「つばきメール野々市」平成27年2月12日(第133号)                         毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市市 市民生活部 市民協働課            広報広聴担当 TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6259          E-mail info@city.nonoichi.lg.jp   1月14 日(水)からの毎週水曜日に計6回にわたり、市民体育館で男の筋トレ クラブが行われています。これは身体を動かす機会が減っている65 〜 74 歳 の男性を対象に、トレーニングマシンや軽運動を通して、筋トレの仕方を学 び自身の健康管理に役立ててもらおうと行われたものです。参加した8人は インストラクターの指導のもと、トレーニングマシンを使って広背筋や上腕二 頭筋を鍛えたり、スクワットや腕立て伏せを行ったりして、基礎体力の向上に 努めました。参加者は一同に「思ったよりきつかった」と話し、筋トレは日ごろの 運動不足解消に一役買ったようでした。 <133号*メニュー> □児童の社会を観る力を養う〜3児童館+消費生活センター合同社会見学  12 月25 日(木)、中央・本町・押野の3児童館と市消費生活センターが合同で、 社会見学を開催しました。 日本銀行金沢支店では、模擬券で1億円の重さを体験。あまりの重たさに持ち上 げられない姿がたくさん見られました。このあと、(独)製品評価技術基盤機構 を見学し、ストーブの前でスプレー缶の使用は絶対にしないことや湯たんぽや電 気あんか使用時に低温やけどをしないように注意することなどを学びました。 □市女性協議会と市長が共に市を考える〜新春市長と語ろう  1月13 日(火)情報交流館カメリアで、市女性協議会の会員が粟市長を囲み、安 心して暮らせる住みよいまちづくりを目指して話し合いました。女性の視点から 市政へ協力する目的で開催され、市政に関する意見が飛び交いました。「子ども に人気のあるのっティを、もっとPR できないか?」という意見に対し市長は 「のっティというキャラクターは誰でも使えるので、皆さん、のっティを使って 色々なものを生み出し、どんどん活用してください」と答えました。 □書道の上達を願って〜市内小学生書き初め展  市内7 つの小中学校の児童生徒の作品を一堂に集めた書き初め展が1 月16 日(金)〜 22 日(木)に情報交流館カメリアで開かれました。  会場には「創造する心」「無限の可能性」と新年にあたり、心を新たに意欲的 に書きあげた作品が並んでいました。また、訪れた人たちは「みんな上手だね」 「これ、友達のだよ」などと話しながら小学生らしい伸び伸びとした作品や、 中学生の見応えのある作品など子どもたちが書いた力作に見入っていました。 □北國新聞「野々市ニュース」 ---------------------------------------------------------------------- 01:遺品の「ツバキ」披露 3月の野々市椿まつり 山口さん収集のグッズ展   示 02:生徒の献立、給食に 野々市中の寺島君考案 県コンクール最優秀賞 03:児童がわら縄作り 野々市市の押野公民館 04:ヒョウタンで民話のジオラマ 野々市市の5児童館 工作楽しみ郷土に関   心 05:サクラの苗木、贈り続け600本 野々市市の塩田さん 接ぎ木を町内会   や寺に 「各地で花開くとうれしい」 06:春を詠んだ漢詩や百人一首の書展示 野々市市美術文化協会 07:スマホで「広報野々市」閲覧 市が配信、県内2例目 08:野々市市の魅力をスライドに  写真は大島さん、曲は源野さん 風景、   祭り… 市役所のモニターで放映  09:市の花木ツバキを遊具に 野々市市 種をイメージ、7月供用 10:竹製の鳥かご、「入り母屋造り」で仕上げる 野々市市の大工、田中さん    高さ80センチ、精巧に竹組み立て ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2015年01月04日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎遺品の「ツバキ」披露 3月の野々市椿まつり 山口さん収集のグッズ展示  ツバキ研究家で、昨年1月に95歳で亡くなった山口湛夫(ただお)さん= 白山市荒屋町=遺品が3月21、22日の野々市椿まつり(北國新聞社後援) で初めて披露される。