つばき132号 「つばきメール野々市」平成27年1月8日(第132号)                        毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市市 市民生活部 市民協働課            広報広聴担当                TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6259          E-mail info@city.nonoichi.lg.jp   市と金沢工業大学は11 月15 日(土)に金沢工業大学で連携協定締結10 周年記念事業を開催しました。 記念式典には関係者約100 人が集まり、10 年の連携事業を振り返るとともに、 現在、産学官民が連携して防災減災に取り組んでいるプロジェクトを報告し、 今後も関係を強化していくことを誓いました。 また、市民協働をテーマにしたタウンミーティングも行われ、 協働のまちづくりを実践している団体から活動が紹介されたあと、活発な意見交換が行われました。 <132号*メニュー> □収穫の秋、キウイ畑で汗を流す〜市特産品キウイフルーツの収穫  市特産品キウイフルーツの収穫が11 月中旬から下旬にかけて行われました。 今年は収穫時期直前の台風や悪天候が心配されましたが、被害は少なく、 また例年より大ぶりに育った実がたくさん見られました。  上林に住む小林さんは「甘さや品質の良いものがたくさん収穫できた」と笑顔で話していました。  収穫されたキウイは直売所で販売するほか、野々市キウイワイン″や野々市キウイビネガー″などの加工品用に出荷される予定です。 □ジャズの音色に包まれて〜BIG APPLE in Nonoichi ジャズの祭典「BIG APPLE」が11 月23 日(日)に文化会館フォルテで開催されました。  20 年目の今年はトランペット奏者のジョン・ファディスさんはじめ、 ドラムのデビッド・ヘイゼルタインさん、ピアノのディオン・バーソンさん、 ベースの北川潔さん、ギターの井上智さんらが出演し、全国から駆けつけた ジャズ愛好家たちで会場は熱気に包まれていました。  出演者は21 日(金)に菅原小学校を訪問したほか、22 日(土)には一般向けのワー クショップ&クリニックを行い、野々市にジャズの風を吹き込みました。 □みんながつながることが、防災の第一歩!〜市防災講演会  11 月27 日(木)、文化会館フォルテで市防災講演会が開かれました。 仙台市片平地区連合町内会長の今野均氏が東日本大震災での片平地区の取り組みについて話しました。 避難所の話では「地域の避難者だけでなく1万人以上の帰宅困難者が詰めかけ、マニュアル通りにはいかなかった」 「要援護者に未登録の人にも見守り活動が必要だと感じた」などと話しました。 実際に経験した人のみが知る貴重な話に、参加者たちは真剣に耳を傾けていました。 ---------------------------------------------------------------------- 01:小中学生の保護者がネット教育学ぶ 野々市市PTA連合会などが研修会 02:ガイドの心構え説く 野々市市で養成講座始まる 03:野々市市に小学生ガイド 来年3月、椿まつりでデビュー 地元グループ   が育成開始 04:野々市市特産のキウイ酢、金沢工大生がPR 1月13日から学食に登場    消費拡大策を考案へ 05:野々市市の小中学生が紙で「宇宙服」作る コズミックカレッジ 06:2017年秋開設の図書館像を議論 野々市市フォーラム 07:演奏会で聴衆を魅了 金沢工大吹奏楽部 08:野々市観光物産協会が発足 会長に魚住氏 東京で特産品をPR 09:特産キウイの栽培指導 JAののいちが苗木配布 生産増へ、棚の設置か   ら収穫まで 10:昔ながらの福俵作り 野々市市の山田さん 市役所、JAに展示 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2014年12月07日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小中学生の保護者がネット教育学ぶ 野々市市PTA連合会などが研修会  野々市市PTA連合会などの指導者・青少年研修会は6日、市文化会館フォ ルテで開かれ、小中学生の保護者ら約160人が家庭での適切なネット教育に ついて学んだ。  ぐんま子どもセーフネット活動委員会の飯塚秀伯委員長が講演し、「家庭で のルール決めやフィルタリングなど、親が介入する必要がある」と話した。の のいちっ子を育てる市民会議、市青少年メディア対策連絡協議会が共催した。 〈02〉2014年12月14日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ガイドの心構え説く 野々市市で養成講座始まる  野々市市「里まち」ガイドの第5期養成講座は12日、市役所で始まり、学 生ら18人が受講した。  同市と「ボランティアガイドののいち里まち倶楽(くら)部(ぶ)」が開い た。