■□■□■ □■□■                                ■□■       『つばたメール1・2・SUN』       ■□■           第162号(2016・9・22)     ■□■□                               ■□■□■                             毎月第4木曜日発行      リオ五輪のレスリング女子63kg級で金メダルを獲得した川井梨紗子選手 の祝賀パレードが9月11日に行われました。沿道には津幡町の人口の3分の 1にあたる約11,000人が詰め掛け、お祝いムード一色の一日になりまし た。  4年後の東京五輪でも金メダルをとると宣言している川井選手。ぜひ、2連 覇を達成してほしいですね!                          ――――――――――――――――――――――――             発 行: 津幡町総務部企画財政課                  石川県河北郡津幡町字加賀爪二3番地                  TEL 076−288−2158                  FAX 076−288−6358             E-mail: kikakuzaisei@town.tsubata.lg.jp            ―――――――――――――――――――――――― ―――――――――――― 第162号 目 次 ――――――――――――                      ふるさとニュース 川井梨紗子選手 祝賀パレード イベントガイド  津幡ふるさと歴史館 秋の企画展「旅の道具展」ほか       北國新聞・津幡ニュース    ――――――――――――― ふるさとニュース ――――――――――――    ■五輪金メダリストが凱旋  川井梨紗子選手 祝賀パレード(9月11日)  リオ五輪のレスリング女子63kg級で金メダルを獲得した川井梨紗子選手 (津幡町緑が丘出身)の祝賀パレードが9月11日に津幡町で行われました。  パレードは、津幡町役場からシグナス間の道路で行われ、川井選手を一目見 ようと約11,000人の人々が沿道に詰めかけました。  赤と白のコントラストが鮮やかな日本選手団の公式ユニフォームを身につけ て金メダルを首からかけた川井選手は、母の初江さんとともにオープンカーに 乗り、津幡町役場から出発しました。  川井選手が登場すると、沿道に集まった人々は拍手で迎え、「金メダルおめ でとう」と書かれた横断幕やお祝いの言葉を投げかけて祝福しました。  沿道からのたくさんの祝福に、川井選手は金メダルを掲げながら笑顔で手を 振っていました。  パレードの到着地点のシグナス正面玄関では、矢田町長から町で初めてとな る「津幡町スポーツ栄誉賞」が授与されました。 ―――――――――――――  イベントガイド ―――――――――――― ■津幡ふるさと歴史館 秋の企画展「旅の道具展」   宿場町として栄えた江戸時代の津幡町。   厳しい旅を支えた「旅の道具」を展示し、当時の雰囲気を味わいます。  【期 間】 10月30日(日)まで  【場 所】 津幡ふるさと歴史館(れきしる)  【入館料】 100円         ※町内在住の中学生以下、65歳以上、障害者は無料  【問合先】 津幡ふるさと歴史館 電話 076−288−2101 ■骨粗鬆症とロコモ(町民大学講座対象)      骨粗鬆症は、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気です。   町内の専門医から話を伺い、その予防方法を学んでみませんか。  【日 時】 9月29日(木) 14時〜 ※13時45分受付開始  【講 師】 河北中央病院整形外科医 青木 裕さん  【会 場】 役場大会議室  【参加費】 無料  【問合先】 健康こども課 電話 076−288−7926 ■寺内タケシとブルージーンズ ライブコンサート   エレキの神様、寺内タケシがシグナスに登場!!   ブルージーンズとともに華麗なるエレキギターの演奏をお届けします。   ぜひ、間近でお楽しみください!  