「つばきメール野々市」平成25年3月14日(第110号)                         毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市市 市民生活部 市民協働課            広報広聴担当 TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6259          E-mail info@city.nonoichi.lg.jp  市民、金沢大学、市が連携し、協力してつくり上げるまちについて考えるため、 金沢大学のタウン・ミーティングを1月27 日(日)、情報交流館カメリアで開催しました。 約150人の市民や学生が参加し、金大研究者からの話題提供を受けた後、 テーマごとにグループを分け意見交換を行い、 市民、大学、行政が協力してまちづくりを進めていくことの大切さを確認しました。 市では、これからも、市内外の大学の知的財産をまちづくりに生かす取り組みを進めていきます。 <110号*メニュー> □万が一の時に備えた災害対応〜ぽかぽか御経塚の湯との災害協定を締結 □大胆さと繊細さを兼ね備えた音色〜スピリット・オブ・パーカッション □ヤーコンは野々市の冬の味覚〜ヤーコン料理教室   □北國新聞「野々市ニュース」 □万が一の時に備えた災害対応〜ぽかぽか御経塚の湯との災害協定を締結 市は、有限会社ぽかぽかと災害時に「ぽかぽか御経塚の湯」を入浴支援施設として使用する協定を 2月13日(水)に締結しました。これは、被災された人の精神的、肉体的な負担を入浴することによって 軽減させることを目的として行われるもので、全国各地から支援に訪れた人にも施設を開放する予定です。 松永久美子代表取締役は、「地元に社会貢献することが使命であると考えていた。 多くの人の笑顔が見れるように協力していきたい」と熱い気持ちを話しました。 □大胆さと繊細さを兼ね備えた音色〜スピリット・オブ・パーカッション  パーカッション奏者の加藤訓子氏のコンサートが、文化会館フォルテで1月26日(土)行われ、 J.SバッハのコラールやI.クセナキスのルボンなど全9曲が演奏されました。 会場には、マリンバの奏でる木の音色、太鼓やログドラムの力強い音が響きわたり、 訪れた観客を魅了していました。  アンコールでは、野々市に古くから伝わる野々市じょんから節をマリンバで演奏。 太鼓、笛や三味線の奏でる雰囲気とは違ったやさしい音色が じょんから保存会の歌声とともに会場を包んでいました。 □ヤーコンは野々市の冬の味覚〜ヤーコン料理教室  野々市ヤーコン倶楽部が主催する料理教室が1月20日(日)、富奥公民館で開催され、 集まった34人の市民はヤーコンの調理方法を市学校栄養士から学びました。 今回は、野々市中学校の生徒が考えたメニューも紹介されたり、 「どこで売っているの」「保存方法は」などの質問が相次ぎ、 新たな野々市の冬の味覚に関心や期待が高まっています。 当日は、アピオスというイモの仲間の農作物も紹介され、 ヤーコンと同じく体に良い食品ということで、今年から市内で生産されるそうです。 ---------------------------------------------------------------------- 01:市町議会(4日) 野々市市 総合計画に基づき予算を重点的配分  02:あいさつで支え合い 野々市市で福祉計画シンポ 03:親子でいどばたランチ 野々市市のふじひら児童館 弁当持参で毎日 母   親、幼児同士で交流の輪 04:のっティ10月に再編 西部ルートを増便、延伸 野々市市 05:一般会計156億2千万円 野々市市当初予算案 総合計画2年目  06:「工学分野のノーベル賞」 金沢工大名誉教授の奥村氏にメダル 日本人   で初 07:北口プラザ一新 JR野々駅 市当初予算 新幹線金沢開業へ 隣接施設   の活用策も検討  08:朝食レシピ、アルバムに 野々市市食生活改善推進協議会 家庭の食育に   活用 09:2017年の野々市市開催を内定 椿サミット まつりとの連携検討 10:災害時に浴場開放 野々市市が公衆浴場と協定締結 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2013年03月05日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市町議会(4日) 野々市市 総合計画に基づき予算を重点的配分   【野々市市】本会議を開き、会期を25日までの22日間と決めた。新年度 一般会計予算案156億2千万円、市長ら特別職の給料と議員の報酬を15年 ぶりに引き上げる条例改正案など議案37件、報告1件、議会議案1件が提出 された。  