つばき131号       「つばきメール野々市」平成26年12月11日(第131号)                     毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市市 市民生活部 市民協働課          広報広聴担当                TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6259          E-mail info@city.nonoichi.lg.jp   11 月14 日(金)イオンタウン鰍ィよびマックスバリュ北陸鰍ニ災害時における支援協力 に関する協力協定が締結されました。  これは、大規模災害が発生した場合に、イオンタウン野々市店およびマックスバリュ 野々市店を一時的な避難場所とするもので、また水道水、トイレ、食料や生活物資に ついても提供を受け、災害時の物資の不足にも備えるものです。  粟市長は「市民の安全安心につながる心強い協定を結ぶことが出来た」と話しました。 <131号*メニュー> □適正な食事量、知っていますか?〜のっティ食堂  11 月7日(金)、保健センターでのっティ食堂が開かれ、参加者17 人が食について学びま した。食生活改善推進員主催のもと、今回は「塩分を摂りすぎるとどうなる?」「1日 何をどのくらい食べたらいいの?」をテーマに講義を受けました。  講師の林典子さんは「身体を大事に使うため、塩分の摂りすぎに気をつけましょう」 と話しました。講義後には適正な量の食事を実際に皆で食べ、参加者たちは味わいな がら学びを深めている様子でした。 □一人で抱え込まず気軽に相談を!〜認知症カフェ「イエローカフェ」の開設  市では、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりの一環として、認知症カフェの 立ち上げ支援を実施しています。11 月9 日(日)に市初の認知症カフェ「イエローカフェ」が 柳町のイエロガーデン金沢白山で開設されました。  認知症の利用者もスタッフとして働き、認知症の症状の改善を図ると同時に、認知症の 人や地域の人が気軽に相談したり、集える場所となるよう運営されます。 □防火意識の普及啓発を推進する〜秋季火災予防運動(11 月9 日〜 15 日)  秋の火災予防運動に合わせて11 月9 日(日)、市消防団員と野々市消防署員による防火パレー ドが行われ、消防車両が市内を巡回し、火災予防を呼びかけました。  野々市消防署前で行われた出発式で粟市長は「暖房器具の使用が増える時期。注意を呼び かけ、5 万市民の安全安心に努めて欲しい」とあいさつしました。  その後、消防団第1 〜 4 分団は消火栓や防火水槽の消防水利点検を実施し、第5 分団は ひとり暮らし高齢者宅を消防署員と一緒に防火訪問しました。 ---------------------------------------------------------------------- 01:ふるさと駅伝の出場選手団を激励 野々市市で壮行会 02:協定10周年、連携強化へ 野々市市と金沢工大の事業 03:中国・深せん訪問団、市長に帰国報告 野々市市の児童12   人 04:大きさ良し、味も上々 特産のキウイ収穫が最盛期 野々市市 05:野々市市の「忍術」、英国人が本に 加賀藩お抱え流派の「無拍子流」    クミンズさん、2年後の出版目指す 06:寄贈のツバキ、全国に披露へ 野々市市 研究家山口さんの遺志継ぐ 新   品種など120種、265本 07:野々市市のガイド、市内の北国街道を散策 08:富奥防災センター完成 野々市市 学生が休憩所をデザイン 09:中学2年生459人、志立て努力誓う 野々市市立志式 10:街灯の数や位置、一目で 野々市市の団体、防犯へウェブサイト制作 市   や町内会の情報共有、故障にも対応 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2014年11月17日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ふるさと駅伝の出場選手団を激励 野々市市で壮行会  24日に加賀市で 開かれる第12回県市町対抗ふるさと駅伝(同駅伝実行委、 本社、テレビ金沢主催)に出場する野々市市選手団の壮行会は16日、市役所 で開かれ、選手6人が健闘を誓った。  坂本光寿市スポーツ振興課長が「上位入賞を期待している」と激励し、尾山 台高1年の杉田枝穂(しほ)さんが「練習の成果を発揮できるよう精いっぱい 走ります」と決意表明した。選手は本番のコースを試走した。 〈02〉2014年11月16日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎協定10周年、連携強化へ 野々市市と金沢工大の事業  野々市市と金沢工大は15日、同大で連携協定締結10周年記念事業を開い た。参加者約100人が防災や地域振興の取り組みを振り返り、関係強化を誓 った。  記念対談では、粟貴章市長市長が「学生の柔軟な発想を取り入れ、野々市の 振興に生かしていきたい。金沢工大は野々市の発展に欠かせない」と話し、石 川憲一学長は「地域住民にとっても学びの場となるように、連係を密にしてい きたい」と語った。  