つばきメール野々市」平成26年2月13日(第121号)                         毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市市 市民生活部 市民協働課            広報広聴担当 TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6259          E-mail info@city.nonoichi.lg.jp  JR 野々市駅南口交差点に新しく設置された信号機の運用が12 月24 日(火)から始まりました。 あすなろ保育園児19 人が白山警察署員や市交通安全協会員らと一緒に 「右を見て、左を見て、もう一度右を見て、手をあげて横断歩道を渡りましょう」 と確認しながら渡り初めを行いました。これに先立ち交遊舎で渡り初め式が行われ、 藤田雅顯市連合町内会長、松生一行白山署野々市交番所長、 黒山茂北西部区画整理組合理事長からあいさつが行われました。 <121号*メニュー> □市の未来を一緒に語る〜女性協議会「新春 市長と語ろう」 □市の魅力を話せるようになるために〜ののいち「里まち」ガイド養成講座 □自分たちが考える、よりよい街〜布水中学校3年生が市へ提言 □北國新聞「野々市ニュース」 □市の未来を一緒に語る〜女性協議会「新春 市長と語ろう」  1月10 日(金)に、情報交流館カメリアで、住みよいまちづくりを目指した 市女性協議会会員と市長との意見交換が行われました。  会員からは「野々市市内へ誘導する看板を設置して欲しい」 などの要望や新図書館などを整備する中央土地利用構想に期待する意見などが寄せられました。  粟市長は「野々市に来て良かった、住んでよかったと思われるように、 これからも皆さんと一緒に取り組んでいきたい」と話しました。 □市の魅力を話せるようになるために〜ののいち「里まち」ガイド養成講座  市の魅力を伝えるボランティアガイドを育てようと12 月17 日(火)に 「里まち」ガイド養成講座が行われました。初回は倶楽部の帆苅宏典会長から、 おもてなしの心の大切さについて、白山地域活性化に取り組むマイスターの辻貴弘さんからは、 市内の魅力やガイドとはどういうものかなどについて講義がありました。 県立大学1 年の山脇美音さんは「野々市のことをまだよく知らないので、 県外の友達に紹介出来るように勉強していきたい」と目標を話していました。 □自分たちが考える、よりよい街〜布水中学校3年生が市へ提言  布水中学校の3年生が12 月12 日(木)に市役所を訪ね、 粟市長にまちづくりへの提言を行いました。 提言は、総合的な学習の時間の授業で「地域をつくる」をテーマに学習してきた成果によるものです。 この日は、朴相琥さん、富田沙樹さん、大場瑞己さん、小納谷麗奈さんの4人が、 それぞれ公共交通の充実や緑豊かな街並み保全などについて、課題と解決策を提案しました。 市長は「自分たちの住む野々市の将来をこんなに考えてくれてうれしい限り」と感心していました。 ---------------------------------------------------------------------- 01:児童が三味線や笛 御園小 野々市じょんから節 保存会会員が指導 02:民話題材にアニメ曲 来月ケーブルテレビで放送 野々市市、市民劇団が   収録 03:運営訓練、継続実施へ 野々市市 災害初動の手順確認 04:5万市民で防災訓練 野々市市 8月、全避難所会場に 31日、本部運   営訓練 05:母校しのび文集探し 学校生活や方言「貴重な記録」 野々市市の旧郷小    宮岸さん全巻目標に 06:のっティ10周年で感謝のロゴマーク 野々市市など制作 07:保護者に携帯電話一斉調査 野々市市PTA連合会 管理状況の実態把握   へ 全小中学校3500人対象 08:体育用品で門松彩る 野々市市民体育館 09:タイの日本語教師に 野々市市の北村さん 北國新聞文化センターで学習    今夏、青年海外協力隊で 10:北陸最古の寺、末松廃寺跡を再整備 野々市市教委 区域特定、展示施設   を新設 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2014年02月05日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎児童が三味線や笛 御園小 野々市じょんから節 保存会会員が指導  野々市じょんから節保存会は4日、野々市市御園小で、3年生100人に歌 や囃子(はやし)で使う三味線の弾き方などを指導した。