提出議案説明で粟貴章市長は新年度一般会計予算案について「一般財源は総 額108億4881万円と財政環境は依然として厳しいが、財政調整基金で補 うなど、第1次総合計画に基づき行政需要に対して重点的に配分した」と述べ た。  このほか日本人で初めて「工学分野のノーベル賞」とされる全米技術アカデ ミーの「チャールズ・スターク・ドレイパー賞」に輝いた奥村善久金沢工大名 誉教授(86)=同市本町1丁目=の受賞に祝意を表した。  提出議案のうち、任期満了に伴う市固定資産評価審査委員会委員に小堀一雄 さん(66)=同市三日市町=の再任に同意した。議会議案「北朝鮮の核実験 に断固抗議する決議」を全員一致で可決した。 ●全町内会で対話集会 粟市長、「協働」を推進へ  野々市市の粟貴章市長は4日、市議会本会議の提出議案説明で、第1次総合 計画に基づく「市民協働」のまちづくり推進へ、新年度から協働について市民 と対話する市政ふれあいミーティングを市内の54町内会すべてで実施する意 向を示した。  粟市長は「協働を難しくとらえず、地域のサークル活動、祭り参加の延長と 思ってほしい」と述べ、各町内会で市政課題を説明し、市民の意見を聞くとし た。対話集会には粟市長、堂坂雅光教育長らが出席。市民協働の理念を盛り込 んだ市まちづくり基本条例が制定される2014年度まで2年計画で進める。  市は今年1月、庁内に市民協働推進本部を設け、職員15人のワーキンググ ループも生まれた。協働の指針策定へ14日、市民協働のまちづくり市民会議 を初開催する。新年度予算案に行政、市民双方が提案してモデル事業を行う費 用100万円を計上した。 〈02〉2013年03月03日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎あいさつで支え合い 野々市市で福祉計画シン  野々市市の新しい地域福祉計画・地域福祉活動計画を周知、推進するシンポ ジウムは2日、同市交遊舎で市民200人が参加して開かれた。  藤田雅顯(まさあき)市連合町内会長、中村貞子元保育園長、大地原顕重市 民生委員児童委員連絡協議会長が意見を交わし「都市化で人と人とのつながり が希薄になっている。まずあいさつで支え合いを」「要援護者を知る支え合い マップ作成が大切だ」などの意見が出た。  松澤賢治流通科学大教授が基調講演し、粟貴章市長、宮崎昭男市社会福祉協 議会理事長があいさつした。  新福祉計画は4月から運用される。県内自治体では初めて、民間の市社会福 祉協議会が中心になって進める地域福祉活動計画が策定された。 〈03〉2013年03月01日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎親子でいどばたランチ 野々市市のふじひら児童館 弁当持参で毎日 母親、 幼児同士で交流の輪  野々市市藤平のふじひら児童館で毎日、来館した親子が持参の昼食をともに する「いどばたランチ」が開かれている。母親同士の交流や就園前の乳幼児の 生活体験に役立つと好評で、食卓を囲む仲間の輪が広がっている。  1年前、来館者からの要望で始まった。普段は2、3組ほどだが、児童館行 事が行われた26日は10組の親子がにぎやかに弁当を広げた。3歳と1歳の 娘と一緒に参加した齋藤麻紀さん(37)=上林4丁目=は「和気あいあいと していて、母親、子どもにとって良い集いになっている」と話した。  児童館側は会食場所とミルク用の湯を提供する程度で特別な対応はしていな い。子育ての悩みなどを語り合う貴重な場所になっているとして、これからも 支えていきたいとしている。 〈04〉2013年02月27日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎のっティ10月に再編 西部ルートを増便、延伸 野々市市  野々市市地域公共交通協議会は26日、市役所でコミュニティーバスのっテ ィの運行強化策を協議し、10月に増便やルート変更を行う方針を決めた。の っティは2003年の運行開始から今年で10周年。協議会は10月の運行見 直しで利用者増を図りたい考えだ。  計画では西部ルートの運行便数を、現行1日6便から他のルートと同じ17 便に増やす。通勤通学者の利便性向上へ始発バスダイヤを15分繰り上げ、北 部、西部ルートを延伸して利用促進につなげる。  のっティは10年前の運行開始以来、人口増とともに利用者は増えており、 今年中に150万人を超える見込み。野々市市は新年度予算案に西部ルートの 新型車両導入、フォルテ前の屋根付きバス停化を盛り込んだ。 