つばき134号     「つばきメール野々市」平成27年3月12日(第134号)                      毎月第2木曜日発行       ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市市 市民生活部 市民協働課            広報広聴担当    TEL 076-227-6056        FAX 076-227-6259             E-mail info@city.nonoichi.lg.jp    高齢者が気軽に集えるコミュニティカフェの開設を後押しする講座が2 月 7 日(土) に富奥防災コミュニティセンターで行われました。高齢化社会の実 情や全国の先進的な運営方法を学びつつ、“自分たちのカフェを開設するとし たら”をテーマに参加者33 人は個々のイメージを膨らませ、グループごと に意見を出し合いました。  講師の加茂谷慎治さんは「自分たちの居場所を作る気持ちで考えてみてく ださい」と呼びかけ、カフェの意義について話していました。講座は3 月中 旬までに全5 回行われ、参加者の意識の向上に一役買ったようでした。 <134号*メニュー> □4月の選挙を前に子どもたちが投票〜未来の有権者啓発事業 模擬投票などを通じ、政治・選挙について考えてもらおうと1 月26 日(月)に 野々市小学校、28 日(水)に布水中学校、30 日(金)に館野小学校で模擬市長選挙が 行われました。会場には本物の投票箱などが用意され、市選挙管理委員会からは、 車椅子用の記載台など誰もが投票しやすいように配慮されているとの説明がありました。  布水中では、学級会長の島彩乃さんが「一票がものすごく重たいことが分かった。 20 歳になったら必ず投票に行きたいです」と話していました。 □正しく使って楽しいねっと! 〜ICT メディアリテラシー講座&パソコンで缶バッジづくり 2 月7 日(土)、情報交流館カメリアで市内小学生を対象とした「ICT メディアリテラシ ー講座&パソコンで缶バッジづくり」が開催されました。授業ではマウス、キーボ ードの操作からはじまり、検索や地図ソフトの便利な使い方だけでなく、「無料ゲ ーム」の「課金」の仕組みなど、ネットに触れる上でのルールや注意点についても 学びました。最後にマウスで描いたマイ缶バッジづくり、みんな自分の大好きな キャラクターを胸につけ、教室を後にしました。 □埋蔵文化財講演会〜守護所富樫館の姿と加賀の城 2月14 日(土)、情報交流館カメリアで埋蔵文化財講演会が行われ、 奈良大学の千田嘉博学長が「守護所富樫館の姿と加賀の城」について語りました。 千田氏は他地域の館や守護所の様相を手掛かりに、富樫館の姿を紐解く形で分析・解説しました。 参加者81 人は非常に熱心に耳を傾け、スライドの写真を撮る人も見られました。 「富樫館のイメージが何となく解った」「講演とセットで見学もしてみたい」 などの声が寄せられ、野々市の歴史を考える有意義な時間となったようでした。 ---------------------------------------------------------------------- 01:回覧板に「ののいち流儀」 新年度から全54町会で「一声掛けてお隣へ」    3地域で先行実施 02:野々市市の魅力をスライドに  写真は大島さん、曲は源野さん 風景、   祭り… 市役所のモニターで放映  03:生徒目線で観光案内 野々市明倫高 3月の椿まつり、児童向けにツアー 04:獅子舞の囃子、旧家に響く 野々市市で冬祭り 技能継承へ2保存会 05:防災無線でじょんから節 野々市市、夏の夕に放送 28カ所にスピーカ   ー 06:市民劇団が熱演 野々市市で定期公演 07:ヤーコン焼酎、甘みまろやか JAののいちが販売へ 08:多彩に手作りひな人形 野々市公民館で展示 09:ヤーコンずし商品化 野々市倶楽部と翠星高、3月の椿まつりで披露 歯   応え良く、甘み生かす 10:野々市市のパンフに英語版 金沢工大生が作製、市に寄贈 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2015年02月08日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎回覧板に「ののいち流儀」 新年度から全54町会で「一声掛けてお隣へ」  3地域で先行実施  野々市市の全54町会で新年度、「ののいち流儀」と銘打ち、隣家に回覧板 を届ける際に一声掛ける運動がスタートする。都市化が進んだ市内で、近所同 士が助け合える地域づくりにつなげるため、回覧板に声掛けを呼び掛ける紙を 挟む。今年度は下林、矢作の2町会と太平寺3丁目の計3地域で先行実施され ており、「お隣さんと立ち話するきっかけになった」との声が出ている。  運動は、市社会福祉協議会と市などで2013年度から進めている協働プロ ジェクトの一環となる。プロジェクトのうち、あいさつや声掛けの推進を担当 するグループが、必ず隣家に届けなければならない回覧板に着目し、近所付き 合いを活性化させる道具に使うことにした。  先行して実施している3地域では、回覧板に「〜ののいち流儀〜ひと声かけ ておとなりへ」と記した縦8センチ、横20センチの紙を挟んでいる。紙には、 市キャラクター「のっティ」などの絵も添えられている。  