***「つばきメール野々市」平成29年12月25日(第167号)***                         発行:野々市市    12月に入り、気温が低くなって雪の降る日もあり、いよいよ冬本番となって きました。 年末年始はクリスマスやお正月など楽しいイベントが盛りだくさん!しっかり 楽しむためにも、風邪やインフルエンザに注意して過ごしましょう。 ---<167号 メニュー>------------------------------------- ◇まちの話題 「学びの杜ののいち カレード」開館 ほか ☆北國新聞「野々市ニュース」 ----------------------------------------------------------- --------------------------まちの話題----------------------- ○学びの杜ののいち カレード 〜開館イベントが目白押し!〜  11月1日(水)、「学びの杜ののいち カレード」がついに開館しました。当 日は、市立図書館と市民学習センターの複合施設として、注目を集めてきたカ レードの中を一目見ようと、開館前から多くの市民が訪れました。開館に際し、 粟市長は「カレードは市民の皆さんが気軽に集まることのできる場所になって ほしい」とあいさつしました。開館後は夜までたくさんの市民が訪れ、天井ま で届く巨大なブックタワーやタッチパネル式の電子掲示板など、新しい設備を 揃えた図書館を存分に味わいました。カレードの開館時間は午前9時から午後 10時で、毎週水曜日が休館日となっています。 カレードの開館を記念して、市出身のアニメ映画監督・米林宏昌氏と博物学者 ・小説家など多数の分野で活躍する荒俣宏氏による講演会、米林氏の展覧会な ど、多数のイベントが開催されました。米林氏の講演会では、映画「メアリと 魔女の花」で実際に使用された原画を使った、アニメーション映画の作り方の 説明がありました。米林氏はカレードについて、「野々市のためにこのカレー ドに関わる仕事ができて大変うれしい。昇降幕・パオに描いたイラストを通し て市に興味を持ってほしい」と語りました。また、荒俣氏は「本にまつわる物 語」をテーマに、日本で読書が親しまれてきた歴史などについて講演。カレー ドについて「図書館はもはや本を収蔵・保管する場所でなく、市民が楽しむ場所 。カレードにはキッチンスタジオも併設されていて感動した」と語りました。カ レードでは料理教室や陶芸教室、かがく実験教室など、12月以降もたくさんの学 びのイベントが予定されています。 ○「賢いバス停」が子どもたちを見守る 〜親子向けIoT 体験&キーワードラ リー〜  10月28日(土)、バス停を使って児童を見守るプロジェクトの実証実験が市内 で行われました。参加したのは市内外の親子10組22人。児童らはクイズを解き ながらカメラが設置されたバス停を巡りました。カメラが児童を認識すると、 保護者のスマートフォンに児童が通ったバス停の位置が表示される仕組みです。 この事業は金沢工大のBus Stop プロジェクトのメンバーを中心に、金沢高専、 NEC ソリューションイノベータ梶Aヨシダ宣伝鰍ニ市が協力して実施しました。 ----------------------------------------------------------- ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市市 企画振興部 秘書広報課 広報広聴係 [TEL]076-227-6056  [FAX]076-227-6190  [E-mail]hisho@city.nonoichi.lg.jp ----------------------------------------------------------- ☆北國新聞「野々市ニュース」 ---------------------------------------------------------------------- 01:30周年祝い秀作一堂に 野々市市文化協会 加盟5団体が出展 02:ツバキの新活用法を探る 創作すしを試食 野々市市でフォーラム 03:夜まで利用絶えず 野々市市「カレード」開館1カ月 予想超え入館7万   2千人 