来年4月から3年間となる。 〈02〉2015年12月03日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎防災センターを新設 大根布地区で、2017年春完成へ  内灘町は、大根布地区で地域防災センターの建設に着手する。研修や訓練に 使える会議室や備蓄庫、ホール、自家発電機などを備える。町南部における新 たな防災拠点として活用していく方針で、12月補正予算案に調査設計、解体 費など3千万円を計上する。  防災センターは現在の大根布公民館を解体して跡地に整備する。計画では、 来年3月から解体に入り、同7月ごろから建設工事、2017年2月末の完成 を目指す。総事業は2億5千万円を見込んでいる。  センターは2階建てで、延べ床面積は約740平方メートルとなる。調理室 や資料室も整備し、屋外には防災広場をつくる。  町では、現在74人の防災士を17年度に90人に増やす目標を立てている。 その後も防災士の養成に取り組んでいく方針で、大根布の防災センターが完成 すれば、住民向けの講座や研修会などを開催し、地域防災力のさらなる強化に つなげる考えである。 〈03〉2015年12月03日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎旭ケ丘公園をきれいに 内灘町の児童がポスター設置  内灘町旭ケ丘町会の児童12人が、遊び場としている旭ケ丘公園に、公園の 美化を呼び掛けるポスター12枚を設置した。  ポスターは縦30センチ、横42センチで、「ゴミはゴミ箱へ捨てようね」 「まちをきれいに」などの文字とイラストで、ごみのポイ捨て禁止や犬のふん の後始末を促している。  旭ケ丘町会長の堀祐輔さんが、公園に菓子の袋やペットボトルなどがよく捨 てられていることから、ポスター制作を企画し、児童に協力を呼び掛けた。有 志12人が参加し、滑り台や木の幹にポスターを掲示した。  公園に隣接する旭ケ丘公民館は、ポスターの掲示に合わせて、開館中、子ど もたちが拾ったごみを捨てられるよう玄関にごみ箱を設置した。木村厚子主事 によると、公園の利用者から「きれいな公園ですね」と話し掛けられるほど、 ごみがなくなったという。 〈04〉2015年12月07日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎モレシャンさん、芸術文化を語る 内灘町総合美術展  内灘町総合美術展(本社後援)の特別企画としてライフスタイル・エッセイ ストのフランソワーズ・モレシャンさんが6日、町役場で講演し、芸術文化の 楽しみ方について語った。  「フランス式アート教育」と題して講演したモレシャンさんは「アートは自 由だ。作家に自由に表現させないといけない」と指摘した。部外者が意見した り、政治的な圧力を加えたりすることについて「自由がないのは罪だ」と語っ た。  パリの同時テロに関しては「怖くない。私たちパリジャンは普通にテラスで カフェを飲み、コンサートへ行く。これがテロに負けない動きだ」と話した。 〈05〉2015年12月09日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎父の故郷、石川の公演に情熱 女優・歌手の純名里沙さん  女優で歌手の純名里沙さんが石川でのコンサート活動へ情熱を傾けている。 11月、内灘町文化会館で歌声を披露した純名さんは、輪島市門前町出身の父と 今夏にも能登へ墓参りに訪れたとし、「ご先祖さまが見守ってくれている気が して、北陸ではとてもリラックスして歌えるんじゃないかなと思います。酒蔵 みたいな場所でも歌えたら面白そう」と意気込みを語った。  元宝塚歌劇団花組トップ娘役の純名さんは入団当時から抜群の歌唱力を買わ れ、初舞台でフィナーレの歌手エトワールを務めた。在団中に主演したNHK 連続テレビ小説「ぴあの」では主題歌を歌い、歌手としてオーケストラ・アン サンブル金沢とも共演している。  東日本大震災で心を大きく動かされ、悔いのない生き方をしようと考えた時 に、自分が最もやりたいことは歌であるとの認識を新たにしたという。純名さ んは「今まで幾度となく歌や音楽によって救われてきた。音と一体になってい るときが一番幸せかもしれません」と力を込める。  11月23日に開かれた「内灘砂丘フェスティバル2015」(本社共催)で は、伸びやかな歌声を響かせた。