┏┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    ┏ ┏┏┏   海と風と砂丘からのふるさとメール内灘     ┏┏ ┏┏    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ┏┏┏ ┏        96号 (平成23年3月25日)    ┏┏┏┏                       毎月第4金曜日発行     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     発 行:内灘町まちづくり政策部情報政策課公聴広報室        TEL 076−286−1111        FAX 076−286−0617       E−mail uchinada@town.uchinada.ishikawa.jp     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜   3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震でお亡くなりになられた方、 家族、友人、愛する方を失った方々に対して、深く哀悼の意を表します。また、 避難所で不安な日々を送られている被災者の方々に対しまして、謹んでお見舞 い申し上げます。そして、生存者救出の為、懸命の努力を続けている各地方自 治体、自衛隊・警察・海保・消防・各国の救援隊の方々等に敬意を表すととも に、一人でも多くの方が救出され、被災地の一日も早い復興を心より祈念いた します。  内灘町は、今回の地震で大きな被害を受けた自治体と同じく海に面した町で 、ほとんどの住居が海から2km以内に建っています。今回の津波の被害を目 の当たりにして、改めて日頃からの防災への備えの大切さを認識せざるを得ま せん。  今回の災害では、災害に対するインターネットの強さが再認識されているよ うです。災害時におけるインターネットの有用性が広く日本で知られるように なったのは阪神淡路大震災のときでした。今回の震災でも、多くの地域で携帯 電話が使用できなくなった中、TwitterやUSTREAMは安定した通信を維持してい たようです。災害時において情報政策課の一番の役割は迅速な情報の提供と収 集です。今回の震災に学び、今後の業務に生かしていかねばなりません。  それでは「海と風と砂丘からのふるさとメール」第96号をお送りします。 ☆★☆第96号のメニュ−☆★☆ ◇東北地方太平洋沖地震災害義援金を受け付けています ◇春うららミニコンサート ◇内灘町陶芸教室作品展 ◇温水プールニックネーム命名!「アクア&スポーツ DUNE(でゅ〜ん)」 ◇北國新聞・内灘ニュース ==================================       *** これからの行事のお知らせ *** ≪東北地方太平洋沖地震災害義援金を受け付けています≫  東北地方太平洋沖地震では、地震による被害だけでなく、この地震による大規 模な津波により家屋の倒壊等の災害が発生し、災害救助法が適用されました。  本災害の被災者支援を目的に災害義援金受付窓口を設置し、義援金を受付けて います。 ■募金箱設置場所(土、日、祝日は除く)/役場庁舎1階 総合窓口(町民生活課)   受付時間/8時30分〜19時  電話/076−286−1111(代) ■義援金受付場所(土、日、祝日は除く)/内灘町社会福祉協議会(内灘町保健セ  ンター内)  受付時間/8時30分〜17時30分  電話/076−286−6953  お寄せいただいた義援金については内灘町社会福祉協議会を通じて被災者の皆 様にお届けする予定です。皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。 ■ご注意ください  過去にも大地震等が起こった時に義援金を募る詐欺が発生しています。今回の 東北地方太平洋沖地震でも同様な詐欺が予想されますので、義援金を送る場合は 信頼できる機関・組織よりお送りください。また、いろいろな情報がチェーンメ ール等で出回っておりますが、報道や行政機関のウェブサイト等の信頼できる情 報源で真偽を確かめ、これらのチェーンメール等に惑わされないように注意して ください。 ≪春うららミニコンサート≫ 春のおとずれを告げます『小さな音楽会』へご来場ください。 ■日時/平成23年4月13日(水)午後7時〜午後7時30分 ■場所/内灘町役場1階 町民ホール ■出演/合唱  内灘女声コーラス「波」     指揮  ソプラノ:片岡のり子     ピアノ 徳田智子 ■入場/無料 ■主催/内灘町文化協会 ■問い合わせ先/教育委員会 生涯学習課 電話076−286−6716 ≪内灘町陶芸教室作品展≫  内灘町陶芸教室生による作品展を開催いたします。皆様のご来場をお待ちして おります。 ■日時/4月14日(木)〜20日(水)      午前9時〜午後5時まで ※最終日は午前のみ ■場所/役場6階町民ギャラリー ■入場/無料 ■問い合わせ先/内灘町教育委員会 生涯学習課 電話076−286−6716 ≪温水プールニックネーム命名!