つばき144号 「つばきメール野々市」平成28年1月14日(第144号)                  毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市市 企画振興部 秘書広報課            広報広聴係                   TEL 076-227-6056      FAX 076-227-6190             E-mail info@city.nonoichi.lg.jp   今年で21回目となる「BIG APPLE」が11月21日(土)、22日(日)に文化会館 フォルテで行われました。このイベントは、ニューヨークから一流の演奏者を迎 え、全国から愛好家が駆けつけるジャズの祭典です。  今回はトランペット奏者のケニヤッタ・ビーズリーさんをはじめ、サックスの キース・ロフティスさん、ボーカルの与世山澄子さんら7人がジャズをたっぷり と演奏。また、金沢大学モダン・ジャズ・ソサエティやムーンライトJAZZ オーケ ストラとのコラボも行われ、集まった500人の観客は心地よいジャズサウンドに 酔いしれていました。  また、20日(金)には御園小学校で交流音楽会を開き、児童にジャズを披露し ました。途中ステージを降りて歩きながら演奏する場面もあり、児童たちは大興 奮!終了後には児童を代表して、6年生の内田さくらさんが「ジャズを初めて聴 いて、素敵な音色と迫力ある演奏に感動しました」とお礼の言葉を述べました。 <143号*メニュー> □未来へ向けて心に誓いを立てる〜市立志式〜 □(株)セブン- イレブン・ジャパンと連携   〜「高齢者等見守り活動に関する協定」調印式〜 □困ったら 1人で悩まず 行政相談〜行政相談出前教室〜 「野々市ニュース」 □未来へ向けて心に誓いを立てる〜市立志式〜  市立志式が11月25日(水)に文化会館フォルテで開催され、市内在住の中学2 年生が参加しました。  立志を迎えた生徒に向けて粟市長は「これからの皆さんは1つの志を立て、自 分を磨いていかなければなりません。辛いことも苦しいこともあると思いますが、 強い意志を持って乗り越えてください」と激励の言葉を贈りました。それに応え、 生徒代表の出村丈さん(野々市中)は、「前向きな強い意志を持って日々努力し ます」と誓いの言葉を読み上げました。 □(株)セブン- イレブン・ジャパンと連携   〜「高齢者等見守り活動に関する協定」調印式〜  市と(株)セブン- イレブン・ジャパンは11月26日(木)、高齢者等見守り活 動に関する協定を結びました。  市内に12店舗あるコンビニ「セブン- イレブン」のうち、11店舗で食事宅配サ ービスを実施しています。今後はその配達の際に、高齢者の安否確認などを行い、 異変を確認した場合には市に連絡することとなります。また同時に12 店すべて が「高齢者見守りSOS ネットワーク」に加盟。認知症高齢者が行方不明になった 場合、市が情報提供をして早期発見・保護を目指します。 □困ったら 1人で悩まず 行政相談〜行政相談出前教室〜  12月1日(火)、野々市で活動する3人の行政相談委員が野々市小学校を訪れ、 6年生3クラスを対象に行政相談出前教室を開催しました。日常生活のさまざま な場面で行政が関わっていることや、行政相談委員の活動について説明しました。 児童からは「最初は行政相談って何?と思っていたけど、話を聞いて自分たちで も利用できると知った」「今回の学習で、困ったことがあったら誰かに相談する のが大事だと分かって良かった」などの感想が寄せられました。 ---------------------------------------------------------------------- 01:奉仕の輪拡大へチーム 野々市市の有志、来年1月発足 先進地ツアーや   養成講座を企画 02:高齢者宅の障子紙を青年部が張り替え 野々市市商工会 03:和太鼓集団、迫力の演奏 野々市市文化会館 04:変り種の野菜、野々市市の名産に 2色のカブ、赤いダイコンなど 地元   飲食店に照準 JAが安定供給へ3年計画  05:ヤーコン「料理して」 野々市公民館 1月に教室開き紹介 06:総務大臣表彰に野々市市の藤さん 地縁による団体功労者 07:金城学園と包括連携協定を締結 野々市市 08:野々市市の銘菓を若者向けに 児童、大学生にアンケート調査 北国街道   プロジェクト委  09:「まちの畑」を交流の場に 野々市市あやめ町内会が運営 収穫野菜はカ   フェで活用 子どもはヤーコン栽培 10:迎春へ準備万端 昔ながらの福俵作る 野々市市の山田さん ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2015年12月13日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎奉仕の輪拡大へチーム 野々市市の有志、来年1月発足 先進地ツアーや養 成講座を企画  野々市市の住民有志は来年1月、市民のボランティア参加を促すプロジェク トチーム「ボランティアバンク」を発足させる。ボランティア養成講座や先進 地ツアーなどを企画し、高齢者との触れ合いや子どもへの読み聞かせ、施設訪 問といった活動の輪を広げる。  50〜70代の市内在住の8人がメンバーとなる。第1弾として来年2月1 0日に養成講座を始める。第1回講座では、おいしいコーヒーの入れ方を伝授 する。