倶楽部の帆(ほ)苅(かり)宏典(ひろみち)会長があいさつし、金沢観 光ボランティアガイド「まいどさん」代表幹事の芳野哲夫さんがガイドの役割 や心構えを説き、「おもてなしの心を磨くには、自分自身を磨くことが大切だ」 と話した。講座は3月までに計9回開かれる。 〈03〉2014年12月14日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市市に小学生ガイド 来年3月、椿まつりでデビュー 地元グループが 育成開始  野々市市のボランティアグループ「野々市魅力発見発信隊」は、小学生ボラ ンティアガイドの育成事業を始めた。児童が野々市の名所を見学して郷土史家 らから学んだ内容を、子どもならではの新鮮な視点で観光客や住民に紹介する ことで、発信力を強化したい考え。当面は旧北国街道を対象に勉強会を重ね、 来年3月21、22日の野々市椿まつり(北國新聞社後援)に合わせてガイド ツアーを実施してデビューを飾る。  13日、第一期生の児童8人がガイドを学ぶ一環として国重要文化財「喜多 家」を訪れた。当主の喜多敬次さん(64)の案内で、いろりに模様を描く 「灰形」など同家独特の風習のほか、加賀藩の歴史や町家の特徴を学んだ。全 員が初めての訪問で、「土間と部屋の天井の高さが違う」などと質問し、藩政 期の家具や庭をカメラに収めた。  菅原小6年の舌間響さんは「初めて見るものが多くてわくわくした。観光客 にうまく伝えたい」と話した。  魅力発見発信隊のメンバーは「ボランティアガイドののいち里まち倶楽部 (くらぶ)」の有志5人。児童ガイドを育成しようと6月に隊を結成し、市の 提案型協働事業の採択を受けて活動している。  市内の子どもたちが市外の人に野々市の見どころを商業施設と答えていたこ とにメンバーの一人が驚き、地域の歴史文化を学んでほしいと児童ガイドを発 案した。観光客に野々市をアピールするだけでなく、ガイドに「ふるさと愛」 を育んでもらうことも目的としている。  今後、イベントなどに合わせて児童ガイドツアーを企画し、参加者を募る。 代表の上野弘子さん(73)は「子どもたちの新鮮な視点を地域振興にうまく つなげたい」と話した。 〈04〉2014年12月23日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市市特産のキウイ酢、金沢工大生がPR 1月13日から学食に登場  消費拡大策を考案へ  金沢工大情報フロンティア学部の2年生6人が野々市市特産のキウイ酢「キ ウイビネガー」の消費拡大に乗り出す。県外出身者が約8割を占める全学生約 7300人に売り込むため、扇が丘キャンパスの食堂でキウイ酢の特別メニュ ーを提供し、手作り広告などで地元の特産品の知名度アップを図る。学生アン ケートの結果を生かして消費拡大策を考え、1月末にJAののいちに提案する。  扇が丘キャンパスの食堂「La TERRA(ラ テラ)」では1月13日 から、キウイ酢を使ったサラダドレッシングと、いなりずしを特別メニューと して提供する。券売機や掲示板には手作りのポスターを張り出し、テーブルに も「野々市の底力を感じて」「頑張る人のためのビネガー」などと書いたポッ プ広告を置く。ポップ広告にはJAののいちの注文サイトにつながるQRコー ド(2次元バーコード)も記した。  学生6人は、石原正彦准教授と松林賢司教授の指導を受け、地域課題の解決 を探る授業の一環として取り組んでいる。10〜12月に市内で認知度調査の ためアンケートを実施したが、キウイ酢を販売しているスーパーの客で約3割 が知っており、金沢工大で知っていると答えた学生はいなかった。  調査結果で学生は、爽やかな香りの商品価値は高いが、実際に触れる機会が なく、県外へのPR不足が課題と考えた。スーパーなどで宣伝する案も出たが、 県外出身の学生に帰省の際の土産として買ってもらうことが効果的という結論 にたどり着いた。  県外への販路がほとんどない同JAに提案したところ、キウイ酢約2リット ルの提供を受けた。  石原准教授は「学生の視点と行動力で、地域振興につなげればうれしい」と 話し、メディア情報学科の加藤壮馬さんは「ほとんどの学生が知らない商品な ので、まずは魅力を伝えたい」と意気込んだ。 〈05〉2014年12月22日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市市の小中学生が紙で「宇宙服」作る コズミックカレッジ  宇宙航空研究開発機構(JAXA)と野々市市情報文化振興財団のコズミッ クカレッジは21日、市情報交流館カメリアで開かれ、小中学生約60人が工 作や実験を通して宇宙に親しんだ。  小学校低学年は、植物の種が飛ぶ仕組みを学んだ。小学校高学年と中学生は、 紙やクリアファイルを素材に「宇宙服」を作り、着て楽しんだ。金沢工大生ら が手伝った。 〈06〉2014年12月21日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎2017年秋開設の図書館像を議論 野々市市フォーラム  野々市市の「新図書館を考えるフォーラム」は20日、市情報交流館カメリ アで開かれ、市民ら約90人が2017年秋に開設を予定する新図書館のあり 方について理解を深めた。  