***「つばきメール野々市」平成30年1月11日(第168号)***                         毎月第2木曜日発行                         発行:野々市市    明けましておめでとうございます。2018年が皆さんにとってワンダフルな一年 になりますように。今年も皆さんにとびっきりのニュースをお届けしますので、 よろしくお願いします。 ---<168号 メニュー>------------------------------------- ◇まちの話題 「BIG APPLE in NONOICHI 2017」 ほか ◇イベントガイド 若者向け創業セミナー ほか ☆北國新聞「野々市ニュース」 ----------------------------------------------------------- --------------------------まちの話題----------------------- ○本場ニューヨークのステージを満喫 〜BIG APPLE in NONOICHI 2017〜  11月25日(土)、26日(日)、文化会館フォルテで「BIG APPLE」が開催されまし た。今年で23回目となるこのイベントは、本場ニューヨークから一流の演奏者を 迎えて開かれるジャズの祭典です。今回はアルトサックスのジェシー・デイビス さんをはじめ、ベースのデズロン・ダグラスさん、ギターの井上智さんなど5人 の精鋭が集結しました。また、20年ぶりにジャズシンガーの綾戸智恵さんがコン サートに参加し、歌声はもちろん、軽快なトークでも観客を楽しませました。金 沢大学モダン・ジャズ・ソサエティやムーンライトJAZZオーケストラとの共演が 今年も実現し、訪れた約600人の観客は彼らの音色に酔いしれました。また、24 日(金)にはジェシー・デイビスさんら5人が野々市中学校を訪問し、全校生徒を 前に圧巻の演奏を披露。ステージの上で生徒と一緒に音楽を奏でる場面もあり、 生徒は夢のような時間を過ごしました。 ○カレードで芸術鑑賞 〜市文化協会30周年記念作品展〜  12月11日(月)〜16日(土)、学びの杜ののいち カレードの市民展示室とオー プンギャラリーにて、市文化協会30周年記念作品展が開催されました。カレー ドの開館記念事業として行われた今回の作品展には、市文化協会に所属する椿 愛好会、美術文化協会、華道協会、俳句協会、短歌協会の協会員の作品が並び、 約250点の力作がそろいました。作品展は図書館を利用しに訪れた人の目にも留 まり、大勢の人が足を止めて作品を鑑賞しました。 ------------------------イベントガイド--------------------- 【若者向け創業セミナー】 ■日時  2月3日(土)午後1時30分〜4時 ■場所  学びの杜ののいち カレード ■定員  20人程度 ■対象  おおむね30歳代までの人で、創業に関心のある人、市内で創業を予定してい る人、市内で創業して間もない人 ■申し込み・問い合わせ  1月19日(金)までに産業振興課076-227-6082 【子どもも大人も楽しめる!国際料理交流パーティー】 ■日時  2月4日(日)午前10時〜正午 ■場所  富奥防災コミュニティセンター ■定員  60組 ■参加費  大人・・・500円  高校生・学生・留学生・・・300円  中学生・・・100円  小学生以下・・・無料 ■申し込み・問い合わせ  1月26日(金)までに市民協働課076-227-6029 ----------------------------------------------------------- ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市市 企画振興部 秘書広報課 広報広聴係 [TEL]076-227-6056  [FAX]076-227-6190  [E-mail]hisho@city.nonoichi.lg.jp ----------------------------------------------------------- ☆北國新聞「野々市ニュース」 ---------------------------------------------------------------------- 01:藤村理平の功績に光を 電気会社設立に貢献の旧野々市村長 市、石碑を   移設 新設の地域交流施設付近に 02:「ののいち薬師菜」を特産に カラシナ普及、生産拡大へ 野々市市の農   家が組合設立 03:福俵作りを「断念」 野々市市の山田さん 