「アクア&スポーツ DUNE(でゅ〜ん)」≫  応募総数60点の中から、内灘町屋内温水プールのニックネームは、「アクア& スポーツ DUNE(でゅ〜ん)」に決まりました。「DUNE(でゅ〜ん)」という 言葉、あまり耳慣れませんが、英語で「砂丘」という意味です。なんともかわいい 音の響きで町のシンボル砂丘がイメージできますね。リニューアルした温水プール が、ニックネーム「DUNE(でゅ〜ん)」とともにますます皆様に親しまれ、フィ ットネスを含めた総合スポーツ拠点としてご利用いただけるよう願っています。 ◆――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* 内|灘|ニ|ュ|ー|ス|//     ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ―  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ ---------------------------------------------------------------------- 01:内灘町議会(2日) 「五つのK」柱に町長が施策説明 02:メディカルタウン構築 内灘町 金沢医科大を核、脱無縁社会へ 03:中学生活、映像で不安解消 内灘中保健委 DVD制作 5小学校に配布 04:生態系保全へ行動を 内灘町でシンポジウム 「河北潟の再生必要」 05:集客施設セットで誘致 白帆台の商業用地 内灘町 食品スーパー核に 06:魅力発信へ行動計画 観光資源開発、もてなし力向上 新幹線開業にらみ 07:内灘中の自転車部創設へ協議 内灘町議会一般質問 08:「めいちゃん元気で」 内灘町西荒屋小1年生 育てたコイ放流 09:東日本大震災 地域のため「できることを」 内灘町出身の掛下さん 10:往復17時間「救出」 内灘町の遠山さん 車で東北へ 友人連れ帰る ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年03月03日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎内灘町議会(2日)  「五つのK」柱に町長が施策説明  内灘町議会は2日、本会議を開き、会期を17日までの16日間と決めた 後、新年度一般会計予算案78億9千万円、今年度一般会計補正予算案655 3万5千円(累計85億1750万6千円)など議案24件を一括上程し、八 十出町長が提出議案を説明した。  八十出町長は、まちづくりの基本テーマとする「五つのK」を柱に施策を説 明。健康では入院医療費助成対象の中学3年生までの拡大、活力では北陸新幹 線金沢開業に向けた町魅力発信行動計画の策定などを挙げた。  今年度一般会計補正予算案には、太陽光発電によるソーラー環境センサーで 収集した水質データなどをデータベースで蓄積、公開する河北潟水質監視装置 整備事業費(河北潟UFO事業)2102万3千円などを計上した。 〈02〉2011年03月03日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎メディカルタウン構築 内灘町 金沢医科大を核、脱無縁社会へ  内灘町は新年度から、包括的連携協力に関する協定を締結している金沢医科 大を核とした「メディカルタウン内灘」の構築に乗り出す。昨年4月から三菱 総合研究所(東京)のプラチナ社会研究会に参加し、町に適した仕組みづくり を目指す脱無縁社会の一環として、住民の健康と生きがいづくりを推進する。  八十出泰成町長が2日に開会した町議会3月定例会の提出議案説明で方針を 示した。  同町と金沢医科大は2006(平成18)年10月に同協定を締結し、5歳 児検診の導入や同大病院の病児保育室「すまいる」の開設、町健康情報発信サ イト「うちLico」の開設など多彩な連携事業に取り組んでいる。  同町は、全17地区にある公民館や金沢医科大など町内の特徴を生かし、町 民が互いに見守り助け合う脱無縁社会の仕組みづくりを目指している。2月2 4日には東京の三菱総合研究所で、蓑外史男副町長が「脱無縁社会づくりへの 道」と題して、同町の取り組みを紹介した。  今年度から健康、教育、環境、子育て支援、活力(観光・交流)の「五つの K」をキーワードにしたまちづくりを進める同町は、金沢医科大と連携を深め、 脱無縁社会につながるメディカルタウンの構築を模索する。 〈03〉2011年03月06日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎中学生活、映像で不安解消 内灘中保健委 DVD制作 5小学校に配布  内灘町内灘中の生徒保健委員会は5日までに、小学6年生が中学校生活に抱 く不安を解消する活動の一環として、充実した生活を送るため早寝早起きなど を呼び掛けるDVDを制作し、町内全小学校に配布した。「中1ギャップ」の 対策として、中学生がDVDを制作する小中連携は県内でも珍しく、新たな試 みが注目を集めている。  「生活習慣を整えて、中学校生活を充実させよう!」と題したDVDには、 生徒保健委員会が保健室を訪れて体調不良を訴える生徒の就寝時間を調べ、睡 眠時間が心身の健康に影響することを昨年10月の文化祭で発表した内容をま とめた。