今後はさまざまな場所で歌える歌手を目指し、 観客の反応がダイレクトに伝わってくる30〜50人規模のカフェなどでのラ イブ開催へ向けて意欲を示す。  10月に発売したアルバム「Silent Love」では、笹子重治さん のギターに乗せて繊細に歌い上げている。純名さんは「音楽は気持ちを上げて くれるものだし、癒やしてくれるもの。そういう存在に私の声もなれたらうれ しい」と期待を寄せた。 〈06〉2015年12月10日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎町バスに「ミルク王国」 内灘町商工会がラッピング  内灘町コミュニティーバス「なだバス ナディ」2台に9日、町商工会が取 り組む町おこし「ミルク王国ウチナダ」のラッピング広告が施され、町役場で 披露された。  バスは側面に縦横各83センチのロゴマークが付けられ、バス後部には「ミ ルク王国ウチナダ」の文字とマスコットキャラクターが描かれた。ロゴマーク は、特殊なフィルムを使い、車内からはロゴが透け、外の風景が見えるように した。ミルク王国ウチナダ実行委員会の前田利幸委員長らがラッピング広告を 企画した。 〈07〉2015年12月10日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎内灘町の魅力を児童が発信 清湖小で校内放送の番組制作  内灘町清湖小の5年生51人が、校内放送で内灘の魅力や特徴を伝える番組 の制作に取り組んでいる。児童は9日、町役場を訪れ、町職員11人に取材し た。  児童は「発信!清湖情報局」と銘打って、11月から自然や交通機関などの テーマごとに調べてきた。  各課の職員が「内灘町の公園の数は」「サンセットブリッジ内灘の名前の由 来は」などの質問に答え、児童が熱心にメモした。  放送は1月ごろの予定で、町のマスコットキャラクターについて調べた喜多 里歩さんは「内灘のことを、みんなにもっと知らせて好きになってほしい」と 意気込んだ。 〈08〉2015年12月11日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎内灘中の自転車通学解禁へ 町教委が検討 生徒「時間に制約」  町教委は、内灘中で自転車通学を許可する方向で検討に入る。実施時期や対 象となる通学区域などについて、学校や保護者と協議を進める。  町唯一の中学校である内灘中は、1959(昭和34)年に大根布中と西荒 屋中が統合して誕生した。町は開校時から、学校が遠くなった北部地区の生徒 のため、スクールバスを運行し、自転車通学を禁止してきた。疲れず、安全に 通学できる一方、生徒からは「運行時間に合わせて登下校しなければならない」 と時間的な制約を受けることに不満の声が出ていたという。  一般質問で夷藤氏は、自転車通学により、生徒が部活動などをしやすくなる と指摘した上で「バス通学では中学の大切な成長期に基礎体力を付けることが できない」と強調した。  久下恭功教育長は自転車通学について「補習時間が取れるようになり、教育 活動に幅が出る」と利点を挙げ、「金沢の高校に通う場合、自転車通学が多く なる。交通ルールやマナーを中学時代から学ぶことも大切だ」と答え、駐輪場 の設置を含めて関係者と協議していくと説明した。 〈09〉2015年12月15日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎砂浜侵食、のり面が崩落 堤防破損、崖出現 県が対策工事に着手  内灘町からかほく市に掛けての海岸線で砂浜が大きく削られ、護岸設備が破 損したり、のり面が崩落したりする被害が確認された。冬場の波浪が原因とみ られ、内灘町では砂浜が約50メートル後退した場所もある。激しい波浪が押 し寄せる冬の間に、浸食がさらに進む恐れがあるため、石川県は事業費約22 億円を投じ、消波ブロックの設置など対策工事に乗り出した。  海岸の浸食が確認されたのは、内灘町の宮坂、西荒屋、室、かほく市の大崎、 白尾の計5カ所で、波が打ち寄せて砂浜をえぐり、のり面が崩れて崖ができて いる。  県によると、被害が発生したのは今年3月10日の発達した低気圧が原因と みられる。内灘町宮坂では150メートルの区間で最大約50メートルの浸食 が確認され、地盤を削られたコンクリート護岸の一部が崩落する被害が出た。 