つばき139号 「つばきメール野々市」平成27年8月13日(第139号)                         毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市市 企画振興部 秘書広報課            広報広聴係                   TEL 076-227-6056      FAX 076-227-6190             E-mail info@city.nonoichi.lg.jp   今年も富奥地区で夏の火祭り“虫送り”が行われました。この祭りはかつ て農薬のなかった時代に、たいまつの火で稲の害虫を集め駆除したことが由 来となっています。  7月19日(日)、スポーツランドふれあい広場には大勢の人が。各町内会か ら集まった人々が、かがり火を囲んで威勢の良い掛け声とともに太鼓を打ち 鳴らしていました。今年の虫送りは押野では実施されず、御経塚では台風の 影響で中止となりました。 <139号*メニュー> □市内のスポーツクラブと連繋〜市健康診査受診者への運動啓発チラシの贈呈〜   □自分たちで標語を考え、非行を防止〜平成27年度標語ポスター配布〜 □高校生、絵本との再会〜野々市明倫高校で絵本の展示〜 「野々市ニュース」 □市内のスポーツクラブと連繋〜市健康診査受診者への運動啓発チラシの贈呈〜  6月25日(木)、市内3カ所のスポーツクラブ(ヴィテンののいち、フィッ トネスクラブエイム21、セントラルフィットネスクラブ野々市)の支配人3 人が市役所を訪れ、運動の効果を掲載したチラシ5千部を市へ贈呈しました。 このチラシは市健康診査受診者へ配布され、持参すれば3つの施設のうちい ずれかを1回540円で体験できます。フィットネスクラブエイム21 の中村俊 之支配人は「市民の皆さんが運動を通して、心も体も健康になってくれたら」 と話しました。 □自分たちで標語を考え、非行を防止〜平成27 年度標語ポスター配布〜  7月14日(火)、市内小中学校に非行防止標語ポスターが配布されました。 このポスターは、“ののいちっ子を育てる”市民会議が作製したものです。  市内小中学校の児童生徒が考えた、万引きや飲酒・喫煙防止に関する標語 が記されており、今月から市内の公共施設や店舗にも掲示されます。藤田雅 顯会長からポスターを受け取った、野々市小学校の篠田弦空さんは、「夏休 みは安全に気を付けて、元気に過ごしたいと思います」とお礼の言葉を述べ ました。 □高校生、絵本との再会〜野々市明倫高校で絵本の展示〜  野々市明倫高校で7月6日(月)〜 31日(金)、市立図書館から貸し出した 本50冊を含む絵本の展示が行われました。事業の目的は、早ければ数年後に 親となる高校生に向けて、子育て時期に重要な役割を果たす絵本との再会を 促すことです。絵本を読んだ生徒は「懐かしく、童心に返れた」「改めて読 むと違った面白さがある」などと話しました。同校では図書委員を中心に、 小学生や保育園児に向けて絵本の読み聞かせを行っています。 ---------------------------------------------------------------------- 01:歴史に思いはせ「白山大道」を歩く ののいち里まち倶楽部 02:10月18日に号砲 じょんからの里マラソン 野々市市で第1回実行委 03:命を守る平泳ぎ、徹底指導 外部コーチを招き 野々市市御園小 04:「マーニー」監督の米林さん夢語る 野々市中でラジオ公開収録 05:児童、学生で「公園造り」 野々市市御園小と石川高専が協力 意見出し   合い憩いの場に 06:つばきの郷公園、野々市市で供用開始 07:野々市小4年生が初のキク栽培開始 08:ラジオ体操の参加児童を応援 野々市市の「褒美店」2倍に カルビ1皿   サービス、貯金箱プレゼントなど 09:ジャム作りで地域振興 県立大生、金沢工大生、富奥住民が協力 8月、   野々市市で開催 10:子ども集めて朝ご飯 地元産野菜、皆でおいしく 野々市市下林町内会 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2015年07月12日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎歴史に思いはせ「白山大道」を歩く ののいち里まち倶楽部  野々市市のボランティアガイドののいち里(さと)まち倶(く)楽(ら)部 (ぶ)は11日、中世期の幹線道路「白山大道(おおみち)」をコースに取り 入れた初のツアー(本社後援)を行った。参加者約30人が道の歴史に思いを はせながら、散策を楽しんだ。  参加者は、市役所を発着点に、白山市の白山比縄^声劼農泙衒屬耕斛ぁ覆海蹇ヒ 川沿いのコース約10キロを歩いた。ガイドの桝谷泰裕さん、谷口友基さんが、 藩政期に鶴来地区で切り出した丸太を川で野々市へ運んだことにちなみ、木呂 川と名付けられたことなどを説明した。  白山大道は現在の金沢市の金石港から白山比縄^声劼泙婆鵤横哀D蹐魴襪鵑ヌ おり、中間に位置する野々市には市場が多く存在した。 〈02〉2015年07月11日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎10月18日に号砲 じょんからの里マラソン 野々市市で第1回実行委  第34回野々市じょんからの里マラソン大会(野々市市、市体育協会、本社 主催)は10月18日、市民体育館を発着点に行われる。  