「つばきメール野々市」平成24年9月13日(第104号)                         毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市市 市民生活部 市民協働課            広報広聴担当 TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6259          E-mail info@city.nonoichi.lg.jp  姉妹都市交流の一環として、中学生海外派遣研修事業が 7月26日(水)〜8月3日(金)の9日間の日程で行われました。 団長の宮本浩一布水中学校長、市内の中学生12人、引率4人の計17人の派遣団が ニュージーランドの姉妹都市ギズボーン市を訪れ、ホームステイや市役所訪問を行いました。  今年は4月にギズボーン市からの訪問団(リトンハイスクールの生徒20人、引率4人)が 野々市市を訪れており、生徒の中には久しぶりの再会を喜ぶ姿も見られました。 <104号*メニュー> □東京野々市会総会を開催 □災害時に飲料水供給の協定結ぶ □電車で小さな旅をしよう   □北國新聞「野々市ニュース」 □東京野々市会総会を開催  東京野々市会の今年度総会が7月14日(土)、東京都文京区の椿山荘で 会員ら22人が出席して開かれました。  中嶋一郎会長のあいさつに続き、粟市長が東洋経済新報社がまとめた “住みよさランキング”で、今年、市が総合で全国第2位になったことを報告しました。 会では、若手を中心に新入会員の勧誘を推進することが決められました。 また、市が椿山荘庭園に寄贈したツバキ「野々市」の観賞も行われました。 □災害時に飲料水供給の協定結ぶ 市は、地震などの災害発生時に、被災した住民に飲料水を供給する協定を 中部ペプシコーラ販売(愛知県)、北陸コカ・コーラボトリング(富山県)、 コーシン(野々市市)の3社と結びました。  市では、東日本大震災後、災害時のライフラインの確保について対策強化を検討してきたところ、 同時期に各社から協力の申し出があり、合同で協定を結びました。  7月24日(火)に行われた締結式では、 粟市長が「災害時には、いかに早く飲料を提供できるかが大切。3社の協力はとても心強い」 とあいさつしました。 □電車で小さな旅をしよう 野々市公民館では、「北陸鉄道石川線の利用促進を考える市民の会」と協力して、 7月25日(水)に石川線を利用した本町地区と旧鶴来町のまち歩きが行われました。  公民館には、電車に乗ってみたかったという小学生25人が集まりました。 ボランティアガイドののいち里まち倶楽部の会員が案内し、 北国街道道標や富樫館跡石碑を訪ねながら、野々市工大前駅へ。 約20分の電車のプチ旅行を楽しんだ後、鶴来駅近くの車両基地や古い町並みを楽しみました。 ---------------------------------------------------------------------- 01:市町議会(4日) 野々市市 教育委員2氏の任命に同意 02:布水中設計に2511万円 野々市市9月補正予算案 一般会計3億77   04万円 03:「りんくん」愛らしく 野々市明倫高キャラ きょうお披露目 04:町内会単位で避難所 野々市市 防災計画で見直し案 05:明治天皇の休憩所を初公開 田村家の仏間と庭園 10月「野々市の市」 06:乗客増へダイヤ見直し シャトルバスで野々市市 公共交通協議会に提案   へ 07:優勝旗「春より重い」 甲子園、春夏連覇 大阪桐蔭・水本主将(野々市   市出身) 08:ののいち時計、3千人が登場 来月1日、始動 市商工会青年部 写真1   440枚採用 09:10月14日、野々市の市 本町秋祭りに合わせ開催 10:じょんから原型版継承 野々市市住吉町の有志 昭和30年代の踊り紹介 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2012年09月05日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市町議会(4日) 野々市市 教育委員2氏の任命に同意  【野々市市】本会議を開き、会期を25日までの22日間と決めた。