蔵書、7年間で25万冊に 04:家族三か条題材紙芝居を寄贈 野々市市の保育園に 05:スマホ利用の影響学ぶ 野々市市で全国会議開幕 北陸で初開催、ルール   作り訴え 06:次代担う大人へ、470人が自覚新たに 野々市市で立志式 07:2017ビエンナーレいしかわ秋の芸術祭 本場ジャズ奏者、躍動感ある   旋律 野々市市でコンサート 08:南側に大型の柱穴3基 野々市市・末松廃寺跡 門、塀の一部か 区域特   定進む 市教委が発掘調査 09:焼き菓子の包装一新 野々市産米粉を使用 市商工会女性部 10:親子1400人、野々市市で音楽会 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2017年12月12日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎30周年祝い秀作一堂に 野々市市文化協会 加盟5団体が出展  野々市市文化協会30周年記念作品展(北國新聞社後援)は11日、同市の 「学びの杜(もり)ののいちカレード」で開幕し、協会に加盟する5団体の会 員が秀作約250点を寄せ、協会創立30周年の節目を祝った。  市美術文化協会、市椿愛好会、市華道協会、市俳句協会、市短歌協会の約1 20人が出展した。洋画や生け花、書などの力作が一堂にそろい、市花木ツバ キの柄が映える着物などが来館者の関心を集めた。華道協会は11、12日を 前期とし、14〜16日の後期は作品を入れ替えた。展示は16日まで行われた。 〈02〉2017年12月10日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ツバキの新活用法を探る 創作すしを試食 野々市市でフォーラム  野々市市の椿研究フォーラムは9日、同市の「学びの杜(もり)ののいちカ レード」で開かれ、参加者約70人はツバキを生かした創作すしを試食して意 見を交わし、市花木の新たな活用法を探った。  東京農大名誉教授や県立大客員教授を務め、本紙で「食魔殿(しょくまでん) 」を連載する小泉武夫氏を招いた。JAののいちや市商工会の女性部、市各種 女性団体連絡協議会の4グループが、ツバキの花びらを酢漬けや天ぷらにして 盛り付けたすしを用意した。小泉氏や各グループ代表者、熊谷英彦県立大学長、 魚住正栄市商工会長、西村信夫同JA組合長、粟貴章市長が、味付けの工夫や 色合いなどを評価した。 ●加工場を移転へ  小泉氏は9日、市情報交流館カメリアで開かれたJAののいちの「農を考え るつどい」でも講演した。JAの西村組合長はあいさつで、同市の郷ふれあい センター付近にあるヤーコン茶や漬物などの加工場について、来年にも移転新 築する方針を示した。 〈03〉2017年12月07日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎夜まで利用絶えず 野々市市「カレード」開館1カ月 予想超え入館7万2 千人 蔵書、7年間で25万冊に  野々市市の市立図書館が入る「学びの杜(もり)ののいちカレード」はオー プンから1カ月がたち、開館時間が県内図書館で最も長いなどの利便性から入 館者数が予想以上に伸びている。11月だけで旧市立図書館の昨年度の年間入 館者数を上回る7万2725人となった。順調な滑り出しで、今後、蔵書の充 実を図り、7年後には25万冊達成を目指す。  カレードは図書館や市民学習センターなどを備え、年間入館者数の目標に3 0万人を掲げている。旧市立図書館の昨年度入館者数は約6万人だった。カレ ードの堀尾あづみ館長(44)によると、11月の入館者数は中高生がとりわ け多かった。休日は家族連れでにぎわい「目標を大幅に超え、利用されている」 と語る。  開館時間は午前9時〜午後10時と県内最長で、夜も閉館間際まで会社員や 生徒らの姿が絶えない。40席ある学習室は生徒らで混み合う。資格取得の勉 強に励む金沢市窪7丁目の男性会社員(53)は「開館後ほぼ毎日来ている。 遅くまでいられるのはありがたい」と重宝がった。野々市明倫高2年の男子生 徒(17)は「午後6時半の完全下校後、図書館だと夜まで集中できる」と話 した。  開館時間前に利用者が施設前に列をつくる日もあり、休日は敷地内の129 台分の駐車場で満車が続く。