協議会によると、3地域の住民からは「意識して隣に住む人と顔を合わせる ようになった」「回覧板を回す以外にも、あいさつをするようになった」と好 評だという。  協議会は新年度、紙に防水加工を施したりシールにして、市内全54町会に 配布することを計画している。このほか事業所向けに声掛けを促すステッカー も製作する予定で、今後、協力事業所を探す。 〈02〉2015年02月03日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市市の魅力をスライドに  写真は大島さん、曲は源野さん 風景、祭 り… 市役所のモニターで放映   野々市市内の風景や祭りなどを写真で紹介するスライドショーを、同市三納 2丁目の大島洋行さん(71)が完成させた。BGMには同市本町1丁目の源 野朗さん(61)が野々市をイメージして作詞作曲した曲「今住む街」を採用 し、今月から市役所玄関のモニターで放映されることになった。緩やかな曲調 に乗せて、市の見どころや魅力を伝える。  スライド作品は5分12秒で、大島さんが市制移行の2011年から撮りた めた写真のほか、市から提供を受けた写真から45枚を選んだ。「今住む街」 は季節によって変わる野々市の姿を歌詞にしており、夏祭りや秋の農作業など の写真が紹介される。  市職員に視聴してもらったところ、「歌も写真も野々市らしさが出ている」 と好評だったため、市役所の2カ所の玄関で流すことが決まった。  大島さんは昨年12月上旬にカフェで「今住む街」を偶然聞き、「野々市の イメージにぴったり合っている」と感じ、趣味の写真と組み合わせた作品の制 作を始めた。 ●「好きになって」  大島さんは第2弾の制作を計画しており「野々市を好きになるきっかけにな ってほしい」と期待を込めた。市社会福祉協議会などでつくる協働プロジェク トのメンバーとして、あいさつ運動などの写真を集めた作品も制作する。 〈03〉2015年02月21日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎生徒目線で観光案内 野々市明倫高 3月の椿まつり、児童向けにツアー  野々市明倫高ボランティア部の8人は、野々市椿まつり(北國新聞社後援) の初日である3月21日、旧北国街道の名所の観光案内を初めて行う。住民グ ループ「野々市魅力発見発信隊」が企画する小学生向けガイドツアーに合わせ た取り組みで、クイズやゲームを通して、高校生ならではの視点で旧家や神社 の魅力を伝える。 ●クイズ、ゲーム考案  ガイドツアーは中央公民館を発着点に実施される。生徒は、コースのうち国 重要文化財「喜多家」と布市神社の2カ所の観光案内を任された。  生徒は喜多家で、茶室の入り口が低い理由や、柱に掲げた木札の意味を問う クイズを出し、町家の構造や藩政期の商家の暮らしぶりを伝える。生徒は布市 神社では、境内に保管してある脇差しを探すゲームを考案中だという。  部長の森貫太君(2年)は「少しでも興味を持ってもらえるよう、子どもの 気持ちになって工夫していきたい」と意気込んだ。  野々市魅力発見発信隊は昨年6月、小学生のボランティアガイドを育てる目 的で、「ボランティアガイドののいち里まち倶楽部(くらぶ)」の有志によっ て結成された。ガイドツアーには、高校生の力を借りることにした。生徒は昨 年10月、同倶楽部のガイドツアーに参加するなどして勉強を重ねている。  ツアー当日は、昨年12月から研修を受けている小学生ガイドも加わる。 〈04〉2015年02月16日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎獅子舞の囃子、旧家に響く 野々市市で冬祭り 技能継承へ2保存会  野々市市本町3丁目の市文化財「旧魚住家」(市郷土資料館)で15日、獅 子舞の囃子(はやし)に焦点を当てたイベント「お囃子が集う!冬祭り」(北 國新聞社後援)が初めて開催された。冬の野々市を盛り上げるとともに演奏者 の技能継承を目的に企画され、住民ら約100人が生演奏やパネル討論を通し て囃子の魅力を味わった。  本町1丁目お囃子保存会と本町3丁目獅子舞保存会が出演した。祭りの映像 とともに、それぞれの団体が、地区で受け継がれている伝統の曲を太鼓や笛、 三味線でにぎやかに奏でた。  小学生ボランティアガイドの舌間響さん(菅原小6年)が10月の布市神社 の秋季例大祭で巡行する本町地区の獅子舞の特徴や歴史を紹介し、野々市じょ んからキッズが友情出演した。  パネル討論では、本町3丁目の保存会員らが2007年に生演奏を復活させ たことを挙げ、録音テープから各楽器の譜面を作り、定着させるまでの苦労を 語った。  イベントは演奏者に冬の発表の場を提供したいと本町3丁目の住民有志が企 画した。ほかの地域の囃子を招待し、毎年の開催を目指している。 〈05〉2015年02月14日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎防災無線でじょんから節 野々市市、夏の夕に放送 28カ所にスピーカー  野々市市は新年度から、4月に運用を始める防災行政無線で夏の夕方、市無 形民俗文化財「野々市じょんから節」のメロディーを放送する。楽器を笛や三 味線からハンドベルに変え、約40秒間の演奏に仕上げた。8月1、2日に開 かれる「じょんからまつり」(北國新聞社後援)の1カ月ほど前から市内全域 に流し、じょんからの里・野々市の夏を盛り上げる。  