今年度 一般会計補正予算案3億7704万円、昨年度一般会計歳出歳入決算認定など 議案19件と報告5件、議会議案7件が提出された。  市教育委員の任命議案で、現在委員長の北本正氏(66)の再任、堂坂雅光 氏(65)の新任に同意した。堂坂氏は、今月末に任期満了を迎え勇退する村 上維喜教育長(69)の後任として、10月1日の市教委で教育長に選任され る見通しである。  提出議案説明で粟貴章市長は昨年度一般会計決算について、実質収支1億8 064万円の黒字となり、経常収支比率88・4%、実質公債費率7・7%と 健全な財政運営を維持している、と説明した。  呼称変更に伴う議会議案の野々市市議会議員政治倫理条例の一部改正を可決 した。 〈02〉2012年09月01日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎布水中設計に2511万円 野々市市9月補正予算案 一般会計3億770 4万円  野々市市は31日、9月補正予算案を市議会に内示した。一般会計3億77 04万円で、当初からの予算累計は153億7704万円となった。  主な事業では、布水中の校舎、体育館の大規模改造に向けて、設計監理費2 511万円を計上した。体育館や空調施設の改造、教室増設、障害者用エレベ ーター設置などに向けた設計を行い、計画では来年度工事に入る。  社会福祉法人ヴィテンが計画している保育園建設に1億9884万円の補助 を盛り込んだ。保育園は横宮町のスポーツ施設ヴィテンののいち敷地内に建設 される。着工は来年3月、再来年4月に完成する。開園後は、老朽化で改築工 事を予定している市立中央保育園の代替園として、同園の園児を一時的に預か る計画となっている。  このほか、不活化ポリオワクチン導入に伴う個人接種費2550万円、定住 促進奨励金追加へ1860万円などを計上した。  市議会9月定例会は4日、開会する。 〈03〉2012年09月01日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「りんくん」愛らしく 野々市明倫高キャラ きょうお披露目  野々市明倫高のキャラクター「りんくん」の着ぐるみが31日完成した。1 日、同校文化祭で披露される。「りんくん」は今年2月、北國新聞社が学校情 報サイト「いしかわの高校広場」で実施した「高校マスコットキャラクターコ ンテスト」で最優秀賞に選ばれており、着ぐるみは受賞を機に制作された。  着ぐるみは高さ1・4メートルで野々市特産のキウイフルーツをモチーフと し、富樫氏ゆかりで校章にもなっている「七曜の紋」のつえを持っている。 「りんくん」を考案した橋本優大(ゆうだい)君(2年)は「イメージしてい た通りになった」と声を弾ませた。生徒会長の森拓人(たくと)君(3年)は 「部活動の応援や小中学校訪問で活用したい」と話した。  「りんくん」は昨年9月、学校PRを目的に校内コンテストを経て誕生した。 藺森(いもり)喜美校長は「着ぐるみは生徒会、同窓会の熱意でつくられた」 と話した。着ぐるみは10月12日、同校創立30周年記念式典会場の受け付 けにも立ち、愛きょうを振りまく。 〈04〉2012年08月31日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎町内会単位で避難所 野々市市 防災計画で見直し案  野々市市防災会議は30日、同市役所で開かれ、市の地域防災計画見直し案 が示された。災害時には町内会ごとに拠点避難所を指定するなど、住民の地域 防災力強化を重視する内容となった。  54全町内会の避難所としては、現状の7小中学校では不足するため、市内 の大学、高校、民間施設にも協力を要請するとした。現状4カ所の福祉避難所 も増設する。  原発や津波対策は深刻な影響を受けない地理的状況にあるとして特別な対策 はとらないものの、原発周辺からの避難者受け入れ、海抜表示を行うとした。  見直し案は市役所職員20人のワーキングチームが5月から検討してきた。 12月の次回防災会議を経て、来年3月にまとめる。  防災会議には専門委員も出席する。同市内にある金沢工大や金沢脳神経外科 病院の災害支援看護チームなど5機関の担当者が同委員に就く。 