■□■□■ □■□■                                ■□■       『つばたメール1・2・SUN』       ■□■           第105号(2011・12・22)   ■□■□                               ■□■□■                             毎月第4木曜日発行      あっという間に2011年もあと少しですね。今年は東日本大震災や台風な ど、自然災害の多い1年でした。被災地の1日も早い復興をお祈り申し上げま す。来年は幸せなニュースをいっぱい届けられることを願っています。  今年も1年『つばたメール1・2・SUN』をご愛読いただき、ありがとう ございました。2012年が皆様にとって素晴らしい年でありますように☆彡            ――――――――――――――――――――――――             発 行: 津幡町総務部企画財政課                  石川県河北郡津幡町字加賀爪二3番地                  TEL 076−288−2158                  FAX 076−288−6358             E-mail: kikakuzaisei@town.tsubata.lg.jp            ―――――――――――――――――――――――― ―――――――――――― 第105号 目 次 ――――――――――――                         ふるさとニュース イルミネーション点灯         ほか イベントガイド  消防団連合会 出初式         ほか   北國新聞・津幡ニュース    ――――――――――――― ふるさとニュース ―――――――――――― ■被災地復興への願いを込める…(12月1日)  イルミネーション点灯  毎年恒例、年末年始のイルミネーションが12月1日、津幡中央公園で点灯 を始めました。  このイルミネーションは、元気な町をアピールするとともに、寒空のなか町 民の皆さまの心を温めようと、平成18年から続けられているものです。  東日本大震災が発生後、日本中が大きな恐怖や不安に飲み込まれました。そ こで、今年は被災地復興に向けて町民の願いを送るための光のアーチ「きぼう の入口・・ぢを公園入り口に設置しました。  このイルミネーションは1月31日まで、毎日午後5時から10時まで点灯 します。 ■平成23年津幡町10大ニュース決定  平成23年の町の明るいニュースを選出しようと町民の皆さまからの投票を もとに、選考委員会で協議した結果、次のニュースが選ばれました。 第 1位  被災地へ届け!町民の善意 第 2位  「大河ドラマ誘致活動」本格化 第 3位  町内に「人工透析病床を備えた病院」開院 第 4位  「津幡小学校・津幡地域交流センター」完成 第 5位  森林公園に「MISIA(ミーシャ)の森」誕生 第 6位  「1・2・SUNつばた元気ウオーク」開催 第 7位  「科学のまち」を推進 第 8位  「新嘗祭献穀米」を宮中へ献上 第 9位  津幡のアスリートが全国大会で栄冠 第10位  災害時にFMラジオで情報発信 ―――――――――――――  イベントガイド ――――――――――――   ■消防団連合会 出初式 ○町消防関係表彰式 【日 時】 1月4日(水) 午前9時30分〜 【場 所】 福祉センター大ホール ○郡市消防団連合会出初式 【日 時】 1月4日(水) 午前11時〜 【場 所】 福祉センター大ホール ※式典後、津幡川右岸「住の江橋−中須加橋」で一斉放水を行います。 【問合先】 消防本部 電話076−288−3000 ■「倶利伽羅峠の歌」と薩摩琵琶の調べ(町民大学)  刈安小学校で歌い継がれる「倶利伽羅峠の歌」の解説と、倶利伽羅合戦をテ ーマにした薩摩琵琶の弾き語りによるミニコンサートです。 【日 時】 1月28日(土) 午後2時〜 【場 所】 シグナス視聴覚ホール 【講 師】 元刈安小学校校長 夷藤 保さん 【演奏者】 寺本拳嶺さん(薩摩琵琶)           戸水胤山さん(尺八)       美郷 尚さん(笛・パーカッション) 【参加費】 無料 【単 位】 5 【問合先】 シグナス 電話076−288−8526 ■巨大「旗源平」で国際交流  金沢に伝わる正月遊び「旗源平」は、サイコロを転がして旗を取りあう簡単 なゲームです。  