つばきメール野々市」平成25年2月14日(第109号)                         毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市市 市民生活部 市民協働課            広報広聴担当 TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6259          E-mail info@city.nonoichi.lg.jp  活力ある個性豊かな地域づくりと、学術の振興を図るため、 12月21日(金)、市は県立大と包括連携協定を締結しました。  締結式は県立大で行われ、粟市長は「市全体を大学キャンパスに見立てて活用してもらい、 魅力あふれる大学と市を創り上げていきたい」とあいさつしました。 県立大と市は、これまでにも「純米吟醸酒 ichi 椿」や「のっティの水」の開発などで連携していて、 今後更に相互に密接な連携協力を図っていきます。 <109号*メニュー> □民間と協力して取り組む災害対応〜潟Gイムとの災害協定を締結 □新年の門出を祝う〜新年互礼会 □宇宙に行くには何をすればいい?〜市制施行1周年記念宇宙学校・ののいち   □北國新聞「野々市ニュース」 □民間と協力して取り組む災害対応〜潟Gイムとの災害協定を締結  潟Gイムと「フィットネスクラブエイム21」(御経塚4)を災害時に避難所として使用する協定を 12月19日(水)、締結しました。この施設には部屋が多くあることから、 避難者のニーズに応じた部屋割が可能であり、 妊産婦など配慮を要する女性が安心して避難生活を送ることが可能であり、 また、シャワーなど入浴施設を備えていることから、 避難者の入浴施設として活用することにしています。  協定は、地域に協力したいとの申し出により実現したもので、 災害時の避難体制が強化されることになります。 □新年の門出を祝う〜新年互礼会  1月4日(金)、新年互礼会が情報交流館カメリアで開かれ約300 人が出席しました。  粟市長は「今年は、市民協働や都市基盤整備をさらに進め、 市民が野々市を舞台に大いに活躍できるよう環境づくりをしていきたい」と抱負を述べました。 引き続き、北村市議会議長、吉田・徳野両県議会議員があいさつし、 魚住市商工会長の発声で乾杯しました。また、藤市連合町内会長の音頭で万歳三唱し、新年を祝いました。 「のっティの水」で乾杯する人もいました □宇宙に行くには何をすればいい?〜市制施行1周年記念宇宙学校・ののいち  JAXA(宇宙航空研究開発機構)と市情報文化振興財団が主催する宇宙学校が、 12月15日(土)に本市で初めて開催され、会場の情報交流館カメリアに、 約200人の小中学生の親子づれや宇宙に興味のある若者が集まりました。  参加者は、「ブラックホールはどうやって観測するの」「惑星は何個あるの」など、 宇宙開発の最先端で活躍する研究者と対話しながら、宇宙への夢を広げていました。 カメリアでは、子どもの科学や自然への関心を高めるため、星空観望会などの事業を積極的に行っています。 ---------------------------------------------------------------------- 01:パノラマで野々市市紹介 金沢工大生 ウェブページを制作 旧北国街道   を撮影 市と連携、誘客図る 02:野々市市の水、人気が沸騰 2カ月で4600本販売 夏に完売ペース    市、追加製造へ 03:コンビニにポスター 死亡事故続発で配布 野々市市 04:金大と連携、まちづくりで意見交換 野々市市 05:防災備品倉庫を整備 野々市市の富奥公民館 基本設計固まる 06:ヤーコン需要増へ本腰 野々市市の生産グループ 県立大と連携、加工法   研究 調理教室で食べ方も紹介 07:金沢工大名誉教授、奥村氏が日本人初受賞 「工学分野のノーベル賞」    携帯電話の基礎開発 米で来月表彰  08:福祉活動計画を答申 野々市市、県内初の試み 09:行革もチェック、総合計画審発足 野々市市 10:市民協働本部を設置 野々市市 まちづくり条例制定へ ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2013年02月03日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎パノラマで野々市市紹介 金沢工大生 ウェブページを制作 旧北国街道を 撮影 市と連携、誘客図る  金沢工大の学生チームが国重要文化財喜(き)多家(たけ)など野々市市本 町通り・旧北国街道の観光スポットをパノラマ写真で紹介したウェブページを 制作した。その場に立っているかのような感覚で360度の全景を見ることが でき、野々市市への観光誘客を後押しする。2日、市情報交流館カメリアで開 かれた、ののいち里まち倶楽部(くらぶ)のガイド養成講座で紹介された。  鹿田正昭教授の研究室で学ぶ環境土木工学科4年生の寺田哲也さんと西田翔 太さんが、米航空宇宙局(NASA)などが開発した写真合成システムを用い て制作した。  撮影は昨年10月、本町通りで開かれた「野々市の市(いち)」(北國新聞 社後援)に合わせて行った。喜多家や市指定文化財の水毛生家(みもうけ)、 この日初めて一般公開された田村家(旧藤村家)など歴史的な観光スポット1 1カ所を回り、パノラマ写真専用の自動回転台にカメラを据え付けて撮影した。  ウェブページ制作は金沢工大と野々市市の連携協定に基づいた事業。