■□■□■ □■□■                                ■□■       『つばたメール1・2・SUN』       ■□■           第158号(2016・5・26)     ■□■□                               ■□■□■                             毎月第4木曜日発行      5月も下旬になり、日差しが強くなるとともに、草木の緑も段々色が濃くな り始めました。  津幡町では、森林の中を五感を使いながら歩くことで心身をリフレッシュさ せる「森林セラピー」に、更なる癒し体験を加えたプログラム「森林セラピー プラス」を随時行っています。  ご家族や友人同士で、緑に囲まれてリラックスしませんか。                          ――――――――――――――――――――――――             発 行: 津幡町総務部企画財政課                  石川県河北郡津幡町字加賀爪二3番地                  TEL 076−288−2158                  FAX 076−288−6358             E-mail: kikakuzaisei@town.tsubata.lg.jp            ―――――――――――――――――――――――― ―――――――――――― 第158号 目 次 ――――――――――――                      ふるさとニュース 津幡ふるさと歴史館 オープン イベントガイド  全国吟詠大会             ほか       北國新聞・津幡ニュース    ――――――――――――― ふるさとニュース ――――――――――――    ■津幡城跡にあらたな歴史を紡ぐ  津幡ふるさと歴史館 オープン(4月21日)    町の歴史に親しんでもらうための施設「津幡ふるさと歴史館(愛称・れきし る)」が、4月21日に旧津幡小学校跡地に開館しました。  開館式では、矢田町長が「比較的コンパクトな造りだが、貴重な歴史資料が 時代ごとにわかりやすく展示されている。子どもたちをはじめ、町民の皆さま には、展示されている資料や企画展示などを通じて、知識や関心をより一層深 めていただきたい」と挨拶しました。  歴史館には、町内遺跡から出土した縄文・弥生時代の土器や装飾品、日本最 古のお触書である「加賀郡ぼう示札」の出土状況、時代の流れを映し出すジオ ラマや昔懐かしい写真などが展示されています。  より身近に歴史に触れてもらえるよう、館内受付で貸し出されるタブレット 端末を展示品にかざすと、解説文や動画が再生される技術が随所にちりばめら れ、来館者は興味深げに見入っていました。  この日は、開館記念として江戸時代中期に活躍した津幡の俳人、河合見風の 企画展が開催され、貴重な資料が展示されていました。  開館式や歴史館の様子は、町ケーブルテレビ「つばたホットライン」で放送 しています。 ―――――――――――――  イベントガイド ――――――――――――   ■全国吟詠大会      吟詠愛好者が集まり、倶利伽羅山にちなんだ漢詩を詠いあげます。  【日 時】 6月5日(日) 9時20分〜  【場 所】 福祉センター大ホール  【入場料】 無料  【問合先】 全国吟詠大会実行委員会         電話 076−283−1587(北瀬) ■無料歯科検診   歯科検診やフッ素塗布を無料で行います。この機会にお口の健康をチェッ  クしましょう。  【日 時】 6月12日(日) 9時〜12時  【場 所】 福祉センター大ホール  【問合先】 健康こども課 電話 076−288−7926 ■森林セラピープラス「ハーブ教室」   森林浴で心身を癒した後、さらなる癒し体験でストレスを解消します。   (ランチ付き)   【日 時】 6月16日(木) 10時〜  【定 員】 先着10人  【参加費】 4,000円  【申込・問合先】 農林振興課 電話 076−288−6704 ■シグナス寄席2016「林家正蔵 噺の会」   限定300席の特別講演です。是非ご来場ください。  【日 時】 6月16日(木) 19時〜 ※開演18時30分〜  【場 所】 シグナス3階多目的室  【入場料】 前売券3,000円、当日券3,300円        ※全席自由(一部整理券付)。