〈05〉2013年02月22日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎一般会計156億2千万円 野々市市当初予算案 総合計画2年目  野々市市は21日、一般会計156億2千万円(前年度当初比4・1%増) の新年度当初予算案を市議会に内示した。会見で粟貴章市長は「今年は市の総 合計画2年目で、各政策を推し進める予算にした」と述べ、積極型予算を強調 した。  特別会計、企業会計を含む全会計合計は、前年度当初比2・8%増の260 億2900万円となった。  歳入は市税68億101万円(前年度当初比0・5%減)、地方交付税16 億9千円(同3・7%減)で、財政調整基金6億8千万円を取り崩し対処する とした。一般会計の主な事業は次の通り。  ▽市民協働のまちづくりへ推進指針、条例策定事業費516万円▽民間資本 を活用した小規模多機能型居宅介護拠点1カ所整備費2940万円▽5小学校 に防災用飲料水タンク設置費70万円▽地域防災計画見直しによる拠点避難所 看板設置費など327万円▽北陸新幹線金沢開業に向けてJR野々市駅の北口 プラザ改修費1046万円▽橋梁の長寿命化修繕事業費1102万円 ●特別職、議員の報酬引き上げへ  野々市市は21日までに市長ら特別職の給料と議員の報酬を引き上げる方針 を固めた。1998年度以来15年ぶりの改定で、来月4日に開会する市議会 定例会に関係条例改正案を提出し、可決されれば4月から実施する。  今月6日、市特別職等報酬審議会から引き上げ答申を受け、据え置き期間中 の社会動向などを勘案した。市長の給料は月額86万2千円から88万円へ1 万8千円、議長の報酬は月額38万6千円から41万6千円へ3万円引き上げ る。その他の役職の改定給料、報酬額は次の通り。カッコ内は現行金額。  ▽副市長 70万8千円(69万4千円)▽教育長 65万9千円(64万 6千円)▽副議長 36万5千円(34万2千円)▽常任委員長 35万1千 円(33万1千円)▽議員 34万6千円(32万6千円) ●地区公民館整備に本腰  野々市市は新年度、市内4地区公民館のうち、建物の傷みが目立つ郷公民館 の改修を行う。当初予算案に改修費3819万円を盛り込んだ。建設費4億3 16万円を計上して富奥公民館も全面改築する。市は市民の活動拠点となる公 民館整備に力を入れたいとし、今後、野々市公民館が入る中央公民館の整備計 画に着手する考えだ。 ●のっティに新型車両登場  野々市市のコミュニティーバスのっティの西部ルートに新年度、新型車両が 登場する。当初予算案に車両購入費2170万円が盛り込まれた。4ルートの バスは全て同じ車両になる。併せて各ルートの連絡バス停になっているフォル テ前が、トイレを併設した屋根付停留所として整備される。工事費2180万 円が計上された。 〈06〉2013年02月21日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「工学分野のノーベル賞」 金沢工大名誉教授の奥村氏にメダル 日本人で 初  【ワシントン共同】「工学分野のノーベル賞」とされる全米技術アカデミー の「チャールズ・スターク・ドレイパー賞」の授賞式が19日、米首都ワシン トンで開かれ、現在の携帯電話網の基礎となる技術を開発した金沢工大の奥村 善久名誉教授(86)=野々市市本町1丁目=にメダルが授与された。 日本人で初  同賞の日本人受賞は初めて。地形条件によって変化する電波の伝わり方を4 0年以上前に詳細に調べて体系化し、日本だけでなく世界の通信網構築に役立 ったことが高く評価された。  「何が必要になるか常に先を見据えた研究を続けてきた。成果が認められて うれしい」と奥村氏。「携帯電話がビジネスに活用されることは当時から予想 していたが、子どもにまで広く使われる世界が来るとは想像していなかった」 と語った。  授賞式ではアカデミーの会員ら約400人が大きな拍手を送り、奥村氏をた たえた。副賞50万ドル(約4700万円)は携帯電話の実現に尽力し、奥村 氏と共に受賞した米国や欧州の研究者らと5等分される。  奥村氏は金沢市出身。電電公社(現NTT)時代に上司を説得して移動体通 信の基盤技術の研究を開始。測定機を積んだ車で関東一円を走り、地形や障害 物の電波影響を調べて「奥村モデル」と呼ばれる成果にまとめた。 ●「長年の仕事認められた」 妻の美津子さんも笑顔  奥村さんの自宅では留守を守る妻美津子さん(83)が「受賞と聞いたとき は夫とともに驚いたが、長年の仕事を認めていただき大変うれしい」と話した。 奥村さんの渡米は3度目で「他の受賞者に知り合いもいるらしく再会できるこ とを楽しみに出発した」という。  奥村さんは23日までに帰国の予定。1979年から2000年まで教授と して在籍した金沢工大では受賞祝賀会を計画している。 