■□■□■ □■□■                                ■□■       『つばたメール1・2・SUN』       ■□■            第96号(2011・3・24)   ■□■□                               ■□■□■                             毎月第4木曜日発行      3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震。被災地の一日も早い復興を願 って、募金や節電など、私たちにできることから始めていきましょう。            ――――――――――――――――――――――――             発 行: 津幡町総務部企画財政課                  石川県河北郡津幡町字加賀爪二3番地                  TEL 076−288−2158                  FAX 076−288−6358             E-mail: kikakuzaisei@town.tsubata.lg.jp            ―――――――――――――――――――――――― ―――――――――――― 第96号 目 次 ―――――――――――――            ふるさとニュース 石川高専 出前科学授業          イベントガイド  あがた公園 一部供用開始      ほか   北國新聞・津幡ニュース    ――――――――――――― ふるさとニュース ―――――――――――― ■「育て、好奇心!」 キャラバンカーが来校(3月1日)  石川高専 出前科学授業  石川高専による「出前科学授業」が3月1日に中条小学校で行われ、6年生 58人が受講しました。  町では、「科学のまち」を目指して小中学生の理科教育を推進しており、同 校に協力依頼したものです。  この日は高専生が講師を務め、−200度の液体窒素を利用した超伝導の実 験や、センサーで障害物を感知しながら自走するロボットの操作、現在研究中 のリモコン電動車いすの試乗が行なわれました。  試乗した車いすは、将来的にGPSやセンサーを組み込み、目的地まで安全 に自走できるものに改良したいそうで、興味深く話を聞く児童と同様、説明す る高専生自身も目を輝かせていました。 ―――――――――――――  イベントガイド ――――――――――――   ■あがた公園 一部供用開始    平成19年度から英田地区で整備を進めてきました都市公園「あがた公園」 の一部を、4月1日からオープンします。  公園面積は約1.5haで、主な施設としては多目的広場、駐車場、健康遊 具、トイレ、休憩所、ベンチ、花壇などが配置されています。 【問合先】 都市建設課 電話076−288−6702 ■河北潟クリーン作戦 【日 時】 4月17日(日) 午前9時〜 【場 所】 ・津幡漕艇場       ・湖南大橋       ・才田大橋       ・金沢競馬場裏       ・宇ノ気水辺公園       ・内灘橋 ※汚れてもよい服装で参加ください。 【問合先】 環境安全課 電話076−288−6701       河北潟自然再生協議会 電話076−288−5803 ■倶利迦羅さん八重桜まつり  日本海や立山連峰を眺望できる公園に約3,000本の八重桜が咲き誇りま す。 【期 間】 4月28日(木)〜5月5日(祝) 【場 所】 倶利迦羅不動寺山頂堂・周辺       ※送迎バスあり(片道500円)  ○厄除け念仏赤餅つき(無料配布) 【日 時】 4月28日(木)・29日(祝) 午前11時〜 【場 所】 倶利迦羅不動寺山頂堂 【問合先】 津幡町商工会 電話076−288−2131 ■県民みどりの祭典  間伐材を利用した遊具やアクセサリーづくり体験、緑化苗木やめった汁の無 料配布が行われます。 【日 時】 4月29日(祝) 午前10時30分〜2時30分 【場 所】 森林公園緑化の広場 【問合先】 県森林管理課 電話076−225−1642 ■加賀・越中 源平大綱合戦  「倶利伽羅峠の戦い」をモチーフに、加賀と越中の二手に分かれて大綱合戦 を行います。  合戦後は、鎧武者を筆頭に、新緑まぶしい歴史国道を散策します。  参加費の一部は、東北地方太平洋沖地震被災地への義援金として寄附を行う 予定です。 