┏┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    ┏ ┏┏┏   海と風と砂丘からのふるさとメール内灘     ┏┏ ┏┏    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ┏┏┏ ┏        104号 (平成23年11月25日)    ┏┏┏┏                       毎月第4金曜日発行         〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜         発 行:内灘町まちづくり政策部情報政策課公聴広報室            TEL 076−286−1111            FAX 076−286−0617           E−mail uchinada@town.uchinada.ishikawa.jp         〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 毎年「内灘砂丘フェスティバル」が開催される内灘町は、物語の舞台として 多くの文学作品に描かれています。  内灘に題材を求めた作家としては、五木寛之、井上靖、大江健三郎、三島 由紀夫、舟橋聖一、田山花袋といった作家があげられます。また、俳句の高 浜虚子、短歌の与謝野晶子といった俳人、歌人が内灘ゆかりの作品を残して います。  内灘中学校の正門脇には高浜虚子の句「東西南北 星の流るる 夜なりけ り」の句碑が、放水路右岸には井上靖の文学碑が、ほのぼの湯の隣には歴史 民俗資料館「風と砂の館」、内灘町立図書館には井上靖文庫があります。  たまには、内灘町が題材となった作品を携え、作品の舞台となった内灘町 を散策するのも良いのではないでしょうか。  それでは「海と風と砂丘からのふるさとメール」第104号をお送りしま す。 ☆★☆第104号のメニュ−☆★☆ ◇町民環境フォーラム2011 ◇「第10回内灘町スピーチフェスティバル」出場者募集 ◇北國新聞・内灘ニュース ==================================       *** これからの行事のお知らせ *** 町民環境フォーラム2011 『子どもたちも地域もつながる エコタウン内灘からとどけよう!』 復興の願いをこめて みんなでつながる エコなくらし  小学生の事例発表やワールド・カフェを行い、身近な環境問題に対する意識 を高める機会とします。皆様のご参加をお待ちしております。 日時   11月27日(日) 午後1時〜4時10分 場所   内灘町役場 町民ホール 事例発表 ○ポスタ−セッション:大根布小学校5年生      ○白帆台公民館(県エコギフト事業金賞)の活動事例発表 基調講演 ドイツ文学翻訳家 池田香代子(いけだかよこ) 氏      (「世界がもし100人の村だったら」の著者) ワールド・カフェ 持続可能な社会をどうデザインするか ドイツ文学翻訳家       池田香代子 氏 金沢大学環境保全センター教授 鈴木克徳(すずきかつのり) 氏 星稜女子短期大学准教授    沢野伸浩(さわののぶひろ) 氏 大根布小学校教頭       喜多克之(きたかつゆき) 氏 問い合わせ先/教育委員会 生涯学習課 電話286−6716 「第10回内灘町スピーチフェスティバル」出場者募集  児童生徒の皆さんは、日頃の学習の成果を発表する場として、一般の皆さんは、 生涯学習実践の成果を披露する場として、ともに外国語を楽しみましょう。 日時      平成24年1月28日(土) 午後1時〜 場所      内灘町役場 町民ホール 募集部門・テーマ  @英語部門  個人 低学年/自己紹介         高学年/私の好きな内灘         中高生・一般/自由         団体(小学生のみ)/自由  A日本語部門/自由  Bオープン部門(母国語以外)/自由 応募資格  @内灘町在住・在学の小中学生、石川県在住の高校生・一般の方で、2年以上   英語圏にて生活経験のない方  A石川県在住の外国人の方で、日本語学習歴が3年未満の方  B石川県在住の方 申込期限    12月19日(月) 申込・問い合わせ先/教育委員会 生涯学習課 電話286−6716 ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 