-┏┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    ┏ ┏┏┏   海と風と砂丘からのふるさとメール内灘     ┏┏ ┏┏    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ┏┏┏ ┏        108号(平成24年3月23日)    ┏┏┏┏                       毎月第4金曜日発行         〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜         発 行:内灘町まちづくり政策部情報政策課公聴広報室            TEL 076−286−1111            FAX 076−286−0617           E−mail uchinada@town.uchinada.ishikawa.jp         〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  「内灘町エコスクール」の実践で、質の高い教育内容として評価されたこと がきっかけとなり、ESD(持続発展可能な教育)の開発、推進に取り組むユネ スコスクールに、平成23年度全国で初めて町内すべての小中学校が認定されま した。2月20日(月)、内灘町役場でおこなわれたユネスコスクール認定証 伝達式に各小学校を代表して出席した児童の表情は、皆少し誇らしげで、いい 顔をしていました。これからの地球環境を担っていくのはきみたちです。  それでは「海と風と砂丘からのふるさとメール」第108号をお送りします。 ☆★☆第108号のメニュ−☆★☆ ◇春うららミニコンサート「美しきフルートとハープの調べ」 ◇内灘町陶芸教室作品展 ◇ダンスカーニバル ◇北國新聞・内灘ニュース ==================================       *** これからの行事のお知らせ *** 内灘町制施行50周年記念事業  春うららミニコンサート 「美しきフルートとハープの調べ」 内灘町制施行50周年協賛事業 ダンスカーニバル 復興の願いをこめて心から心へ ■日 時    4月11日(水) 午後7時〜7時30分 ■場 所    内灘町役場1階 町民ホール ■奏 者    フルート  安島 愛里(やすじま あいり 内灘町在住)         ハープ   山徳 理紗(やまとく りさ  津幡町在住) ■入場料    無料 ■主 催    内灘町文化協会  ■問い合わせ先 教育委員会 生涯学習課 電話286−6716 内灘町陶芸教室作品展  内灘町陶芸教室生による作品展を開催いたします。皆様のご来場をお待ちし ております。 ■日 時    4月12日(木)〜18日(水)   午前9時〜午後5時 (最終日は午前のみ) ■場 所    内灘町役場6階 町民ギャラリー ■入場料     無料 ■問い合わせ先 教育委員会 生涯学習課 電話286−6716 内灘町制施行50周年協賛事業 ダンスカーニバル  2対2でDJの曲に合わせて即興で出場者が踊ります。県内外から中学生以 下のキッズダンサーが集結! ■日 時     4月15日(日) 午前11時〜午後6時 ■場 所     内灘町役場1階 町民ホール ■入場料    2,500円 ■内 容    SPROUT2012 北陸大会         予選        午前11時〜         決勝トーナメント  午後4時〜         BABY★HIPSプチ発表会   午後3時〜 ■主 催    BABY★HIPS ■後 援    内灘町、内灘町教育委員会 ■問い合わせ先 BABY★HIPS 山本 237‐0370 ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 内|灘|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ -------------------------------------------------------------------- 01:河北潟の水質、2割改善 県の浄化実験、効果あり 実用化へ新装置 02:まち自慢50選 内灘町制50周年 新年度 歴史、自然などを公募 03:隣接地区の合同防災訓練を発展 金沢市、内灘町が連絡会 04:進学の不安、DVDで解消 内灘中 睡眠と朝食テーマ 町内全小学校に 05:福祉などで課外講座 新年度 町、内灘高活性化へ支援 内灘町議会 06:小型風力発電に助成 内灘町 家庭用、1基に6万円 