傘寿迎え、手にしびれ 04:児童ら門松を作り、高齢者宅へ 野々市市社会福祉協議会 05:根菜「三兄弟」に親しむ 野々市市のカレードでフェア 06:「兼六」ランチ味わう 石川県産サツマイモ 野々市市のカフェ 07:ヤーコンで盛り上げ 野々市市特産の健康野菜 旧北国街道沿いでカフェ    1月、金沢工大生グループ  08:野々市、金沢市の7小学校に寄付 JAののいち 09:園芸用の軽い土試作 野々市市の研究所、作業の負担軽減へ 10:カレード入館10万人 野々市市長が記念品 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2018年01月01日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎藤村理平の功績に光を 電気会社設立に貢献の旧野々市村長 市、石碑を移 設 新設の地域交流施設付近に  明治期に旧野々市村長を務め、県内初の電気会社設立に貢献した藤村理平を たたえる石碑が、野々市市の新中央公民館が入る地域中心交流拠点施設(同市 本町2丁目)の建設に合わせて付近に移される。現在は別の場所にある石碑だ が、地元の要望を受けて建立当時と同じ町内に「里帰り」が決まった。市は多 くの市民が集う新施設のそばで、郷土の偉人に再び光を当てたいとしている。  旧野々市村(現在の野々市市本町地区)に生まれた藤村理平(1859〜1 920年)は、県議や第3代村長を歴任した。金沢電気株式会社の設立に携わ ったほか、私財をつぎ込んで野々市に電柱と電線を整備し、金沢に次いで野々 市村にも電灯をともした。  理平の偉業をたたえるため、1935(昭和10)年11月に野々市町民有 志が、現在の本町2丁目にあった野々市尋常高等小の校庭に、理平の銅像を据 えた碑を建てた。銅像は太平洋戦争時に献納され台座だけとなった。その後、 基礎石の破損が目立つようになり移築が検討された。橋本外茂男さん(81) =太平寺1丁目=が当時所有していた白山町の土地を提供し、74(昭和49) 年11月に移され、「頌徳碑(しょうとくひ)」として整備された。  現在、六郎口(ろくらぐち)公園(白山町)の一角にある頌徳碑は高さ約3・ 5メートルで、理平の功績が碑文に刻まれている。移設工事は10月ごろに行 う予定で、頌徳碑は敷地の南西部に整備する緑地内に、野々市尋常高等小跡地 碑や町民憲章の碑と共に設置する。  市文化課は「当初の建立地の近くに戻し、あらためて野々市に立派な人がい たと功績をたたえたい」としている。 〈02〉2017年12月28日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「ののいち薬師菜」を特産に カラシナ普及、生産拡大へ 野々市市の農家 が組合設立  野々市市の農家が、かつて地元で盛んに栽培されていたカラシナの特産化を 目指し、生産組合を設立した。栽培だけでなく商品開発も手掛け、来春に市内 で開催される「花と緑ののいち椿まつり」(北國新聞社後援)会場で加工品の 試食販売を予定している。栄養価の高さに注目し「ののいち薬師菜(やくしな) 」と銘打って知名度を高め、生産者や栽培面積を増やしていく考えだ。 ●春に試食販売  カラシナはピリッとした辛みが特徴の野菜で、組合によると、約50年前ま で富奥地区でよく生産されていたが、現在は個人でわずかに育てるのみという。 地元でなじみ深いカラシナの栽培規模を拡大しようと、下林地区の50〜70 代のコメ農家7人が集まり、「ののいち薬師菜生産加工組合」を結成した。  メンバーの宮川貢さん(75)=下林4丁目=が、所有する広さ約800平 方メートルの水田を共同栽培のため提供し、稲刈り後の10月14日に種をま いた。来年3月に収穫する予定で、約500キロの収量を見込む。収穫後は年 中味わえるよう冷凍し、真空パックに詰めて保存するほか、つくだ煮やこうじ 漬けにするなどの加工を検討している。  カラシナは葉酸やビタミンC、カルシウムなどが豊富で、栄養価に優れてい る。免疫力向上や貧血予防などの効果があるとされる。下林4丁目には薬師日 吉神社が鎮座することにちなみ、「薬師菜」と称してアピールすることにした。  組合長の北川康一さん(68)=下林4丁目=は幼い頃、保存食としてカラ シナの塩漬けを普段味わっていたことを振り返り、「昔ながらの体にいい食材 であり、誇りを持って魅力を広めていきたい」と話した。 