事例紹介では、行政、町内会、大学、企業が連携して野々市の防災減災に取 り組むプロジェクトが報告された。タウンミーティングでは、市民団体などが 活動報告した。  協定に基づき、これまで、防災マップの製作や市民カウンセラー養成などに 取り組んできた。 〈03〉2014年11月18日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎中国・深せん訪問団、市長に帰国報告 野々市市の児童12人  野々市市の中国・深せん小学教育交流訪問団の帰国報告会は1 7日、市情報交流館カメリアで開かれ、児童12人が4泊5日で学んだことを 語った。  児童は茶の作法の違いに驚き、ホスト家族に優しく接してもらった思い出を 振り返り、「中国文化を友達に伝えたい」「両国の距離を縮める架け橋になり たい」と話した。粟貴章市長は「感動した思いを持ち続けてほしい」と語った。  訪問では野々市小、御園小、菅原小の5、6年生が参加し、現地の小学校の 授業を受け、ホームステイした。 〈04〉2014年11月18日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎大きさ良し、味も上々 特産のキウイ収穫が最盛期 野々市市  野々市市特産のキウイフルーツの収穫が最盛期を迎えている。JAののいち キウイフルーツ部会長の吉村健(たけし)さん(73)=中林2丁目=は17 日、自宅近くの畑で、丸々と実ったキウイを一つずつ丁寧にもぎ取った。  今年は収穫時期直前の台風や悪天候の影響が心配されたが、傷が付いたり落 下したりするなどの被害は少なく、夏場の降雨量が多かったことで例年より大 ぶりに育った。吉村さんは「甘さ、品質ともに上々の仕上がりになった」と話 した。  生産農家8軒が直売所などで販売するほか、毎年好評のワインや酢「野々市 キウイフルーツビネガー」の加工用に出荷する。 〈05〉2014年11月24日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市市の「忍術」、英国人が本に 加賀藩お抱え流派の「無拍子流」 ク ミンズさん、2年後の出版目指す  イギリス人の作家、翻訳家で忍者を研究しているアントニー・クミンズさん (36)は、野々市市に本部道場のある古武術「無拍(むびょう)子(し)流」 をテーマに本を出版しようと、取材で道場を訪れている。文献で無拍子流の存 在を探り当てたクミンズさんは「忍者の技と似ている」と興味を抱いた。2年 後の出版を目指し「史実に基づいた忍者の姿を伝えたい」と意気込んでいる。  無拍子流を継承する同市扇が丘の無心館総本部道場の上松義幸館長(66) によると、無拍子流は戦国時代末期から伝わる。手裏剣や鎖がま、鎖分銅、小 太刀、柔術などの技があり、加賀藩お抱えの流派として受け継がれてきたとい う。  クミンズさんは、日本人2人とともに忍者研究会「ヒストリカル・ニンジュ ツ・リサーチ・チーム」を設立し、2008(平成20)年から古文書の英訳 本の出版などを進めてきた。  クミンズさんによると、海外の忍者像は、水の上を歩いたり分身を使ったり する非現実的な姿がほとんど。忍者の本当の姿を海外に発信しようと、これま で6冊を執筆してきた。研究を進めるうちに無拍子流にたどり着いた。  22日には、クミンズさんの取材に対応するため、上松館長のほか、無拍子 流と関係が深い古武術「深甚(しんじん)流」に詳しい川北町剣道協会の上田 宏一会長、無拍子流の型を演舞で伝える市中林獅子舞保存会の向田誠市会長ら が道場に集まった。  上松さんが、鎖がまと鎖分銅を使った迫力の模範演技を披露し、クミンズさ んは熱心にカメラに収めた。クミンズさんは、上唇と歯茎の間に刃物を隠す無 拍子流の技を披露した。  クミンズさんは本に、イラスト付きで技を紹介し、関係する古文書も載せる 予定。上松さんは「多くの外国人が武術に興味を持つきっかけとなればうれし い」と期待を寄せた。クミンズさんは「武術の保存継承の機運を高めたい」と 語った。 〈06〉2014年11月24日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎寄贈のツバキ、全国に披露へ 野々市市 研究家山口さんの遺志継ぐ 新品 種など120種、265本  ツバキ研究家で、今年1月に95歳で亡くなった山口湛夫(ただお)さん= 白山市荒屋町=の丹精したツバキ約120品種、265本が遺族から野々市市 に寄贈された。日本産と外国産を配合して黄色の花を付ける新品種として全国 的に注目を集めた「初黄(しょこう)」をはじめ、質の高いツバキが数多く寄 せられた。2017年3月に全国椿サミット野々市大会の開催を予定する同市 は、山口さんの遺志を全国の愛好家に披露し、「ツバキの里」を発信する。  寄贈されたツバキは鉢植え240鉢、地植え25本。茶室に飾る生け花用と して人気が高い「秀成(しゅうせい)」など山口さんが長年研究を重ね、開発 したツバキが数多く含まれ、品種名を記した札が付いている。ツバキは現在、 同市下林3丁目の市有地で、市の委託を受けた「椿ののいち生産組合」が世話 している。  山口さんの三女で大学教員の下村有子さんが今年3月下旬、「父の丹精した ツバキが枯れるより、多くの人に見てもらえる機会がないか」と野々市市に相 談した。