駐輪場も混雑し、11月半ばから臨時駐輪場が設 けられた。敷地内へ乗り入れが始まった市コミュニティーバス「のっティ」の 中央、西部ルートは、11月の利用者数は計8910人で、前年同期比で94 9人増えた。  ただ、館内の収蔵可能冊数25万冊に対し現在は約13万冊で、書棚の隙間 が目立つ。今後、毎年約1万6千冊ずつ増やしていく方針である。堀尾館長は 「今は物珍しさで来る人も多く、いずれ来館者数は落ち着くだろう。リピータ ーを増やすため資料やイベントを充実させるなど工夫したい」と語った。 〈04〉2017年12月06日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎家族三か条題材紙芝居を寄贈 野々市市の保育園に  野々市市で子育て支援に取り組む母親らでつくる「ブックスタートボランテ ィア紙芝居製作委員会」は5日、市内の5公立保育園と11法人保育園・認定 こども園に、市の家庭教育指針「ののいち元気家族三か条」を題材にしたオリ ジナル紙芝居を寄贈した。  同市の「学びの杜(もり)ののいちカレード」で開かれた合同園長会の冒頭、 製作委員会の川上秀子代表が内容や経緯を説明し、濱田真里御経塚保育園長、 清水うめ子ふじひら保育園長が代表して紙芝居を受け取った。  紙芝居は、市のキャラクター「のっティ」の一家が第1水曜の「ノーテレビ・ ノーゲームデー」に、家族での読書や早寝早起きに取り組む様子を描いている。 〈05〉2017年12月03日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎スマホ利用の影響学ぶ 野々市市で全国会議開幕 北陸で初開催、ルール作 り訴え  ののいちっ子を育てる市民会議などの「第8回子どものケータイ利用を考え る全国市民ネットワーク全国会議野々市大会」は2日、野々市市文化会館フォ ルテなどで始まり、市内外の約400人が子どものスマートフォン利用と学力 や健康の関係性に理解を深めた。  九州大の横田晋務准教授が講演し、スマホの利用やゲームをしている時間が 長いと学力に悪影響を及ぼすと説明し、親子で使い方のルールを作る大切さを 呼び掛けた。テレビ金沢の塚田誉チーフアナウンサーも講演した。育児や睡眠 などに関する分科会も開かれた。  全国会議は、野々市市の「学びの杜(もり)ののいちカレード」オープン記 念として北陸で初めて開かれた。 〈06〉2017年11月30日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎次代担う大人へ、470人が自覚新たに 野々市市で立志式  野々市市立志式は29日、市文化会館フォルテで行われ、市内の中学2年生 約470人が次代を担う大人になる自覚を新たにした。  小林咲葉さん(野々市中)と坂下開盛さん(布水中)が市民憲章を唱和し、 粟貴章市長が式辞を述べた。  早川彰一市議会議長、福永伸治布水中校長が祝辞を贈り、舩山晴さん(野々 市中)が誓いの言葉を述べた。 〈07〉2017年11月27日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎2017ビエンナーレいしかわ秋の芸術祭 本場ジャズ奏者、躍動感ある旋 律 野々市市でコンサート  野々市市情報文化振興財団のジャズイベント「ビッグアップルinののいち」 は最終日の26日、市文化会館フォルテでコンサートが開かれ、本場の米ニュ ーヨークで活躍するジャズ奏者の躍動感あふれる旋律に約600人が聴き入っ た。  アルトサックスのジェシー・デイビスさんら出演者は、チャーリー・パーカ ーの「ナウズ・ザ・タイム」などを奏でた。ジャズシンガー綾戸智恵さん、野々 市が拠点のムーンライトJAZZオーケストラ、金大モダンジャズソサエティ も歌声や演奏を披露した。  イベントは2017ビエンナーレいしかわ秋の芸術祭の協賛事業として開催 された。 〈08〉2017年11月23日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎南側に大型の柱穴3基 野々市市・末松廃寺跡 門、塀の一部か 区域特定 進む 市教委が発掘調査  野々市市教委による国史跡「末松廃寺跡(すえまつ・はいじ・あと)」(同 市末松2丁目)の発掘調査で、門か塀の一部とみられる大型の柱穴跡3基が寺 院中心部の南側で見つかった。