【日 時】 10月2日(日) 15時〜 ※開場14時30分  【会 場】 シグナスホール  【入場料】 前売券5,000円 当日券5,500円(全席指定)        ※2枚以上購入で1枚につき500円割引         (シグナス窓口限定)  【購入・問合先】 シグナス 電話 076−288−8526 ■津幡町商工会青年部・女性部 創立50周年記念   辻口博啓氏講演会「夢を叶えるために」〜夢を持ち続けることの大切さ〜   石川県七尾市出身で世界的に有名なパティシエ、辻口博啓氏を招いて講演  会を開催します。   町外にお住まいの方も参加できます。また、当日ご来場の方から抽選で、  100人に素敵な景品がプレゼントされます。  【日 時】 10月16日(日) 15時30分〜 ※15時開場  【場 所】 シグナスホール        ※駐車場には限りがあります。  【入場料】 無料   【問合先】 津幡町商工会 電話 076−288−2131 ■どまんなかフェスタ2016  【日 時】 10月22日(土) 14時〜20時  【場 所】 おやど橋周辺  【内 容】 ・大抽選会        ・アンサンブル演奏        ・ダンスイベント        ・秋のイチオシ限定メニュー        ・ベンチ抽選会        ・お茶席        ・ドレミファスタンプ会催し  【問合先】 津幡町商工会 電話 076−288−2131 ■津幡ふるさと歴史館 プロジェクションマッピング     今年4月にオープンした津幡ふるさと歴史館「れきしる」の開館を記念し  て、石川高専によるプロジェクションマッピングを行います。   夕闇の中に浮かび上がる幻想的な世界をお楽しみください。  【日 時】 10月22日(土) 17時30分〜19時        ※上記時間中は「れきしる」を無料開放します。  【場 所】 津幡ふるさと歴史館  【問合先】 生涯教育課 電話 076−288−2125 ■輝け!シグナス芸能祭   町内で活動を行う文化芸能14団体が、練習成果を披露します。   出演団体や予定時間などは、町ホームページをご確認ください。(9月下  旬掲載予定)  【日 時】 10月23日(日) 11時〜  【場 所】 シグナスホール  【入場料】 無料  【問合先】 シグナス 電話 076−288−8526 ――――――――――――――――――――――――――――――――     /北/國/新/聞/* 津/幡/ニ/ュ/ー/ス/ ―――――――――――――――――――――――――――――――― ---------------------------------------------------------------------- 01:オーストラリアの経験を成長の糧に 津幡町中学生派遣団が解団 02:河北潟太陽光発電所が完成 津幡町で式典 03:専任職員を配置 倶利伽羅を日本遺産に  04:リオ五輪 次は姉妹で「金」 川井選手、津幡町役場を訪れる 05:町営墓地の将来利用を調査 町長が意向 合葬墓や返還希望聞く 06:「金メダル先生」母校へ 川井選手が教育実習 津幡中で 07:「悔しさばねに精進」津幡南中相撲部 全国中学校大会準優勝を報告  08:よしもと劇団に熱意をアピール 津幡町でオーディション 09:川井選手、津幡町に凱旋 リオ五輪「金」 10:1万1千人「金」の熱気 町民「感動ありがとう」 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2016年08月27日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎オーストラリアの経験を成長の糧に 津幡町中学生派遣団が解団  17〜25日に津幡町中学生海外派遣交流事業でオーストラリアを訪れてい た津幡、津幡南両中の生徒10人は26日、同町に戻った。町役場で解団式が 行われ、生徒はタウンズビル市で過ごした英語漬けのホームステイを振り返り、 今後の成長に生かしていくことを誓った。  矢田富郎町長があいさつ、派遣団長の荒山浩津幡中校長が帰国を報告した。 生徒代表の池田薫さん(津幡南中3年)が「さまざまな文化や生活の違いを学 んだ。この経験を一歩目として、今後も英語に関わっていきたい」と意欲を語 った。 〈02〉2016年08月31日(水)北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎河北潟太陽光発電所が完成 津幡町で式典  河北潟太陽光発電所(愛称・メガソーラーひまわり)の完工式は31日、津 幡町川尻の井上コミュニティプラザで行われ、一般家庭約500世帯分の電力 をまかなう発電所の完成を祝った。  