〈07〉2013年02月20日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎北口プラザ一新 JR野々駅 市当初予算 新幹線金沢開業へ 隣接施設の 活用策も検討  野々市市は2年後の北陸新幹線金沢開業に向け、新年度にJR野々市駅周辺 の一体的な整備を進める。昨年秋に着工した南口広場の造成に続いて今年は北 口プラザのリニューアルに着手する計画で、新年度当初予算に補修費約1千万 円を盛り込む方向で調整を進めている。併せて同プラザ隣の集会施設「交遊舎」 の活用策検討にも入り、施設整備とともに市の玄関口のにぎわい創出を目指す。  北口プラザは1997年、金沢方面の列車ホームに面して建設された。南口 と自由通路で結び、休憩コーナーやエレベーターを備える。建設から16年た ち建物に傷みが目立ってきたことから、プラザ全体の補修、照明交換を2年計 画で行う。  交遊舎は北口プラザに続いて98年に建設された。ホール、会議室を備え、 各種イベントや講演会などに活用されている。駅前の利便性を生かして、自主 事業など野々市を積極的に発信する活用策を、まず庁内で検討する。  工事が進む南口広場造成は北西部土地区画整理事業の一環で、今年夏に完成 する。駅前ロータリーにコミュニティーバスのっティ、シャトルバスのんキー の停留所や駐車場が整備される。 ●南口に交番  19日までに南口広場周辺の市有地で白山署の交番が建設される見通しにな った。県の事業で新年度はまず設計が行われるもようだ。交番新設は安全、安 心の市民生活へ、野々市市がかねて県に強く要望していた。 〈08〉2013年02月19日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎朝食レシピ、アルバムに 野々市市食生活改善推進協議会 家庭の食育に活 用  野々市市食生活改善推進協議会は朝ごはん摂取の啓発へ、簡単に調理できる 朝食約50品を写真入りで紹介したアルバム「早寝、早起き、家族いっしょの 朝ごはん」を制作した。19日、市内の児童館などに寄贈し家庭での食育に役 立ててもらう。  2010年度から3年間の取り組みをまとめた。レシピは豆腐や卵、食パン にトマトや枝豆、オクラなどの野菜を加えたアレンジ料理、きんぴらごぼうを 素材にした残り物料理などを紹介した。  アルバムは、同推進協の部会「子どもの食育学習会」が中心になってまとめ た。 〈09〉2013年02月16日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎2017年の野々市市開催を内定 椿サミット まつりとの連携検討  国内41市町村が加盟する全国椿(つばき)サミット協議会は15日、沖縄 県本部町(もとぶちょう)で理事会と総会を開き、4年後の第27回サミット を野々市市で開催することを内定した。同市は花と緑ののいち椿まつり(本社 後援)に合わせ、2017年3月にサミットを開催することを検討している。  総会には粟貴章市長が出席した。内定を受け粟市長は「市制5周年の年度に 開催できることを喜ばしく思う。北陸新幹線金沢開業後の全国大会でもあり、 石川の魅力を大いにアピールしたい」とコメントした。開催2年前に正式決定 する。  全国椿サミットは、1990(平成2)年に野々市町で開かれた全国つばき フォーラムがきっかけとなり、91年に始まった。96年に野々市と珠洲市で 第6回大会が開かれ、全国椿サミット協議会も発足した。17年の野々市開催 は、昨年の同協議会総会で粟市長が誘致を表明していた。 〈10〉2013年02月14日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎災害時に浴場開放 野々市市が公衆浴場と協定締結  野々市市と、同市御経塚4丁目で一般公衆浴場ぽかぽか御経塚の湯を経営す る有限会社ぽかぽか(金沢市)は13日、災害時の入浴支援協定を締結した。  地震などの災害が発生したとき、被災者や支援ボランティアらに同浴場を開 放する。市役所で調印式が行われ粟貴章市長と松永久美子代表が協定書を交わ した。川哲郎市議が同席した。  野々市市が入浴支援を含めて民間施設と交わした被災者受け入れ協定はスポ ーツクラブのヴィテン、エイムに続いて計3カ所となった。粟市長は「被災者 が入浴できる施設を増やしたい」と語った。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市市や北國新聞社のホー ムページから行うことができます。   野々市市のホームページ  http://www.city.nonoichi.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------