未就学児童入場不可  【問合先】 シグナス 電話 076−288−8526 ――――――――――――――――――――――――――――――――     /北/國/新/聞/* 津/幡/ニ/ュ/ー/ス/ ―――――――――――――――――――――――――――――――― ---------------------------------------------------------------------- 01:「念仏赤餅」で厄よけ 津幡町の倶利迦羅不動寺で八重桜まつり 02:緑化推進の思い新た 津幡町で2年ぶりにみどりの祭典 03:別ルートで遊歩道を新設 豪雨被害の津幡町・龍ケ峰城跡 04:津幡高生徒が苗木を植樹 県森林公園 05:40周年の歌声響く 津幡町・コールあじさい 06:深紅のじゅうたん 津幡町でクリムソンクローバーが見頃 07:園児に出張科学教室 津幡町のまちなか科学館の小林館長 08:津幡町で7月31日に力闘 全国社会人相撲 24チームが出場 09:河北潟沿岸の浸水対策を推進 津幡町で周辺議会連絡会が総会 10:防災の絆、演劇で強く 津幡町と和歌山県上富田町 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2016年04月29日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「念仏赤餅」で厄よけ 津幡町の倶利迦羅不動寺で八重桜まつり  津幡町商工会と小矢部市商工会の「倶利迦羅さん八重桜まつり」は28日、 同町の真言宗倶利迦羅不動寺で始まり、厄よけに効果があるとされる「念仏赤 餅」が参拝客に振る舞われた。  赤餅は、倶利伽羅峠を往来する旅人を困らせていたサルの群れに、僧侶が夢 のお告げに従って赤く染めた餅を与えたところ、サルが悪さをしなくなったと いう言い伝えに由来する。  五十嵐光峯(こうほう)住職と参拝客らが「懺悔(ざんげ)、懺悔、六根清 浄」と唱える中、白装束に身を包んだ両市町の職員や商工会青年部員ら20人 が力強く杵(きね)をふるった。餅は一口サイズにちぎってササの葉で包まれ、 参拝客に配られた。悪天候のため、屋内で例年より臼の数を減らして行われた。  餅つきに先立ち、桜井森夫小矢部市長、矢田富郎津幡町長、焼田宏明県議が 順にあいさつし、筱岡貞郎富山県議のあいさつが代読された。ミスつばた白鳥 姫の大嶋桜子さんが町の見どころや特産品をPRした。町観光ボランティアガ イド「つばたふるさと探偵団」が常駐し、会場を案内した。  寺周辺には約6千本の八重桜が植えられている。今年は例年より10日ほど 早い開花を迎え、参拝客は葉桜を楽しんだ。5月8日までの午後6時〜同10 時にライトアップされる。まつりは5日までで、餅つきは29日午前11時か らも行われる。 〈02〉2016年04月30日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎緑化推進の思い新た 津幡町で2年ぶりにみどりの祭典  第32回県民みどりの祭典は29日、津幡町の県森林公園で開かれ、県内各 地の緑の少年団や森林関係団体から約2千人が参加し、緑化活動や森づくりを 推進する思いを新たにした。  祭典は昨年、小松市で全国植樹祭が開催されたことから休止しており、2年 ぶりに開かれた。式典では谷本正憲知事が「安らぎを与え、災害から守る役割 も果たす緑を次世代に引き継ぎたい」とあいさつし、小松市の向本折みどりの 少年団が活動内容を発表した。  森を歩き、癒やしを感じる「森林セラピー」の紹介や木のキーホルダーなど をつくるコーナーが設けられ、苗木の無料配布も人気を集めた。  式典で表彰された国土緑化・育樹運動ポスター原画コンクール県審査特選の 受賞者は次の皆さん。  ▽小学校の部 佐波夢徠(七尾市小丸山小4年)▽中学校の部 界涼花(白 山市北辰中3年)▽高校の部 山下桃子(県立工業高2年) 〈03〉2016年05月01日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎別ルートで遊歩道を新設 豪雨被害の津幡町・龍ケ峰城跡  津幡町は富山県境の倶利伽羅峠に近い「龍ケ峰城跡(りゅうがみねじょうあ と)公園」の遊歩道を新設し、園内を再整備した。公園は旧北陸道沿いに築か れた山城「龍ケ峰城」跡にあり、3年前の集中豪雨で土砂崩れが起きて、従来 の遊歩道が壊れたままとなっていた。新たな遊歩道はゴールデンウイークを機 に供用が始まり、町は一向一揆から藩政期までの歴史の舞台となった山城を周 知する。  龍ケ峰城は津幡町山森の山中にあり、加賀一向一揆の勢力が、加越国境をま たぐ旧北陸道を押さえるため築いたとされる。