内|灘|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:催し多彩に、絆深め 内灘町で文化祭 40周年祭で東北物産展  02:ラッキョウの花かれん 内灘町 特産化目指し栽培 03:羽根休め終了 内灘町の風力発電所 落雷で損傷 今月上旬再稼働へ 04:園児がバスに体験乗車 コミュニティー利用促進へ 内灘町 05:「うち福祭」で焙煎コーヒーなど人気 うちなだ福祉作業所 06:4車線化事業が起工 能登有料内灘―白尾間 07:ドレッシングや花芽あえ ラッキョウレシピ完成 おいCまち内灘 08:松川選手の世界一祝う 内灘町で空手演武会 09:幻の板めんこ 確認例、全国で数カ所 内灘町 竹田さん方に15枚 10:史跡や文学碑訪ね、町の歴史学ぶ 内灘町ウオーキング協会 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年10月31日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎催し多彩に、絆深め 内灘町で文化祭 40周年祭で東北物産展       内灘町で30日、文化祭(いずれも北國新聞社後援)が開かれ、多彩な催し で住民や利用者が絆を深めた。 ●内灘・鶴ケ丘5丁目町会  内灘町鶴ケ丘北公民館では、鶴ケ丘5丁目町会の創立40周年記念祭・鶴北 文化祭が開かれた。東北地方6県から取り寄せた地酒や菓子など9種類の物産 品が販売され、住民が東日本大震災の被災地復興を後押しした。  物産品は青森のリンゴジュースや宮城の笹かまぼこ、福島の喜多方ラーメン などで、いずれも開始早々に完売した。福引の景品も秋田のきりたんぽ、岩手 の南部せんべい汁などが用意され、40周年を祝う振る舞い酒も東北の地酒が 使われた。会場では作品展や舞台発表も行われた。 ●内灘町千鳥台公民館  二胡(にこ)の演奏をはじめ、清湖小児童が夏休み中に仕上げた自由研究の 作品展示などが行われ、にぎわった。中でも模擬店やスイーツデコの体験教室 が人気を集めた。 ●内灘町室公民館  かほく市の素乃(その)の会が舞踊ショーを繰り広げた。12人が「木遣 (や)り育ち」「博多山笠(やまがさ)女節」などをあでやかに舞い、睦(む つみ)素乃会主は「流転」を披露し、来場者を引き付けた。 〈02〉2011年11月03日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ラッキョウの花かれん 内灘町 特産化目指し栽培  内灘町の循環型まちづくりを目指すまちおこしグループ「おいCまち内灘」 の栽培するラッキョウが2日までに、同町宮坂の砂丘地で満開となり、白砂の 畑を染める紫のかれんな花と海の色が鮮やかな風景を描いている。  同グループは、同町からかほく市にかけての砂丘地がかつて県内最大のラッ キョウ産地だったことから特産化を目指し、昨年春から砂丘地の遊休地約1千 平方メートルを開墾、同8月に約500平方メートルに球根を植えた。  今年6月末から7月末の収穫期に掘り起こさず、2年目を迎えたラッキョウ は一つの球根が5〜10個に増え、紫色の花が畑一面に咲き誇っている。  おいCまち内灘の西田恭子さん=同町鶴ケ丘4丁目=は「かつてラッキョウ の花が砂丘地を染めた内灘の美しい景色を少しでも再現できればうれしい」と 話している。 〈03〉2011年11月03日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎羽根休め終了 内灘町の風力発電所 落雷で損傷 今月上旬再稼働へ  内灘町の風力発電所は2日、落雷で損傷した羽根(ブレード)の修理を終え、 同町大根布の敷地で取り付け作業が始まった。2003(平成15)年11月 の運転開始から、初めて取り外された全長34メートルの羽根3枚が高さ約9 0メートルの軸部分に順次設置され、今月上旬の再稼働を目指す。  風力発電所は今年3月に落雷を受け、6月に補修した際、羽根の避雷ケーブ ル断線などが判明し、10月14日から全3枚を取り外し、地上に下ろして羽 根の空洞部への樹脂充填(じゅうてん)や避雷ケーブルの設置作業を進めてい た。  羽根の修理を終え、2日から200トンの巨大クレーンで羽根を引き上げ、 軸部分に取り付ける作業が始まった。今月上旬には出力1500キロワットが 再稼働する見通し。