【日 時】 4月30日(土) 午前9時受付 【場 所】 加賀:源平の郷竹橋口       越中:源平の郷埴生口       ※散策後は自由解散 【参加費】 500円(昼食・保険料込)       ※小学生以下無料 【定 員】 加賀・越中 各先着150人 【持参品】 飲み物、雨具、敷物など 【受 付】 4月25日(月)まで 【申込・問合先】 観光交通室 電話076−288−2129  ――――――――――――――――――――――――――――――――     /北/國/新/聞/* 津/幡/ニ/ュ/ー/ス/  ―――――――――――――――――――――――――――――――― ---------------------------------------------------------------------- 01:湖面利用ルール普及へ 河北潟 チュウヒなど動植物保護 ボート乗り入   れや釣り自粛 協議会、湖岸に看板設置 02:団子拾い息災祈願 津幡町の倶利迦羅不動寺で涅槃会 03:簡易トイレ袋備蓄へ 津幡町議会一般質問 仮設設置まで応急措置に  04:高規格救急車の運用スタート 津幡町消防本部 05:新校舎の完成祝う 津幡町津幡小 住民に体育館開放 06:再会喜び校舎に別れ 津幡小 「1、2期生」と恩師 解体前に教室で同   窓会 07:東日本大震災 「目安箱」が募金箱に 津幡町議会 08:卒園児に「トキカード」 津幡高生 写真と押し花添え 09:「厄介者」再生紙に 河北潟干拓地の外来植物「セイタカアワダチソウ」    封筒、名刺に姿変え 10:大好きな校舎に別れ 津幡町津幡小で卒業式  ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年02月25日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎湖面利用ルール普及へ 河北潟 チュウヒなど動植物保護 ボート乗り入れ や釣り自粛 協議会、湖岸に看板設置  河北潟の動植物を守るため、モーターボート乗り入れや釣りの自粛エリアな どを設けた湖面利用ルールが、運用開始1年で関係者に浸透し、実践の輪が広 がっている。住民や行政、利用者など35団体で組織する河北潟湖面利用協議 会が自主的に策定した県内初のルールで、同協議会は24日までに、ルールを 明記した看板を潟周辺5カ所に設置し、さらに幅広い普及に乗り出した。  金沢、かほく、津幡、内灘の2市2町の住民有志らで組織する河北潟自然再 生協議会が2005(平成17)年10月から、潟で目立つモーターボートの 調査を開始。波や騒音が国指定絶滅危惧T類の野鳥「チュウヒ」の繁殖をはじ め動植物に影響する恐れがあるため、09年6月に第1回河北潟の湖面利用を 考える集いを開催した。  昨年2月、第3回の集いに参加したモーターボートを使うバス釣りやウエイ クボード、競艇、水上バイク、カヌー、湖岸のフナ釣りなどの関係者や団体、 住民や農業、環境の関係団体、行政が参加し、河北潟湖面利用協議会を発足さ せた。  参加者が協議して策定した湖面利用ルールでは、河北潟全域共通の▽湖岸近 くを高速で走行しない(引き波が湖岸を揺らさない距離を保つ)▽Uターンは できるだけ沖でする−をはじめ、年間を通したモーターボートの乗り入れ自粛 や低速走行、野鳥の繁殖期の釣りを自粛するなどのエリアを設定した。  同協議会は昨年3月から、各団体や釣具店などでルールのチラシ4千枚を配 布。各利用者への周知も進み、ルールが尊重、実践されている状況を確認して いるという。今月に入り、さらに認知度を高めるため、ルールを明記したアル ミ製の看板を金沢市2カ所、津幡町1カ所、内灘町2カ所の湖岸に設置した。  河北潟自然再生協議会の高橋久事務局長は「ルールを多くの人に知ってもら い、運用が適切かどうかを含めて今後も協議していきたい」と話している。 〈02〉2011年03月01日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎団子拾い息災祈願 津幡町の倶利迦羅不動寺で涅槃会  釈迦(しゃか)の遺徳をしのぶ涅槃会(ねはんえ)は28日、津幡町の倶利 迦羅不動寺と倶利迦羅不動尊西之坊鳳凰殿で営まれ、釈迦の遺骨に見立てた涅 槃団子まきでは大勢の檀信徒が競うように団子を拾い集め、無病息災や家内安 全を祈願した。  護摩修法に続いて五十嵐光峰住職が法話し、宿曜(すくよう)経に基づく今 年の星占いでは天候・気温が本来の季節より早く巡って病気が流行しやすく、 気候は5月が大吉、稲作は総じて吉、畑作は凶と解説した。  涅槃団子まきでは、五十嵐住職や役僧、総代らが5色の団子をまき、檀信徒 は両手を伸ばして団子を求めた。計3回の法要で団子約3万1千個がまかれた。 〈03〉2011年03月04日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎簡易トイレ袋備蓄へ 津幡町議会一般質問 仮設設置まで応急措置に   津幡町は新年度、災害時のトイレ対策として、簡易トイレ袋の備蓄に乗り出 す。町独自のシミュレーションでは、マグニチュード7・2の地震で約4千世 帯、1万人を超える町民が避難生活を余儀なくされることから、仮設トイレ設 置までの応急措置として簡易トイレ袋を備える。