生徒会長の松島遼太君(3年)と生徒保健委員長の龍揖(たつい)優 さん(同)が勉学と部活動を両立した経験から、早寝早起きや授業時間の大切 さを呼び掛けている。  同校は生徒が生徒の悩みに答える「ピア・サポート(仲間相談)」の活動に 取り組んでおり、今年度は町内5小学校の全6年生308人にアンケートを実 施。「授業やテスト、宿題など勉強は難しいですか」「各小学校から集まる知 らない人と仲良くなれるか心配」など20項目の質問に対し、生徒保健委員会 や生徒会の88人が答えたアンケートカードを各小に掲示した。  DVD制作は小中連携ピア・サポートの第2弾として、中学生の顔が見える 助言を企画し、顧問の小坂富美子養護教諭と大笹麻里子養護助教諭が支えた。  DVDを見た向粟崎小6年生からは「今からリズムを整え、充実した中学校 生活を送りたい」などの感想があった。同小の岡部朋代校長は「睡眠の大切さ が児童に伝わり、立派な先輩のメッセージを見た6年生は安心して進学でき る」と評価した。 〈04〉2011年03月07日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎生態系保全へ行動を 内灘町でシンポジウム 「河北潟の再生必要」  内灘町生物多様性シンポジウム「内灘町の生きものたち〜その多様性につい て知ろう」(北國新聞社後援)は6日、町役場町民ホールで開かれた。約11 0人が町内に生息するさまざまな動植物を理解し、絶滅が危ぶまれる生態系の 保全へ行動する必要性を再認識した。  金大学長補佐の中村浩二教授が基調講演した。中村教授は、生物多様性の危 機の理由として開発と乱獲、里山の手入れ不足、外来種や化学物質などによる 生態系の乱れ、地球温暖化の四つを挙げ「内灘では河北潟の再生が求められ る」と指摘した。  パネル討論では県立自然史資料館の水野昭憲館長、県自然史センターの高木 政喜常務理事、県ふれあい昆虫館の富沢章館長、日本鳥類標識協会員の中川富 男氏、いしかわ動物園の松村初男飼育展示課長の5人が登壇し、県指定絶滅危 惧U類で町天然記念物の野鳥シロチドリなど、町内に生息する動植物の研究成 果を発表した。  水野氏は特定外来生物に指定されているアライグマが県内を北上し、農作物 被害が今後懸念されると説明し、富沢氏は車の乗り入れを規制している加賀市 塩屋海岸を例に挙げ、内灘海岸の一部でも同様の規制をすることで昆虫や野鳥 などを守れると提案した。  来場者には町内で調査した動植物の種類や生息域を地図に記したA3判の 「生物多様性マップ」が配られた。冒頭、八十出泰成町長があいさつした。 〈05〉2011年03月08日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎集客施設セットで誘致 白帆台の商業用地 内灘町 食品スーパー核に  内灘町議会3月定例会は7日、本会議を再開し、6氏が一般質問した。町側 は商業施設の誘致が白紙に戻った白帆台地区の町有地について、直接交渉する 県内の食品スーパーと一緒に、サービス業施設などの誘致を目指す方針を示し た。中川達氏(無所属)の質問に答弁した。  町有地は2009年9月に内灘北部地区土地区画整理組合から取得した商業 用地2区画約1万5300平方メートル。一角では同12月、コンビニ大手 「セブン−イレブン」が内灘白帆台店を出店した。  町は09年10月に開発・施設運営事業者をプロポーザル方式で募集し、食 品スーパーを核として衣料品店やドラッグストア、飲食店を誘致する富山市の 開発業者の案を採用した。12年度中の開業を目指したが、開発業者は昨年4 月、町に対し、テナント誘致が進まず基本協定を締結できないと申し入れ、誘 致案は白紙に戻った。  一般質問では、蓑外史男副町長が県内の食品スーパー2社に直接誘致交渉し たことを説明し、このうち1社は今年1月末現在で307世帯の白帆台の世帯 数が500世帯まで増えれば進出を検討するという。その上で、食品スーパー とともにサービス業などの施設をセットにした誘致を模索する考えを示した。  八十出泰成町長は白帆台北部地区のアウトレットモール誘致について、北陸 進出の候補地の一つに内灘町を検討している運営会社が当初示していた201 4年度の開業が遅れる見通しとなっていることを説明した。 〈06〉2011年03月09日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎魅力発信へ行動計画 観光資源開発、もてなし力向上… 新幹線開業にらみ  内灘町議会3月定例会は8日、本会議を再開し、4氏が一般質問した。八十 出泰成町長は2014年度末の北陸新幹線金沢開業に向け、町独自の年次行動 計画を盛り込んだ「内灘魅力発信行動計画」を今年度中に策定する方針を示し た。恩道氏の質問に答えた。  計画は、観光資源の開発や交通アクセスの向上、プロモーションの強化、も てなし力の向上などで構成。恋人の聖地振興事業を中心に関連商品の開発、観 光ポスターやパンフレットの作製、イベント開催、案内看板の整備などに取り 組む。  