修理費は約4200万円。 〈04〉2011年11月05日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎園児がバスに体験乗車 コミュニティー利用促進へ 内灘町  内灘町は4日、コミュニティーバスの利用を促進するため、園児を対象とし た体験乗車事業を始めた。初回は白帆台保育園の24人がバスで町立図書館ま で往復し、身近な公共交通に親しみを持った。  町コミュニティーバス「なだバス ナディ」は2008(平成20)年に運 行を開始した。1カ月の平均乗車人数は約1万人で目標に達しているが、園児 と保護者を含む若年世代の利用を促す目的で今年度から3カ年、町内の全保育 所、保育園の5歳児を対象に事業を行うことにした。  この日はコミュニティーバスとして使っている車両を貸し切りにし、園児が 保育士とともに乗り込んだ。車内では園児にマナーを説明。図書館で絵本など を読んだ後、バスで戻った。8日は向粟崎保育所、9日は北部保育所の園児が 乗車する。 〈05〉2011年11月06日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「うち福祭」で焙煎コーヒーなど人気 うちなだ福祉作業所  社会福祉法人うちなだの里・うちなだ福祉作業所の「うち福祭」(北國新聞 社後援)は5日、内灘町大根布の同作業所で行われ、授産製品の自家焙煎(ば いせん)コーヒーやクッキー、食べるラー油はじめ、新鮮な野菜や魚介類など を求める住民らでにぎわった。  もち米25キロをつきあげた餅や手打ちそば、焼き鳥など飲食コーナーが人 気を集め、東日本大震災の被災地支援で岩手県のいきいき牧場のリンゴジュー スも販売した。  YOSAKOIソーラン日本海所属の「うちなだ愉快な仲間たち」の演舞や 地元バンドの演奏、フリーマーケットなども多彩に繰り広げた。 〈06〉2011年11月07日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎4車線化事業が起工 能登有料内灘―白尾間  能登有料道路内灘―白尾インターチェンジ(IC)4車線化事業の起工式は 6日、内灘町大根布の建設地で行われ、関係者らが工事の安全を祈った。  式では、谷本正憲知事が「4車線化で能登、金沢、加賀の連携強化と人、モ ノの交流拡大が図られる」とあいさつ。奥田建国土交通副大臣、近藤和也、北 村茂男両衆院議員、岡田直樹参院国交委員長、山田省悟県議会議長が順に祝辞 を述べた。  地元を代表して八十出泰成内灘町長が謝辞を述べた後、谷本知事らがくわ入 れし、油野和一郎かほく市長の発声で万歳三唱した。  4車線化されるのは、能登有料道路に新設予定の大根布ジャンクションから 白尾IC間の8・5キロ。総事業費は約33億円で、2014年度中の完成を 目指す。 〈07〉2011年11月11日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ドレッシングや花芽あえ ラッキョウレシピ完成 おいCまち内灘  内灘町の環境型まちづくりを目指すまちおこしグループ「おいCまち内灘」 は10日までに、特産化に向けて栽培するラッキョウを「うちなだ砂丘育ち 『色白美人』」と名付け、加工品の商品化を始めた。酢漬けをはじめドレッシ ングや3色揚げなどのレシピを作成。12日から道の駅「内灘サンセットパー ク」で配り、ラッキョウファンを増やして消費拡大を図る。  レシピでは、軟らかくなった酢漬けを利用する「色白美人ドレッシング」、 9月ごろに出る「花芽あえ」、6〜7月の収穫期に楽しめる「エシャロット風 生ラッキョウ」、抹茶塩やカレー粉などをまぶし、子どもも食べやすい「3色 揚げラッキョウ」の4品を紹介。  いずれのレシピも3段階の手順で簡単に作ることができるように工夫し、残 った酢をドレッシングや煮魚のにおい消しに使う利用法も掲載した。  イベントで紹介した揚げラッキョウが好評を得たことから、西田恭子さん (72)=同町鶴ケ丘4丁目=らメンバーが講習会を開き、ラッキョウの利用 法を広げて幅広い年齢層が食べやすいレシピを作成した。  かつて県内最大の生産量を誇った砂丘地のラッキョウ産地復活を目指す同グ ループは、今年6月に砂丘地約250平方メートルで1年目の約70キロを初 収穫。酢漬けなどを「うちなだ砂丘育ち『色白美人』」の名で商品化した。