■□■□■ □■□■                                ■□■       『つばたメール1・2・SUN』       ■□■           第156号(2016・3・24)     ■□■□                               ■□■□■                             毎月第4木曜日発行      各地で桜が開花し始め、お花見の時期が近づいてきました。  満開の桜の下で家族や友人とお花見をするのは楽しいですね。ライトアップ された夜桜も素敵ですが、まだ肌寒い時期ですので風邪にはご注意ください。                          ――――――――――――――――――――――――             発 行: 津幡町総務部企画財政課                  石川県河北郡津幡町字加賀爪二3番地                  TEL 076−288−2158                  FAX 076−288−6358             E-mail: kikakuzaisei@town.tsubata.lg.jp            ―――――――――――――――――――――――― ―――――――――――― 第156号 目 次 ――――――――――――                       ふるさとニュース 認知症フォーラム開催 イベントガイド  津幡町椿展              ほか       北國新聞・津幡ニュース    ――――――――――――― ふるさとニュース ――――――――――――    ■安心してください!見守っていますから  認知症フォーラム開催(2月28日)     認知症フォーラムが2月28日に福祉センターで開催され、約280人が参 加しました。  「安心してください!見守っていますから」〜子どもから高齢者まで地域全 体で見守るまちづくり〜をテーマに津幡爆笑劇団による寸劇が行われました。  この劇は、実際に行方不明になった認知症の方を地区のネットワークを活用 して捜索し、発見につながった事例をもとに作られたものです。  このほか、認知症の周知を行っている「津幡キャラバン・メイト」や、家族 介護者、支援者などによるリレートークが行われました。  参加者からは、「認知症が身近なことに思えた」「地域全体で見守ることが 大切」などの感想があげられました。 ―――――――――――――  イベントガイド ――――――――――――   ■津幡町椿展      町内外から集められた椿や椿に関する俳句・陶芸・押花作品などの展示、  育成相談コーナーを設けます。  【日 時】 3月26日(土)・27日(日) 9時〜17時        ※27日は16時まで        ※27日 10時からお茶会(予定の席数終了まで)   【場 所】 シグナス多目的室  【入場料】 無料   【問合先】 生涯教育課 電話 076−288−2125 ■スプリングコンサート   津幡・津幡南中学校、両校の吹奏楽部による合同演奏会です。    若さあふれる元気な演奏と、ゲストとの共演をお楽しみください。  【日 時】 3月27日(日) 14時開演   【場 所】 シグナスホール  【入場料】 無料  【問合先】 シグナス 電話 076−288−8526 ■能瀬川公園 桜まつり   英田地区に伝わる順徳上皇伝説をテーマに、桜が舞う能瀬川を屋形船が行  き交います。  【日 時】 4月10日(日) 9時30分〜15時  【場 所】 能瀬川公園 ※英田郵便局近く  【問合先】 能瀬川公園観桜会 電話 076−289−2470(板坂)         ■くりから夢街道ウォーク   津幡側と小矢部側に分かれて大綱引きを行った後、新緑まぶしい歴史国道  を散策します。  