市内にはお年寄りら地域住民が集う「コミュニティカフェ」が10カ所 あり、開催の際にコーヒーを振る舞ったり、カフェの運営を手伝ったりしても らう。  来年度に実施する先進地ツアーでは、県内外のボランティア受け入れ施設の 訪問を検討している。  メンバーは、市と市社会福祉協議会の市民協働プロジェクトに参加し、2年 にわたり、ボランティア活動の拡大について方策を議論してきた。昨年実施し た市民アンケートで、「ボランティアに興味はあるが参加の仕方が分からない」 といった意見が多かったため、会の活動は「参加のきっかけづくり」に重点を 置くことに決めた。当面は養成講座とツアーを2本柱とする考えである。  市内の老人福祉施設や障害者施設などにもボランティアを受け入れてもらう 方針で、リーダーの自営業北村淳平さん(71)=太平寺1丁目=は「市民目 線で地域の実情に沿った活動を提案していきたい」と話した。 〈02〉2015年12月07日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎高齢者宅の障子紙を青年部が張り替え 野々市市商工会  野々市市商工会青年部は6日、市内の一人暮らし高齢者宅の障子紙を張り替 えるボランティアに取り組んだ。  青年部員、民生委員の40人が本町地区の21世帯に出向いて計74枚の障 子を市中央公民館に運び、新しい紙を張った。新年を気持ちよく迎えてほしい との思いで1990年から毎年行っている。 〈03〉2015年12月06日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎和太鼓集団、迫力の演奏 野々市市文化会館  野々市市などの宝くじ文化公演「倭(やまと)−YAMATO 爆音綺譚 (ばくおんきたん)」(本社など後援)は5日、市文化会館フォルテで行われ、 奈良県明日香村を拠点に活躍する和太鼓集団が迫力のステージを繰り広げた。 出演者13人は人の背丈ほどもある大太鼓など、多彩な太鼓を豪快に打ち鳴ら して会場を盛り上げた。一糸乱れぬばちさばきで連打を披露すると、会場から 拍手が湧き起こった。テレビ金沢、エフエム石川も後援した。 〈04〉2015年12月26日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎変り種の野菜、野々市市の名産に 2色のカブ、赤いダイコンなど 地元飲 食店に照準 JAが安定供給へ3年計画   JAののいち(野々市市)は来年度から、ヨーロッパ産など「変わり種野菜」 の普及に力を入れる。色鮮やかで目新しい形の野菜は、料亭やレストランで引 き合いがあることから、輸入品よりも安価で新鮮な野菜を地元店に売り込む。 生産者には栽培指導を行い、3年計画で安定供給できる仕組みを整える。  松下種苗店(金沢市)によると、5年ほど前から、他の農家との差別化を図 るため変わり種野菜を作る生産者が全国的に増えている。同店では、皮が紫と 白に分かれた小カブ「アヤメユキ」、茎が細くて食べやすいブロッコリー「ス ティックセニョール」、皮が赤色のダイコン「紅しぐれ大根」などが人気とい う。  JAののいちは、3年前から変わり種野菜の種を無料配布し、試験的に栽培 を推奨してきた。現在は数人がJAの直売所に出荷する。そのうちの1人、川 畑良一さん(65)=野々市市末松2丁目=は10種類以上の変わり種野菜を 栽培しているが、「家庭ではなじみが薄く、調理法が分からない」との理由で 売れ行きは低調という。  そこで同JAは、地元の飲食店に狙いを絞って売り込むことにした。おしゃ れなレストランなどに生産者が作った野菜を勧め、サラダや付け合わせ、創作 料理に使ってもらう考えだ。生産者には店が求める野菜を紹介するほか、営農 指導員が栽培を助ける。  同JAは、管内に農地が少ないことから耕地拡大による生産量の向上が難し く、農業振興の悩みの種となっている。JAによると、変わり種野菜は比較的 高値で取引され、栽培面積や生産量が少なくても利益を得やすいメリットがあ る。飲食店にとっても、地元産は輸入品より安く購入でき、「農家の顔が見え る野菜」として消費者に安心感を与えられるという。  川畑さんは「見た目も美しくて食べていて楽しい。魅力を伝えていきたい」 と話し、同JAの北川優営農経済部長は「変わり種が人気があるのは間違いな い。需要と供給をバランスよくする仕組みを整えたい」と意気込んだ。 〈05〉2015年12月24日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ヤーコン「料理して」 野々市公民館 1月に教室開き紹介  野々市公民館は来年1月23日、市特産野菜「ヤーコン」の調理法を紹介す る教室(本社後援)を初めて開く。ヤーコンの知名度を上げ、消費拡大につな げようと企画した。  料理研究家の菊地代緒恵(よしえ)さん=本町6丁目=が乳製品や卵を使わ ず、低カロリーに仕上げる調理法を考案した。実だけでなく葉も使い、ヤーコ ン茶蒸し、クッキー、杏仁(あんにん)ジュレ、シフォンケーキの作り方を教 える。  笠間悟館長は「名前を知っていても見たことがない人も多い。おいしい食べ 方を知って家庭で味わってほしい」と話し、菊地さんは「老若男女問わず楽し める料理にした」と語った。教室は午後1時から約2時間で、問い合わせは同 公民館まで。 