〈03〉2017年12月27日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎福俵作りを「断念」 野々市市の山田さん 傘寿迎え、手にしびれ  野々市市役所などに毎年12月、正月の縁起物「福俵」を贈っていた同市三 納2丁目の農業山田清司さん(80)は今季、高齢により製作が困難になった ことから寄贈を断念した。今年に入って手のしびれがひどくなり、細かい作業 がままならなくなった。市内の農家からは俵を編む技を受け継ぎたいという声 が寄せられ、来年からは担い手づくりに努める考えだ。  福俵は一つ直径約15センチ、長さ約30センチで、3俵を一組として積み 上げる。山田さん所有の水田から出た稲わらを編み込んで、中に精米やもみ殻 などを詰め、「謹賀新年」や「賀正」などと記した木札を取り付けて仕上げる。  1983(昭和58)年4月から野々市町議を6期24年務めた山田さんは、 町議を退いた後、地域への恩返しの意味を込めて2007年から手製の門松を 町役場やJA、企業などに届け始めた。  若い頃に米俵を編んだ経験を生かし、昔ながらの風習を広く知ってもらおう と、13年以降は贈り物を福俵にし、多い年は約3カ月かけて福俵を10組準 備した。寄贈は門松、福俵を合わせて昨年末で通算10回となった。傘寿を迎 え、思うようにわらを編むなどの作業ができなくなり、福俵作りを諦めた。 ●来年、技術指導へ  山田さんは、知人農家の2人から福俵の編み方について、指導の依頼を受け ている。希望者には来年、技術を教えることにしている。山田さんは「かつて 冬にはよく米俵を編んでいた。自分の代わりに福俵の伝統をつなげてもらえれ ばうれしい」と話した。 ■手製の門松を「継続」 長女の喜美さん、市武道館に贈る  野々市市武道館の管理人を務める山田さんの長女喜美さん(57)は25日、 武道館玄関に手製の門松を設置した。  門松は高さ約1.5メートルで、松竹梅のほか、紙製の葉ボタンなどで飾り 付けた。12年秋から武道館に勤務する喜美さんは、福俵、門松作りにいそし む父の背中を見て、館を彩ろうと門松を寄贈している。今年で4回目となる。 来年1月15日まで設置する。 〈04〉2017年12月26日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎児童ら門松を作り、高齢者宅へ 野々市市社会福祉協議会  野々市市社会福祉協議会は25日、市老人福祉センター椿荘でミニ門松作り を行い、自宅で介護支援を受ける市内の高齢者へ届けた。制作には児童ら25 人が参加し、高さ約40センチの門松を80個用意した。  10月に第22回北國あすなろ賞を受けた「同市ボランティア探検隊飛鳥 (あすか)」の児童生徒や、民生委員児童委員がマツや葉ボタンなどを組み合 わせて仕上げた。県立明和特別支援学校の生徒が手作りしたカードも添えた。 〈05〉2017年12月24日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎根菜「三兄弟」に親しむ 野々市市のカレードでフェア  野々市市特産ヤーコンをはじめ、冬季に収穫されるダイコン、カブを「冬の 根菜三兄弟」と銘打ちPRするフェア(本社後援)は23日、同市の「学びの 杜(もり)ののいちカレード」で開かれた。料理教室やマルシェ(市場)が催 され、来場者は地元の冬の味覚に親しんだ。  教室では、料理研究家菊地代緒恵(よしえ)さん(本町6丁目)の指導で、 市内外の親子ら24人がヤーコンを使ったライスサラダやデザートなどを仕上 げた。マルシェでは市産のダイコンやヤーコンせんべい、大根ずしなど加工品 が並び、来場者が買い求めた。  市観光物産協会がカレードのオープンに合わせて企画した。 〈06〉2017年12月23日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「兼六」ランチ味わう 石川県産サツマイモ 野々市市のカフェ  一時生産が途絶え、2009年に復活した県産サツマイモ「兼六」を使った ランチが22〜24日、野々市市太平寺3丁目のカフェ「nuit(ニュイ)」 に登場し、来店客が強い甘みやしっとりとした食感を楽しんだ。  兼六を研究する坂本知昭県立大准教授と不動産業絹川商事(同市)が協力し、 地産地消を図る取り組みとして企画した。社員が市内で育てた兼六を店に譲り、 メニュー開発を依頼した。  兼六を使った雑穀ご飯や豚汁のほか、甘酢炒め、ポテトサラダ、キッシュ、 きんぴらを盛り付けたメニューが提供された。 〈07〉2017年12月23日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ヤーコンで盛り上げ 野々市市特産の健康野菜 旧北国街道沿いでカフェ  1月、金沢工大生グループ   野々市市特産ヤーコンのPRに取り組む金沢工大生グループ「ヤーコンプロ ジェクト」は来年1月、同市の旧北国街道沿いでヤーコンや加工商品を並べる カフェを開く。