【日 時】 4月24日(日) 9時受付  【場 所】 倶利伽羅源平の郷竹橋口  【参加費】 500円(昼食込) ※小学生以下無料  【定 員】 先着150人  【受 付】 4月4日(月)〜4月20日(水)まで        ※詳細・申込書はホームページ「広報つばた4月号」参照  【申込・問合先】 交流経済課 電話 076−288−2129 ――――――――――――――――――――――――――――――――     /北/國/新/聞/* 津/幡/ニ/ュ/ー/ス/ ―――――――――――――――――――――――――――――――― ---------------------------------------------------------------------- 01:涅槃団子に手を伸ばし 津幡町の倶利迦羅不動寺 02:津幡で囲碁サロン インストラクターの押田さん 亡き夫を思い再出発 03:列車に方言ポスター 7日から、小矢部市と津幡町がPR  04:地元愛を育む取り組み発表 津幡町で公民館大会 05:企業や宿泊施設を誘致 駅東部地区開発で町長が意欲 町議会一般質問 06:河北潟一周駅伝を11月23日に開催 津幡町で実行委 07:休憩所に記す児童の夢 壁面ブロック、石川高専生が設計 08:開業1年、児童が合唱 IRいしかわ鉄道倶利伽羅駅 09:民俗資料寄贈の橋さんに感謝状 津幡町 10:森林セラピー効果調査の卒論を報告 金大生、津幡町に ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2016年02月29日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎涅槃団子に手を伸ばし 津幡町の倶利迦羅不動寺  倶利迦羅不動寺の涅槃会(ねはんえ)は28日、津幡町の同寺と同寺西之坊 鳳凰殿(ほうおうでん)で営まれ、参拝者が釈迦(しゃか)の遺徳をしのび、 無病息災を祈った。  護摩法に続き、五十嵐光峯(こうほう)住職が今年一年の吉凶に関して法話 を行った。釈迦の遺骨「仏舎利」に見立てた赤、白、黄、緑、紫の5色の涅槃 団子がまかれると、信徒らが手を伸ばし、拾い集めた。  涅槃団子は、食べると無病息災で過ごせるとされ、災難よけのお守りとして も使われる。計3回の法要で約3万個がまかれた。 〈02〉2016年03月01日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎津幡町で囲碁サロン インストラクターの押田さん 亡き夫を思い再出発  津幡町庄の囲碁インストラクター押田華奈さん(34)=本名・長尾華奈= が1日、同所で会員制囲碁サロンを開く。昨年に東京から石川に戻った押田さ んはテレビの囲碁番組で司会を務めた経験もあり、囲碁好きだった亡き夫、健 太郎さんの「囲碁を続けてほしい」という思いに応えて再出発する。女性や子 どもなど幅広い層も親しんでもらえるような明るいサロンとし、囲碁の普及を 図る。  旧野々市町(野々市市)出身の押田さんは6歳で囲碁を始め、県内外の大会 で活躍した。2003年には全日本女子学生選手権で準優勝し、慶大卒業後は NHK・Eテレの番組や金沢ケーブルテレビネットなどで視聴できる囲碁・将 棋チャンネルの司会などを務めた。  健太郎さんとの出会いも囲碁が縁だった。00年、慶大1年だった押田さん は、囲碁の研究会で開成高3年の健太郎さんと知り合い、交際を始めた。二人 で挑んだ国際アマチュア・ペア碁選手権ハンデ戦では04年に優勝、05年に 準優勝した。 ●31歳の若さで  健太郎さんは、高校時代に国際数学オリンピックで日本人初の金メダル3個 を獲得するほどの秀才だったが、15歳の時にがんの一種「胞巣状軟部肉腫」 を発症していた。病と闘いながら09年に押田さんと結婚し、名古屋大大学院 の助教となり、数学者として将来を嘱望されながら13年、31歳という若さ で亡くなった。  押田さんは東京で囲碁インストラクターとして再び働き始めたが、姉の澤本 和美さん(41)=津幡町=ら家族の勧めもあり昨年、帰郷した。  「囲碁に携わり続けてほしい」という夫の言葉を石川でも忘れず、多くの出 会いをくれた囲碁へ恩を返したいという思いもあって、津幡町でサロンを開く ことにした。  サロンは囲碁を楽しむことを意味する故事成語「橘(きっ)中(ちゅう)の 楽しみ」にちなみ「柑(かん)橘類(きつるい)」を英語訳した「Citru s(シトラス)」と名付けた。女性や子どもも気軽に入れるよう明るく広い内 装とし、カフェスペースも用意した。  1日にプレオープンし、27日の記念イベント後に正式オープンする。押田 さんは「囲碁は初対面の人でもすぐに通じ合えるツール。多くの人を温かく包 み込む場所にしたい」と話した。 