〈06〉2015年12月23日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎総務大臣表彰に野々市市の藤さん 地縁による団体功労者  野々市市高橋町内会長の藤力(つとむ)さん(80)は、今年度、県内唯一 の「地縁による団体功労者」総務大臣表彰を受けた。  藤さんは1996年から高橋町内会長を務めている。2003年から10年 間は市連合町内会長を兼任した。  藤さんは社会福祉など町内会の役割が増していることに触れ「野々市では若 い世代、大学生、旧住民みんなが協力する機運が高まっている。多少なりとも 貢献できたかと思うと、うれしい」と話した。  同市在住者が同賞を受賞するのは、野々市町時代も含めて初めてとなる。 〈07〉2015年12月22日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎金城学園と包括連携協定を締結 野々市市  野々市市と金城学園・金城大・同大短大部は21日、包括連携協定を締結し た。まちづくりや人材育成、学術研究、学生の社会活動など幅広い分野で協力 する。  白山市の金城大笠間キャンパスで調印式が行われ、粟貴章市長と加藤真一金 城学園理事長・金城大短大部学長、半谷静雄同大学長が協定書に署名した。  金城大は野々市市の地域福祉計画の策定や、観光ポスターの作成などに協力 している。粟市長は「協定締結を契機に連携をさらに深め、相乗効果を上げて いきたい」とあいさつし、加藤理事長は「それぞれのプラスになるように積極 的に協力したい」と述べた。 〈08〉2015年12月17日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市市の銘菓を若者向けに 児童、大学生にアンケート調査 北国街道プ ロジェクト委   野々市市の住民グループ「北国街道元気プロジェクト委員会」は、ブランド 化を進める銘菓「勧進帳」について、子ども、若者をターゲットとした新商品 を開発することを決めた。勧進帳は約60年間親しまれているが、若者の人気 はいまひとつなのが現状で、新たな味や目新しいパッケージを考案する。  勧進帳は筒状のもなかで抹茶を練り込んだ白あんにくるみが入り、北国街道 沿いの菓子店「樫田冨嶽堂」が作っている。同店によると、買い手の9割が5 0代以上で、若者で買い求める人はほとんどいない。  計画では既存の商品と新商品を比較してもらうアンケート調査を実施する。 来年1月は菅原小で児童、同2月には金沢工大の学生に感想を聞く。  委員会は市内の北国街道ににぎわいをもたらすため、11月に発足し、今年 度は勧進帳に絞って議論を重ねてきた。店主の樫田彰久さんは「時代に合わせ た形で、長く親しまれる菓子にしたい」と期待を込めた。3月のイベント「椿 まつり」で新商品をお披露目する。 〈09〉2015年12月30日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「まちの畑」を交流の場に 野々市市あやめ町内会が運営 収穫野菜はカフ ェで活用 子どもはヤーコン栽培  野々市市あやめ町内会は来年度、「まちの畑」をつくり、運営する。子ども が特産野菜「ヤーコン」などを栽培し、収穫した野菜は住民が運営する「コミ ュニティカフェ」に出荷する。貸し出しスペースも設け、農業に詳しい昔なが らの住民と、新興住宅地に移住してきた住民の交流を図る。  畑は約660平方メートルで、3分の1を子どもが農業を体験する畑とする。 残りは希望する住民に一定の面積を区切って貸し出す。  ヤーコンやサツマイモなどを栽培して、地元の集会所「あやめ会館」で町内 会が営むコミュニティカフェ「カフェあやめ」に出荷し、食材として使っても らう。用地は住民が格安で町内会に貸し出し、子どもの畑の管理はあやめ子ど も会、市社会福祉協議会が協力する。  金沢市との境界に位置するあやめ町内会は48年前に宅地造成が始まり、2 0軒前後だった住宅が今では約200軒に増え、現在も移住者が増え続けてい る。新旧住民の融和が課題となっており、2013年11月には市内で初めて コミュニティカフェを開設した。  畑はカフェに続く住民交流の場づくりの第2弾となる。高齢者には野菜づく りを生活の張りとしてもらい、子どもには野々市の特産野菜を学ばせる。  藤田雅顯(まさあき)町内会長は「住んでよかったと思えるまちにするきっ かけとして、わがまちの畑を運営していきたい」と話した。 〈10〉2015年12月29日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎迎春へ準備万端 昔ながらの福俵作る 野々市市の山田さん  野々市市三納2丁目の山田清司さん(78)は正月の縁起物「福俵」4組を 完成させた。年末年始に市役所やJAののいちに飾られる。  福俵は直径18センチ、長さ27センチで、3俵を一組として積み上げた。 山田さんは11月下旬から妻深雪さん(75)とともに稲わらを編み、精米や もみ殻を詰め、「謹賀新年」「賀正」と書かれた木札を取り付けた。1俵を1 時間半掛けて丁寧に作ったという。  山田さんは「昔の暮らしに思いをはせ、正月気分を味わってほしい」と、2 007年から市役所に門松の寄贈を続け、13年から福俵を寄贈している。 ---------------------------------------------------------------------- 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