「つばきメール野々市」平成26年6月12日(第125号)                         毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市市 市民生活部 市民協働課            広報広聴担当 TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6259           E-mail info@city.nonoichi.lg.jp   市と地図情報の株式会社ゼンリンが協働して防災ハンドブックを発行するため、 5 月19 日(月)に市役所で協定を結びました。市民の防災意識の高揚と普及に取り組むもので、 粟市長は「市民に分かりやすく、利用しやすいものになればいい」と話すと、 福田北陸営業所長は「地域貢献の一助になればいい」と応えました。   ハンドブックはA4 判で全60 ページ。拠点、予備、福祉避難所の情報のほか災害への備えや、 災害時の注意点などを掲載し、来年4 月に市内全戸へ配布する予定です。 <125号*メニュー> □学びを通じてふれあい、元気に〜寿大学校・大学院開校式  5月13 日(火)、中央公民館で寿大学校・大学院の開校式が行われました。 これは、60 歳以上の市民を対象とし、生涯学習を通じて心豊かな暮らしを送ることを目指すものです。  田多野校長が「年をとるごとに、教育(今日行くところ)と教養(今日の用)が必要。 皆さんには学習の楽しさを伝える核になっていただきたい」と式辞を述べた後、 新入生代表の前川靖子さんが「活気ある住みよいまちづくりに貢献したい」と抱負を述べました。 □作ってみよう!ミニミニドーナツ〜リトルシェフCooking  5月14 日(水)、本町児童館でリトルシェフCooking が開催されました。 6 人の子どもたちが挑戦したのはミニミニドーナツ。 子どもたちは「あ、こげた!」「ダマになってる」などと言いながら、 熱心にたくさんのドーナツを作ります。生地を型に注ぐ時の目は真剣そのもの。 出来あがったドーナツに、それぞれ思い思いの飾り付けをしていました。 最後には、完成したドーナツをみんなでおいしそうに食べていました。 作る楽しさと達成感で、いつものおやつよりおいしく感じたのではないでしょうか。 □今年も田植えの時期がやってきた!〜地元の農業と地産地消を親子で体験  5月18 日(日)、カメリアパル親子体験塾2014 稲作体験の田植え編が開催され、 市内親子32 人が参加しました。中林の農園「福来園」の福田康浩さんの指導のもと、 裸足で田んぼに入り土の温かい感触を感じながら田植えを楽しみました。 石川県立大学ビオトープ研究会と一緒に田んぼの生き物探しも。 子どもたちは目を輝かせながら多様な生き物を発見していました。 自分たちで苗を植えた田んぼを眺めながら、あぜ道で食べるおにぎりはとてもおいしかったです。  □北國新聞「野々市ニュース」 ---------------------------------------------------------------------- 01:コストコ、来年8月に 野々市市 土地契約、年内に着工 02:野々市市の高齢者、地域で把握 10町内会が地図作成 防災、防犯に活   用 03:子育て世代、交流の場に 野々市市の稲荷集会所  04:「白山大道」歩き、中世探訪 ののいち里まち倶楽部、ウオーク事業発信   へ 金石港と白山比縄^声匏襪屐 。 05:車券売場、野々市市も断念 サテライト金沢の小嶋社長が表明 市民の反   対受け 06:野々市北交番が落成 JR野々市駅南口 07:町内会カフェ広がる 野々市市 あやめ町内会から 住民交流や高齢者支   援 太平寺、新庄1丁目で活動 08:避難経路の周知徹底 8月に全市一斉防災訓練 09:北国街道野々市の市、今年は9月6日に開催 実行委、若者の参加促す 10:米林監督が描いたふるさと 風景イラスト4枚展示 野々市市新富奥公民   館 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2014年05月31日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎コストコ、来年8月に 野々市市 土地契約、年内に着工  米国発祥の大型会員制倉庫店「コストコ」の野々市市への出店計画に関し、 同市柳町の土地区画整理組合設立準備委員会は30日までに、コストコホール セール・ジャパン(川崎市)と出店予定地の売買契約を締結した。