〈03〉2016年03月03日(木)富山新聞朝刊----------------------------☆ ◎列車に方言ポスター 7日から、小矢部市と津幡町がPR    IRいしかわ鉄道の開業1年を控え、地域おこし団体「津幡いいとこ・やま ほどあっろの会」は7日から、あいの風とやま鉄道に乗り入れる列車4両に、 津幡町と小矢部市をPRする中づりポスター48枚を飾る。広域観光で連携す る同市観光協会の協力を受け、富山、石川両県の方言で歓迎の心を表した短文 や観光名所のイラストを載せた。県境を越えて節目を祝い、利用促進と誘客を 呼び掛ける。  中づりは観光名所と方言を掲載した2種類がある。やまほどあっろの会の会 員で日本パステルシャインアート協会のセラピスト石野一男さん=金沢市=が 制作した。  観光名所の中づりは、片面に倶利迦羅不動寺など津幡町の名所、もう一つの 面にメルヘンをテーマとした建築など小矢部市の名所が紹介されている。  方言の中づりは、両面に柔らかい筆致で森や花などを描き、「ゆっくりしま っし つばたです」「やわやわしっしゃい おやべやちゃ」と同じ意味の文を 書き分けた。やまほどあっろの会と「つばた・おやべ観光戦略会議」を設立し た小矢部市観光協会の森谷義一専務理事が協力した。  中づりの列車は13日まで金沢―富山間を一日平均6往復する。 〈04〉2016年03月07日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎地元愛を育む取り組み発表 津幡町で公民館大会  津幡町公民館大会は6日、町文化会館「シグナス」で開かれ、刈安公民館が 児童と取り組んでいる観光名所づくりなど、地元愛を育む活動を発表した。  津幡町との交流事業として、小矢部市の東蟹谷(かんだ)公民館も文化財学 習などの活動を紹介した。金沢学院大の丹羽俊夫特任教授が「日本のよさをと り戻そう」と題して講演した。次の10氏が社会教育功労者として表彰された。  池田憲洋、小川よしえ、勝泉とき子、坂尻義雄、中川徳二、早川はる美、藤 岡秀紀、松本志津子、松本信行、米田義久 〈05〉2016年03月08日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎企業や宿泊施設を誘致 駅東部地区開発で町長が意欲 町議会一般質問  津幡町議会3月会議は7日、本会議を再開し、11氏が一般質問した。矢田 富郎町長は答弁で、IRいしかわ鉄道津幡駅の東部地区開発に関し、石川高専 と連携する企業をはじめ、宿泊や商業施設などの誘致に力を入れる方針を示し た。  町は津幡駅東口の新設に向け、新年度当初予算案に基本構想調査費を計上し ている。町の活性化をただした荒井克氏(無所属)に対し、矢田町長は「企業 誘致や人口対策の起爆剤になり得るものとして、駅東部地区の整備を検討して いる」と述べた。同地区は旧国道8号に近接するメリットがあるとし、保育施 設や民間によるモデル住宅の整備も挙げ「積極的に誘致をしたい」と強調した。 ●丘陵公園構想見直し  津幡丘陵公園の整備構想について、矢田町長は抜本的な見直しが必要とし 「方向としては里山保全を主体とし、自然豊かな憩いの場にしたい」と述べた。  公園の整備構想では、町は第4次総合計画で温泉を活用する交流施設や健康 増進施設の集積を図るとしていた。矢田町長は国の財源制度の変更などで、第 5次総合計画に公園の整備計画を盛り込まなかったと説明した。森川章氏(無 所属)と荒井氏の質問に答えた。   〈06〉2016年03月11日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎河北潟一周駅伝を11月23日に開催 津幡町で実行委  河北潟一周駅伝競走大会(同実行委主催、北國新聞社共催)の実行委員会は 10日、津幡町の河北郡市広域事務組合エコみらい河北で開かれ、11月23 日に第96回大会を開催する方針が示された。  西茂会長があいさつし、出席者15人が繰り上げスタートまでの時間やコー スの変更などを話し合った。交流サイト「フェイスブック」上で寄せられた意 見も報告された。 〈07〉2016年03月13日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎休憩所に記す児童の夢 壁面ブロック、石川高専生が設計  津幡町南中条の高齢者交流拠点「中条となり家(んち)」に12日、地元の 小学生が夢を描いた木製ブロックを積み上げた休憩所ができた。