旧北陸道から山頂までの高さは 約25メートルで、敵の侵入を防ぐため狭く造られた出入り口「虎口(こぐち) 」や尾根筋を横切る「堀切(ほりきり)」などの遺構が残る。町が2005 (平成17)年に公園を整備した。  復旧工事では、13年の豪雨で崩落した遊歩道の代わりに、別のルートで山 頂に至る遊歩道を設けた。園内では岩盤が露出した崖を修復し、往時をしのぶ 門柱や休憩用のあずまやなどを新設した。案内看板も更新して、歴史公園とし ての魅力を高めた。  町担当者は「多くの人に城跡を散策してもらい、加越能の交通の要衝にあっ た津幡の歴史に親しんでほしい」と話した。   ★〔龍ケ峰城(りゅうがみね・じょう)〕  標高194メートルの龍ケ峰に築かれ、南北約200メートル、東西約15 0メートル。築城年は不明。一向一揆に加担する土豪、村上右衛門が在城し、 1573(天正元)年に上杉謙信が攻め落としたとされる。後に佐々成政が支 配したが、さらに前田家が攻略し、属城となった。津幡町が2005(平成1 7)年に文化財指定した。 〈04〉2016年05月03日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎津幡高生徒が苗木を植樹 県森林公園  津幡高1年生186人は2日、津幡町の県森林公園を遠足で訪れ、コナラや クヌギの苗木約200本を植えた。  苗木は3年前の生徒有志が同公園で拾い集めたドングリから育てた。生徒は 600平方メートルの敷地にシャベルや鍬(くわ)で穴を掘り、苗木が地面と 垂直になるよう植え込んだ。  里山里海の保全などを進める「いしかわグリーンウェイブ」の一環で、地元 の森づくりに貢献するため行われた。 〈05〉2016年05月09日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎40周年の歌声響く 津幡町・コールあじさい  津幡町の女性コーラスグループ「コールあじさい」の40周年記念コンサー ト「七色にかがやいて」(北國新聞社後援)は8日、町文化会館「シグナス」 で開かれ、メンバー29人が洗練されたハーモニーで20曲を歌い、節目を祝 った。  4ステージ構成で、「5月の風にのって」と題して「花のまわりで」「森へ 行きましょう」などを息の合った歌声で披露するステージや、人生になぞらえ た曲順で「こんにちは赤ちゃん」「そんなお婆(ばあ)さんなら悪くない」な どを合唱するステージが用意された。  グループ発足時から指導する小泉恭代さんの長女で、メゾソプラノ歌手の詠 子さんや、地元のシグナス少年少女合唱団もゲスト出演した。最後は会員と来 場者が一緒に「ビリーブ」を合唱した。 〈06〉2016年05月09日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎深紅のじゅうたん 津幡町でクリムソンクローバーが見頃  津幡町湖東の河北潟干拓地「ひまわり村」で8日、クリムソンクローバーが 見頃を迎え、約2・3ヘクタールにじゅうたんのように広がった深紅の花に行 楽客が見入った。  クリムソンクローバーは10年ほど前から、河北潟干拓土地改良区の職員が ヒマワリの連作障害を避けるために毎年秋に植えている。花の摘み取りは自由 で、20日まで楽しめる。 〈07〉2016年05月10日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎園児に出張科学教室 津幡町 まちなか科学館の小林館長  津幡町まちなか科学館の館長に4月から就いた小林誠司さん(63)が24 日から、町内の保育園や幼稚園で年長児約350人を対象に科学教室を開く。 小林館長は空き箱や木材を使って2年間で約200種類の実験装置を作ってお り、子どもに人気のサイエンスプロデューサー米村傳治郎(でんじろう)さん にあやかり「津幡のでんじろう先生として科学の面白さを伝えたい」と意気込 んでいる。  小林館長は小学校教諭や津幡南中校長などを歴任し、退職した2013年か ら町教委の科学教育専門員を務めた。14年にまちなか科学館が開館してから は、子どもが科学に興味を持つきっかけになる実験装置を週2〜4点のペース で製作している。  装置は空き箱を利用したピンホールカメラや、フィルムケースとひもで共振 が確かめられる振り子など、雑貨店などで買える材料で作る。  科学教室は、24日の萩坂保育園を皮切りに開く。子どもたちと一緒に、帆 の付いた車や、輪ゴムと紙コップを組み合わせたロケットなどを作り、園児に 風の影響を受けやすい帆の形や輪ゴムの弾性などを考えさせる。