店舗は年内 に着工し、2015年8月の開業を目指すとみられる。  準備委員会は8月中旬に本組合に移行し、コストコ側と出店交渉を本格化す る。店舗用地は約2万5千平方メートルで、野々市市柳町で計画される土地区 画整理事業の保留地以外に地権者十数人の所有地が含まれる。準備委員会によ ると、コストコ側は地権者とも土地の売買契約を済ませた。  コストコは昨年12月、北陸自動車道小杉インターチェンジ(IC)に隣接 する企業団地「小杉インターパーク」(射水市上野)の約6万2千平方メート ルの土地について、射水市土地開発公社と売買契約を締結した。16年夏に開 業する計画が進んでいる。 〈02〉2014年05月29日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市市の高齢者、地域で把握 10町内会が地図作成 防災、防犯に活用  野々市市の町内会で、地域の一人暮らし高齢者や高齢者世帯を把握し防災、 防犯に役立てる「支え合いマップ」作りが進んでいる。昨年の3町内会に続き、 今年度は7町内会がマップを作る予定。同市はマップづくりを町内会に対する 努力目標としており、災害弱者を住民の力で守る。  マップ作りは昨年策定された市の新しい地域福祉活動計画に基づく5協働プ ロジェクトのうちの1つ。高齢者の孤独死や詐欺行為被害、災害時の避難対策 へ、近所のお年寄りの生活状況が分かる地図を作成する。  押野4、5丁目の丸木町内会では27日、丸木会館にマップ作成委員会の住 民11人が集まり、市や市社会福祉協議会の担当者と、住宅地図に一人暮らし 高齢者宅などを記入する作業を始めた。  同町内会は人口1995人に対し65歳以上の高齢者は16%の323人で 住民の高齢化が進む。西島元(はじめ)町内会長は「共助の精神で地域の幸せ づくりのマップ作成活動にしたい」と話した。  このほか本町2丁目、菅原団地、太平寺、下林町内会でもマップ作成を進め、 新庄1丁目、矢作町内会が活動を予定している。市と市社会福祉協議会は今年 度、さらに4町内会の参加を目指し市全体への拡大を図る。 〈03〉2014年05月23日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎子育て世代、交流の場に 野々市市の稲荷集会所   野々市市の稲荷町内会は22日、稲荷集会所で子育てひろば「こん、こん、 きまっし」事業を始めた。市内で広がる高齢者福祉を視野に入れた住民カフェ をヒントに、若い世代が増える町内会の母親と乳幼児が集まって交流を深める 活動を企画した。当面は毎月第2、4木曜日の2日間、集会所を午前中活用し、 広く参加を呼び掛けていく。 ●ヒントは住民カフェ  市内のあやめ、太平寺、新庄1丁目町内会が取り組む住民カフェは、高齢者 に照準を合わせた住民交流であるのに対し、稲荷1〜4丁目でつくる稲荷町内 会は地域で増えている若い世代の交流を図ることにした。  回覧板で約860世帯に案内し、町内会事務係の大村礼子さんが集会所近く に住む1〜3歳の子を持つ平野明日香さん、宮岸由香里さん、村鮎美さんに声 を掛けて賛同を得た。子育てひろばの名称「こん、こん、きまっし」は、稲荷 に古くから伝わる富樫氏とキツネの恩返しの物語にちなんで平野さんらがつけ た。  22日、集会所の広間では母親同士の会話が弾み、子どもたちは地元住民が 寄贈した積み木やおもちゃで楽しく遊んだ。今後は孫の世話をする祖父母世代 にも参加を呼び掛ける。  稲荷町内会の石坂宏之会長は「集会所の有効活用にもつながる」と子育てひ ろばの誕生を喜んだ。同町内会では30〜40代の男性が集まって語り合う活 動も自主的に始まり、石坂会長は新しい住民交流のうねりに期待を寄せた。 〈04〉2014年05月18日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「白山大道」歩き、中世探訪 ののいち里まち倶楽部、ウオーク事業発信へ  金石港と白山比縄^声匏襪屐 。  野々市市のボランティアガイドののいち里(さと)まち倶楽部(くらぶ)は 今年度から、野々市に富樫氏の守護所があった中世に焦点を当てた活動に取り 組む。現在の金沢市金石港と白山市の白山比縄^声劼隆嵬鵤横哀D蹐魴襪咫¬遏ケ 市で北陸道と交差していた「白山大道(はくさんおおみち)」を新たな歴史探 訪コースに加え、ウオーキングを通して、野々市の魅力アップを図る。  