国際交流員のチェルシーや国際交流サークル「リトルアース津幡」のメンバ ーといっしょに、楽しみましょう。 【日 時】 1月29日(日) 午後1時30分〜 【場 所】 シグナス多目的室 【参加費】 100円 【定 員】 先着20人 ※児童保護者同伴 【受 付】 1月11日(水)から 【申込・問合先】 生涯教育課 電話076−288−2125 ■石川県森林公園 情報 ○親子そば打ち体験 【日 時】 1月22日(日) 午前10時〜 【場 所】 インフォメーションセンター 【定 員】 親子15組 【費 用】 600円 【受 付】 1月4日(水)〜11日(水) ○親子竹細工教室 【日 時】 2月5日(日) 午前10時〜 【場 所】 インフォメーションセンター 【定 員】 親子15組 【費 用】 300円 【受 付】 1月18日(水)〜25日(水) 【問合先】 森林公園 電話076−288−6449  ――――――――――――――――――――――――――――――――     /北/國/新/聞/* 津/幡/ニ/ュ/ー/ス/  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ---------------------------------------------------------------------- 01:親子で実験楽しむ 津幡町、科学のまち事業第1弾 02:町外客増へ路線改正 津幡町が12月補正予算案に委託料 町営バスの利   便向上 石川高専回り、医療施設へ延伸   03:大雪備え、排雪場新設 津幡町 ボートピア造成の残土活用  04:東日本大震災被災地へリュック届け 津幡町刈安小が手作り、発送 05:住宅リフォームに助成 来年度創設の方針 目的無制限は県内初 津幡町   議会一般質問 06:義仲ゆかり、長野県と交流 大河誘致へ 津幡町に訪問団 刈安公民館 07:石川県内初の通年議会 来年3月から試行 津幡町議会 町に協議申し入   れ 08:「能瀬小唄」を復活 津幡町「英田塾」 歌詞見つかり、作曲 春夏秋冬   の風景イメージ 09:目指せ「津幡博士」 ふるさと検定 初、中級に28人 10:オーストラリアの生徒が津幡町訪問へ タウンズビル市の中高一貫校 2   013年9月にも10〜30人 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年11月27日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎親子で実験楽しむ 津幡町、科学のまち事業第1弾  津幡町の科学のまち・つばた推進事業「なぜ?なるほど!科学体感教室」は 26日、同町津幡運動公園体育館で開かれ、町内の小学1〜4年生の親子73 組が不思議な実験パフォーマンスや体感教室を通して科学に親しんだ。  環境省認定の環境パフォーマー「らんま先生」が水と環境、紙と空気などの 実験を次々と繰り広げ、児童94人を楽しませた。体感教室では親子が金沢西 高の江頭和子教諭、手づくり手あそび倶楽部(くらぶ)の高砂二郎代表に教わ り、光の万華鏡などの工作と実験に取り組んだ。  教室は今年度始まった科学のまち・つばた推進事業のイベント第1弾。冒頭、 矢田富郎町長があいさつし、事業について説明した。 〈02〉2011年12月01日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎町外客増へ路線改正 津幡町が12月補正予算案に委託料 町営バスの利便 向上 石川高専回り、医療施設へ延伸    津幡町は来年2月から町営バス路線・時刻を一部改正する。JR津幡駅を起 点として連結性を高め、旭山線を石川高専回りにルート変更、潟端(かたばた) 線を人工透析医療施設まで延伸し、町外客の利用促進を図る。来年10月の2 路線新設と合わせ、一般会計12月補正予算案にバス路線再編成計画策定委託 料210万5千円を盛り込み、条例改正案とともに2日開会の町議会定例会に 提案する。  町営バスの利用者数は1999(平成11)年度の12万9372人をピー クに減少し、昨年度は4万7802人に落ち込んだ。ニーズに応えて利用促進 を図るため、運行路線や時刻の改正に取り組む。  