7月開始の方針 07:防風林再生へ植樹 内灘町・河北潟干拓地で2市2町の170人 08:東日本大震災 鎮魂の凧 仙台市の「スルメ天旗」 地震発生に合わせ 09:「大山スベリ」鮮明に 粟ケ崎遊園  藤子・F・不二雄さんの父が撮影 10:環境保全の心構え新た ユネスコスクール 内灘中へ認定証伝達 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2012年02月25日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎河北潟の水質、2割改善 県の浄化実験、効果あり 実用化へ新装置  ガラス発泡体かセラミックスの二つの技術を使って水を浄化する河北潟の水 質浄化実験で、水質の汚れの指標となるCOD(化学的酸素要求量)がいずれ も約2割改善したことが分かった。県は水質改善の「切り札」として期待する が、実用化には維持管理面などで課題が残る。汚泥が集まる場所に二つの技術 を組み合わせた浄化装置を新設し、実用化の可能性を探る。  実験は2009年度から3年計画で、河北潟西部承水路(内灘町)の30平 方メートルを柵で囲って実施した。汚れを分解する微生物を付着させたガラス 発泡体を用いた技術と、珪藻土を入れたセラミックスで水をろ過・吸着させる 技術が採用された。  季節や気象、水の流れなどの条件を変えて実験したところ、砂粒や植物プラ ンクトンなどの浮遊物質は、ガラス発泡体で3〜5割、セラミックスで5〜6 割の除去効果があった。透明度の向上も確認され、CODはガラス発泡体、セ ラミックスともに約2割減少した。水質が悪くなる夏季が最も水質浄化の効果 がみられたという。  河北潟の水質悪化は生活雑排水や農業排水の流入が要因とされ、CODは1 1・0だった1994、96年が最も悪かった。近年は8前後で推移している が、環境基準値である5・0を下回るのは難しいのが現状だ。  県は、河北潟西部承水路と河北潟干拓地からの水の排出口となる内灘排水機 場に、2技術を組み合わせた水質浄化施設を新たに設ける方針で、「浄化効果 の持続性などを見極め、技術を定着させたい」(水環境創造課)としている。 〈02〉2012年02月29日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎まち自慢50選 内灘町制50周年 新年度 歴史、自然などを公募  内灘町は新年度、町民にふるさとの良さを再発見してもらおうと「うちなだ 自慢50選」を選定する。歴史や自然、人物などを町民から公募し、郷土への 誇りや愛着を高めていく。  町内の学識経験者や教育関係者でつくり、生涯学習のあり方を検討している 「学びの風推進協議会」の夷藤(いとう)保会長と八幡三郎副会長が28日、 町役場を訪れ、2年間の協議結果として八十出泰成町長に提言書を手渡した。  「うちなだ自慢」は、町制施行50周年に合わせて50選とした。50年に おける町の移り変わりを記憶にとどめておく機会ととらえ、米軍試射場に反対 する「内灘闘争」や北陸の宝塚と呼ばれた「粟ケ崎遊園」なども候補となる。  町教育委員会では、冊子などの作成を視野に、広く町民に周知する。  協議会では、50選を題材に「うちなだ検定」の開催も提言し、学びの広が りに期待する。夷藤会長らは「老若男女を問わず、多様な年代層から意見を得 ることができれば、より一層ふるさと愛の高揚につながる」としている。 〈03〉2012年03月01日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎隣接地区の合同防災訓練を発展 金沢市、内灘町が連絡会  金沢市と内灘町の第10回行政連絡会は29日、同町役場で開かれ、隣接地 区の自主組織による合同防災訓練を発展させ、地域防災力の向上を図ることな どを申し合わせた。  山野之義市長と八十出泰成町長、両市町の幹部14人が出席し、今年度実施 した北陸新幹線開業に向けた連携事業や広域道路ネットワークの整備状況など が説明された。共同で取り組む河北潟、農業政策、行政サービス交流の3研究 チームによる成果報告もあった。  八十出町長は「節目の10回目で毎年事業が膨らみ、充実した交流だ」と話 した。山野市長は「実務の進展へ密に連絡を取り合い、さらに意思疎通を図り たい」とあいさつした。 〈04〉2012年03月05日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎進学の不安、DVDで解消 内灘中 睡眠と朝食テーマ 町内全小学校に  内灘町内灘中の生徒保健委員会はこのほど、町内の小学6年生に睡眠と朝食 の重要性を伝えるDVDを作成し、全5小学校に配布した。