■□■□■ □■□■                                ■□■       『つばたメール1・2・SUN』       ■□■            第99号(2011・6・23)   ■□■□                               ■□■□■                             毎月第4木曜日発行      梅雨に入り、ジメジメとした毎日ですね。これからどんどん暑くなっていき ますが、今年の夏は「節電」がキーワードです。あまり電力を消費しないよう に、暑さ対策をしっかりして今年の夏をを乗り越えましょう☆彡            ――――――――――――――――――――――――             発 行: 津幡町総務部企画財政課                  石川県河北郡津幡町字加賀爪二3番地                  TEL 076−288−2158                  FAX 076−288−6358             E-mail: kikakuzaisei@town.tsubata.lg.jp            ―――――――――――――――――――――――― ―――――――――――― 第99号 目 次 ―――――――――――――                   ふるさとニュース 和牛とドジョウで農地再生         イベントガイド  シニアゆるゆるスポーツ       ほか   北國新聞・津幡ニュース    ――――――――――――― ふるさとニュース ――――――――――――    ■まずは和牛2頭で、雑草の草刈り!(6月1日)  和牛とドジョウで農地再生  倉見地区の耕作放棄地に6月1日、妊娠したメスの黒毛和牛2頭が放牧され ました。  この事業は、いしかわの農地活用連絡調整会の耕作放棄地緊急再生利用対策 事業を活用して昨年度から実施されているもので、雑草を牛に食べさせること で農地として再生させることを目的としています。  同地区では今季、津幡高校の協力のもとドジョウの養殖に挑戦しています。 和牛放牧による養殖田の拡大も考えており、新たな特産品化に期待が高まりま す。 ―――――――――――――  イベントガイド ――――――――――――   ■シニアゆるゆるスポーツ 【日 時】 毎週金曜日 午後1時30分〜 【場 所】 総合体育館 【参加費】 1回200円  7月 8日 太極拳  7月15日 ピンポン  7月22日 脳トレーニング  7月29日 やさしいストレッチ  8月 5日 ティーボール 【問合先】 総合体育館 電話076−289−3161 ■笠野祭り 【日 時】 7月17日(日) 午後5時40分〜 【場 所】 笠野ふれあい公園 【催し物】 大たいまつ、でんでこ太鼓、サンカサ踊り、ガメガチ、       たいまつ行列、スターマインなど 【問合先】 笠野公民館 電話076−288−0760 ■ひまわり村 開村式  5月24日に種をまいたひまわりが見ごろを迎えます。35万本のひまわり が作り出す迷路で遊んでみませんか。 【日 時】 7月29日(金) 午前9時40分〜 【場 所】 河北潟干拓地ひまわり村 【問合先】 河北潟干拓土地改良区 電話076−288−4424 ■つばた町民八朔まつり  初めての方は、見よう見まねでも構いません。『融合』がテーマのこの 祭り。町民みんなで津幡音頭を踊りましょう。 【日 時】 7月30日(土) 午後1時〜 【場 所】 住吉公園 【催し物】 仮面ライダーオーズショー、バタコチャンス、泣き相撲       つばた故郷LIVE、革命民謡やゆfishライブ、       町民踊り流し、手筒・ステージ花火 【問合先】 産業経済課観光交通室 電話076−288−2129 ■全国選抜社会人相撲選手権大会  安土桃山時代から続いた八朔大相撲を起源とする伝統ある大会。  全国から選抜された強豪24チームが集結し、名誉ある内閣総理大臣杯をか けて激突します。 