旭山線は津幡高を経由しているが、生徒がJR七尾線中津幡駅で乗降し、町 営バスを利用しないことから、石川高専の学生、教職員アンケートで51%が 「一度でも利用したい」と回答した同高専回りにルート変更する。  潟端線は、11月に町内唯一の人工透析医療施設として開院した「みずほ病 院」の駐車場にバスの回転場を確保できたことから、町外からの通院客の利用 も見込んで同病院まで延伸し、1日4便から7便に増便する。  河合谷線、池ケ原線、九折(つづらおり)線、相窪(あいくぼ)線は津幡駅 を起点として市街地の運行ルートをシグナス通りに変更し、河合谷線は河合谷 の郷即売所まで延伸するなど利便性を高める。  来年10月には、能瀬・清水線を新設し、津幡駅から町中心部や同町庄のプ ラント3津幡店などを経由し、国道159号津幡バイパスに沿って能瀬地区を 往復し、周辺住宅地の利用促進を図る。新設の太田線は太田、潟端の両地区を 通る従来の潟端線を分割する。循環路線は緑が丘、潟端、井上の各線を単独運 行に改正する。 〈03〉2011年12月01日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎大雪備え、排雪場新設 津幡町 ボートピア造成の残土活用   津幡町は30日までに、同町清水の町有地に臨時排雪場を新設した。同町舟 橋区の競艇場外舟券売り場「ボートピア津幡」(仮称)の造成工事で発生した 残土を活用し、昨冬のような大雪に備える。  ボートピア津幡の開発行為者である民間会社「グッドワン」(東京)が費用 を全額負担し、残土約6万5千立方メートルを使って約1ヘクタールを整備し た。町によると、地盤改良などを行い、土砂の流出を防ぐ工法を用いたという。  町は2008(平成20)年度まで同町清水のショッピングセンター「スカ ール」の跡地を臨時排雪場に使っていた。跡地に津幡小の校舎を移転、新築し たため、昨冬の大雪の際は町内の公園に雪を積み上げていた。  ボートピア津幡は桐生競艇場がある群馬県みどり市が施行者となり、グッド ワンに施設運営を委託する。同市は同町などに対し、12年度中に開業させる 意向を示している。 〈04〉2011年12月02日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎東日本大震災被災地へリュック届け 津幡町刈安小が手作り、発送  津幡町刈安小の「千鶏(ちけい)小学校に私たちの思いを届けよう」出発式 は1日、同校で行われ、全校児童25人が東日本大震災被災地の岩手県宮古市 千鶏小の児童に贈るため手作りした小型リュックサックや文房具を発送した。  出発式では児童2人が津波の犠牲となり、今も他校で間借りする千鶏小の状 況を松田由起子教諭が説明し、西村保校長が「皆さんの温かい気持ちは千鶏小 児童にきっと伝わります」とあいさつした。  児童は10月から手作りした小型リュックサックや手紙、折り鶴、持ち寄っ た鉛筆やノートなど文房具、学校で栽培したアサガオやオシロイバナなど花の 種を箱に詰めて送った。 〈05〉2011年12月03日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎住宅リフォームに助成 来年度創設の方針 目的無制限は県内初 津幡町議 会一般質問  津幡町は来年度、住宅リフォーム助成制度を創設する方針を固めた。一般住 宅を対象にリフォームの目的を制限しない制度は北陸三県の市町村でも珍しく、 地域経済を活性化する効果も見込んで導入を目指す。矢田富郎町長が2日開会 の町議会12月定例会で、塩谷道子氏(共産)の一般質問に答弁した。  同町によると、耐震改修や高齢者住宅対策など目的を制限せず、すべての住 宅を対象とするリフォーム助成制度は県内で初めて。町はバリアフリーや太陽 光発電など既存の助成制度と併用できる制度を整備し、請負業者は町内に限定 する方針。矢田町長は町内の中小零細業者など地域を活性化する経済対策とし て、来年度当初予算案に事業費を盛り込む考えを示した。  矢田町長は町が原子力安全委員会の作業部会が原発から半径50キロを目安 とした「放射性ヨウ素防護地域(PPA)」に入るため、国の指針を受けて安 定ヨウ素剤を備蓄する方針を示した。放射線測定器の購入も検討しているとし た。黒田英世氏(無所属)に答えた。  