設計した石川 高専の学生たちがブロックを組み立て、世代を超えた場となるよう期待を込め た。今後は新1年生が描いたブロックを入れていく。  休憩所は、高さ2・1メートル、直径3メートルの円形で、県産スギの間伐 材で作られたブロック334個を長ねじに通して組み立てた。  ブロックは縦、横9センチ、長さ35センチの直方体で、室内側となる面に、 中条小1〜4年生約140人が夢を叶えた自分の姿を描き、「うちゅうへ行き たい」「ケーキやさんになりたい」など将来の目標や就きたい仕事を書き込ん だ。これから新入生のブロックが順次追加され、卒業時には児童に自分のブロ ックがプレゼントされる。  石川高専建築学科の熊澤栄二准教授が、交流拠点を運営する池田憲洋さん (71)から「外で日差しをしのぎながら、くつろげる場所がほしい」という 要望を受け、学生に設計案を募った。案が採用された環境建設工学専攻2年の 美作天地(みまさくてんち)さん(22)は「子どもたちの夢を見ることで、 お年寄りも幼少の頃を思い出して、話に花を咲かせてほしい」と話した。 〈08〉2016年03月14日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎開業1年、児童が合唱 IRいしかわ鉄道倶利伽羅駅  IRいしかわ鉄道倶利伽羅駅の開業1周年記念セレモニーは13日、津幡町 の同駅で行われ、地域住民らが楽器演奏やウオーキングなど、多彩なイベント で節目を祝った。  地元の刈安小児童は、同駅の電車の発着メロディーになっている「倶利伽羅 峠の歌」を寸劇を交えて合唱した。2人組民謡ユニット「やゆfish(フィ ッシュ)」のコンサートでは、町特産のおまん小豆(あずき)を題材にした音 頭が初披露され、観客は手拍子を打って楽しんだ。  ウオーキングでは、倶利伽羅地区の名所を紹介した刈安公民館作製の散策マ ップを活用した。  開会式では、イベントを主催した倶利伽羅地区振興会の高橋正一会長、刈安 公民館の吉田暁館長があいさつした。 〈09〉2016年03月16日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎民俗資料寄贈の橋さんに感謝状 津幡町  津幡町に民俗資料212件を寄贈した橋安治(やすはる)さん(74)=同 町加賀爪=に15日、町から感謝状が贈られた。  橋さんは2006年から9年間、町内で民俗資料の私設博物館「つばた・お やど通り 暮らしの博物館」を運営してきた。資料を活用してもらおうと、ラ ンプや帳簿一式、幕末に活躍した津幡出身の日本画家池田九華が風景を描いた びょうぶなどを町に寄贈した。  橋さんの代わりに親族が町役場に訪れ、矢田富郎町長から感謝状を受け取っ た。矢田町長は「4月にオープンする津幡ふるさと歴史館で、機をみて展示し たい」と感謝した。 〈10〉2016年03月19日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎森林セラピー効果調査の卒論を報告 金大生、津幡町に  金大地域創造学類4年の廣村美紅さん(22)=津幡町太田=は18日、町 役場に矢田富郎町長を訪ね、森林の癒やし効果を生かす「森林セラピー」につ いて調査した卒業論文の内容を報告した。  廣村さんは同町の県森林公園が「森林セラピー基地」に認定されていること から、同基地がある長野県信濃町と鳥取県智頭(ちづ)町で、企業のメンタル ヘルス対策として活用する事例を調べた。廣村さんは「住民の認知度向上や企 業との連携でさらに基地を活用できる」と述べた。 --------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「津幡ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「つばたメール1・2・SUN」の申し込みや解除は、津幡  町や北國新聞のホームページから行うことができます。   津幡町のホームページ  http://www.town.tsubata.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------