ヤーコン茶を試飲するイベントも企画し、来場者や参加者の意 見を新商品開発に生かす。学生のアイデアで旧北国街道を盛り上げる。  プロジェクトは金沢工大1〜3年生27人で構成する。「ヤーコンカフェ」 は、旧北国街道に連なる本町3丁目の市文化財「旧魚住家住宅」(市郷土資料 館)が会場で、施設内に喫茶コーナー「六日町かふぇ」が設けられる土日に合 わせて1月13、14、20、21日の午前10時〜午後4時に開く。学生が 今季収穫したヤーコンのほか、ヤーコンを使ったせんべい、茶を1日20個ず つ用意し、販売する。  ヤーコンには整腸作用や血圧安定の効果があるとされ、健康野菜として知ら れる。地域住民の健康意識を高めようと、1月27日には旧北国街道付近の真 宗大谷派照臺寺(しょうだいじ)(本町3丁目)でヨガ教室を主催する。講師 を招き、笑いと呼吸法を組み合わせたエクササイズ「ラフターヨガ」に取り組 み、参加者にヤーコン茶を味わってもらい、意見を聞く。  カフェやイベント開催は、市の行政提案型市民協働事業に採択され、補助を 受けて実施する。プロジェクトリーダーの鈴木秀斗さん(機械工学科3年)は 「市民や学生の中にはヤーコンを知らない人も多い。親しむきっかけにしてほ しい」と話した。 〈08〉2017年12月18日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市、金沢市の7小学校に寄付 JAののいち  JAののいち(野々市市)は、「1%応援隊」と銘打ち野々市、金沢市の7 小学校に計22万1930円を寄付した。  同JAが運営するプララAコープ富奥店で、買い物客に支援したい学校の箱 にレシートを入れてもらい、購入金額の1%を同JAが負担して寄付する取り 組みで、10月5日から57日間募った。  野々市市富陽小で贈呈式が行われ、西村信夫組合長は7校のうち最高額とな る9万6915円の目録を池岸晃弘校長に手渡した。池岸校長は「図書の購入 に充てたい」と感謝した。 〈09〉2017年12月17日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎園芸用の軽い土試作 野々市市の研究所、作業の負担軽減へ  土作りや緑化の研究に取り組む堆肥化・新肥料研究所(野々市市)は16日、 白山市鶴来水戸町の北陸産業で、県内の素材を使った園芸用の土「ほくりく培 土(仮称)」を試作した。一般的な土と比べて約7割軽く、農作業などの負担 軽減につながるという。改良を加えて2019年度の商品化を目指す。  ほくりく培土は、水ゴケなどで作られた栽培用土「ピートモス」に、能登産 の珪藻土(けいそうど)や小松精練(能美市)の緑化基盤材「グリーンビズ」、 七尾西湾の特産「能登かき」のカキ殻の粉末などを配合した。1立方メートル あたりの重さは300キロで、水はけや通気性も良いという。  研究所代表である県立大の長谷川和久客員名誉教授は、試作した土でコマツ ナなどを栽培し、生育状況をみて改良する計画で「女性や高齢者が作業しやす いよう、質がよく安心して使える土にしたい」と語った。 〈10〉2017年12月17日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎カレード入館10万人 野々市市長が記念品  11月1日にオープンした野々市市の「学びの杜(もり)ののいちカレード」 の入館者数が16日、10万人を突破した。同館で記念イベントが行われ、節 目の入館者となった同市二日市5丁目の会社員田邉健至さん(30)ら親子4 人に粟貴章市長が記念品を贈った。  田邉さんと妻の香朱美(かすみ)さん(29)、長女苺香(まいか)ちゃん (4)、長男明叶(めいと)ちゃん(2)は、市のキャラクター「のっティ」 の縫いぐるみや、カレードのファイルなどを受け取った。香朱美さんは「キッ ズスペースも遊びやすそうで、また来たい」と笑顔で話した。  カレードには市立図書館や市民学習センターが入り、入館者数の年間目標と して30万人を掲げている。休館日を除く開館40日での10万人達成となっ た。堀尾あづみ館長は「今後もリピーターを増やしたい」と述べた。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 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