愛知工業大工学部の中井孝幸准教授が基調講演し、各地の公共、大学図書館 の特徴などを紹介した。  討論会では、富大地域連携推進機構生涯学習部門の藤田公仁子教授がコーデ ィネーターを務め、公民館長や図書ボランティア、子育てをしている利用者ら が理想とする図書館像について意見を交わした。 〈07〉2014年12月20日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎演奏会で聴衆を魅了 金沢工大吹奏楽部  金沢工大吹奏楽部の第26回定期演奏会(本社後援)は、野々市市文化会館 フォルテで開かれ、部員52人が迫力ある演奏で来場者約100人を魅了した。  クラシック、映画、ポップスの3部で構成され、アニメ映画「アナと雪の女 王」のメドレーや演歌メドレーなど多彩な演目で会場を沸かせた。 〈08〉2014年12月19日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市観光物産協会が発足 会長に魚住氏 東京で特産品をPR  野々市市観光物産協会の設立総会は18日、市情報交流館カメリアで開かれ、 約100人が特産品の開発やPR活動、観光振興へ決意を新たにした。  会長に魚住正栄市商工会長が選ばれ、「観光資源が少ないといわれるが、多 くの人が集まる野々市の魅力を発信していきたい」とあいさつした。粟貴章市 長らが祝辞を贈った。  協会は今年度、東京・銀座の県アンテナ店「いしかわ百万石物語・江戸本店」 や、来年3月の野々市椿まつり(本社後援)で特産品のPR活動を展開する。 今後、観光などの専門部会を設ける。  国際ビジネス学院の大薮多可志学院長が記念講演し、北陸新幹線金沢開業に 向けた野々市の観光振興について語った。会長を除く主な役員は次の通り。  ▽顧問 粟貴章、平野政昭、吉田修、徳野光春▽副会長 西村信夫、佛田利 弘 〈09〉2014年12月26日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎特産キウイの栽培指導 JAののいちが苗木配布 生産増へ、棚の設置から 収穫まで  JAののいちは、生産量がピーク時の約20分の1にまで減少した野々市市 特産キウイの生産増を図るため、新たに農家の支援事業を始めた。苗木の配布 やキウイ棚の設置、3年かかる収穫までの栽培指導などを、農家にとって軽い 負担でJAが担う。ワインや酢など販売が好調なキウイ加工品の原料や、めっ きり減った生食用出荷量の増加を図る。  事業では、希望する組合員に対し、加工用に適した品種「ヘイワード」の苗 木2本を配る。JA職員が高さ1・8メートル、5メートル四方の栽培用の棚 を、鉄パイプで組み立てて作る。キウイは剪(せん)定(てい)や受粉など手 間がかかり、育てるのが難しいため、JAキウイフルーツ部会員の協力を得て、 栽培方法を指導する。組合員の負担は1万円とした。  同JAによると、市内のキウイ栽培はコメの生産調整を受け、1977(昭 和52)年に始まった。年間の生産量はピークの90年の約190トンを境に 激減し、昨年は10トンに満たなかった。農家は38軒から8軒までに減り、 平均年齢70歳前後と高齢化が進んでいる。  同JAや市などは91年にワイン、昨年には酢「キウイビネガー」を開発し て市内外に売り出した。原料の生産量は減っているものの、加工品販売は好評 を得ているため、キウイを加工用に回して生食用の出荷量を減らす状況が続い ていたという。  この状況を打破するため、同JAは専業農家だけでなく、気軽にキウイ栽培 を始めてもらえる新事業として、11月から受け付けを開始した。締め切りは 来年6月末までで、すでに農家13軒が名乗りを挙げている。  北川優(まさる)営農経済部長は「長年厳しい状況が続いていたが、気軽に キウイを育てる土壌を作り、特産化を後押ししたい」と話した。 〈10〉2014年12月26日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎昔ながらの福俵作り 野々市市の山田さん 市役所、JAに展示  野々市市三納2丁目の山田清司さん(77)は正月の縁起物「福俵」6組を 完成させた。年末年始には、市役所やJAののいちに飾る。  山田さんは11月下旬から作業を始め、計21個作った。妻深雪さん(74) と協力し、稲わらを手で丁寧で編み込み、精米やもみがらを詰め、「賀正」な どと書かれた木札を取り付けた。  山田さんは2007(平成19)年から町役場、市役所に門松の寄贈を続け ていたが、昔ながらの風習を若い人にも知ってもらいたいと昨年から福俵に変 えた。1俵仕上げるのに約1時間半かかるという。山田さんは「正月気分を味 わってもらえればうれしい」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市町や北國新聞社のホー ムページから行うことができます。   野々市市のホームページ  http://www.city.nonoichi.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------