「つばきメール野々市」平成25年1月10日(第108号)                         毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市市 市民生活部 市民協働課            広報広聴担当 TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6259          E-mail info@city.nonoichi.lg.jp   ジャズの本場、ニューヨークから一流の演奏者を迎えてワークショップやコンサートが開かれる 「BIG  APPLE in Nonoichi」が11月24、25 日の両日開かれました。 このイベントは、市を拠点に活動する「ムーンライトJAZZオーケストラ」が 平成6年にアメリカへ行った際にジャズ界の巨匠、ピアノ奏者ジュニア・マンスさんらと知り合い 「日本の地方でも一流のジャズに触れる機会を」と意気投合し、 翌年から野々市で毎年開かれているものです。  18年目の今年はマンスさんをはじめ、 7年前に同ワークショップを受けたミチ・フジさんなど若手精鋭が出演し、 全国から駆けつけたジャズ愛好家たちで会場は熱気に包まれました。  また、26 日には館野小学校で交流音楽会を開き、子どもたちに本場のジャズを披露しました。 総立ちとなった客席にトランペット、サクソフォンの演奏者が降りる場面もあり、 子どもたちと一体となって演奏を楽しみました。  <108号*メニュー> □ツバキでいっぱいのまちに〜ツバキ「ののいち」無料配布 □遺跡から当時を考える〜二日市イシバチ遺跡 現地説明会 □新年を気持ちよく!障子張り替え〜商工会青年部の奉仕活動   □北國新聞「野々市ニュース」 □ツバキでいっぱいのまちに〜ツバキ「ののいち」無料配布  市制1周年を記念して、市内によりたくさんのツバキを咲かせようと、 11月25日(日)に市花木ツバキの若木100本が無料で配布されました。  配布されたのは、朱鷺色の花びらが愛らしい品種「ののいち」。 椿ののいち生産組合の皆さんが約150pの高さに育てたものです。事前に申し込んだ100人はこの日、 「大事に育てます」と笑顔で受け取っていました。  市では、市制5周年にあたる平成29年3月に、市で2回目となる全国椿サミットを誘致する予定です。 □遺跡から当時を考える〜二日市イシバチ遺跡 現地説明会  二日市地内で、二日市イシバチ遺跡の発掘現場や出土品の見学が12月8日(土)に行われました。 今回は、東は二日市集落、西は安原川、北はJR北陸線の北側、 南は三日市集落の近くまで広がる遺跡のうち6800uを調査しています。 今年7月から行っている発掘の結果、弥生後期〜古墳初頭の建物跡が多く発見されました。  参加した54人は「この遺物は当時どんな風に使われていたんですか」など質問をしながら、 感慨深げに出土品を眺めていました。 □新年を気持ちよく!障子張り替え〜商工会青年部の奉仕活動  市商工会青年部員20人と民生委員9人が、 年末恒例となったひとり暮らし老人宅の障子張り奉仕活動を12月2日(日)に中央公民館で行いました。 今年は本町地区を対象に希望を募ったところ、 42 軒分158 枚の障子が集まりました。これを水洗いして、新しい障子紙に張り替えます。 夕方までには、真新しくなった障子が届けられました。  今年で青年部を卒業するという瀬戸正英さんは、 「10 年以上もこの活動をしているともうプロ並みですよ」と笑いながら、 慣れた手つきで次々と張り替えていました。 ---------------------------------------------------------------------- 01:危険トンネルに注意灯 野々市市、来年3月までに設置 02:12人ソフトボール部、全国へ 野々市明倫高男子 選抜、4年ぶり「常   連校」復活 03:野々市市と県立大、包括連携協定を締結 産業振興、環境保全を推進 04:中林で市営墓地構想 市長が地元住民に説明 野々市市 05:野々市市とエイム、予備避難所で協定 市役所で調印式 06:野々市市御経塚遺跡、ポスターで紹介 金城大短大部生 07:14年間の事業完成祝う 野々市市 中南部土地区画整理 08:県立大同窓会が設立 金沢市で総会 会長に元吉さん 09:弥生の建物跡22棟が出土 野々市市の二日市イシバチ遺跡 市教委 き   ょう現地説明会 10:高齢者に年賀状送り四半世紀 野々市中生徒会 イラスト添え手作り ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2012年12月30日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎危険トンネルに注意灯 野々市市、来年3月までに設置  野々市市は来年3月までに、同市三日市町の国道8号を横断するトンネルに、 対向車接近を知らせる感応型注意灯を設置する。トンネルは幅4メートルで車 がすれ違いできないにもかかわらず、通行量が多い。通学路にもなっているこ とから、安全対策として実施を決めた。  計画ではトンネル西側に感応機器を取り付け、車が近づくと反対の東側に設 けた「対向車有り」の注意灯が赤く点滅する。西側でも「走行注意」の赤ラン プが点灯する。  