幹で作った山中塗りの茶わんや、花をあしらったあんど ん、こけしなど、ツバキに関する品物ばかりで、山口さんが開発した新品種の 写真も飾られる。まつり実行委は今後も山口さんの多彩なツバキグッズを披露 していく予定で、ツバキの里野々市を発信する。  展示されるのは、山口さんが約40年にわたって収集したツバキグッズから 選んだ約50点で、山口さんが職人に依頼して作った茶わんや旅行先で購入し た土産物などとなる。  パネル展示では、品種開発に貢献した山口さんの生涯を紹介する文を付ける。 黄色の花を付ける品種として全国的に注目を集めた「初(しょ)黄(こう)」、 茶室に飾る生け花用として人気が高い「秀成(しゅうせい)」などの写真を並 べる。  山口さんの三女で大学教員の下村有子さんが昨年夏ごろ、山口さんが丹精し たツバキを市に寄贈したことがきっかけで、山口さんが数多くのグッズを持っ ていることが分かった。まつり実行委によると、家具や生活用品のほか、絵画、 沈金、染色作品など種類は多彩で、実行委が「珍しい品を展示し、イベント盛 り上げにつなげたい」として依頼した。  下村さんは「父はツバキでお金もうけはしなかった。ツバキが好きな人が楽 しんでくれるのは、父もうれしいと思う」と話し、内村栄一実行委員長は「山 口さんの遺志をしっかりと受け継げるように展示したい」と話した。 〈02〉2015年01月09日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎生徒の献立、給食に 野々市中の寺島君考案 県コンクール最優秀賞  野々市市内の2中学校で28日、野々市中1年の寺島惇平君によって考案さ れたメニューが、給食で提供される。昨年、県教委が主催した中学生学校給食 コンクールで最優秀賞に選ばれたメニューで、加賀野菜など石川の食材がふん だんに使われている。  献立は、加賀野菜の「加賀れんこん」「沢野ごぼう」をご飯に混ぜ込んだ 「加賀能登たっぷり炊き込みGO飯」、ハタハタを「米飴」で甘く煮た「UN MAI煮」などの和食4品。当日、給食時間に校内放送で食材が説明される。  給食にすることを提案した端保千春栄養教諭は「身近な食材も、その良さを 生かしている。名前のセンスもいい」と評価した。寺島君は「実際に食べられ るのが楽しみ」と話した。 〈03〉2015年01月24日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎児童がわら縄作り 野々市市の押野公民館  野々市市押野公民館で23日、工作教室「わら工作の会」が開かれ、館野小 5年生78人がわら縄をなう作業を体験し、昔ながらの手仕事に親しんだ。  児童は、地元農家ら10人の手ほどきを受けながら、先端を結んだ稲わらを 手のひらでねじって縄を仕上げた。「わらじ」「深靴」などの稲わらで作った 道具も展示され、児童は、かつての農家の暮らしに思いをはせた。 〈04〉2015年01月20日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ヒョウタンで民話のジオラマ 野々市市の5児童館 工作楽しみ郷土に関心  野々市市内の5児童館が、ヒョウタン細工で地元に伝わる民話の一場面を表 したジオラマ作りに取り組んでいる。子どもたちは県愛瓢(あいひょう)会長 の中薮孫次さん(78)=同市押野3丁目=から指導を受けて工作を楽しんで おり、各館では郷土に関心を持つきっかけにしてもらう。  ジオラマは、大きな石をまつって村に御利益をもたらした「石の上のご膳」 (中央児童館)、白ギツネを退治する「白狐と五郎兵衛」(つばきの郷児童館) など、それぞれの地域に伝わる民話を題材としている。  児童は約1メートル四方の台座に、くりぬいて加工したり、絵を描いたりし たヒョウタンを並べ、人や背景などを表現した。材料のヒョウタンは6種類あ り、大きさや形状はさまざま。直径80センチのヒョウタンを使った作品もあ る。  中薮さんもヒョウタンの魅力を伝えたいと意気込んでいる。自宅近くの畑で 育てた約300個を5館に提供し、子どもたちに透かし彫りなどの加工法を教 えている。  