レースは一般男女の5、10キロ、完走予想タイムの正確さを競うトリムジ ョギング、小学生・中学生、ファミリージョギングの部が行われる。  申込期間は8月1日から9月18日までで、ファミリージョギングのみ同2 5日までとなっている。一般、トリムジョギングでは今年からインターネット でも受け付ける。  第1回実行委員会が10日、市民体育館で開かれ、委員19人が大会の成功 を期した。レースでは、小型無人機「ドローン」の飛行を控えるように呼び掛 けることも決めた。 〈03〉2015年07月10日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎命を守る平泳ぎ、徹底指導 外部コーチを招き 野々市市御園小  野々市市御園小は、平泳ぎを児童に教えるため、スイミングクラブの指導者 を招き授業を行っている。平泳ぎは水難事故に遭ったときに身を守る泳法であ ることから、短時間で効率的に指導ができる外部コーチによる指導を導入した。  7日は6年生103人がスポーツクラブの水泳インストラクターから、平泳 ぎで最も難しいとされる足の動かし方を学んだ。児童はビート板を使って、足 の裏で水を押し出す感覚を身に付けたり、手と足のタイミングを合わせたりす る練習を繰り返した。  泳法の研究者で、児童生徒の水泳学習にも詳しい金沢学院大スポーツ健康学 科講師の山脇あゆみさんによると、競泳の普及などで、学校教育では速く泳げ るクロールが平泳ぎよりも重要視される傾向にあるという。平泳ぎは水に浮か びやすく顔を水中につけなくても泳げるため、川や海などでも安全を確保しや すいことから、山脇さんは「安全水泳という面で積極的に平泳ぎを教える必要 がある」と指摘する。  池岸晃弘校長は「水泳に魅力を感じるきっかけとなり、平泳ぎに親しむ子が 増えてほしい」と述べ、来年以降も専門家による指導を続けたいとした。 〈04〉2015年07月10日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「マーニー」監督の米林さん夢語る 野々市中でラジオ公開収録  スタジオジブリの映画「思い出のマーニー」の監督を務めた米林宏昌さん (野々市市出身)は9日、母校の野々市中で心の教育推進協議会(事務局・県 教委)のラジオ番組「ハートフルいしかわ」の公開収録に臨んだ。  夢を持つことの大切さと題して講演し、1年生230人が聞いた。米林さん は「変わりたいと思っている人が変わることができる」と語った。美術部との 交流では即興でアニメの登場人物を描いた。講演はラジオかなざわ、こまつ、 ななおで9月12、26日の午前9時から30分放送される。 〈05〉2015年07月18日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎児童、学生で「公園造り」 野々市市御園小と石川高専が協力 意見出し合 い憩いの場に  野々市市御園小と石川高専が協力して「公園造り」に乗り出す。同小に隣接 するほとんど使われていない公園に砂場や池を造ったり遊具を置いたりして、 子どもをはじめ住民がくつろげる場とする。児童と高専生が意見を出し合い、 市に提言し、来年3月の着工を目指す。  公園は約900平方メートルで、中央に市章のモニュメントが設置されてい る。御園小が一部を畑に使っているほかはほとんど使われていない。  児童が運動能力を高め、地域住民と触れ合う場にしたいと、御園小が、全国 各地の保育施設の設計を手掛ける石川高専建築学科の西本雅人講師に依頼した。  西本さんとゼミ生が、御園小の教員や児童の意見を取り入れながら9月下旬 に最終案をまとめる。10月に3D化した図案を市に提出する。  40万円程度見込まれる資金は大学コンソーシアム石川の助成金を活用し、 不足分は児童がアルミ缶などを集め、賄う。草刈りや木の伐採など工事の下準 備には、児童や学生だけではなく保護者の参加も呼びかけ、手づくりの公園を 目指す。  児童や高専生は、一輪車を楽しむための丸太の設置や、円形の畑、ボルダリ ングを楽しめる遊具や水辺の整備などを考えている。公園で仲間と一緒に夢を 話し合った5年の松野日未来(ひびき)さんは「みんなで遊べる公園にしたい」 と完成を心待ちにした。  西本さんは「子どもたちの思いを取り入れた特色ある公園を目指したい」と 話した。 〈06〉2015年07月18日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎つばきの郷公園、野々市市で供用開始  野々市市は17日、市北西部土地区画整理事業区域(二日市町)に整備した 「つばきの郷(さと)公園」の供用を始めた。市の花木ツバキの種をモチーフ に造られた高さ10・4メートルの大型複合遊具で、親子連れが早速遊んだ。  公園の面積は約2・8ヘクタールで事業区域の北側に位置する。周囲には1 30種のツバキ260本が植えられた。  公園の西側に設置された大型遊具は、滑り台やはしご、展望台などを組み合 わせた遊具で、ツバキの種をイメージした屋根がついている。遊具の他に芝生 広場や休憩施設、調整池などの防災施設も備えられ、車63台が収容できる駐 車場が隣接して設けられた。 