郷土民謡継承の一環 で、そろいの法被を着た久保昇会長ら会員6人は、児童たちが将来、囃子の担 い手に育つことを期待しながら熱心に手ほどきした。  久保会長はじょんから節の歴史を紹介したあと、会員の高木直喜さんと一緒 にばちを使って三味線の弾き方を教えた。柳田正久さんと清水陽一さんは笛、 山口正昭さんは太鼓、朝倉忠雄さんは歌の実技指導に当たった。  児童は毎年運動会で野々市じょんから節を踊っているものの、楽器に触れる のは初めて。児童は三味線や笛に興味を示し、音が出ると笑顔を見せた。  保存会が学校に出向いて楽器指導を行うのは今回で4回目となる。後継者育 成へ10年前には、小学生グループ「じょんからキッズ」を結成するなど、活 動のすそ野を広げてきた。  久保会長は「野々市じょんから節は市の民俗文化財でもあり、後世に伝える ために子どもたちの育成は欠かせない」と話し、小学校での指導に意欲を示し た。 〈02〉2014年02月02日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎民話題材にアニメ曲 来月ケーブルテレビで放送 野々市市、市民劇団が収 録  野々市市稲荷に伝わる民話「きつねの恩返し」を題材にした同市のアニメー ションソングが完成し、31日、同市文化会館フォルテで歌の収録が行われた。 民話を基に45秒のアニメも制作され、3月から金沢ケーブルテレビネット 「ときめきQハイビジョン」の市広報番組「ののいちふれあい通信」で放送さ れる。  市の事業で市民劇団「劇団nono」が作詞、作曲と歌の収録に協力した。 団員7人がマイクの前に立ち軽快なリズムに乗って「野々市の富樫家近(いえ ちか)、でかくて強くて、やさしいぞ」と歌った。アニメ原画は金城大短大部 美術学科マンガ・キャラクターコースの学生が制作する。  野々市を発信する歌としては「のっティ体操の歌」「ののいち元気家族3カ 条の歌」に続く作品となる。 〈03〉2014年02月01日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎運営訓練、継続実施へ 野々市市 災害初動の手順確認  野々市市は31日、マグニチュード7の大地震を想定した初の災害対策本部 運営訓練を行い、地震発生直後の初動体制、救護、復旧の手順を確認した。本 部長の粟貴章市長は「訓練は積み重ねが大切」として継続的に実施する方針を 示した。  昨年春に見直した市地域防災計画に基づいて行い、職員延べ90人が参加し た。  群馬県危機管理専門員の青木純一さんが講演し、東日本大震災を体験した青 森県三沢市役所の舘郷司(たてさとし)さんが地震被害のイメージトレーニン グを指導して対策本部の組織強化を促した。 〈04〉2014年01月28日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎5万市民で防災訓練 野々市市 8月、全避難所会場に 31日、本部運営 訓練  野々市市は8月、大規模地震が発生したとの想定で、市民5万5千人に参加 を呼び掛ける防災訓練を初めて実施する。毎年地区別に行ってきた訓練を、市 内全10カ所の拠点避難所で一斉に行うことで、防災意識の高揚と手順の浸透 を目指す。今月31日には市災害対策本部として初の運営訓練も行い、防災体 制を確認する。  ともに昨年4月に策定した新しい地域防災計画に基づき実施する。中でも市 民参加の防災訓練を抜本的に改定。従来の消火、救出の体験型から災害発生後 の行動、避難所運営などに重点を置く。  拠点避難所は7小中学校と野々市明倫高、県立大、金沢工大。2月27日に、 55町内会の役員や自主防災組織、自警団担当者対象の研修会を開き、計画を 説明する。  災害対策本部の運営訓練は、粟貴章市長を本部長に延べ90人の職員が参加。 