発電所は内灘町湖西の干拓地の排水路沿いに整備された。長さ約1・6キロ、 幅23メートルで、1900キロワットの出力を見込む。河北潟干拓土地改良 区が運営する。  式では、焼田宏明同改良区理事長があいさつ、谷本正憲知事、山田修路参院 議員、小林厚司北陸農政局長らが加わって発電開始ボタンを押した。出席者約 60人が干拓地で生産された牛乳で乾杯した。 〈03〉2016年08月31日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎専任職員を配置 倶利伽羅を日本遺産に  津幡町は今秋から、源平合戦の歴史が息づく県境の「倶利伽羅地区」の日本 遺産認定に向け、有形、無形の資産を整理する調査を本格化する。専任職員を 配置し、小矢部市と連携しながら日本遺産として申請する構想を練る。9月補 正予算案に調査費約150万円を計上する方針を固めた。  日本遺産制度では、離れた複数の文化財をまとめて「物語」として申請する 手法があり、津幡町は小矢部市の資産と合わせ、日本遺産申請の構想をまとめ る方針である。  計画では、町は地域の歴史や文化財に詳しい専門家を嘱託職員として雇用し、 資産の洗い出しを進める。町教委生涯教育、町企画財政、交流経済の3課が申 請に向けて準備を進め、源平合戦をテーマとするNHK大河ドラマ誘致活動と の連携も図る。  津幡町では、源平合戦の様子を描いた「倶利伽羅合戦図屏風(びょうぶ)」 が倶利伽羅神社(竹橋)に残る。源氏側が牛の角にたいまつを付け、平家の軍 勢を攻撃したとされる「火牛の計」の場面が描写され、町は資産の一つとみて いる。  加賀と越中をつなぐ「北国街道倶利伽羅峠道」(県史跡)などの古道も往時 の姿を残し、歴史ロマンに触れられる資産とみており、今後、町内外に点在す る資産を発掘する調査を進める。  補正予算案は9月5日からの町議会9月会議に提出される。 〈04〉2016年08月31日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎リオ五輪 次は姉妹で「金」 川井選手、津幡町役場を訪れる  リオデジャネイロ五輪のレスリング女子63キロ級で金メダルに輝いた川井 梨紗子選手(21)=津幡町出身、至学館大4年=は30日、町役場に矢田富 郎町長を訪ね、町民らの応援に感謝した。川井選手は東京五輪について「58 キロ級でやろうと思っている」と話し、63キロ級の妹の友香子選手(18) =至学館大1年=と金メダルを目指すのかと問われ、「そうなったら最高です ね」と笑顔を見せた。  午後2時半、川井選手が町役場に到着すると、矢田町長が玄関ホールまで出 迎え、職員約150人から拍手が沸き起こった。  試合を振り返った川井選手は「すごい応援をしてくださっていると連絡があ った」と町主催のパブリックビューイングに感謝した。優勝直後の心境につい ては「本当に勝っちゃったと思った。自分だけで、ここまで来られなかった」 と語った。  川井選手はリオ五輪出場前、58キロ級の伊調馨選手との調整で63キロ級 に移った。伊調選手との対戦に向けて「馨さんとやることが目標。自分は強く なっている」と闘志を燃やし、12月の全日本選手権で58キロ級に戻るとし た。町役場には母初江さんが同行した。 ●川井選手に4日、県民栄誉賞を贈呈 石川県が決定    石川県は30日、金メダルを獲得した川井梨紗子選手に県民栄誉賞を贈るこ とを正式決定した。9月4日午後2時から県庁で贈呈式を行う。  銅メダルを獲得した柔道女子57キロ級の松本薫選手(28)=金沢市出身、 金沢学院高OG、ベネシード=と、競泳男子800メートルリレーの小堀勇気 選手(22)=能美市出身、金沢高OB、ミズノ=には県スポーツ特別賞が贈 られることが決まった。  県庁で県民栄誉賞と県スポーツ特別賞の選考委員会が開かれ、いずれも全会 一致で3選手への贈呈が「適当」との審議結果をまとめた。選考委終了後、米 澤賢司県議会総務企画委員長、米田昭夫県議会厚生文教委員長ら委員5人が知 事室を訪れ、見解を伝えた。  報告を受けた谷本正憲知事は「3選手とも顕彰に値する活躍だった。メダル 獲得の過程は3人3様で記憶に残る。石川県から(同時に)3人のメダリスト が出るのは初めてで、知事としてこれほど誇らしいと思えることはない」と述 べた。  