「中1ギャップ」 の解消につなげ、充実した中学校生活を送ってほしいという「先輩」の思いが 込められている。  同校が取り組む「小中連携ピア(仲間)・サポート活動」の一環で、DVD 作成は昨年に続く第2弾。生活習慣の確立、心と体の健康づくりが中学校生活 に欠かせないとして、睡眠と朝食を取り上げることになった。  DVDは約8分の長さで、図解などを使って睡眠や朝食が脳に与える影響な どを説明している。前期委員長の根布原(ねぶはら)光君と後期委員長の南拓 海君、同副委員長の盛岡幸生君(いずれも3年)が出演し、「4月から楽しく 元気に過ごして」とエールを送っている。  向粟崎小では早速DVDを見て、児童による意見交換も行われた。  ピア・サポート活動では、5小学校の6年生全員にアンケートも実施した。 寄せられた勉強や部活動に対する不安や質問などには、生徒が「アドバイスカ ード」に回答を書き込んで各校に送付した。  活動を支えた小坂富美子養護教諭と大笹麻里子養護助教諭は「小中の連携が より進む活動を今後も行いたい」としている。 〈05〉2012年03月08日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎福祉などで課外講座 新年度 町、内灘高活性化へ支援 内灘町議会  内灘町議会3月定例会は7日、本会議を再開し、5氏が一般質問した。内灘 高の活性化について八十出泰成町長は「新年度から福祉や地域交流の課外講座 を行う予定と聞いている」とし、町が支援していく考えを示した。藤井良信氏 (公明)の質問に答弁した。  内灘高は今年度入試から、定員割れが常態化していた普通科情報科学コース の募集を中止しており、新たな魅力づくりが急務となっている。  課外講座は、福祉や地域交流をテーマに、放課後の1〜2時間を利用して開 く。同校は、町社会福祉協議会や民間の福祉サービス関係者と具体的な内容を 協議している。情報科学コースに代わる専門学科創設につなげるステップとも 位置付けられている。  同校の活性化について、サービス業の人材育成専門学科創設や、卒業生や商 工会、行政も加わり町民主体の応援組織を発足させる案などを町側が提案して いることも示された。 〈06〉2012年03月09日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小型風力発電に助成 内灘町 家庭用、1基に6万円 7月開始の方針  内灘町議会3月定例会は8日、本会議を再開し、5氏が一般質問した。町側 は自然エネルギーの活用を進めるため、7月から家庭用小型風力発電設備の設 置に補助金を交付する方針を示した。水口裕子氏(無所属)の質問に答えた。  北川真由美環境政策課長は「町内で最も有効な自然エネルギーである風力に よる発電を推進したい」と述べた。補助金は、日本小形風力発電協会の認証を 受けた発電設備1基につき6万円。再生可能エネルギーによる電力の全量買い 取りを義務付けた「固定価格買い取り制度」に合わせて、7月に開始する。県 内ではすでに白山市が同様の補助制度を設けている。  メーカーのニッコー(白山市)によると、小型風力発電機は、羽根の直径が 10メートル以下、出力20キロワット以下。  家庭向けに、直径2メートル、出力1キロワットの発電機もあり、平均風速 4〜5メートルの場合、一般家庭が1日に使う電気料の約1割を賄える見込み。 1日1キロの二酸化炭素(CO2)削減につながる。風車の回転で発生する音 は国が定める夜中の騒音基準以下となっている。  設置するに当たり、約200万円が必要で、発電によって設置費を全て回収 するのは難しいという。  内灘町は大型の風力発電機を1基備えるほか、町内全小学校に太陽光発電パ ネルを配備するなど自然エネルギー普及に力を入れている。 〈07〉2012年03月11日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎防風林再生へ植樹 内灘町・河北潟干拓地で2市2町の170人  環境保全団体「グリーン・アース河北潟」などは10日、内灘町湖西の河北 潟干拓地幹線道路沿いにスダジイの苗木100本を植え、松枯れが進む防風林 再生を願った。  金沢、かほく、津幡、内灘の2市2町の関係者や県職員らを含む約170人 が参加し、高さ約1・5メートルの苗木を丁寧に植えて添え木を施した。  河北潟干拓地ではマツクイムシによる被害が広がっており、グリーン・アー ス河北潟などが5年前から毎年植樹している。 