これまでの実 験装置も持ち出して活用する。  科学教室に向けて新たな装置の製作に励む小林館長は「分かりやすく子ども たちに伝えるため、もっと仕掛けに工夫を凝らしたい」と話した。 〈08〉2016年05月12日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎津幡町で7月31日に力闘 全国社会人相撲 24チームが出場  第47回全国選抜社会人相撲選手権大会(日本相撲連盟、津幡町、本社主催) の運営委員会は11日、町文化会館シグナスで開かれ、大会を7月31日に町 常設相撲場で開催することを確認した。  大会には全国7ブロックから選抜された24チームが出場し、団体と個人で 力闘を繰り広げる。個人では昨年、アイシン軽金属の黒川宗一郎(金沢学院高 OB)が3位に入ったが、地元石川勢は決勝トーナメントに残れず、巻き返し が期待される。  7月1日に組み合わせ抽選、28日に会場設営、30日に土俵まつりと監督 者会議を行う。大会長の矢田富郎町長は8月20、21日に津幡で全国中学校 相撲選手権が開催されることも挙げ「今夏の津幡は相撲で沸く。石川勢が上位 に入る大会になればと思う」と述べた。運営委員長には田中明夫町消防団長が 就いた。 〈09〉2016年05月13日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎河北潟沿岸の浸水対策を推進 津幡町で周辺議会連絡会が総会  河北潟周辺議会連絡会総会は11日、津幡町役場で開かれ、金沢、かほく、 津幡、内灘2市2町の市町議が、河北潟沿岸地域の浸水対策事業推進に向けて 提言や支援活動を行うことを申し合わせた。  河北潟沿岸地域では今年度から、北陸農政局が浸水・湛水対策事業を推進す る。同連絡会は4市町の議長や常任委員長らで組織し、36人が出席した。浸 水被害の防止対策を促進するため、関係機関との連絡調整を密にすることを申 し合わせ、連絡会規約に定めた。 〈10〉2016年05月19日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎防災の絆、演劇で強く 津幡町と和歌山県上富田町  津幡町と災害時応援協定を結んでいる和歌山県上富田町(かみとんだちょう) の町民劇団が8月7日、津幡町で防災を啓発する創作劇を披露する。両町は 「普段から相手の町を思い合うことが、災害時の迅速な応援に役立つ」として、 演劇を機に住民交流をさらに広げる。  上富田町は人口約1万5千人で和歌山県南西部に位置する。町が公募した劇 団員や職員ら約40人が津幡町を訪ね、伝承を題材にした「彦五郎物語」を上 演する。増水のたびに決壊した富田川を鎮めるため、村人の彦五郎がすすんで 人柱となった伝承に基づき、災害の備えや郷土愛を問い掛ける劇となっている。  18日には上富田町の平岩晃総務政策課係長ら職員3人が、公演会場の津幡 町文化会館「シグナス」を訪れ、津幡町職員と打ち合わせを行った。平岩係長 は「初めての町外公演なのでぜひ成功させ、津幡との友好を深めたい」と話し た。  上富田町は2012年にサッカー・ツエーゲン金沢のキャンプ地となり、津 幡町は同チームの練習拠点の一つだったことから、同年に災害時応援協定を締 結した。協定では、被災した町に食料や物資、救助車両、重機を提供するほか、 職員を派遣することを明記している。  距離が離れた両町は同時に自然災害が発生する危険性が低い一方、互いの地 域の特色や地形を知らないことが課題で、交流を深める一環として劇公演を企 画した。  両町は公演を世話する職員同士が顔見知りになれば、町民間の理解や災害時 の応援活動の円滑化につながるとみている。津幡町の吉田二郎総務課長は「い ざという時に相手の町を勉強するのでは遅い。互いの町が力になれる関係を築 きたい」と話した。 --------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「津幡ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「つばたメール1・2・SUN」の申し込みや解除は、津幡  町や北國新聞のホームページから行うことができます。   津幡町のホームページ  http://www.town.tsubata.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ 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