松本、小堀両選手への贈呈式は9月中旬までに行う方向で調整を進めている。 〈05〉2016年09月06日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎町営墓地の将来利用を調査 町長が意向 合葬墓や返還希望聞く  津幡町議会は5日、9月会議を開会して10氏が一般質問した。矢田富郎町 長は答弁で、町営墓地全1399区画の所有者を対象に、合葬墓を利用する希 望や区画を返還する可能性の有無を聞く方針を示した。町によると、高齢世帯 が「遠くに住む子に負担を掛けたくない」「管理者がいない」として墓を建て ないケースがあり、今秋に意向調査を実施することにした。  町は「鷹の松」「鷹の松南」両墓地公園を管理する。区画は計1399で、 うち441区画は墓碑が建てられていない。今春に全区画が完売した。  本会議で矢田町長は「後継者がいない家庭が増加傾向にあり、合葬墓への改 葬で返還墓地が増えることも考えられる」とし、調査で状況を見極め、今後の 墓地整備を検討するとした。森山時夫氏(無所属)の質問に答えた。 ●学用品費援助、中学入学前に給付を前倒し  矢田町長は経済的な理由で就学が困難な生徒に対する学用品費について、来 春から中学入学前に給付を前倒しするとした。  小中学校に入学する児童生徒の学用品費援助では、町が保護者の所得状況を 調べ、8月に給付している。「お金が必要な入学前に給付してほしい」との要 望があり、角井外喜雄氏(無所属)が前倒しを求めた。矢田町長は「まず保護 者の所得状況が把握できる中学入学の給付を前倒しし、小学校入学前の給付も 検討していく」とした。  本会議では、一般会計補正予算案1億6936万円(累計129億390万 円)など町長提出議案10件と昨年度決算など認定12件、報告2件、請願3 件が提出された。 〈06〉2016年09月06日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「金メダル先生」母校へ 川井選手が教育実習 津幡中で  リオデジャネイロ五輪のレスリング女子63キロ級で金メダルを獲得した川 井梨紗子選手(21)=津幡町出身、至学館大4年=が5日、教員免許取得に 向け、母校の津幡中で約3週間の教育実習を始めた。黒のパンツスーツ姿で登 校した川井選手は「レスリングとは全然違うから、どうなるか分からない。頑 張ります」と意気込んだ。  川井選手は3年生の学年集会で「よろしくお願いします」とあいさつし、授 業を見学した。少し緊張した様子だったという。  3年生の保健体育で柔道を教えるほか、担任業務をしたり、部活動を見学し たりする。最終日の26日には全校集会で、生徒が川井選手に質問する機会が 設けられる。  中本隼輔さん(3年)は「世界を舞台に戦っているとき、どんな気持ちなの か教えてほしい」と話した。田中悦子さん(同)は「格好良かった。これから いっぱい話したい」と笑顔を見せ、「川井先生」との交流に期待を膨らませた。 〈07〉2016年09月10日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「悔しさばねに精進」 津幡南中相撲部 全国中学校大会準優勝を報告    8月21日に津幡町の津幡運動公園で行われた全国中学校体育大会(本社な ど後援)の相撲で準優勝した津幡南中の部員5人が9日、町役場で大会結果を 報告した。主将の深沢成矢さん(3年)は「優勝できなかった悔しさをばねに 精進する」と語った。  選手一人一人が地元の大声援に感謝し、準決勝で優勝候補だった犀生(金沢) を破って「銀メダル」を手にした喜びを報告した。  深沢さんら3年生3人は「高校進学後も相撲に打ち込む」と決意を示し、矢 田富郎町長は高校相撲金沢大会(本社など主催)での活躍に期待した。2年生 2人は「来年はまず県大会で優勝したい」と語った。山田辰也校長、西村幸祐 監督が同行した。 〈08〉2016年09月11日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎よしもと劇団に熱意をアピール 津幡町でオーディション  「よしもとふるさと劇団inつばた」のオーディションは10日、津幡町役 場で行われ、劇団員と、大道具の製作などを手伝う裏方の希望者が来年2月2 6日の公演へ熱意をアピールした。  