【日 時】 7月31日(日) 午前9時〜 【場 所】 常設相撲場 ※津幡小学校横 【入場料】 無料 【問合先】 生涯教育課 電話076−289−3161  ――――――――――――――――――――――――――――――――     /北/國/新/聞/* 津/幡/ニ/ュ/ー/ス/  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ---------------------------------------------------------------------- 01:特産化へ養殖拡大 どじょうの可能性広げ 津幡高 02:津幡町の河合谷の郷即売所 5万人来場 オープン1年、大盛況 03:老人会員に栽培を依頼 おまん小豆 経験者の力で増産 津幡町 無料配   布、秋買い取り  04:MISIAの森に植樹 津幡町の石川県森林公園 コナラ3本、巣箱も設   置 05:八重桜アイス、10日から加盟9店で提供 津幡町美食倶楽部 花の香り、   塩味ほんのり 06:住民もトキメキカード 津幡高生の被災者激励活動 地元押し花サロンが   協力 07:石川県内男子10人目のプロボウラー誕生 夢は「国際舞台で活躍」 津   幡町の大西さん 08:義仲ゆかりの長野県木曽町と交流 津幡町刈安公民館 大河誘致の輪広が   る 相互訪問重ね、連携深める 09:からくり人形 児童も一役 津幡町刈安小 小矢部市の「匠の会」公演 10:櫓漕ぎ伝承へ部会 津幡町で能瀬川公園観桜会が発足 通年練習、水上花   見快適に 30〜40代の住民10人 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年05月29日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎特産化へ養殖拡大 どじょうの可能性広げ 津幡高  津幡高のボランティア組織「朱鷺(とき)サポート隊」が分散飼育のトキの 餌にするため津幡町で始めたドジョウの養殖が、町内の耕作放棄地や水田に拡 大し、6月下旬には昨年の3倍近い約28アールに約1万匹が放流される。今 秋には体長6〜7センチに成長したドジョウを町内の飲食店に出荷して特産化 を進め、ドジョウ料理を津幡名物に育てる。 ●今年は1万匹放流 トキの餌からスタート 次は名物料理を  サポート隊は2009年から、同校同窓会長の向正則さん(57)から無償 提供を受けた同町上野の休耕田3アールでドジョウの養殖を始め、昨年2月か らいしかわ動物園のトキに餌として贈っている。  昨年は養殖田の隣接地のビオトープ、同校農場の水田にも放流し計約10ア ールで養殖。ドジョウを放した水田では農薬を使えないことから、無農薬米 「どじょっこ米」を栽培した。  今年は向さんが同町上野の耕作放棄地約6・6アール、同町倉見の有志7人 も同地区の耕作放棄地約1・5アールを活用し、養殖を始める。同町市谷営農 組合の「市谷たんぼ塾」の水田約5アール、津幡まこも生産組合長の高森外幸 さん(61)がマコモを栽培する同町山北の水田約5アールにも放流し、ドジ ョウ養殖は計28アールに拡大される見通し。  ドジョウは6月、津幡高を通じて新潟県から取り寄せる体長3〜4センチの 幼魚約1万匹を分散し、放流する。  サポート隊は昨年10月、町内の飲食店9店で組織する津幡町美食倶楽部 (くらぶ)の協力を受け、ドジョウのかき揚げと無農薬米の「ときめき丼」を 考案。養殖の世話役を務める同校の松井元雄教諭は今秋にドジョウ約5千匹の 出荷を見込んでおり「ドジョウ料理が津幡名物に育ってくれればうれしい」と 話した。 ●無農薬栽培をサポート 津幡高「田んぼの学校」田植え 来月下旬に放流  津幡高の田んぼの学校開校式は28日、津幡町の同校農場で行われ、同町太 白台小の学童保育「もりもりくらぶ」の児童と家族ら37人がドジョウを放し て無農薬栽培に取り組む水田にコシヒカリの苗を植えた。9月には「どじょっ こ米」として収穫し、ドジョウのかき揚げを載せた「ときめき丼」を味わう。  田んぼの学校は、同校の食農・環境教育プログラム「どんぐりどじょっこく らぶ」の一環。農場の一角をつばた自然学校「どんぐりどじょっこ村」と銘打 ち、園児と児童が田んぼで遊び、学び、考える活動に取り組む。  