寺田さ んと西田さんは「ふだん公開されていない場所を、いつでも臨場感を持って見 ることができる」と話した。パノラマ写真のウェブページは野々市市のホーム ページから接続することができる。 〈02〉2013年01月30日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市市の水、人気が沸騰 2カ月で4600本販売 夏に完売ペース 市、 追加製造へ  野々市市が昨年11月に市制1周年を記念して製造したミネラル水が、市の 予想以上の売れ行きとなっている。今月10日までの販売本数は約4600本 に達し、市は29日までに追加製造の検討に入った。  ミネラル水は「野々市では、飲むのも、ゴハン炊くのも、決まってこの水で す。」の商品名で販売。計画では今年11月までに1万6500本を販売予定 だった。市企業管理課の担当者は「このペースで売れると夏には完売する」と 売れ行きに驚いている。  市役所や量販店、スーパーなど市内9カ所で販売しており、500ミリリッ トル入りペットボトルで1本100円。水道用の地下水で製造し、国が定める 「おいしい水」の基準に適合する。購入者からは「味がまろやかでおいしい」 との声が多く寄せられているという。問い合わせは市企業管理課=076(2 27)6102=まで。 〈03〉2013年01月29日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎コンビニにポスター 死亡事故続発で配布 野々市市  野々市市は28日、市役所で死亡事故の緊急検討会を開き、防止対策を協議 した。今月、同市で、2件相次いで起こった死亡事故の被害者は、いずれも店 舗駐車場内で車にはねられていることから、市と交通安全協会は事故防止の啓 発ポスターを作り、市内のコンビニエンスストア32店に配布することを決め た。  ポスターは市のキャラクターのっティのイラスト入りで、駐車、発進時の安 全確認を呼び掛けている。市商工会も同ポスターを他の店舗に掲示協力を求め る方針である。  検討会には市と白山署、交通安全協会、商工会など12団体から16人が出 席した。昨年の市内の交通死者は前年比3人増の4人で、増加傾向にあること から、運転マナーの向上へ啓発強化などを申し合わせた。 〈04〉2013年01月28日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎金大と連携、まちづくりで意見交換 野々市市  野々市市民が新市のまちづくりについて意見を交わす「金大タウン・ミーテ ィングin野々市」が27日、同市情報交流館カメリアで開かれ、市民約10 0人が講演を聴き、分科会で考えを述べ合った。  市と金大が初めて連携して開催した。分科会は「市民が主役のまちづくり」 「野々市の個性を引き出す地域資源の創出」「住み続けたい環境づくり」の3 点で意見交換が行われた。  参加者からは図書館の充実、旧北国街道・本町通りの古民家活用の提案や、 人口増の一方で野々市のことを知らない市民が多いなどの指摘があった。  分科会に先立ち、金大教授らが3点のテーマに沿って基調講演を行った。 〈05〉2013年01月24日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎防災備品倉庫を整備 野々市市の富奥公民館 基本設計固まる  老朽化で全面改築される野々市市富奥公民館の基本設計が23日までに固ま った。災害時の避難施設を想定して下水道とつながったマンホールトイレや防 災備品用倉庫などを整備する。今年7月に着工し、来年10月の完成を目指す。  新しい公民館は現在の建物に隣接して建てられる。鉄筋コンクリート一部鉄 骨造り2階建て、延べ1454平方メートル。  正面ロータリーには、コミュニティーバスのっティが乗り入れるスペースを 確保する。館内には224席の集会室や多目的室、学習室を備え、災害時の使 用も想定した調理室を設ける。東に面した建物裏側は、外光を採り入れるため 全体をガラス張りにする。  周辺のスポーツランドや屋内運動場さわやかホールとの調和を考えた外周整 備も行う。今の公民館は1976(昭和51)年建設の旧県農業試験場の建物 を利用している。 〈06〉2013年01月21日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ヤーコン需要増へ本腰 野々市市の生産グループ 県立大と連携、加工法研 究 調理教室で食べ方も紹介  「健康野菜」と言われるヤーコンを生産する野々市市のグループ「野々市ヤ ーコン倶(く)楽(ら)部(ぶ)」は20日までに、ヤーコンを用いる新たな 料理の普及や長期保存の研究開発に乗り出した。昨年12月に野々市市と協定 を結んだ県立大と連携し、ヤーコンの活用に本腰を入れる方針で、同日には調 理教室を開き、おいしい食べ方を提案した。  同倶楽部には11人が所属し、ヤーコンの生産量は年間約1トン。ヤーコン は生のまま長期保存できないことが課題で、県立大食品科学科と連携し保存、 加工方法の研究に着手した。民間企業の協力で粉末化にも成功し、今年はヤー コンの消費拡大にさらに力を入れることにした。  富奥公民館で開かれた調理教室にはメンバーの予想を上回る35人が参加。 市学校給食センター栄養士で野々市中栄養教諭の端保(たんぼ)千春さんらが 「ツナサラダ」やかき揚げなど4品の作り方を指導した。中でも野々市中生徒 が考案し、昨年秋の県中学生学校給食献立コンクールで優良賞に選ばれた「中 華風炒めもの」が受講者の関心を呼んだ。  