3日開会の町議会3月定例会 で、町側が角井外喜雄氏(無所属)の一般質問に答えた。  板坂要町民福祉部長は災害時のトイレ対策について、衛生上、医学上からも 重要な問題と位置付けた。県が簡易トイレ袋2万5千個を備蓄していることを 把握した上で、震災時は近隣市町も被災を免れず、県配分による必要数の確保 は困難とみられることから独自に備蓄する。  備蓄に向け、早急に簡易トイレ袋の品質や利便性の比較など調査に取り掛か る。仮設トイレの備蓄については、保管スペースの確保や維持管理が難しいこ とから、リース会社などから調達し、マンホールトイレについて調査研究する 考えを示した。  5月22日の国際生物多様性の日に開催する「いしかわグリーンウェイブ2 011」に合わせ、県森林公園でスタートする「MISIAの森プロジェクト」 については、県と連携してイベントの成功と公園活性化に努める。矢田町長が 道下政博氏(公明)に答弁した。  同プロジェクトは、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)名誉 大使の歌手MISIAさんが理事を務める一般財団法人「mudef(ミュー デフ)」が森づくりや子ども向けの環境教育などに取り組む。 〈04〉2011年03月05日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎高規格救急車の運用スタート 津幡町消防本部  津幡町消防本部は4日、最新機材を装備した高規格救急車1台を導入し運用 を始めた。2002(平成14)年導入の高規格救急車の老朽化で更新した。  室内は高さ185センチ、幅173センチに拡大。患者の負担を軽減する防 振機能付きストレッチャー架台や気管挿管施行傷病者の呼吸状態を監視できる 大型ディスプレーのモニター、小型のAED(自動体外式除細動器)、人工呼 吸器などを装備している。総事業費は2887万5千円。 〈05〉2011年03月09日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎新校舎の完成祝う 津幡町津幡小 住民に体育館開放  津幡町津幡小の移転新築工事の落成式は8日、同町清水で行われ、約300 人が周囲の景観と調和した瓦ぶきを採用した新たな学びやの完成を祝った。  新校舎は鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積は7863平方メートル。 1965(昭和40)年に大西山と呼ばれる丘陵地上に建てられた校舎が老朽 化したため、東側のショッピングセンター跡地1万3492平方メートルに建 設した。  雨水利用システムや太陽光発電を導入し、円形ドーム型の図書室や地域住民 に開放する体育館も整備した。事業費は22億3928万3千円。旧校舎は新 年度中に解体し、グラウンドを整備する。  式では矢田富郎町長が式辞、谷口正一町議会議長が祝辞を贈った後、川村敏 幸校長と6年の西川翼君、片山葵さんが謝辞を述べた。 〈06〉2011年03月13日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎再会喜び校舎に別れ 津幡小 「1、2期生」と恩師 解体前に教室で同窓 会  新年度、取り壊しが始まる津幡町津幡小の校舎が完成した1965(昭和4 0)年度と66年度の卒業生による同窓会が12日、同校で相次いで開かれた。 2年続けて当時の6年生を担任した恩師2人とともに、「1期生」「2期生」 が再会を喜び合いながら、思い出の学びやに別れを告げた。  先代の木造校舎を建て替え、65年12月に完成した鉄筋校舎に翌年1月か ら3カ月足らず入った1期生の同窓会には38人が出席。当時の6年1組、2 組の教室では、それぞれの担任教諭だった瀬戸博夫さん(87)=かほく市瀬 戸町=、平村欽一さん(85)=津幡町清水=の点呼を受け、1期生が当時を 思い起こし元気よく返事した。  瀬戸さんは「ほぼ半世紀ぶりにお会いした皆さんの立派な姿を見て感無量」 と喜び、平村さんも教頭、校長と教諭生活の節目に赴任した津幡小の思い出を 振り返った。  この後、出席者全員が音楽室で懐かしい校歌と思い出の校舎に別れを告げる 「蛍の光」を合唱し、校舎正面玄関前で記念撮影した。  2期生の同窓会には21人が参加し、当時の教室で瀬戸さん、平村さんと思 い出を語り合い、校歌を合唱した。  1期生、2期生と恩師2人は3月8日に落成式を終えたばかりの新校舎を見 学してから、それぞれの懇親会の会場に移動し、思い出話に花を咲かせた。  1期生の世話人代表を務めた鍛冶一雄さん(56)は「津幡のどこからでも 見えたシンボルとの別れは寂しいが、何十年ぶりかで会えた同級生もいて懐か しく、楽しかった」と再会を喜んだ。 