現状は西側出入り口付近がカーブになっていて対向車の様子が分かりにくい ことから、トンネル内で車同士が立ち往生する場面が見られる。市は注意灯設 置で交互通行の円滑化を図りたいとしている。  トンネルができたのは一帯が農村だった44年前。もとは農作業車用だった が、1999(平成11)年、土地区画整理事業が始まり近くに家電製品や衣 類販売の大型店進出が相次いで自動車通行が急増した。御園小の児童20人が 通学路として使っており、地元からは「狭い、危ない」と、安全対策を求める 声が出ていた。  同市は人が通る路側帯のカラー舗装も計画しており「安全対策を強化したい。 ドライバーも注意灯の表示に従い、安全運転を心掛けてほしい」と呼び掛けて いる。 〈02〉2012年12月22日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎12人ソフトボール部、全国へ 野々市明倫高男子 選抜、4年ぶり「常連 校」復活  野々市明倫高男子ソフトボール部は来年3月、静岡県富士宮市で開かれる全 国高校選抜ソフトボール大会に向けて、連日寒さと向き合いながら練習に励ん でいる。部員は12人。控え選手がわずか3人という少人数チームだが、投手 力を武器に守り抜くプレーで一戦必勝を目指す。  4年ぶりの出場。秋の県新人大会でライバル校の星稜、尾山台を破り、全国 切符を手にした。インターハイや国体で優勝経験がある全国大会常連校も、2 008年のインターハイ、09年の選抜大会を最後に全国舞台から遠のいてい た。チーム復活の原動力となったのが小学校時代からマウンドに立つ高斐W・・ (こうき)投手(1年)と東佳希(ひがしよしき)捕手(2年)のバッテリー。 平川典生(のりお)監督は「高斐C論・紊僕イ譟▲好圈璽匹亘命・杰鎔譴噺世ィ る」と期待する。  久々の全国大会出場にOBも喜ぶ。1993年のインターハイで優勝した寺 岡一彦さん(36)は「思う存分暴れてきてほしい」と激励。東捕手の父和之 さん(44)も明倫ソフト部出身で「精いっぱいやれと言いたい」と息子の背 中を押した。  周囲の期待に、屋内練習場で白い息を吐きながら基礎トレーニングに励む荒 井雄登(ゆうと)主将(2年)は「一つ一つのプレーを大切にして必勝を目指 す」と表情を引き締めた。 〈03〉2012年12月21日(金)付北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎野々市市と県立大、包括連携協定を締結 産業振興、環境保全を推進  野々市市と県立大(同市)は21日、包括連携協定を締結した。今後、連絡 協議会を設け、地域産業の振興や環境保全に関する事業、研究などに取り組む。  県立大で締結式が行われ、粟貴章市長と松野隆一学長が協定書に調印した。 県公立大学法人の寺西盛雄理事長が立ち会った。粟市長は「市域全体を大学キ ャンパスととらえていただき、地域資源活用の連携を図りたい」とあいさつ、 松野学長は「野々市は大学のホームタウンであり、連携を強め地域貢献を果た したい」と応じた。  野々市市と県立大はこれまで市花木ツバキの酵母を生かした純米吟醸酒「i chi椿」の開発、市内の地下水を使ったミネラル水製造に取り組んだ。現在 は特産の健康野菜ヤーコンの加工技術開発を共同で進めている。 〈04〉2012年12月19日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎中林で市営墓地構想 市長が地元住民に説明 野々市市  野々市市の粟貴章市長は17日夜、同市中林町内会住民との市政懇談会で、 町内で計画されている土地区画整理事業に合わせて市営墓地を整備したいと述 べ、理解と協力を求めた。市営墓地構想はすでに町内会に伝えられていたが、 市長が住民に直接説明するのは初めて。今後、具体化に向けて協議が本格化す る。  懇談会は集会所の中林倶楽部(くらぶ)で開かれ、住民20人が出席した。 粟市長は、今年4月から始まった市第1次総合計画の概要を説明し、「市営墓 地は野々市に愛着を持ち住民の定住化のために必要。公園のイメージで、規模 は3千区画を想定している」と話した。出席者からは「今後、具体案などの情 報はオープンに提示してほしい」などの意見が出た。  粟市長は今年6月の市議会定例会で、土地区画整理事業地で市営墓地を整備 する意向を示した。  中林での土地区画整理事業は、地元の要望を受けて2011年度に可能性調 査が行われ、今年度から実施に向けての協議が始まった。 〈05〉2012年12月19日(水)付北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎野々市市とエイム、予備避難所で協定 市役所で調印式  野々市市とスポーツクラブ経営のエイム(金沢市)は19日、災害発生時に 同社の施設を予備避難所として使用できるとした災害協定を締結した。  市役所で調印式が行われ、粟貴章市長と吉田康志社長が協定を締結した。協 定内容は地震などの大規模災害が発生した場合、野々市市御経塚4丁目のフィ ットネスクラブ・エイム21を予備避難所として避難者を受け入れ、入浴支援 を行う。  市は10月、スポーツクラブ・ヴィテン(金沢市)と予備避難所使用に関す る協定を結んでいる。予備避難所は学校などの拠点避難所で収容が困難になっ た場合に開設される。 