西 田さんは「おいしいラッキョウの食べ方を広く知ってもらい、健康づくりに役 立ててほしい」と話した。 〈08〉2011年11月15日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎松川選手の世界一祝う 内灘町で空手演武会  8月にタイで行われた少年空手道世界選手権の形で優勝、組手で準優勝した 松川拓馬選手(内灘町大根布小6年)の祝勝記念演武会(北國新聞社後援)は 13日、町武道館で開かれ、約70人が練習の成果を示し、さらなる鍛錬を誓 った。  松川選手のほか、全国空手道選手権で優勝、もしくは上位に入賞した中居桃 子(大根布小6年)、干場寧々(同)、川本瑞起(鶴ケ丘小6年)、寺岡愛結 (向粟崎小5年)の5選手、北國新聞文化センターの受講生らが形と組手を披 露した。  開会式では町空手道協会の向幸作理事長があいさつ、八十出泰成町長が激励 した。 〈09〉2011年11月17日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎幻の板めんこ 確認例、全国で数カ所 内灘町 竹田さん方に15枚  明治時代に糸巻きのキリ板を遊び道具に転用したとされる「板めんこ」が1 6日までに、内灘町緑台1丁目の町文化財審議委員、竹田菊夫さん(68)方 から15枚まとまって見つかった。全国数カ所でのみ存在が知られ、謎の多い 板めんこは「幻のめんこ」とも言われ、優雅な草花や家紋などを描いた竹田さ ん方のキリ板は貴重な民俗資料になるとみられる。  平安時代の発祥というめんこは、泥めんこから鉛めんこ、板めんこ、紙めん こに変遷したとされ、竹田さんは約5千点を所蔵する収集家。書籍に掲載され た板めんこに見覚えがあり、1969(昭和44)年に54歳で亡くなった母 芳枝さんの遺品を探したところ、キリ板と繭玉のように巻いた絹糸を見つけた。  5〜7センチ四方、厚さ約0・2センチのキリ板は四辺が丸くくぼんだ12 枚と、ほぼ正方形の3枚。表面にナデシコやモミジの草花、家紋、北前船を思 わせる帆船の絵、「宮島」の文字と鳥居の焼き印などが描かれ、無地も含まれ た。絹糸を巻いたキリ板や繭玉のような形の絹糸12個もあった。  竹田さんによると、キリ板が使われた記憶はなく、芳枝さんのものか、祖母 から受け継いだものかも分からないという。芳枝さんは小松市出身で、竹田さ んの家族は国鉄職員だった父與吉さんの転勤で七尾市、津幡町、金沢市を経て、 芳枝さんの亡くなった69年に内灘町に移り住んだ。  郷土玩具に詳しい小林輝冶北陸大名誉教授によると、文献には和歌山、三重、 岡山の3県で板めんこの存在が記され、和歌山と三重では糸巻き、岡山ではか まぼこの板を転用したとみられる。  紙めんこは日清戦争後のボール紙の大量生産に伴い、急速に普及した。小林 名誉教授は紙めんこが普及する前に、板めんこが明治初期の生糸産地など限ら れた期間、地域で流行した可能性を指摘し、「生糸産地の石川ならではの貴重 な民俗資料として興味深い」と話している。 〈10〉2011年11月21日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎史跡や文学碑訪ね、町の歴史学ぶ 内灘町ウオーキング協会  内灘町ウオーキング協会の「内灘史跡・文学碑探訪ウオーク」(北國新聞社 後援)は20日、町役場を発着点とする約10キロのコースで行われ、参加者 20人が地域の歴史に理解を深めながら、健康づくりに取り組んだ。  参加者は小濱神社社址や旧米軍試射場着弾地観測所、井上靖文学碑、中西舗 土句碑、町歴史民俗資料館「風と砂の館」などを訪れ、観光ボランティアガイ ド「風案内はまなすさん」の上前得幸さんの解説に聞き入った。 ----------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「内灘ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「海と風と砂丘からのふるさとメール内灘」の申し込みや解除は内灘町や 北國新聞社のホームページから行うことができます。   内灘町のホームページは   http://www.town.uchinada.lg.jp/webapps/www/index.jsp   北國新聞社のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------