金沢、白山、かほく、野々市、津幡、内灘の3市3町でつくる新幹線金沢駅 周辺地域連絡会の行動指針や金沢市の金沢魅力発信行動計画と歩調を合わせて 策定する。八十出町長は「交流人口の拡大や地域経済の活性化など北陸新幹線 金沢開業の効果を最大限に引き出す施策に取り組みたい」と説明した。 〈07〉2011年03月09日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎内灘中の自転車部創設へ協議 内灘町議会一般質問  内灘中の自転車部創部については、指導者となる外部コーチの人選や費用、 練習方法、大会参加など課題が多く、関係機関と協議を重ねる方針を示した。 八十出町長が夷藤氏に答弁した。  「自転車の日」の制定や競輪の小嶋敬二選手が代表を務める「小嶋道場」の 選手を観光大使に任命し、「自転車の町」を全国発信する可能性を探るとした。 〈08〉2011年03月15日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「めいちゃん元気で」 内灘町西荒屋小1年生 育てたコイ放流  内灘町西荒屋小の1年生19人は14日、教室前の水槽でふ化させて育てて きた体長約25センチのコイを中庭の池に放流した。  児童は命について学ぶ道徳の授業の一環で、昨年5月4日に中庭の池で産ま れた卵約100個を水槽に移し、同8日にふ化した。1匹だけ成長したコイを 5月生まれから「めいちゃん」と名付け、世話を続けてきた。  加茂川恵子教諭が担任した昨年度の1年生もコイを育て、池に放したが、鳥 に襲われたとみられ、3匹ともに姿を消したという。今年度は大きく成長する のを待って放流した。  加茂川教諭が水槽から放すと、コイは親ゴイの後を追うように池で泳ぎ、児 童は「めいちゃん元気でいてね」などと声を掛けた。 〈09〉2011年03月15日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎東日本大震災 地域のため「できることを」 内灘町出身の掛下さん  甚大な被害を受けた仙台市若林区で、同市六郷小講師掛下幸子さん(25) =内灘町出身=が、被災した児童や住民の世話に力を尽くしている。周辺地域 の避難所となった同校は約300人が身を寄せ合う。「不安はあるが、児童や 地域の人のためにできることをしようと思う」と、当分は現地に踏みとどまる ことにしているが、18日の卒業式は行われないまま、学校再開のめどは全く 立っていない。  昨年4月に赴任した掛下さんによると、同校は海岸から約4キロに位置し、 11日は津波が校舎から数十メートルまで迫ったという。  掛下さんら教職員は仮設トイレの設置や交代で炊き出しの準備に当たる。授 業再開に向けて校舎内の整理をしながら、避難住民の心のケアに務めている。 掛下さんは「内灘の両親にはすぐに戻ってこいと言われたが、現実は帰りたく ても帰れない」と話した。 〈10〉2011年03月19日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎東日本大震災 往復17時間「救出」 内灘町の遠山さん 友人連れ帰る  内灘町ハマナス1丁目の経営コンサルタント遠山宣丞(せんじょう)さん (58)が、仙台市の友人一家6人を「救出」し、18日までに同町に戻った。 旧友が携帯電話で発した「SOS」に突き動かされた遠山さんは危険を顧みず 乗用車で被災地へ向かい、往復17時間をかけて無事に一家を保護した。  遠山さんが連れ帰ったのは仙台市の会社員坂田俊明さん(51)、妻和代さ ん(51)と子ども4人。旧友の和代さんから叫び声のSOSを受けた遠山さ んは16日午前9時に妻玉希さん(57)と自宅を出発し、国道7号などをた どって北上。少しずつガソリンを補給しながら、山形県鶴岡市のJR鶴岡駅ま で自力で逃れてきた坂田さん一家と合流した。  坂田さんは「迎えに来てくれた遠山さんが神様に見えた」という。一家は 「自分の鼓動すら地震に感じてしまう」という状態に陥っている。  それでも、子どもたちに少しずつ笑顔が戻ってきた。長女瑞季さん(14) は「ずっと震えが止まらなかったけど、石川県に来て安心した」と話した。和 代さんは「心が温かくなり恐怖心が少し和らいだ」、坂田さんは「初めて来た 土地でこんなに温かくしてもらえるとは」と遠山さんに感謝している。  旧友を救った遠山さんは「被災地報道を見ているだけじゃなく、みんなで行 動を起こし、一人でも多くの被災者を受け入れてほしい。そうすれば被災地の 立ち直りも早くなるはず」と話した。 ----------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「内灘ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・「海と風と砂丘からのふるさとメール内灘」の申し込みや解除は内灘町や 北國新聞社のホームページから行うことができます。   内灘町のホームページは   http://www.town.uchinada.lg.jp/webapps/www/index.jsp   北國新聞社のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------