11〜72歳の応募者31人のうち、20人が審査に臨んだ。座長のお笑い コンビ「ぶんぶんボウル」や町職員ら5人が面接官を務め、志望動機や舞台の 出演経験などを尋ねた。合否は今月末までに応募者に通知され、10月中旬か ら練習が始まる。  公演は町と「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」が企画した。 〈09〉2016年09月12日(月)北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎川井選手、津幡町に凱旋  リオデジャネイロ五輪のレスリング女子63キロ級で金メダルに輝いた川井 梨紗子選手(21)=津幡町出身、至学館大4年=の祝賀パレードは11日、 津幡町役場から町文化会館「シグナス」間で行われた。沿道約800メートル を埋め尽くした約1万1千人(主催者発表)の観衆は「金メダルおめでとう」 などと祝福し、川井選手は笑顔で手を振って応えた。  リオ五輪日本代表の公式ユニホームである赤のブレザーと白のパンツに身を 包んだ川井選手は、母初江さん(46)とオープンカーに乗り込み、約20分 間かけてパレードした。途中、川井選手が車から身を乗り出し、恩師や恩人ら と握手する場面もあった。  ゴールの町文化会館前では、町スポーツ栄誉賞の表彰式が行われ、矢田富郎 町長が「大きな感動と勇気をもらった」と表彰状を手渡した。  会見した川井選手は「皆さんの応援があったから結果を残せた。こんなにた くさんの人に津幡で会ったのは初めて。また次へのモチベーションになった」 と述べ、4年後の東京五輪へ意欲を高めた。 〈10〉2016年09月12日(月)北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎1万1千人「金」の熱気 町民「感動ありがとう」  「よく頑張った」「感動ありがとう」。11日、津幡町役場から川井梨紗子 選手のパレードが始まると、祝福の声と大きな拍手が次々と沸き起こった。目 抜き通りを埋めた観衆は町人口の約3分の1に当たる1万1千人に膨れ、沿道 は熱気に包まれた。川井選手は郷里の温かさと熱い声援を胸に「大勢の応援に びっくりし、うれしかった。東京五輪に向け、これからも応援をお願いします」 と感謝した。  津幡町でパレードが行われたのは初めて。1万人を超える人が一堂に集まっ たのも「町始まって以来」(町関係者)という。出発点の町役場では、川井選 手の母校津幡中の生徒会長、加戸睦槻さん(3年)が「オリンピックお疲れさ まです。格好良かったです」と花束を手渡した。  沿道には園児から高齢者までが詰め掛けた。町民有志が「金」を祝う手作り の横断幕を掲げ、大勢の人が川井選手の乗ったオープンカーを追い掛けて歩い た。観衆から「かわいいよ」と声を掛けられ、川井選手が照れ笑いする場面も あった。  川井選手が津幡中に通ったころに校長を務めた岡田正さん(66)=かほく 市高松=ら恩師の姿もあった。岡田さんは、川井選手がレスリングの大会で卒 業式に出席できなかったことを振り返り「校長室で後日、卒業証書を手渡した ことを今も覚えている。芯のしっかりした子だった」と教え子の飛躍をかみし めた。 ●川井選手、東京五輪へ決意 祝賀会に90人  津幡町文化会館では祝賀会が開かれ、石川県レスリング協会役員や津幡町議、 各種団体長ら約90人が出席した。川井選手は妹の友香子さん(18)=至学 館大1年=と東京五輪を目指す決意を示した。  矢田富郎町長があいさつし、谷本正憲知事は「4年後の東京が楽しみ。県民 としても応援をする」と祝辞を贈り、馳浩衆院議員は町でのジュニア育成など レスリング普及にも期待した。北村茂男衆院議員、山田修路、宮本周司、岡田 直樹の各参院議員らが順に祝辞を述べた。 --------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「津幡ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「つばたメール1・2・SUN」の申し込みや解除は、津幡  町や北國新聞のホームページから行うことができます。   津幡町のホームページ  http://www.town.tsubata.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------