〈08〉2012年03月12日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎東日本大震災 鎮魂の凧 仙台市の「スルメ天旗」 地震発生に合わせ  内灘町の日本海内灘砂丘凧(たこ)の会は11日、同町蓮湖渚(れんこなぎ さ)公園で「凧・絆プロジェクト―全国(世界)同時復興・慰霊凧揚げ」を行 い、約80人が仙台市に伝わる伝統凧「スルメ天旗(てんばた)」を大空に揚 げ、東日本大震災で被害を受けた被災地の復興と犠牲者の鎮魂を祈った。  仙台凧の会(仙台市)と日本凧の会(東京)が提唱する同プロジェクトに賛 同し、昨年11月中旬から凧を作るなどの準備を進めてきた。約200枚の凧 は追悼の意を込めて無地とし、30センチ角のひし形の和紙に竹の骨組みを張 り、房を左右に垂らして仕上げた。  凧揚げは当初、激しい風雨のため中止し、来場者に凧を配って終了する予定 だったが、参加者の願いが届いたのか、地震発生時刻の午後2時46分ごろか ら雨風とも弱まった。参加者は次々と芝生広場に繰り出し、糸を操ると、凧は 風に乗って高々と舞い上がり、曇り空を彩った。  孫2人と参加した内灘町宮坂の生田美智子さん(65)は「被災者の姿を思 い浮かべながら糸を操った。息の長い支援を続けたい」と話した。相河吉郎会 長(77)は「被災地にも凧を愛する仲間がたくさんいる。復興と慰霊の願い が被災地に届いたと信じたい」と語った。 〈09〉2012年03月15日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「大山スベリ」鮮明に 粟ケ崎遊園  藤子・F・不二雄さんの父が撮影  「北陸の宝塚」と呼ばれた粟ケ崎遊園にあった砂丘を利用した全長72メー トルの滑り台「大山スベリ」の85年前の写真が見つかり、14日までに内灘 町歴史民俗資料館「風と砂の館」に展示された。同遊園の資料を約500点保 存する同館でも、大山スベリが大きく写った写真はなく、貴重な一枚となって いる。  大山スベリは粟ケ崎遊園内の「コドモノクニ」にあった大型遊具。スリル満 点で一番人気の施設だった。  写真の持ち主は、ドラえもんの生みの親である藤子・F・不二雄さんの兄藤 本一夫さん(83)=高岡市伏木東一宮=。父儀一さんが1927(昭和2) 年、翌年妻となるひささんと訪れて撮影した。儀一さんはカメラが趣味で、自 宅に多くの写真が残っており、一夫さんが保管していた。  一夫さんは今年1月下旬、内灘闘争の展示を見るため「風と砂の館」を訪れ た。その際、粟ケ崎遊園のコーナーがあることを知り、「大山スベリ」の写真 が自宅にあることを職員に伝えた。  館長の西尾雄次町教育長から依頼を受け、一夫さんは貸し出しを快諾。写真 を引き伸ばした縦36センチ、横54センチのパネルが展示されることになっ た。  弟の嶋谷克巳さん(70)=高岡市常国=と同館を訪れた一夫さんは、パネ ルとなった写真を目にし、「役に立ってよかった」と感慨深げに話した。西尾 教育長は「わずか16年で閉鎖となった粟ケ崎遊園の写真で、撮影した年が特 定できるのは希少価値が高い」としている。 〈10〉2012年03月17日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎環境保全の心構え新た ユネスコスクール 内灘中へ認定証伝達  国連教育科学文化機関(ユネスコ)憲章の理念を実践する「ユネスコスクー ル」に認定された内灘中への認定証伝達式は16日、内灘町役場で行われ、生 徒や関係者らが環境保全活動をさらに進める心構えを新たにした。  八十出泰成町長が生徒代表の栗田桂伍君(1年)と橋屋賛美さん(同)に、 認定証とステンレス製のプレートを手渡した。八十出町長の励ましに、栗田君 が「エコ活動が将来に果たす役割を考え、今後も生徒全員で実践したい」と述 べた。  内灘町は県内の自治体で初めて、全小中学校がユネスコスクールの認定を受 けた。縦16センチ、横60センチのプレートは全校で校名板の近くに設置さ れた。 ----------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「内灘ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「海と風と砂丘からのふるさとメール内灘」の申し込みや解除は内灘町や 北國新聞社のホームページから行うことができます。   内灘町のホームページは   http://www.town.uchinada.lg.jp/webapps/www/index.jsp   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