早川尚之教育長は町立図書館のある町文化会館「シグナス」で接続できる無 線LANの高速インターネットアクセスポイントを設置する意向を示した。道 下政博氏(公明)に答弁した。  NIE(教育に新聞を)について早川教育長は第7回「新聞読んで」感想文 コンクール(北國新聞社主催)の小学校低学年の部で条南小3年金津武徳君が 最優秀に輝いたことを紹介し、新聞活用の効果を説明。今後も目的を持って新 聞を活用する環境整備を検討するとした。荒井克氏(無所属)に答弁した。 〈06〉2011年12月10日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎義仲ゆかり、長野県と交流 大河誘致へ 津幡町に訪問団 刈安公民館  木曽義仲、巴(ともえ)御前を主人公にした大河ドラマ誘致に向け、津幡町 刈安公民館と長野県木曽町日義(ひよし)公民館の交流会は9日、刈安公民館 で開かれた。出席者約20人は共通する歴史を縁に相互訪問と交流を続け、両 地区で高まる誘致運動の輪を広げることを確認した。  津幡町刈安地区は倶利伽羅古戦場、木曽町日義地域(旧日義村)は義仲が旗 揚げした地として知られる。両公民館の交流は今年度、刈安公民館が日義公民 館に呼び掛けて始まった。交流会は日義地域で6、11月に開かれ、刈安では 初めて開かれた。  交流会では刈安公民館の吉田暁館長が刈安小の運動会で源平合戦にちなみ、 騎馬戦が続けられていることを説明した。日義公民館の木嶋秀夫館長は8月の 村祭りで「火牛(かぎゅう)の計」にあやかり、たいまつ行列が練り歩いてい ることを紹介。既に交流を重ねている小矢部市に加え、津幡町とも連携を深め ていく考えを示した。  刈安小では全校児童25人が源氏太鼓と倶利伽羅峠の歌を披露した後、一行 は倶利伽羅古戦場などを訪れ、火牛の計が描かれた「源平倶利伽羅合戦絵図」 などに目を凝らした。 〈07〉2011年12月10日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎石川県内初の通年議会 来年3月から試行 津幡町議会 町に協議申し入れ  津幡町議会は来年3月から「通年議会」を試行することを申し合わせた。南 田孝是議長と副議長の道下政博議会改革検討特別委員長が9日、矢田富郎町長 に協議を申し入れた。早ければ1月に臨時会を開いて町議会定例会条例と同定 例会規則を一部改正し、県内の議会で初めての通年議会の準備を整え、議会の チェック機能を高める議会改革を推進する。  同町議会は昨年12月に議会改革検討特別委員会を設置し、今年4月の町議 選を経て、新組織となった5月から9回の審議を重ねた。11月28日と今月 8日の議員協議会で、通年議会の試行と9月の決算特別委員会開催、予算内示 会の開催期間を2日間程度とすることを申し合わせた。  通年議会の試行では来年3〜12月を定例会の会期として閉会期間を設けな い。会期中に審議の必要な案件があれば、議長が本会議の休会と再開を繰り返 し、随時、本会議や委員会を開く。3、6、9、12月を定例月として一般質 問を行う。  現行の定例会は首長が議会を招集するため、災害時の緊急対応や緊急の行政 課題など専決処分していた案件でも、速やかに本会議を開いて対応できるよう になり、議会の監視機能が強化される。  町議会は21日、福井県町村議会議長会総括参事の伊藤浩氏を講師に招いた 研修会を開き、矢田町長ら町側にも参加を呼び掛け、通年議会の準備を進める。  申し入れを受けた矢田町長は「細部を精査し、町議会と協議しながら方向付 けしたい」と話し、道下委員長は「議会基本条例の制定も検討し、県内に先駆 けた議会改革を進めたい」と意気込みを示した。 〈08〉2011年12月17日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「能瀬小唄」を復活 津幡町「英田塾」 歌詞見つかり、作曲 春夏秋冬の 風景イメージ  津幡町英田(あがた)地区の歴史を掘り起こす住民グループ「英田塾」が昭 和10年代ごろの作詞とみられる民謡「能瀬小唄」を復活させ、22日に同塾 でお披露目する。歌詞は古いわら半紙に記されていたが、楽譜や録音された曲 は見つからず、町内の三味線講師が歌詞にある能瀬地区の春夏秋冬の風景から イメージして作曲した。来年4月の能瀬川公園桜まつりで地元住民に発表する。  