〈05〉2012年08月29日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎明治天皇の休憩所を初公開 田村家の仏間と庭園 10月「野々市の市」  今から134年前、明治天皇が北陸巡幸の際、休憩された野々市市の旧北国 街道沿いにある田村家が今秋、初めて一般公開されることが、28日までに決 まった。10月14日に開かれる「北国街道野々市の市(いち)」(北國新聞 社後援)で、国重要文化財「喜多家」など街道沿いの歴史的建造物とともに見 学できる。市関係者らは、旧北国街道に刻まれた野々市の歴史を市内外に知っ てもらう機会になるとしている。  野々市市本町2丁目にある田村家は1878(明治11)年10月5日、明 治天皇が野々市を通られた際の休憩所となった。  公開されるのは12畳敷きの仏間と、築山や灯籠を配置した造りの庭園。仏 間に隣接する土蔵の基礎は、戸室石や緑石凝灰岩など3層の石でかたどられて おり、重厚な外観となっている。建物、庭園は明治初めの建築、造成と伝えら れる。  田村家当主で元野々市町教育長の田村昌俊さん(77)は、「天皇が通られ た同じ季節に公開できるのも何かの縁」と話した。 ●謡曲や二胡も披露  野々市の市ではこのほか、国の重要文化財「喜多家」で謡曲、市指定文化財 「水毛生(みもう)家」で二胡演奏会、同じく市指定文化財「旧魚住家の市郷 土資料館」で記念展示会が開かれる。  野々市の市の樫田彰久実行委員長は、「10月14日は旧北国街道沿いの歴 史的な建物が一斉に公開される貴重な一日になる」と期待している。 〈06〉2012年08月25日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎乗客増へダイヤ見直し シャトルバスで野々市市 公共交通協議会に提案へ  野々市市は今年3月運行を始めたシャトルバスのんキーの利用促進へ、休日 ダイヤを新たに設ける方針を固めた。バスを運行する、ののいちバスとも協議 し、10月にも開かれる同市地域公共交通協議会に具体案を提出する。  のんキーはJR野々市駅−松任石川中央病院間を往復するコースで、毎月約 千人が利用している。乗客の多くが通勤、通学、通院者で、その分休日の利用 が減る傾向にある。このため、市は休日に利用しやすいダイヤを新たに設定し、 乗客数の底上げを図ることにした。  現行ダイヤは5往復半。休日ダイヤは運行本数を現状のままとし時間帯の変 更で利便性を図る計画だ。 〈07〉2012年08月24日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎優勝旗「春より重い」 甲子園、春夏連覇 大阪桐蔭・水本主将(野々市市 出身)  石川生まれの高校球児が、甲子園の春夏連覇を成し遂げた。23日行われた 全国高校野球選手権大会決勝。大阪桐蔭の主将として出場した水本弦(げん) 選手(野々市市出身)は深紅の優勝旗を手に晴れやかな表情を浮かべた。「楽 しいことばかりじゃなかったけど、春より重みのある旗が取れた」。中軸打者 としてもチームを支えた大黒柱は、史上7校目の偉業に胸を張った。  大会ただ一人の「両投げ」の外野手である。左腕からの力強い返球が武器の 一つだが、昨春は右投げの内野手でレギュラーだった。遠投はどちらでも10 0メートル近い。「片方を痛めても休まなくて済む」のが利点で、今夏も左右 2個のグラブを携えた。  5歳上の兄を追いかけ、遊撃手を志したのは小学2年のときだった。「縛ら ず、伸び伸び」が元甲子園球児の父、太さん(50)の教育方針で、その日か ら公園の壁を相手に右利き転向に挑戦した。  「地道な努力に不可能はない」がモットー。中学時代に父が監督を務める硬 式野球チーム、白山能美ボーイズで全国区の選手となり、「より高いレベルで」 と親元を離れて大阪桐蔭へ進学した。  「人に響くように」と付けられた名前は「弦」。昔から人の感情に敏感で、 下級生の悩みもいち早く見抜く。悪くなった雰囲気は絶妙な合いの手で笑いに 変える。  高校では「心の野球」を学んだ。勝負を分けるのは気持ちの強さだと、今春 の優勝が教えてくれた。コツは1秒でも早く前向きに切り替えること。チャン スで凡退したとき、守備でミスしたとき、心の中で大好きな言葉をつぶやく。 「しゃあない」と。 ●両親「よくやった」  決勝をスタンドから見守った太さんと母の五月さん(47)は「よくやった ぞ」と、万感を胸に息子の晴れ姿を見つめた。  