高さ約8メートルの崖も出現している。  このほか、大崎では320メートル、西荒屋では280メートルの区間で浸 食が激しい。県の担当者は「現場の海岸線は昭和50〜60年代から浸食がみ られるようになったが、今年の波浪は例年にない強さだった」と話した。  このまま放置すれば、浸食が進み、防風林が植えられている砂丘が崩れる可 能性がある。内灘町など地元関係者によると、海岸に沿って走るのと里山海道 に大量の砂が飛んでスリップ事故を引き起こす危険性もあるという。  現場の復旧について、県は既に施工業者を決め、消波ブロックの製作に取り 掛かっている。波の威力を抑えるために波打ち際にコンクリートブロックを斜 めに積み、土砂を投入して砂浜の回復を図る。工事期間は未定で、県担当者は 「なるべく早く完成させていきたい」と話した。 〈10〉2015年12月21日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎自転車の町なのに小3まで運転禁止 38年前の事故を教訓に  石川県唯一の自転車競技場がある内灘町は「自転車の町」を掲げ、能登を駆 ける「ツール・ド・のと」の発着点でもある。ところが町内で自転車に乗る子 をあまり見掛けない。中学校では自転車通学が認められず、スクールバスを使 う生徒に解禁を検討していると町議会で聞いたが、小学校では通学に限らず 「3年まで一人での自転車運転は禁止」というさらに厳しいルールがあった。 理由を探ると、38年前に起きた事故と銅像にたどり着いた。(谷内俊介)  子どものころ、自転車の補助輪を外して乗れるようになったことがうれしく て、放課後は自転車で友だちと遊びに行くのが日課だった。 ●教室で「合格」  しかし、内灘は事情が違った。全5小では4年の春に自転車の交通安全教室 を受け、「合格」のステッカーをもらうまで、保護者同伴でなければ運転でき ない。低学年は徒歩圏内しか遊びに行けないというわけだ。  町出身者に聞くと「それが当たり前で、不便とか思いもしなかった」そうだ。 隣接する金沢、かほく、津幡の2市1町では、小学校ごとに乗車を控えるよう 指導する校則はあっても、自治体で統一された禁止の決まりはなく、内灘独自 のルールのようだ。  「1977(昭和52)年に起きた交通事故が契機になったそうです」。町 教委の北川真由美教育部長が詳細を教えてくれた。夏休み最後の8月31日、 鶴ケ丘5丁目の交差点で、自転車に乗った大根布南小(現鶴ケ丘小)の3年男 児が、車と衝突して亡くなった。その後、再発防止策として先のルールができ、 全校で守られてきた。  小学校には、転入してきたとみられる保護者から「なぜ1年で自転車に乗れ ないのか」と疑問の声も寄せられるが、「坂の多い町なので、低学年は危ない からこれでいい」と肯定的な意見の方が多いそうだ。  「鶴ケ丘小の玄関に、亡くなった児童の保護者が贈った銅像がありますよ」。 北川部長から聞いて、同校を訪れた。台座には「交通安全となかよしの像」と 記され、斜め上を指す女児に男児が寄り添っている。両親は像の男児と、亡く した子の姿を重ね合わせ、交通安全の思いを込めたのかもしれない。  内灘町は魅力向上へ、あらためて「自転車の町」発信に力を入れようとして いる。「自転車の日」を制定することも検討中で、自転車による健康増進や介 護予防につなげる狙いもある。  「自転車の町」なのに、子どもが自由に乗れないのは矛盾していると感じた が、安全が徹底されてこそ「自転車の町」を名乗れるという思いが見えてきた。 鶴ケ丘小の像が見守っているのだろうか。町教委によると、男児の事故以降、 町内で児童の自転車による交通死亡事故は起きていない。 ----------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「内灘ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「海と風と砂丘からのふるさとメール内灘」の申し込みや解除は内灘町や 北國新聞社のホームページから行うことができます。   内灘町のホームページは http://www.town.uchinada.lg.jp/webapps/www/index.jsp   北國新聞社のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------