「つばきメール野々市」平成24年3月8日(第98号)                         毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市市住民生活部広報情報課            広報広聴担当 TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6259          E-mail info@city.nonoichi.lg.jp  1月28日(土)、29日(日)、文化会館フォルテで公演「トランプの国」が行われました。 市民劇団nono(のの)の団員と公募で集まった高校生やプロの俳優33人が出演。 下は4歳から上は50代までと幅広い年代の老若男女が元気いっぱいの笑顔で演技や踊りを披露しました。 「トランプの国」は、ロシアの作家ミハルコフの作品。トランプのハートの国に迷い込んだ少年が、 魔法にかけられた王子様と一緒に3つのオレンジを求めて冒険の旅に出て、 暗く沈んだハートの国を救う物語です。野々市市誕生記念の意味合いから「祝祭性」があり、 また、昨年の東日本大震災で多くの人たちが犠牲になったことから 「命」をテーマとして今回上演されました。 劇本番。幕があがると、そこには多くの観客の姿が。2日間で集まった人は約1000人。 劇中は、演技、ダンス、ギターの生演奏や要所に奏でられる「石川フィルハーモニックウィンズ」の 音楽などすべてがうまく重なり合っていました。 ふと客席を見ると、身を乗り出して舞台を見つめる子どもの姿や 感動のあまり涙ぐむ人の姿も見られました。 フィナーレでは、出演者達がテーマソングを歌い踊りながら客席まで降りて、盛り上げていました。 会場から温かい拍手が沸き起こり、大盛況のうちに幕を閉じました。 終了後エントランスホールでは、出演者全員が観客を出迎えていました。 観客は、「よかったよ」「おもしろかったよ」と直接、感動を出演者に伝えていました。     <98号*メニュー> □市の諸問題に対して学生が解決策を提案〜野々市市プロジェクト発表会 □新しい料理にチャレンジ!!〜ヤーコン料理教室 □地域の宝文化財を守る〜文化財防火デー   □北國新聞「野々市ニュース」 □市の諸問題に対して学生が解決策を提案〜野々市市プロジェクト発表会  2月14日(火)、市役所と情報交流館カメリアで 金沢工業大学2011年度プロジェクトデザインU・地域連携テーマ(野々市市プロジェクト)発表会が行われました。 これは、大学2年生が授業の一環としてチームを組み、市が提案したテーマに対して調査・分析し、 課題解決に取り組んだ活動成果を発表するもので、今年で4回目となります。 「北陸鉄道石川線の利用促進に向けた情報発信」「ジュニア向け野々市紹介パンフレットの作成」など、 テーマの中から1つを選び、昨年9月から約半年間調査・分析を重ねてきました。 学生自ら取材を行ったり、市民へのアンケートをとって、まとめているグループも見られました。 口頭発表では、緊張しながらも説明し、質問にも一生懸命答える姿が見られました。 ポスターによる展示発表も行われ、学生は「自分たちの研究が市の発展につながればいいと思います。 地域の活性化に一役かえてうれしい」と話していました。  またこの発表会に先立って、2月7日(火)〜13日(月)、イオン御経塚店で同様のポスターなどを展示するイベントが開催され、 市と金沢工業大学の大学連携の取り組みを市民に見てもらいました。 □新しい料理にチャレンジ!!〜ヤーコン料理教室 1月17日(火)に富奥公民館で市ヤーコン倶楽部主催のヤーコン料理教室が行われました。 はじめに、西本正明会長が、「水分を多く含み、高血圧や便秘に効果があると言われている野菜です」 と野々市特産のヤーコンを紹介。続いて、野々市中学校の石倉知代栄養教諭を講師に招き、 サラダ、かき揚げ、煮込みを作って、調理法を紹介しました。  試食した27人の参加者は、「甘みがあっておいしい」「シャキシャキ感がいいね」と話していました。 □地域の宝文化財を守る〜文化財防火デー 1月29日(日)、布市神社(本町2丁目)で、文化財防火訓練が行われました。 これは、昭和24年の法隆寺金堂壁画の消失を契機に、 貴重な財産である文化財保護の意識を高めるために毎年行われているもので、 神社には脇差(銘信長)や天然記念物の大公孫樹などがあります。 訓練では、境内の立ち木が燃え、周辺の建物に燃え広がるおそれがあるという想定で、 地域住民、市消防団第一分団、野々市消防署が協力して消火訓練をしました。 ---------------------------------------------------------------------- 01:市町議会(1日) 野々市市 田中副市長の再任に同意 02:市政強化へ機構改革 野々市市 企画など3課新設へ 03:のんキー、出発進行 きょうから野々市市のシャトルバス 04:日米学生が観光地図発表 石川県立大とローズハルマン工科大 05:のっティ体操、覚えてね 野々市市 DVD用の映像収録 06:連絡会設置で協定 野々市市とイオンリテール 07:予算、特別委で一括審議 野々市市議会 常任委は複数所属に 08:「野々市の水」販売へ 今夏から 防災備蓄も視野 当初予算案に製造・   販売費 09:全面改築へ 野々市市の富奥公民館 新年度予算に実施設計費 10:かるた遊びで野々市市知ろう 金沢工大生制作、園児に披露  ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2012年03月02日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市町議会(1日) 野々市市 田中副市長の再任に同意  【野々市市】本会議を開き、会期を19日までの19日間と決め、一般会計 で150億円の新年度当初予算案、介護保険料基準額引き上げを盛り込んだ介 護保険条例改正案など31議案と報告1件、議会議案3件、請願1件が提出さ れた。  