白山大道は中世の時代、大野荘(しょう)湊(金沢市)と白山本宮(ほんぐ う)(白山市)を南北に結んだ幹線道路で、人と物の行き来が多かった。東西 に延びる北陸道と交差した野々市は物流の拠点となり、市場が数多く立った。 1486(文明18)年、京都の高僧・聖護院道興(しょうごいんどうこう) が野々市を通った際、にぎわいを詠んだ歌「風をくる一村雨に虹きえてのの市 人はたちもをやまず」が残っている。  白山大道の跡は現在残っていないことから、里まち倶楽部は野々市市の中心 を流れ、かつて水運も盛んだった木呂川(ころがわ)に沿った遊歩道を探訪コ ースに充てた。  今月10日、会員10人が野々市から北側の金沢市金石港まで10キロを実 際に歩いた。約3時間の行程となり、事業として成り立つと判断した。今後、 南側の白山比縄^声劼泙韮隠哀D蹐亮存格盥圓房茲蠢箸燹・昂遒北遏校垰圓離ワ ランティア団体カメリア・パルの会が金石コースで親子体験会を開き、計画に 弾みをつける。  里まち倶楽部は3年前に発足。これまで古民家が残る旧北国街道・本町通り の紹介や、市の花木ツバキの名所発掘などに取り組んできた。16日に市情報 交流館カメリアで開いた今年度総会で白山大道探訪の実施を決め、倶楽部の活 動と野々市の歴史発信の幅を広げるきっかけとすることにした。帆苅宏典(ほ かりひろみち)会長は「大学生から熟年まで幅広い世代の会員45人が特徴で、 市との連携もしっかりしている」と今後の活動充実に意欲を見せた。 〈05〉2014年05月16日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎車券売場、野々市市も断念 サテライト金沢の小嶋社長が表明 市民の反対 受け  サテライト金沢(金沢市)の小嶋敬二社長=競輪選手=は15日、野々市市 での名古屋競輪場外車券売場の開設を断念する考えを示した。市民からの反対 が予想以上に大きかったためで、野々市市情報交流館カメリアで開いた地元説 明会で明らかにした。今後、県内で開設するかについては「白紙の状態」とし た。  小嶋社長は説明会冒頭のあいさつで「自分自身で決断した」と計画中止を明 らかにした。今後は金沢市自転車スポーツ振興会長として「競輪競技の良さを 野々市でも広めたい」と述べた。  サテライト金沢は今年10月に野々市市白山町で開業予定の商業施設イオン タウン野々市白山(仮称)に、テナントとして車券売場の出店を計画。今月8 日に施設概要や地元説明会の日程が明らかとなり、9日に市内の各種団体で組 織された「ののいちっ子を育てる市民会議」が設置反対を決議した。同会議を 構成する市連合町内会が14日、イオン側に反対決議文を送付した。  サテライト金沢の計画中止について、野々市市の粟貴章市長は「市民の懸念 が取り除かれた」と話した。  競輪場外車券売場をめぐっては同振興会が金沢市近岡町での開設を模索した が、昨年9月に地元の反対を受けて断念している。 〈06〉2014年05月10日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市北交番が落成 JR野々市駅南口  白山署野々市北交番の落成式が9日、野々市市交遊舎で行われ、出席者40 人が地域の安全・安心を守る拠点の誕生を祝った。  近藤和秀白山署長が式辞を述べ、山田裕典県警警務部長があいさつした。粟 貴章野々市市長、吉田修、徳野光春の両県議、平野政昭市議会議長が祝辞を贈 り、宮下俊之野々市北交番所長が職務遂行の決意を込めて謝辞を述べた。  野々市北交番はJR野々市駅南口に建設され、鉄骨造り2階建て延べ127 平方メートル。市民との交流へコミュニティールームや相談室を備える。野々 市市内の交番は3カ所となった。 〈07〉2014年05月08日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎町内会カフェ広がる 野々市市 あやめ町内会から 住民交流や高齢者支援  太平寺、新庄1丁目で活動  野々市市御経塚3丁目のあやめ町内会が昨年11月に始めた「住民交流カフ ェ」活動が、他町に広がりをみせている。太平寺では5日、住民有志13人が 太平寺会館に集まり「太平寺カフェ」を開き、新庄1丁目は町内会館での実施 に向けて検討に入った。ともに会館の積極的活用や高齢者の生活支援も視野に 入れており住民に憩いの場を提供する。  太平寺カフェは前町内会長の大森克成さん(65)の提唱で先月誕生した。 