ツバキの里を発信するため、市固有品種「ののいち」の苗木育成や、 ツバキを植える遊歩道の整備を進める市が申し出を引き受け、7月に鉢植え、 10月に地植えを移植した。  石川椿同好会によると、愛好家の間で山口さんは、黄色の花を付ける品種開 発に取り組んだ先駆者のような存在だったという。茶室で映える生け花用の花 など、質の高い品種の開発を手掛けていた。  市都市計画課の担当者は「山口さんのツバキを最大限に活用し、ツバキの里・ 野々市の魅力を発信したい」と意気込みを示し、下村さんは「大好きだったツ バキを多くの人に見てもらえれば、父もきっと喜んでくれる」と話した。  市は12月補正予算案に、都市緑化推進事業の委託管理費などとして45万 円を盛り込む方針を固めている。 〈07〉2014年11月23日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市市のガイド、市内の北国街道を散策  ボランティアガイドののいち里まち倶楽部の「秋色の北国街道散策」は22 日、野々市市の旧北国街道本町通りで行われた。約50人が、メンバーの説明 を受けながら、紅葉を迎えた水毛生家庭園や市郷土資料館などを巡った。 〈08〉2014年11月28日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎富奥防災センター完成 野々市市 学生が休憩所をデザイン  野々市市中林5丁目の市富奥防災コミュニティセンター竣工(しゅんこう) 式は27日、同センターで行われ、約60人が新しい地域拠点の完成を祝った。 敷地内には、地域連携教育プロジェクトの一環として金沢工大生がデザインし た休憩所も備えられた。  センターは富奥公民館、備蓄倉庫、自家発電を備え、市防災拠点施設に指定 された。5月に供用が開始され、11月上旬に駐車場設備など工事が完了した。 休憩所は手取川の流れをイメージしたデザインで、椅子や壁などに緩やかな曲 線が施されている。  式では粟貴章市長が「防災だけでなく、地域の拠点として多くの人に親しん でもらいたい」と式辞を述べ、平野政昭市議会議長、吉田修、徳野光春の両県 議が祝辞を贈った。富奥地区連合町内会の岡本正会長が歴史年表を贈呈した。 〈09〉2014年11月27日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎中学2年生459人、志立て努力誓う 野々市市立志式  野々市市立志式は26日、市文化会館フォルテで開かれ、市内の中学2年生 459人が志を持って努力を重ねることを誓った。  粟貴章市長が「一つの志を立て、つらいことや苦しいことを乗り越えてほし い」と式辞を述べ、平野政昭市議会議長、北一也野々市中校長が祝辞を贈った。  金山拓暉(ひろき)君(野々市中)と亀谷桃子さん(布水中)が市民憲章を 唱和し、西尾策真(さくま)君(同)が「正しい判断力を養い、責任ある行動 を心掛け、社会に役立つ大人になりたい」と誓いの言葉を述べた。 〈10〉2014年12月02日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎街灯の数や位置、一目で 野々市市の団体、防犯へウェブサイト制作 市や 町内会の情報共有、故障にも対応  野々市市のボランティア団体「カメリア・パルの会」は、市内の街路灯の数 や位置が一目で分かるウェブサイトの制作に取り組んでいる。市は全街路灯の 位置や種類まで詳細に把握できておらず、安心安全の街づくりの一環として、 同会に制作を提案した。住民や町内会、行政が情報を共有し、適正配置や防犯 対策などに役立ててもらう。今年度中の実用化に向け、準備を進めている。  サイト「まちの灯(あか)りを見てみよう!」は地図サービス「グーグルマ ップ」を活用し、街路灯の位置をはじめ、発光ダイオード(LED)や蛍光灯 などの種別が分かる。故障や球切れの場合、市民や町内会がサイトから申し込 むことで、市は素早い対応につなげられる。  市によると、市内のほとんどの街路灯は、設置費用と電気代の約9割を市が 補助し、各町内会が管理する仕組み。市は、町内会所有の街路灯の数のみを把 握しているが、商業施設やコンビニエンスストアなど民間が設置した街路灯の 実態までつかんでいないという。  道路の新設など区画整理が進み、人口の流入が激しい街にとって防犯対策は 大きな課題となっている。街路灯の全容を把握するため、市が市民協働のまち づくりの事業として提案し、同会が応じた。  パルの会は今後、各町内会に協力を求めて地図に情報を加え、市民の申請で も情報を登録できるシステムを構築する。現在は一部の地域だけの試験運用中 で、今年度中の全面供用を目指す。同会ののいちコンテンツ部会リーダーの多 田富喜男さんは「サイトを住民や行政が活用し、子どもや女性が夜道を安心し て歩ける街になればうれしい」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市町や北國新聞社のホー ムページから行うことができます。   野々市市ホームページ  http://www.city.nonoichi.ishikawa.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ 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