〈06〉2012年12月18日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市市御経塚遺跡、ポスターで紹介 金城大短大部生  金城大短大部学生が制作した野々市市御経塚遺跡のゆるキャラポスターが、 18日から同市情報交流館カメリアで公開される。17日、制作に携わった美 術学科マンガ・キャラクターコースの学生10人が作品を展示した。  ポスターは同市御園小の全校学習「御園ジョーモピア」に学生たちが協力し て制作した。縄文人やネコのキャラクターを愛らしく描いた。漫画も作った。  野々市をテーマにした学生たちのゆるキャラポスター制作は昨年に続き2回 目。展示会は25日まで。 〈07〉2012年12月17日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎14年間の事業完成祝う 野々市市 中南部土地区画整理  野々市市中南部土地区画整理事業の完工記念式典は16日、金沢市の金沢国 際ホテルで関係者160人が出席して行われ、約14年間の事業の完成を祝っ た。  同土地区画整理組合の山田清司理事長が「区域内に野々市市の新たな中心市 街地が誕生した」とあいさつし、森喜朗元首相、岡田直樹参院議員、中西吉明 副知事、粟貴章市長、北村成人市議会議長の順に祝辞を述べた。  中南部土地区画整理事業は1999(平成11)年2月に組合設立後、粟田、 三納、藤平田、下林の45・8ヘクタールで実施された。通称野々市中央通り の全線開通や市庁舎建設などの大型事業が行われた。総工費は71億4700 万円。 〈08〉2012年12月09日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎県立大同窓会が設立 金沢市で総会 会長に元吉さん  県立大同窓会の設立総会は8日、金沢市の金沢ニューグランドホテルで開か れ、初代会長に食品科学科1期生の元吉(もとよし)智美さんを選出し、卒業 生同士の親睦と同大発展へ協力していくことを申し合わせた。  総会には卒業生、同大教授、職員ら50人が出席し、副会長の北川英美(ひ でみ)さん(環境科学科1期生)があいさつし松野隆一学長が祝辞を述べた。  県立大は2005(平成17)年に開学し、これまで1〜4期生504人が 卒業した。卒業生の有志31人が発起人となって同窓会の設立準備を進めてき た。同大の前身である県農業短大同窓会との合同も視野に入れて活動していく とみられる。 〈09〉2012年12月08日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎弥生の建物跡22棟が出土 野々市市の二日市イシバチ遺跡 市教委 きょ う現地説明会  野々市市二日市町の二日市イシバチ遺跡で7日までに、弥生時代後期から古 墳時代初めの竪穴(たてあな)建物跡22棟が出土した。9メートル四方の大 型建物跡も含まれており、当時の集落の中心地だったとみられる。市教委は8 日午後1時半から、現地で参加自由の説明会を開く。  建物跡はJR野々市駅の西側で、市営つばきの郷(さと)住宅近くで見つか った。6800平方メートルと学校グラウンドほどの広さに建物跡が密集し、 穀物貯蔵に使ったとみられる布掘(ぬのぼり)建物跡5棟も出土した。  同市では御経塚、押野、高橋町に続く弥生集落跡の発見であり、同市教委は 「集落跡はいずれも標高10メートルで、手取川の伏流水が得られやすい場所 で農耕生活していたことが分かる」としている。  二日市イシバチ遺跡の発掘調査は北西部土地区画整理事業に伴って6年前か ら実施された。今回、同じ場所から室町時代の掘立柱(ほったてばしら)建物 跡4棟、井戸跡5基なども見つかっており先人の生活の歴史が幾層にも重なる 遺跡となっている。 〈10〉2012年12月07日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎高齢者に年賀状送り四半世紀 野々市中生徒会 イラスト添え手作り  野々市市野々市中生徒会は6日、同校で市内の1人暮らしのお年寄りと高齢 者世帯にあてた年賀状作りに取り組んだ。1985(昭和60)年ごろから四 半世紀続く活動で、今年も呼び掛けに応じた生徒100人が、励ましの言葉に イラストを添え、心を込めて1人2枚の年賀状を書き、同校の「伝統」を引き 継いだ。  年賀状作りは同校が県の福祉協力校に指定されたことが縁で始まった。毎年 生徒会が1、2年生に参加を呼び掛けて有志が続けている。  昨年に続いて加わった北山空(そら)君(2年)は「元気でいてほしいとの 気持ちを込めた」と話し、来年の干支(えと)「巳(み)」にちなんだイラス トを描いた。生徒会長の粟嶋優輝(ゆうき)君は「先輩たちから受け継いでき た活動であり、大切にしたい」と話した。  年賀状の送り先を決めるなど生徒会の活動を支援している市社会福祉協議会 は「手元に届く唯一の年賀状だと言って感謝するお年寄りもいる。貴重な福祉 活動だ」と喜んでいる。今年は合わせて460世帯に手作り年賀状が送られる。 市内7カ所の放課後児童クラブも協力する。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市市や北國新聞社のホー ムページから行うことができます。   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