1回目の集いで、今後は毎月第1月曜日の午後に開くことや、趣味などを紹介 する会員名簿の作成を決めた。  大森さんはあやめ町内会の活動に触発されたとし、「カフェでの交流を機に、 さまざまな住民活動が生まれると良い」と先を見据える。数馬昌夫町内会長、 中村光次郎会館長ら町内会役員も積極的に参加し、息の長い活動を目指す。  新庄1丁目は町内会が6月以降の実施を目指して準備を進めている。岡本正 会長は「公民館をもっと活用していきたい」と話した。同町内会では住民47 5人のうち65歳以上が120人と高齢化が進む。お年寄りを支える運営方法 も考える計画だ。  住民交流カフェ活動の火付け役となったあやめ町内会の藤田雅顯会長は「そ れぞれの町内会の事情に応じた活動が大切ではないか」と話し、エールを送っ た。 〈08〉2014年05月04日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎避難経路の周知徹底 8月に全市一斉防災訓練 ●野々市で説明会  野々市市の今年度防災対策説明会は2日、市情報交流館カメリアで開かれ、 54町内会の役員120人が出席した。市側は8月24日、全町内会が参加し て災害拠点避難所10カ所で一斉に行う初の防災訓練について、まず避難経路 の周知、確認の徹底から始める方針を示し、協力を求めた。  訓練では、市民が新地域防災計画に基づいて各町内会の一時避難所に集まり、 集団で最寄りの拠点避難所に向かう。各町内会が訓練を検証し、必要に応じて 避難経路の見直しや代替ルートの策定に取り組む。  8日以降、各拠点避難所別に町内会関係者が集まり、連絡会を開く。訓練は 5年計画で進め、毎年、実施内容の充実を図る。 ●消火栓ポールに誘導シール設置へ  拠点避難所までの「道しるべ」となる誘導シールが6月末までに、市内13 00カ所の消火栓ポールに設置される。シールは視覚研究専門の吉澤達也金沢 工大教授がデザインした。 〈09〉2014年05月03日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎北国街道野々市の市、今年は9月6日に開催 実行委、若者の参加促す  3年前から野々市市民の有志が開いている地域活性化イベント「北国街道野々 市の市(いち)」は4回目の今年、期日を従来の10月から1カ月早めて9月 6日に開催することが決まった。実行委員会が1日、市中央公民館で開いた地 元説明会で提案し、了承された。  変更について実行委員長の樫田彰久さん(63)=本町3丁目=は「イベン トの継続へ運営に若い人の参加を促すためで、地域の秋祭りと重なる10月開 催を見直した」と説明した。今後、スタッフ参加を広く呼び掛けていく。  野々市の市は古民家が立ち並ぶ旧北国街道の本町通りを歩行者専用にして開 催される。昨年の第3回イベント(北國新聞社後援)では過去最多の6千人 (実行委推計)の人出でにぎわった。野々市じょんから踊りの原型「やさ踊り」 や野々市明倫厄セ古未離瀬鵐垢・未蠅坊・蟒个掘¬遏校圓凌靴靴い泙弔蠅箸靴ニ 注目を集め、定着してきた。 〈10〉2014年05月01日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎米林監督が描いたふるさと 風景イラスト4枚展示 野々市市新富奥公民館  野々市市中林5丁目で今月20日にオープンする新富奥公民館に、富奥地区 の粟田出身でスタジオジブリの米林宏昌監督が描いた子どものころのふるさと の風景画が展示された。  3年前、当時の町広報誌に米林監督が寄稿したイラスト4枚で、新公民館に も展示したいとの市側の意向に米林監督が快諾した。  作品は春、夏、秋、冬編に分かれ、学校の運動会や夏まつりの盆踊り、雪道 の登校風景などがジブリアニメの雰囲気そのままに描かれている。A3判の大 きさの陶板画にして公民館ロビーの柱に掲げられた。  市の担当者は「イラストからふるさとを思う米林監督の心が伝わる。富奥地 区連合町内会が寄贈した歴史年表とともに多くの人が見てほしい」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市市や北國新聞社のホー ムページから行うことができます。   野々市市のホームページ  http://www.city.nonoichi.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------