ヤーコンは腸の働きを整え血圧を安定させるとされる。県立大は昨年12月、 野々市市と地域産業振興などに関する包括連携協定を締結しており、ヤーコン の加工技術開発に取り組む予定。同倶楽部の西本正明会長は「ヤーコンの利用 法の研究を進めるとともに、需要拡大に力を入れたい」と話した。 〈07〉2013年01月17日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎金沢工大名誉教授、奥村氏が日本人初受賞 「工学分野のノーベル賞」 携 帯電話の基礎開発 米で来月表彰   元電電公社移動無線研究室長で金沢工大名誉教授の奥村善久(よしひさ)さ ん(86)=野々市市本町1丁目=が、全米技術アカデミー(ワシントン)の 「2013チャールズ・スターク・ドレイパー賞」を受けることが16日まで に決まった。同賞は工学分野のノーベル賞とも呼ばれており、日本人の受賞は 奥村さんが初めて。  50年前、今の携帯電話の基礎となる移動通信の電波伝搬研究とシステム開 発に日本で先駆的に取り組んだ業績が高く評価された。2月19日にワシント ンで贈呈式が行われる。  奥村さんは金沢市出身で、1947年、旧金沢工専電気科を卒業後、旧通産 省を経て50年に電電公社に入った。60年代、将来の移動通信を予想して基 礎となる電波の伝搬研究に取り組み、電波が伝わる環境を独自に分類した「奥 村モデル」を編み出した。  70年、移動無線研究室長に就き、実用化に向けた開発に力を注ぎ、同年、 大阪万博会場で携帯電話の試験運用を行った。  翌71年、通信学会に大容量広域自動車電話方式の構想論文を共同で発表し、 反響を呼んだ。その後、東芝で製品開発に取り組み79年から2000年まで 金沢工大教授を務め、現在、同大名誉教授。  奥村さんは16日、金沢工大で会見し、「天恵が忘れたころにやってきたと の心境だ。使命感と熱意を理解していただきうれしい」と話した。奥村さんと 同じように移動通信の先駆的研究に取り組んだ米国など外国の研究者4人も表 彰される。  全米技術アカデミー 1964年に設立された民間研究機関。生活の質を大 きく向上させ、社会に多大な影響を与えた業績のある研究者らに対して毎年、 「チャールズ・スターク・ドレイパー賞」を副賞50万ドルとともに贈ってい る。これまで通信衛星技術、光ファイバー開発、医薬投与システムなどさまざ まな分野の顕彰を行った。 〈08〉2013年01月11日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎福祉活動計画を答申 野々市市、県内初の試み  野々市市の向こう5年間の福祉施策を法律に基づいて定めた地域福祉計画と 同活動計画が10日、両計画策定委員会から市に答申された。県内自治体では 初めて、市社会福祉協議会が中心となって進める地域福祉活動計画を策定した。  活動計画には、のっティ体操普及や声掛け運動による市民の連携、ボランテ ィア登録を担うバンク設立、地域支え合いマップの作成、住民が集う農園ひろ ば整備などを、目標値を定めて盛り込んだ。  市役所で策定委員会の内慶瑞(うちけいずい)会長(金城大准教授)が粟貴 章市長に答申書を手渡した。  両計画は2011年4月以来、住民アンケートや市内19カ所での地域座談 会、策定委メンバーと公募市民63人によるテーマ別部会討議などを経て策定 された。市民に周知を図るため、3月2日、市交遊舎で記念シンポジウムが開 かれる。 〈09〉2013年01月10日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎行革もチェック、総合計画審発足 野々市市  野々市市総合計画審議会が9日発足し、今後は、昨年4月に始まった第1次 市総合計画の進ちょく状況点検のほか、市の行政改革、行政評価についても意 見を述べていくことを決めた。  審議委員は公募も含め22人で構成。9日、市役所で開かれた第1回会議で 会長に水野一郎金沢工大副学長、副会長に宮脇長人(おさと)県立大学長補佐 を選出した。市が行った2011年度行政評価と行政改革を承認した。  総合計画審議会の設置は町時代も含めて初めて。総合計画策定後のチェック 機関として年1回開催する。従来の行政改革推進委員会と行政評価委員会を審 議会に統合し、市の行政全般について意見を具申する場と位置付けた。 〈10〉2013年01月05日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市民協働本部を設置 野々市市 まちづくり条例制定へ  2014年度に「まちづくり基本条例」制定を目指す野々市市は4日、庁内 に市民協働推進本部を設置した。同日開いた初会議で本部長に就いた粟貴章市 長は「新市のまちづくりは市民とともに進めたい」と訓示した。  推進本部は市長ら特別職と部課長の計36人で構成した。3月に市民約20 人の市民協働のまちづくり市民会議を設立し、具体的指針を策定する。9月に 条例策定委員会を設け、1年かけて「まちづくり基本条例」の制定を目指す。  並行して公募の市職員約15人で構成するワーキンググループが検討材料、 データ収集などに当たる。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市市や北國新聞社のホー ムページから行うことができます。   野々市市のホームページ  http://www.city.nonoichi.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------