児童は約1アールの水田に入り、泥にまみれながら苗を植えた。30日には、 つばた幼稚園の園児が田植えを体験し、ドジョウは6月下旬に水田へ放流する。 〈02〉2011年05月30日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎津幡町の河合谷の郷即売所 5万人来場 オープン1年、大盛況  津幡町の河合谷ふるさとづくり協議会の「河合谷の郷(さと)即売所」は2 9日、同町が上大田に整備した新施設オープンから1年余りで来場者5万人に 達した。年間1万人の当初予想の5倍に上り、金沢やかほくなど近隣市町をは じめ、白山市や小松市からも訪れる盛況ぶりとなっている。  ほぼ毎週末に友人と即売所を訪れるという、かほく市木津の会社員北川絹代 さん(58)が、昨年5月2日のオープンから5万人目の来場者となった。セ レモニーでは、高山國雄会長が「今後も安くて新鮮な地元の野菜や特産品を提 供したい」とあいさつ、祝辞を述べた矢田富郎町長が北川さんに地元特産のシ イタケとコシヒカリを贈った。  即売所は水曜の定休を除く平日、土曜、祝日午前9時〜午後3時、日曜午前 7時〜午後3時に開設。調理加工室を備え、つきたての餅や赤飯、地元特産の シイタケ、野菜、山菜などが格安販売され、人気を集めている。 〈03〉2011年05月31日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎老人会員に栽培を依頼 おまん小豆 経験者の力で増産 津幡町 無料配布、 秋買い取り   津幡町北横根などに残る伝説ゆかりの古代小豆で町おこしを目指す「おまん 小豆の会」は30日、町福祉センターで、町老人クラブ連合会の会員に栽培用 の小豆を入れた小袋100袋を無料配布し、増産に向けて栽培の協力を求めた。 今秋収穫した小豆は同会が買い取り、収益は町老人クラブ連合会が窓口となっ て東日本大震災の義援金として寄付する。  おまん小豆の会では今年、健康茶「おまん小豆茶」の安定供給や新製品開発 を進めるため、耕作放棄地や休耕田などを活用し、昨年の2・8倍となる栽培 面積約55アールに拡大して増産を図っている。  同会事務局の寺西國子さん(77)=同町庄=が町老人クラブ連合会の執行 部を務めることから、同連合会総会の会場でおまん小豆を無料配布し、農業経 験のある会員を中心に栽培協力を求めることにした。  おまん小豆を入れた小袋には、エンドウを収穫した後の畑に20センチ間隔 で1〜2粒ずつまくなど栽培方法を記した説明書を添えた。各自が畑で栽培し、 9月下旬から10月下旬に収穫したおまん小豆は自ら利用するか、おまん小豆 の会が選別済みの小豆を1合400円で買い取る。  町老人クラブ連合会総会の会場前には、おまん小豆入りの小袋や昨年10月 に開発した「おまん小豆茶」、寺西さんが試作したおまん小豆のゼリーも展示 した。寺西さんは「農業経験の豊富な会員にぜひ協力してほしい」と呼び掛け た。 〈04〉2011年06月01日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎MISIAの森に植樹 津幡町の石川県森林公園 コナラ3本、巣箱も設置  いしかわグリーンウェイブ2011「MISIAの森プロジェクト」の記念 植樹は31日、津幡町の県森林公園で行われ、同町英田小6年生24人と矢田 富郎町長ら関係者がコナラの苗木を植樹した。  同公園かも池付近5ヘクタールに設定されたMISIAの森では、児童と矢 田町長、道下政博町議会副議長、谷下紀義町議会県森林公園活性化対策特別委 員長が高さ約2メートルのコナラの苗木3本を植樹。付近のコナラにはMIS IAさんデザインの巣箱が設置された。  記念植樹は5月22日のオープニングイベントに合わせて行われる予定だっ たが、降雨のため延期されていた。 〈05〉2011年06月03日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎八重桜アイス、10日から加盟9店で提供 津幡町美食倶楽部 花の香り、 塩味ほんのり  津幡町内の飲食店9店舗でつくる「津幡町美食倶楽部(くらぶ)」は10日、 倶利迦羅不動寺の八重桜と河北潟干拓地産の牛乳を使った「八重桜アイス」の 提供を加盟店で始める。