中薮さんが3年前、当時押野児童館職員だった北川玉実中央児童館長にヒョ ウタン細工の指導を申し出たことがきっかけとなり、各館に活動が広がった。  完成したジオラマは2月14、15日に野々市市文化会館フォルテで開かれ る県愛瓢会展示会(北國新聞社後援)で披露される。富陽小3年の濱口日菜 (ひな)さんは「とても難しいけれど、完成が待ち遠しい」と笑顔を見せ、中 薮さんは「子どもの想像力を生かした作品ができるのが楽しみです」と話した。 〈05〉2015年01月16日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎サクラの苗木、贈り続け600本 野々市市の塩田さん 接ぎ木を町内会や 寺に 「各地で花開くとうれしい」  野々市市住吉町2丁目の塩田卓(すぐる)さん(73)は2008年から、 自ら接ぎ木したサクラの苗木の寄贈を続けている。市内外の町内会や寺など団 体、個人に対し、これまでに計613本を贈った。8年目となる今年も苗木約 200本を育てており、「子どものように育てたサクラが、各地で立派に花開 くことがうれしい」と世話を楽しんでいる。  塩田さんは02年から、趣味としてサクラの育成を始め、08年から苗木作 りに取り組んでいる。花の観賞よりも、珍しいサクラを枝から育てることがで きる接ぎ木の作業に魅力を感じるとし、「芽がびゅんびゅん伸びていくのが楽 しい」と話す。数多くある接ぎ木法を工夫したり、接ぎ木の成功率を記録した りして楽しんでいるという。  苗木の育成は毎年11月末ごろ、山から拾ってきた種を自宅近くの畑にまい て開始される。翌年9月に、種から育った苗木の根元に切り込みを入れ、別の サクラから採取した枝を接ぎ木し、さらに翌年11月まで育てる。これまでに 10種類ほどのサクラの苗木を育てた。  塩田さんは、育てた苗木を多くの人に役立ててもらおうと、サクラで地域活 性化に取り組む団体や、欲しがる人を探しては、寄贈を申し出てきた。これま で穴水町の高野山真言宗来迎寺や、金沢市伏見台地区の有志でつくる「美しい 伏見台を創(つく)る会」などに贈ってきた。  毎年寄贈を受けている来迎寺の加波祐正(かばゆうせい)住職は「世話の方 法も教えてくれて、サクラへの情熱を感じる」と話す。  今年11月ごろの寄贈に向けて育てるサクラの苗木の受け入れ先は、まだ決 まっておらず、塩田さんは寄贈先を探している。塩田さんは「何十年後、何百 年後も各地で自分の育てたサクラが咲いていると思うと、うれしい」と笑顔を 見せた。 〈06〉2015年01月19日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎春を詠んだ漢詩や百人一首の書展示 野々市市美術文化協会  野々市市美術文化協会の書作品展「新春展」(北國新聞社後援)は、市情報 交流館カメリアで開かれ、同協会書グループの13人が流麗な書40点を並べ た。  春を詠んだ漢詩や百人一首、俳句などの作品が出展された。「京いろはかる た」の作品もテーブルに置かれ、来場者の目を引いた。20日まで。 〈07〉2015年02月04日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎スマホで「広報野々市」閲覧 市が配信、県内2例目  野々市市は、広報誌を閲覧できるスマートフォン、タブレット端末用の無料 アプリを導入し、電子書籍化した「広報野々市」の配信を始めた。市外在住の 出身者や、市内に多い大学生に気軽に読んでもらう狙いで、県内では七尾市に 続いて2例目となる。  アプリは自治体の広報誌などを閲覧できる「i広報誌」で、広告会社ホープ (福岡市)が開発した。気になったページはスクラップでき、市役所の各部署 の電話番号を掲載した「くらしの電話帳」も使える。ページごとの閲覧者数も 分かる。  2月号から配信しており、市は過去の号も閲覧できるよう調整している。 〈08〉2015年02月03日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市市の魅力をスライドに  写真は大島さん、曲は源野さん 風景、祭 り… 市役所のモニターで放映    野々市市内の風景や祭りなどを写真で紹介するスライドショーを、同市三納 2丁目の大島洋行さん(71)が完成させた。