〈07〉2011年03月15日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎東日本大震災 「目安箱」が募金箱に 津幡町議会  津幡町議会議員協議会は14日開かれ、町内の公共施設やスーパーなど町内 13カ所に東日本大震災義援金の募金箱を設置することを決めた。1989 (平成元)年にふるさと創生事業のアイデア募集に使った高札付きの総ケヤキ 製「目安箱」を利用する。  同町議会はこれまでも、能登半島地震や新潟県中越沖地震、阪神大震災など 大規模災害の発生時に「目安箱」を転用した募金箱を設置してきた。  14日は町役場、町文化会館「シグナス」など3カ所に開設。JR津幡駅や 金融機関、スーパーなどに順次配置し、4月28日まで義援金を募る。 〈08〉2011年03月15日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎卒園児に「トキカード」 津幡高生 写真と押し花添え  津幡高朱鷺(とき)サポート隊のメンバー7人は14日、津幡町南中条のち いろば保育園を訪れ、年長児40人にトキの写真に押し花を添えて手作りした 「トキメキカード」を贈り、トキへの関心と保護に協力を呼び掛けた。  2年生2人がトキの着ぐるみ「トッキー」「メッキー」に扮(ふん)し、園 児一人一人にはがきサイズのカードを手渡した後、同隊の活動を紹介した。  カードは生徒会執行部やJRC部、華道部、園芸部などの生徒の協力を得て、 同町内の年長児全345人分を仕上げた。卒園記念品として町内14カ所の幼 稚園と保育園に25日までに届ける。 〈09〉2011年03月15日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「厄介者」再生紙に 河北潟干拓地の外来植物「セイタカアワダチソウ」  封筒、名刺に姿変え  河北潟干拓地に群生する外来植物「セイタカアワダチソウ」を粉末状にして 活用した再生紙の封筒と名刺の台紙が14日までに出来上がった。周囲の植物 を駆逐する「厄介者」が資源循環によってがらりと姿を変え、県や金沢、かほ く、津幡、内灘の2市2町などで活用される。  再生紙は、河北潟水辺環境形成事業として、河北潟干拓地の農家や生産組合、 JAなどで組織する環境保全団体「グリーン・アース河北潟」(矢田富郎代表) が県の委託を受けて試作した。  県の雇用創出事業の一環として昨年8月、かほく市湖北の西部承水路の堤防 約500メートルでセイタカアワダチソウ約160キロを除去。大阪府泉南市 の製紙関連会社に依頼し、粉砕して粉末状にしたセイタカアワダチソウを10 〜20%含む再生紙約600キロを製造した。  再生紙は角形の封筒2万4千枚、細長い封筒1万8千枚、10枚組の名刺用 シート500セットに加工され、県とグリーン・アース河北潟の事務局を務め る河北潟干拓土地改良区=津幡町湖東=に納入された。18日ごろまでに2市 2町に配布され、セイタカアワダチソウの成分が使われていることなどを記し、 試験的に利用される。  グリーン・アース河北潟は昨年9〜11月、セイタカアワダチソウを堆肥化 し、かほく市内日角の畑で大根栽培の肥料として活用。根の分泌物が他植物の 種子発芽を抑制することから、雑草の抑制実験にも取り組んだ。同事務局は 「セイタカアワダチソウの有効活用を広くアピールしたい」としている。 〈10〉2011年03月18日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎大好きな校舎に別れ 津幡町津幡小で卒業式   津幡町津幡小の卒業式は17日、新年度から取り壊される体育館で行われ、 6年生82人が思い出の詰まった学舎(まなびや)を巣立った。鉄筋4階建て の現校舎は、卒業生3756人を送り出し、1965(昭和40)年12月2 5日の竣工(しゅんこう)から45年余りの歴史に幕を下ろす。  卒業式では、川村敏幸校長が6年生に卒業証書を手渡し、「皆さんが大好き な校舎と別れの時を迎えた。最後の1年間にリーダーシップを発揮し、素晴ら しい1ページを書き加えてくれてうれしい」と式辞を述べた。矢田富郎町長ら もお祝いの言葉を贈り、卒業生と在校生が別れの言葉や合唱を披露した。  現校舎と体育館は4月から取り壊しが始まり、7月末ごろには更地となる。 --------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「津幡ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「つばたメール1・2・SUN」の申し込みや解除は、津幡  町や北國新聞のホームページから行うことができます。   津幡町のホームページ  http://www.town.tsubata.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------