能瀬小唄は、英田塾事務局長補佐の岡田良治さん(62)が昨年10月、伯 母の岡田信子さん(96)=金沢市芳斉1丁目=から自宅に保管していた古い わら半紙の歌詞を譲り受け、存在が分かった。  信子さんによると、能瀬の元学校長専田朝雄さんが青年団に所属したころ作 詞したとみられる。歌詞には日吉神社の春祭り、夏に金比羅から望んだ河北潟 の景色、比縄^声劼僚・廚蝓・澆飽羝諭嵶兇慮・廚凌紊龍ζ栄・い覆蒜柔ッ篭・ の風景が織り込まれている。  英田塾では楽譜や曲が見つからないため、今年10月、三味線の高邦会主宰 の高坂邦夫さん(71)に作曲を依頼した。11月下旬に完成した曲は22日、 藩政期から地元に伝わり2007(平成19)年に復活させた民謡「朝はか」 とともに、英田塾会員で津幡民謡会井上教室代表の板坂勝義さん(68)が歌 う。  高坂さんは「能瀬の風景をイメージして作曲した。将来は地元の祭りの輪踊 りなどで使ってもらえればうれしい」と期待を込め、板坂さんは「地元の民謡 を多くの住民に知ってほしい」と話した。 〈09〉2011年12月19日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎目指せ「津幡博士」 ふるさと検定 初、中級に28人  津幡町観光協会の第4回津幡ふるさと検定は18日、同町役場で行われ、町 内を中心に金沢、かほく、羽咋、内灘の4市町から11〜81歳の28人が初 級、中級に挑んだ。  2008(平成20)年から始まった同検定は、過去3回で初級に計45人、 昨年から初級合格者を対象にした中級に9人がそれぞれ合格。今回も文化や自 然、観光物産など同町に関する四者択一の50問が出題され、40問以上正解 で合格となる。  冒頭、町観光協会長の矢田富郎町長が「知識を深め、大河ドラマ誘致を進め る町の観光振興に役立ててほしい」とあいさつした。1月中に全受験者に結果 が通知される。 〈10〉2011年12月20日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎オーストラリアの生徒が津幡町訪問へ タウンズビル市の中高一貫校 20 13年9月にも10〜30人  津幡町が5年前から町内の中学生を派遣しているオーストラリア・タウンズ ビル市の中高一貫校「ノーザン・ビーチーズ・ステート・ハイスクール」の生 徒が、2013(平成25)年9月にも同町を訪問する見通しとなった。相互 に訪問を重ねることで、両市町の交流促進を目指す。  19日に津幡町役場を訪れたノーザン校教諭の揚岩(あげいわ)沙弥さん (24)=札幌市出身=が矢田富郎町長に対し、ロビン・スプロット校長の意 向として正式に協力を要請した。揚岩さんによると、旅費の確保や生徒の選抜 などのため、訪問は13年9月以降となるとし、現時点で10〜30人の派遣 を想定しているという。  これに対し、矢田町長は「歓迎していると校長先生に伝えてほしい。訪問が 正式決定した時点でホームステイ先の確保などに協力したい」と応じた。  ノーザン校は今年2月から8年生(日本の中学2年)の授業で日本語を必修 化した。日本語を担当する揚岩さんは「日本に興味を持つ生徒が確実に増えて いる。解決すべき課題はあるが、2年後の訪問を目指して準備を進めたい」と 話した。  津幡町は05年度から中学生海外派遣交流事業を行っており、ノーザン校に は06年度から生徒を計5回派遣し、授業やホームステイなどを体験している。  揚岩さんはこれに先立ち、津幡南中や石川高専などを視察した。津幡中では 8月にノーザン校を訪れた橋爪賢司君(3年)と山本美里さん(同)、脇内元 徳君(2年)と再会するとともに、英語の授業にゲスト講師として参加した。 揚岩さんは20日に同町を離れ、実家のある札幌市へ向かう。 --------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「津幡ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「つばたメール1・2・SUN」の申し込みや解除は、津幡  町や北國新聞のホームページから行うことができます。   津幡町のホームページ  http://www.town.tsubata.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------