BGMには同市本町1丁目の源 野朗さん(61)が野々市をイメージして作詞作曲した曲「今住む街」を採用 し、今月から市役所玄関のモニターで放映されることになった。緩やかな曲調 に乗せて、市の見どころや魅力を伝える。  スライド作品は5分12秒で、大島さんが市制移行の2011年から撮りた めた写真のほか、市から提供を受けた写真から45枚を選んだ。「今住む街」 は季節によって変わる野々市の姿を歌詞にしており、夏祭りや秋の農作業など の写真が紹介される。  市職員に視聴してもらったところ、「歌も写真も野々市らしさが出ている」 と好評だったため、市役所の2カ所の玄関で流すことが決まった。  大島さんは昨年12月上旬にカフェで「今住む街」を偶然聞き、「野々市の イメージにぴったり合っている」と感じ、趣味の写真と組み合わせた作品の制 作を始めた。 ●「好きになって」  大島さんは第2弾の制作を計画しており「野々市を好きになるきっかけにな ってほしい」と期待を込めた。市社会福祉協議会などでつくる協働プロジェク トのメンバーとして、あいさつ運動などの写真を集めた作品も制作する。 〈09〉2015年01月30日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市の花木ツバキを遊具に 野々市市 種をイメージ、7月供用  野々市市の北西部土地区画整理事業地に整備される「つばきの郷(さと)公 園」で、市の花木ツバキの種をイメージした大型複合遊具が設置される。市は 整理事業の目玉の一つと位置づけており、7月下旬に公園の供用と、遊具の開 放を予定している。  遊具は高さ10・4メートル、幅最大16・5メートルで、滑り台やはしご、 展望台など14の遊具が、茶色のツバキの種と合わさったデザインとなってい る。遊具の所々に、ツバキの花や市キャラクター「のっティ」の絵があしらわ れている。  公園は事業地の北側に位置し、面積は2・9ヘクタールとなる。芝生広場や 大型休憩舎を備え、公園の西側に大型遊具を設置する。昨年10月上旬のコン ペティションでデザインを決めた。  総事業費は1620万円で、市都市計画課の担当者は「子どもの遊びの場だ けでなく、地域のシンボルとなってほしい」と話した。 〈10〉2015年01月27日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎竹製の鳥かご、「入り母屋造り」で仕上げる 野々市市の大工、田中さん  高さ80センチ、精巧に竹組み立て  野々市市新庄2丁目の大工田中博之さん(60)は、竹製の鳥かご作りに趣 味で取り組んでいる。大工の腕前を生かして約30年前から楽しんでおり、今 月には入り母屋造りの家をかたどった高さ約80センチ、幅と奥行き約90セ ンチの大作を仕上げた。鳥かごは「細部までよくできている」と近所で話題と なっており、田中さんは「いずれは日本の城を模した鳥かごを作りたい」と意 気込んでいる。  「入り母屋造り」の鳥かごは、山から切り出した竹を加工した竹ひご約50 0本を組み合わせた。鳥かご作りは畑仕事のない冬場限定で、昨冬から4カ月 ほどかけて完成させた。 ●飛行機や神社も  「大の鳥好き」という田中さんは約30年前、大工の腕を磨くことも兼ねて 鳥かご作りを始めた。設計図と定規はほとんど使わず、屋根や玄関など部品ご とに制作し、プラモデルのように組み立てていく。継ぎ目がほとんど見えない こだわりようで、これまでに飛行機や神社を模した大作を作ってきた。  田中さんは制作過程に魅力を感じており、人前に披露することはほとんどな いが、3年前、能登町の公民館文化祭で展示したところ、精巧な作りで好評を 博した。  毎年1、2個作る鳥かごは、友人に贈ったりして手元にないという。  田中さんは「城の鳥かごを作るにはまだまだ腕が足りないが、いずれは誰も が驚く大作を完成させたい」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市市や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   野々市市のホームページ  http://www.city.nonoichi.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------