防災行政無線は、市内の拠点避難所や公共施設、公園など28カ所に設置し た屋外スピーカーから、地震発生時などに市内全域に情報を伝える。無線通信 機器も備え、万が一の場合には市の災害対策本部などと連絡を取り合える。  市は、市民に野々市じょんから節への愛着を深めてもらおうと、毎日午後5 時ごろに音楽を流す定時放送を、活用することにした。夏以外は童謡「夕焼け 小焼け」を放送する。  じょんからまつりは、市文化会館フォルテ周辺で開かれる。7月から、まつ り当日まで、野々市じょんから節のメロディーが放送される。  野々市じょんから節保存会によると、じょんから節は室町時代から本町地区 で祭りの際に踊られていた。ほかの地域のじょんから節と比べ、ゆったりとし たリズムで、哀調を帯びた雰囲気が特徴という。 〈06〉2015年02月12日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市民劇団が熱演 野々市市で定期公演  野々市市民劇団「劇団nono」の第6回定期公演(本社後援)は11日、 市文化会館フォルテで行われ、団員12人の熱演が来場者を楽しませた。  劇は「広くてすてきな宇宙じゃないか」の脚本を野々市の地名などを加えて アレンジした。おばあちゃんの姿をしたロボットが母親のいない家族の中に打 ち解けていく物語で、団員は歌やダンスを織り交ぜた舞台を繰り広げ、劇団の テーマソング「約束」で締めくくった。 〈07〉2015年03月05日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ヤーコン焼酎、甘みまろやか JAののいちが販売へ  JAののいちは、野々市市特産のヤーコンを使った焼酎を完成させた。3月 21日の「ののいち椿まつり」(本社後援)でお披露目し、JR金沢駅やスー パーなどで販売してヤーコンの特産化を推進する。  焼酎は「うまいがいね」と名付け、ヤーコン本来のまろやかな甘みが特徴と なっている。720ミリリットルの税込み1598円で、今季は1千本を用意 した。  生産者でつくる「野々市ヤーコン倶楽部(くらぶ)」などがヤーコンの特産 化を進めているが、収穫時期が10月下旬から12月上旬で長期保存できない ことが課題だった。同JAが年間を通じて魅力を発信するため、加工商品を開 発した。 〈08〉2015年03月03日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎多彩に手作りひな人形 野々市公民館で展示  野々市公民館の「我が家の手作りひな人形展」(北國新聞社後援)は、市中 央公民館で始まり、市民らが古布や紙などで手作りしたひな祭りにちなんだ作 品を寄せた。  折り紙や手芸、絵手紙が玄関ロビーのひな壇に並び、つるしびなや短歌を書 いた色紙も飾られた。作品展は7年目で、今年は約80点が集まった。3月末 まで。 〈09〉2015年02月28日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ヤーコンずし商品化 野々市倶楽部と翠星高、3月の椿まつりで披露 歯応 え良く、甘み生かす  野々市市の特産ヤーコンの生産者でつくる「野々市ヤーコン倶楽部(くらぶ) 」と翠星高食品科学研究会は、「ヤーコンずし」を商品化する。郷土料理「大 根ずし」のダイコンの代わりに、より歯応えの良いヤーコンを使い、素材の甘 みを生かした味わいとした。「ヤーこんにちは寿司翠星」と名付け、3月21、 22日の「ののいち椿まつり」(北國新聞社後援)でお披露目する。  27日は、倶楽部の女性部員や生徒らが仕込み作業を行い、あらかじめ塩漬 けして長方形に切ったヤーコンを、サバやニンジンなどと一緒にパックに入れ、 甘酒やこうじで漬けた。3日ほど熟成 させて、完成する。研究会によると、冷凍保存しても味が落ちず、長持ちする という。  椿まつりでは、ヤーコンずしや、ヤーコンを素材にしたジャムを販売する。 ヤーコンずしは1パック約250グラムで税込み500円となっている。  研究会は2009年に市から要望を受け、ヤーコンを使った料理、加工品作 りに取り組んできた。ヤーコンずしは昨年3月の椿まつりの試食会で好評を得 たため、研究会として第1号となる商品化を決めた。  今後、イベントなどの際に販売していく。翠星高1年の岩見拓海君は「観光 名物となるように売り込んでいきたい」と意気込んだ。 〈10〉2015年02月28日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市市のパンフに英語版 金沢工大生が作製、市に寄贈  金沢工大の学生プロジェクトチームは、ごみ分別表やバス時刻表など野々市 市発行のパンフレット3種類の英語版を作製した。27日、学生が市役所を訪 れ、粟貴章市長に寄贈した。  パンフレットは「家庭ごみ分別表」「コミュニティバスのっティ時刻表」 「スポーツガイドののいち」で、市役所などに各300部を置く。英語に興味 のある学生8人が、市内在住の外国人に聞き取り調査し、市のパンフレットか ら英訳する必要性が高いものを選んだ。英訳では、外国人の教員らから助言を 受けた。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 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