中門や土塀があったと考えられていた位置で柱 穴を確認できたことで、南北区域がほぼ定まった。これに伴い、東西区域も従 来の推定より東側に広かった可能性もさらに強まり、範囲の特定が進んできた。  末松廃寺跡では1966(昭和41)、67年に本格的な発掘調査が行われ、 寺院南側の境界には中門や土塀が築かれていたと推測されていた。市教委は2 014年度から再び調査し、今回、南側で8世紀前半〜半ばのものとみられる 柱穴3基が、約3メートル間隔で確認された。楕円(だえん)形の穴は長径約 130センチ、短径約90センチ、深さは少なくとも80センチで、門または 塀を支える高さ2メートル程度の柱があったと考えられる。  市教委によると、柱穴の並ぶ方向と、再建された寺の金堂の向きは同じで、 見つかった柱穴は再建時のものとみられる。金堂は創建当時と同じ場所で再び 建てられていることから、寺院中心部の南端にあたる位置も創建、再建時とも に同様と推定されるという。  末松廃寺跡では昨年度の調査で従来の東端とされてきた場所より、さらに1 7メートル東に土塀の一部とみられる柱穴の痕跡が見つかった。その結果、寺 院創建時の中心部の範囲は南北53メートルで、東西92メートルと推定され た。今回、中門の可能性のある南側の位置が明らかになったことで、寺院の範 囲や全容の解明につながる。 ●きょう現地説明会  来年度に発掘調査に関する報告書をまとめる予定で、市教委の担当者は「柱 穴の発見で、寺院の大まかな範囲が明らかになった。引き続き調査を進めたい」 と話した。23日の現地説明会で成果を報告した。 ★〔末松廃寺跡(すえまつ・はいじ・あと)〕  7世紀後半に豪族が建立した北陸最古級の寺とされる。1939(昭和14) 年に国史跡に指定された。金堂と塔の存在が明らかになっており、61年に和 同開珎銀銭が発見され、71年3月に県内初の史跡公園として整備された。 〈09〉2017年11月21日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎焼き菓子の包装一新 野々市産米粉を使用 市商工会女性部  野々市市商工会女性部は、市産の米粉を使い開発した焼き菓子「こめこって ぃ」の包装を一新した。野々市らしさを際立たせるため市のキャラクター「の っティ」をあしらい、商品名を「ののこってぃ」に変えた。  焼き菓子は、市産米粉やアーモンドなどを混ぜ込んだ堅焼きビスケット「ビ スコッティ」で、試行錯誤を重ね9月に完成した。新たに、稲穂を持つ「のっ ティ」を描いたシールを貼り、同じくのっティをデザインしたピンク色の布製 バッグを組み合わせた。  25日に、市出身者らが集い東京・永田町の全国町村会館で開かれる「野々 市市ふるさと交流会in東京」で販売し、今後は同市の菓子工房エクラタンで 取り扱う予定となっている。 〈10〉2017年11月14日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎親子1400人、野々市市で音楽会  野々市市の社会人吹奏楽団「石川フィルハーモニックウィンズ」の「0歳か らの親子音楽会」(本社など後援)は12日、市文化会館フォルテで開かれ、 親子約1400人が演奏に乗せて「のっティ体操」やダンスで楽しく体を動か し、音楽の魅力を体感した。  楽団創立20周年記念公演で、団員ら約60人が出演し、クラシックの名曲 などを奏でた。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、以下のホームページから行う ことができます。           http://web.nsk.ne.jp/mailmagazine/mag/000019/regist1.php3 ---------------------------------------------------------------------- 野々市市のホームページ  http://www.city.nonoichi.lg.jp/ 北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------