試合後、2人は大阪桐蔭の宿舎へ駆け付け、「おめでとう」と声を掛けた。 照れくさいのか、返事はなかったが、「晴れ晴れとした表情に見えた」と太さ ん。2人は思わず顔を見合わせて笑ったという。  2人とともに観戦した小学校時代の恩師、菅原学童野球クラブの小坂宏監督 (52)は「石川の球児が高校野球の頂点に立った。地元の野球少年たちの大 きな励みになる」とたたえた。 〈08〉2012年08月18日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ののいち時計、3千人が登場 来月1日、始動 市商工会青年部 写真14 40枚採用  野々市市商工会青年部は市民参加型の事業として取り組んできた「ののいち 時計」を、9月1日からインターネット上に掲載する。市民が家族や友人と連 れだって撮った写真1440枚が時刻変化に沿って次々と掲載される。青年部 の高田幸一部長は「時を刻む市民の笑顔が互いの絆を強めるきっかけになれば うれしい」としている。  撮影は6月から行われ、先月末に開かれた野々市じょんからまつり(北國新 聞社後援)では、青年部員が来場者に協力を呼び掛け、千枚撮影した。登場す る人数は延べ3千人に達する。  撮り終えた写真は、同商工会員でソフトウエア開発を手掛ける橋本佳幸さん =同市矢作3丁目=がプログラム化を進めている。  9月1日午前零時から「ののいち時計」のキーワードで検索すればアクセス できる。 〈09〉2012年08月16日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎10月14日、野々市の市 本町秋祭りに合わせ開催  歴史的町並みが残る野々市市本町通りを会場にした「北国街道野々市の市 (いち)」(北國新聞社後援)が今年も本町住民有志の手で10月14日に開 かれる。昨年秋、初めて実施され、来場者アンケートで90%が継続を望むな ど好評を博した。2回目の今年は、2年に一度、名物野菜みこしと獅子舞が勢 ぞろいする本町秋祭りの日程に合わせて、にぎわいを創出する。  19日に同市中央公民館で事業内容の説明会が開かれ、開催準備が本格化す る。計画では昨年同様、本町2丁目から3丁目にかけた旧北国街道の本町通り を午前10時から午後4時まで、歩行者天国とする。野々市じょんから町流し や通り沿いの古民家公開、コンサート、飲食物販売などが行われる。  実行委員長を務める樫田彰久さん(61)は「10月13日にみこし、獅子 舞の練り歩きがあり、14日は野々市の市と、2日間、本町通りを地域のふれ あいの場にしたい」と野々市の市継続に力を込めた。 〈10〉2012年08月07日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎じょんから原型版継承 野々市市住吉町の有志 昭和30年代の踊り紹介  野々市市住吉町の住民有志が、昭和30年代まで現在の同市本町地区で踊ら れていた野々市じょんからを保存、継承する活動に取り組んでいる。7月28 日の野々市じょんからまつり(北國新聞社後援)と今月4日の住吉町盆踊り大 会(同)で踊りを披露し、「原型版野々市じょんから」をアピールした。  有志は竹内豊憲さん(62)ら12人。3年前に亡くなった旧野々市町初代 収入役の竹内さんの父弥三男さんが生前、かつての踊りを継承する目的でビデ オに残していたのがきっかけ。踊りは今のじょんからに比べて手足の動きが速 く姿勢もやや前かがみで、編みがさをかぶるスタイル。  野々市じょんから節保存会の久保昇会長によると、現在踊られている野々市 じょんからは昭和30年代、舞台などで踊りやすいように監修されたという。 久保会長は「かつての踊りは保存会としても会得したいと思っている」と話し、 竹内さんらの取り組みに関心を寄せた。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市市や北國新聞社のホー ムページから行うことができます。   野々市市のホームページ  http://www.city.nonoichi.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------