塩漬けした花びらと枝を使い、ほんのりとした塩味と 花の香りが楽しめる品に仕上がり、各店自慢の味を引き立てる地域限定スイー ツとして発信する。  地元の八重桜を創作料理に生かすため、メンバーが4月末に摘み取った花び らと枝を使い、同町のアイスクリーム店が試作を重ねた。2日に町商工会館で 開いた会合で、塩漬けした花びらと枝から抽出したエキス、牛乳で作った品を 商品化することに決めた。  10日までに7200リットルを作り、各店でメニューとして出す。好評な らば来年以降にまとまった量を作り、小売りも検討する。  各店は旬のイカを使った創作料理を提供する「烏賊(いか)祭り」(本社後 援)を30日まで行っており、デザートとしても使う。発起人の宮下泰一さん (58)は「アイスとともに、各店自慢の味に触れてほしい」と話した。 〈06〉2011年06月04日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎住民もトキメキカード 津幡高生の被災者激励活動 地元押し花サロンが協 力  津幡高朱鷺(とき)サポート隊が東日本大震災の被災者を激励する「トキメ キカード」を手作りし、現地の仮設住宅へ贈る活動の輪が校外に広がり始めた。 津幡町の押し花サロン「花あそび」のメンバー11人が3日、同町津幡のグリ ーンハイツ集会所に集まり、「1日も早い復興を願っています」などとメッセ ージを添えたカードを作った。  5月21日付本紙朝刊で活動を知った同サロン主宰の大西悦子さん(62) =同町津幡=が激励カード作りの協力を申し出た。  津幡高は、放鳥された雌「トキメキ」の写真と「トキの復活と共に東北の皆 様にもトキが幸せを運んできますように…」などと記した台紙を同サロンに提 供した。  大西さんと生徒10人は、台紙に自ら用意したパンジーやビオラ、アジサイ などの押し花を飾り付け、「みんなの笑顔が戻るように祈っています」などと それぞれの思いを込めたメッセージを記し、激励カード100枚を作り上げた。  激励カードは津幡高から県を通じて被災地に呼び掛け、仮設住宅の各世帯に 1枚ずつ届けられる計画。同サロンは今回を第1弾として、今後も激励カード 作りに協力する。大西さんは「被災者の心を少しでも癒やせるように心を込め てカードを作り、朱鷺サポート隊の取り組みを支援したい」と話した。 〈07〉2011年06月07日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎石川県内男子10人目のプロボウラー誕生 夢は「国際舞台で活躍」 津幡 町の大西さん  日本プロボウリング協会の第50期男子プロボウラー資格取得テストで津幡 町の大西裕さん(21)が合格した。3度目の挑戦で難関を突破し、県内10 人目の男子プロとなった大西さんは「国際舞台で活躍できるよう頑張る」と夢 を広げている。  大西さんはボウリング好きの父保治さんの影響を受け、小学3年生から投げ、 金市工高時代に全日本新人選手権で準優勝するなど国体を含め全国大会で活躍 した。  高校卒業後、就職したが、プロボウラーの夢を捨てきれず、金沢コロナワー ルドボウリング場でアルバイトをしながら腕を磨き、プロテストに挑んだ。  1回目は1次、2回目は2次でそれぞれ落ち、2次からの受験となった3回 目でパスした。第50期男子には111人が受験し、合格は15人。大西さん は60ゲームのアベレージで5位の208・35点をマークした。  今年は日本にボウリングが伝えられて150周年。日本プロボウリング協会 北陸支部長でレジャーランボウルの安嶋保支配人は節目を飾る合格に拍手を送 りながら「みんなから愛されるオールマイティーなプロになってほしい」と大 西さんの成長を期待している。 