市庁舎と棟続きの情報交流館カメリア大ホールに本部を設け、模擬対策会議、 通信機器の試験、図上訓練などを実施する。全職員と来庁の市民が参加する地 震発生直後の安全行動、隣接するあらみや公園への避難誘導訓練も行う。 〈05〉2014年01月27日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎母校しのび文集探し 学校生活や方言「貴重な記録」 野々市市の旧郷小  宮岸さん全巻目標に  野々市市蓮花寺町、農業宮岸久司さん(62)が、1962(昭和37)年 に閉校した母校の旧郷(ごう)小学校で発行されていた児童文集「きぼう」の 全巻収集に取り組んでいる。自宅で文集の一部が見つかり、作文につづられた 昭和の暮らし、学校生活、方言は貴重な記録であるとして始めた。  旧郷村は、町村合併により現在の白山市と野々市市に分かれ、これに伴い郷 小も1876(明治9)年以来の歴史に幕を下ろした。  文集は戦後始まった作文運動を背景に1952年から閉校の62年まで年に 一度、計11回発行されたとみられ、毎回全校児童の作文や詩を掲載した。宮 岸さんは自身の詩も掲載された第6号から11号までを保管。昭和20年代に 発行された初期の文集を探している。  宮岸さんは「手元に残っている文集を読むと、純農村だったころの暮らしが よく分かる」と話す。文中の話し言葉は「雪合戦しっか」「手がちったい」な ど方言がそのままつづられ、生活の息づかいが伝わってくる。  特に、閉校直前の11号に掲載された作文の一節「僕らは石川郡石川県民と して最後の最後までつながっているのだから、わかれても力をあわせていかな ければならない」(原文のまま)が心に響いたとし、今の児童や教師にも読ん でほしいと全巻収集に取り組むことにした。  閉校から52年がたち、旧郷小跡は統合校の野々市小に移植されたギンモク セイの古木や、工場に再利用された講堂が残るのみ。宮岸さんは「同窓生や地 域の人たちを訪ねて、心の歴史の跡である文集の全巻収集に努めたい」と話し た。 〈06〉2014年01月21日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎のっティ10周年で感謝のロゴマーク 野々市市など制作  野々市市とののいちバスは20日、コミュニティーバスのっティの運行10 周年を記念して、4台のバスに利用への感謝を表したロゴマークを取り付けた。  市のキャラクターのっティのイラストに「おかげさまで10th」と記され ている。北部、中央、南部、西部ルートのバス車体の色に合わせ4種類を制作 した。  のっティは2003年9月に運行を始め、10年間の乗客数は今月19日現 在で累計159万8777人。市の人口増加とともに利用も増えており、今年 度は4月から12月まで12万9420人で、前年同期比3473人増となっ ている。 〈07〉2014年01月17日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎保護者に携帯電話一斉調査 野々市市PTA連合会 管理状況の実態把握へ  全小中学校3500人対象  野々市市PTA連合会は16日、児童生徒のインターネット被害防止へ市内 全小中学生の保護者3500人を対象に、携帯電話、携帯型ゲーム機などの所 有、管理状況を尋ねるアンケート調査を始めた。県内自治体のPTAでは初の 取り組み。3月までにまとめて実態を把握し、対応策を探る。  アンケートは学校ごとに行われ、各機器の所有とインターネット接続有無、 使用ソフト、機器を使う際の家庭内のルールなどを問う。「無料ゲームなのに 課金された」「ネットでのやりとりに夢中になり勉強に集中できない」など携 帯電話などでのトラブル、弊害事例も紹介した。  同連合会は先月開いた研修会で、ののいちっ子を育てる市民会議、小中学校 長会と、児童生徒に携帯電話などを持たせない共同宣言を採択した。  市内児童生徒の携帯電話所持率は一昨年1月の調査によると小学生7・4%、 中学生13・9%で、微増傾向が見られた。星野均会長は「アンケートは子ど もたちと一緒に回答し、親子で問題点を話し合うきっかけにしてほしい」と話 した。 