〈07〉2015年07月16日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市小4年生が初のキク栽培開始  野々市市野々市小のキクの栽培体験活動は15日、同校で始まり、4年生1 03人が苗の鉢植えを行った。  児童は、市菊花協会の中川修会長ら7人の指導を受けながら、肥料を混ぜた 土に高さ12センチほどの苗を植えた。今後、児童が協力して水やりなどの世 話をし、1本に三つの花を付けさせる「ダルマ作り」に仕立てる。キクは11 月に見頃を迎え、同1〜3日の展示会(本社後援)にも出品する。  栽培体験活動は市菊花協会の企画で、初めての取り組みとなった。 〈08〉2015年07月29日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ラジオ体操の参加児童を応援 野々市市の「褒美店」2倍に カルビ1皿サ ービス、貯金箱プレゼントなど  野々市市でラジオ体操に参加した児童に褒美を贈る「応援店」が昨年の倍近 くの60店に増えた。12回以上出席した児童は応援店で「カルビ1皿サービ ス」「貯金箱プレゼント」などの特典が受けられる。企画した市商工会と市子 ども会育成連絡協議会(市子連)は、健康な生活習慣が身につき、近所付き合 いも学ぶことができるラジオ体操の参加者がさらに増えることを期待している。     ラジオ体操に参加するごとにもらえる「のっティシール」をカードに貼って 店に提出すると、各店舗が褒美を渡す仕組みとなっている。昨年は商工会加盟 店35店が協力し、市内の児童約3千人のうち800人以上が褒美を受け取っ た。  「選ぶのが楽しみ」「少しくらいなら無理をしてでも行きたがるようになっ た」と児童や保護者から好評だったため、商工会などが今年も協力を呼び掛け たところ、コンビニ、ガソリンスタンドなどが新たに加わり、のっティはんこ やアメリカンドッグなどを提供する。28日、元気に体操した御園小6年の玉 村優星くんは「褒美選びが楽しみ。1日も休まずに参加したい」と話した。  市商工会と市子連は、褒美を出すことでラジオ体操への参加率を高め、子ど もの健全育成を目指すだけでなく、地域ぐるみで子どもを育てる意識を大人が 持つことも期待している。  商工会は、応援店に設置する縦1・8メートル、横60センチののぼり旗も 作った。 〈09〉2015年07月25日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ジャム作りで地域振興 県立大生、金沢工大生、富奥住民が協力 8月、野々 市市で開催  県立大、金沢工大生や地域住民らでつくる野々市市富奥地区の活性化を目指 すグループ「TOMITO(トミト)」と富奥公民館は8月22日、市富奥防 災コミュニティセンターで、ブドウやナシを収穫してジャムに加工する体験型 イベント(北國新聞社後援)を開催する。翠星高食品科学研究会や地元農家も 加わって地域振興の輪を広げる。  イベントでは、市内の親子連れが県立大農場で果実を収穫し、コミュニティ センター調理室で同研究会に教わってブドウのジャムを作る。昼食にはJAの のいちから提供を受けた野々市産の夏野菜を使ったカレーを振る舞う。  グループは県立大の果樹園芸学の高居恵愛准教授のゼミ生と、金沢工大建築 総合系プロジェクト「Toiro(トイロ)」、地域住民らで構成する。  今後は特産物の収穫時期に合わせたイベントなどの企画を行い、富奥特産の ヤーコンやキウイなどを活用した地域活性化を進める。  学生代表の岸裕也さん(金沢工大建築デザイン学科3年)は「いろんな人を 巻き込み、富奥の活性に取り組んでいきたい」と話した。 〈10〉2015年07月22日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎子ども集めて朝ご飯 地元産野菜、皆でおいしく 野々市市下林町内会  野々市市下林町内会は夏休み初日の21日から5日間、毎朝、下林会館で、 町内の児童を集めて朝食を出す。住民が提供した野々市産のコメや野菜を、祖 父母世代が中心となって調理し、地元食材のおいしさを教え、朝食を取る習慣 をつけさせる。初日は約80人が地元産のニンジンやダイコン、キャベツなど をふんだんに使った朝食を平らげた。  農業が盛んな下林地区は地域ぐるみで子どもを育てる意識が強い。夏休みは 親が出勤した後、子どもたちだけで気ままな朝食を取るケースもある。旬の地 物野菜とコメを中心とした栄養バランスに配慮した献立を朝に食べる喜びを教 えようと、町内会が朝食の提供を企画した。  通学路見守り隊「下林つくし会」などのメンバーが地元農家やJAののいち に食材の無償提供を呼び掛け、この日は町内の女性5人が午前5時すぎから調 理した。  児童はラジオ体操と定林寺での正信偈(しょうしんげ)の練習の後、下林会 館に集まって配膳などの準備を手伝った。旺盛な食欲で、目玉焼きやキャベツ のあえ物、野菜たっぷりのめった汁をもりもりと食べた。  ふるさとの農産物のおいしさを体験してほしいという思いから、地産地消を 献立のテーマとし、野々市産のコメや野菜にこだわる。山岸富明町内会長は 「朝ご飯の習慣だけでなく、協力して準備し、みんなで食べることでコミュニ ケーションを取り、社会のルールを学んでほしい」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  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