〈08〉2011年06月10日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎義仲ゆかりの長野県木曽町と交流 津幡町刈安公民館 大河誘致の輪広がる  相互訪問重ね、連携深める  ともに木曽義仲、巴御前ゆかりの地である津幡町刈安公民館と長野県木曽町 の日義(ひよし)公民館は9日までに、2人を主人公にした大河ドラマ誘致に 向け、相互訪問などを重ね、交流と連携を深めることを申し合わせた。共通す る歴史を縁に県境を越え、両地区で高まる誘致運動の輪を広げる考えで、誘致 運動を盛り上げる。  刈安公民館の吉田暁館長ら6人が日義公民館を訪れ、木嶋秀夫館長や日義木 曽義仲顕彰会の神村透会長ら6人と話し合った。年内にも日義公民館関係者が 津幡町を表敬訪問し、来年以降、両地区の住民が相互に訪問し合う方向で検討 に入ることを確認した。  津幡町刈安地区は「火牛の計」で知られる倶利伽羅古戦場、木曽町日義地域 (旧日義村)は義仲が旗揚げした地としてそれぞれ知られる。刈安では義仲ら をたたえる「倶利伽羅峠の歌」を歌い継ぎ、日義では8月の祭りで「火牛の計 」にあやかったたいまつ行列を繰り出すことなどを紹介し合った。  吉田館長は資料館の義仲館や菩提寺(ぼだいじ)の徳音寺なども視察した。 吉田館長は「ドラマ実現へ同じ思いを共有する地域同士が連携を図り、末永く 交流したい」と話した。 〈09〉2011年06月12日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎からくり人形 児童も一役 津幡町刈安小 小矢部市の「匠の会」公演  津幡町刈安小PTAと刈安公民館の「からくり人形公演『義仲と巴』」は1 1日、同校体育館で行われ、全校児童25人と小矢部市の「からくり匠(たく み)の会」の会員19人が共演し、交流を図りながら地域の歴史に理解を深め た。  地元住民ら約100人が集まった公演では、児童が源平合戦に至る歴史のナ レーション、倶利伽羅峠の歌の合唱、源氏太鼓を披露し、会員が采配を振る木 曽義仲となぎなたを手にする巴御前のからくり人形を操った。  木曽義仲と巴御前を主人公にした大河ドラマ誘致推進を盛り上げる意味も込 め、交流事業を企画した。からくり匠の会の谷口登見雄会長が「子供たちに地 元の歴史を知ってほしい」とあいさつし、児童はからくり人形の操作を体験し た。 〈10〉2011年06月14日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎櫓漕ぎ伝承へ部会 津幡町で能瀬川公園観桜会が発足 通年練習、水上花見 快適に 30〜40代の住民10人  津幡町能瀬の町おこし団体「能瀬川公園観桜会」は13日までに、河北潟周 辺の水郷地帯に受け継がれた櫓漕(ろこ)ぎ文化を伝承する部会を発足させた。 地元の30〜40代の住民10人が、かつて「イタブネ」の櫓を漕いだ地元の 経験者から技を受け継ぎ、〈和舟〉の会・つばたが地元産材で築造した和船の 活用に生かす。  同観桜会は毎年4月に開催する「能瀬川公園桜まつり」(北國新聞社後援) の呼び物として、水上から花見を楽しめるように、屋形船「日号」とイタブネ 「風号」の2隻を運行している。  地元の櫓漕ぎ経験者の高齢化が進んでいることから、昨年春から桜まつり前 に、若手の特訓の場として講習会を開き始めた。今年の桜まつりは東日本大震 災への配慮から中止となり、櫓漕ぎ講習会も開けなかったため、若手にしっか り技術を受け継ぐ櫓漕ぎ部会を設置し、通年で練習に取り組むことにした。  櫓漕ぎ部会の初練習は12日、能瀬川で行われ、20代のころ河北潟でイタ ブネを操りウナギ漁に従事した農業長谷邦造さん(73)と同観桜会代表世話 人の板坂勝義さん(68)が指導。櫓漕ぎ部会代表の猪平真浩さん(49)と 細川匁C気鵝複苅后法⊆魄耄換┐気鵝複械魁砲涼聾飢饉勸・蛙佑・ぅ織屮佑力ヲ を漕ぎ、手返しのこつなどを学んだ。  猪平さんは「来年の桜まつりで乗客が快適な花見を楽しめるよう櫓漕ぎの技 術をしっかり受け継ぎたい」と話した。 --------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 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