〈08〉2014年01月07日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎体育用品で門松彩る 野々市市民体育館  野々市市民体育館のロビーに6日、縄跳び用の縄やバドミントンの羽、テニ スボールを再利用して飾り付けた門松がお目見えした。  同館の女性職員有志が来館者を歓迎しようと手作りした。縄やバドミントン の羽で花を作り、黄色のテニスボールをダイダイに見立てて、手製の門松を彩 った。初の試みで、たこや福俵とともに15日まで展示する。 〈09〉2014年01月08日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎タイの日本語教師に 野々市市の北村さん 北國新聞文化センターで学習  今夏、青年海外協力隊で  野々市市稲荷4丁目の北村佳菜(かな)さん(27)が今夏、青年海外協力 隊の日本語教師としてタイに赴く。外国で日本語を教える夢をかなえるため北 國新聞文化センターの日本語教師養成講座で学び、昨年9月から、国際協力機 構(JICA)で渡航に向けた半年間の研修に励んでいる。  北陸大在学中に豪州へ留学。「日本語に関する質問攻めにあい、母国語の知 識不足を痛感した」のをきっかけに、日本語を基礎から学ぶ機会を求めた。2 010年秋、北國新聞文化センターの日本語教師養成講座第1期生として、1 1カ月間仕事をしながら受講し、検定試験にも合格した。  学んだことを生かす場所として青年海外協力隊を選んだ。昨年春2度目の応 募でパスし、派遣先はタイ北部、ラオスとの国境に近いプレー県に決まった。 中高校の授業を受け持つ。「まず生徒たちが日本語に興味を持つように努力し たい」と話した。  金沢市のJICA北陸支部によると、県内からこれまで22人の日本語教師 が世界各地に派遣された。野々市市からの派遣は10年ぶり2人目となる。北 村さんは「先輩方に負けないよう頑張りたい」と目を輝かせた。 〈10〉2014年01月03日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎北陸最古の寺、末松廃寺跡を再整備 野々市市教委 区域特定、展示施設を 新設  野々市市教委は新年度、同市末松2丁目の国史跡「末松廃寺跡(すえまつは いじあと)」を再調査し、新たな整備に乗り出す。市の第1次総合計画に掲げ られた「ののいちの歴史再発見」に基づいて史跡を再び発掘し、約1300年 前に建てられた北陸最古とされる寺の全体像を明らかにして古代の石川の姿に 迫る。  2022年度までの9カ年計画とする。再調査では17年度までの4年間、 公園となっている史跡2・3ヘクタールを改めて発掘する。南門や中門、講堂、 僧坊の位置を確認することで寺の区域を特定し、1960年代の発掘で確認さ れた金堂と七重の塔の規模も調べる。  史跡公園の再整備は18年度から22年度まで行う。公園内にある収蔵庫を 全面改築し、埋蔵物を展示する施設の新設を検討する。  市教委は新年度の事業着手を目指して、国や県と協議に入った。石川考古学 研究会の谷内尾(やちお)晋司会長ら有識者4人による整備委員会を設け、発 掘調査の進め方などを協議する。  市教委の堂坂雅光教育長は「市民にふるさとの歴史ロマンを伝える再調査、 再整備にしたい。もう一つの国指定史跡・縄文遺跡の御経塚遺跡も再整備計画 が必要だと考えている」と話した。 ★〔末松廃寺跡(すえまつはいじあと)〕  7〜9世紀にかけて建立された寺院跡。当時の豪族が権力を誇示するために 建てたとみられている。1939(昭和14)年、国の史跡指定を受けた。6 1年、史跡周辺から国内最初の通貨とされる「和同開珎(わどうかいちん)」 の銀銭が見つかったことがきっかけで、66、67年、文化庁が本格的な発掘 調査を行い、現在の史跡公園が整備された。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市市や北國新聞社のホー ムページから行うことができます。   野々市市のホームページ  http://www.city.nonoichi.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------