提出議案説明で粟貴章市長は「市民の日常生活に密着した施策の観点に立ち 予算編成を行った」と述べた。4月1日で任期満了となる田中宣副市長(68) =1期=の再任同意を求める議案を可決し、市固定資産評価審査委員の長田衞 氏(68)の再任に同意した。  市議会常任委を3委員会から4委員会に改め、議員の複数所属を認める議会 議案の市議会委員会条例改正案を可決した。このほか議長指名推薦による市選 挙管理委員、同補充員の選挙が行われ、次の皆さんに決まった。  ▽選挙管理委員 宮森紀好(71)山田利江(67)=以上再任、番作隆行 (64)中川純子(55)=以上新任▽同補充員 松本闊(68)三盃順子 (67)井口康信(63)京村晶子(56)=以上再任 〈02〉2012年03月02日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市政強化へ機構改革 野々市市 企画など3課新設へ  野々市市は4月1日付で「企画」「市民協働」「建築住宅」の3課を新設す るなど大幅な機構改革を行う。市制施行による業務拡大や新年度からスタート する新総合計画に対応した布陣で市民サービスの充実に努める。  1日に開会した市議会3月定例会本会議で粟貴章市長が明らかにした。案で は現在の総務企画課から企画部門を分離独立させ、市政課題の企画や情報、交 通政策を担う。住民生活部を市民生活部に改称し、広報情報課を廃止して、市 民参画や相談、広報を担当する市民協働課を設ける。  建築確認申請の業務移管に合わせて、建築指導や開発行為、市営住宅を担当 する建築住宅課を新たに設ける。今の5部25課が5部27課体制になり、粟 市長は「市の将来を見据える企画部門の強化を図りたい」と述べた。 〈03〉2012年03月01日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎のんキー、出発進行 きょうから野々市市のシャトルバス  野々市市のシャトルバス「のんキー」の実験運行が1日始まる。発車を前に 29日、市役所前で運行開始式が行われ、愛称のロバのキャラクターデザイン が描かれた真新しい車両が披露された。  「のんキー」はJR野々市駅から市内を縦断し、白山市の公立松任石川中央 病院までのルートで1日5往復する。運賃は距離制で初乗り170円、最高3 30円。車両はコミュニティーバス「のっティ」と同型種の小型低床車が採用 された。同市は「のんキー」を幹線、「のっティ」は枝線と位置付け、地域交 通網の充実を図りたいとしている。  運行開始式で粟貴章市長は「市民の利用に期待する」とあいさつし、運行を 担うののいちバスの隠岐公史(まさちか)社長が車両の説明、運転手の細川幸 雄さんが安全運転を宣言した。 〈04〉2012年02月28日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎日米学生が観光地図発表 石川県立大とローズハルマン工科大  県立大の学生25人と米国ローズハルマン工科大の学生20人は27日、野々 市市の県立大で、共同制作した同市と白山市鶴来の英訳版観光地図の発表会を 開いた。  松野隆一県立大学長があいさつし、両大学生が2人1組になって、旧北国街 道の野々市本町通りや鶴来の町並みの特徴を英語と日本語で紹介した。地図制 作に協力したボランティアガイドののいち里まち倶楽部(くらぶ)の帆苅(ほ かり)宏典(ひろみち)会長と県観光マイスターの辻貴弘さんに地図が贈呈さ れた。  学生らは28日、地図をたどり、野々市、鶴来の町歩きを楽しむ。両大学の 交流は2年前に始まり、ローズハルマン工科大学生の来日は2度目となる。 〈05〉2012年02月26日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎のっティ体操、覚えてね 野々市市 DVD用の映像収録  野々市市が制作を進めていた「のっティ体操」が完成した。25日は同市文 化会館フォルテで普及に向けたテキスト用映像の収録が行われ、市健康クラブ のお年寄りと親子ら40人が同市のキャラクターのっティの着ぐるみとともに 元気に体を動かした。  参加者は、体操用に作詞作曲された歌に合わせて、足腰をほぐす健康体操を テンポ良く繰り広げた。  映像収録は28日も行われ、館野小児童や中央保育園の園児が参加する。映 像用テキストには御経塚遺跡や国の重要文化財喜多家、富樫家国(いえくに) 公の銅像も織り込み、野々市らしさをアピールする。  3月末までに編集を終え、DVDを市内の高齢者団体や保育園などに配布す る。 〈06〉2012年02月23日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎連絡会設置で協定 野々市市とイオンリテール  野々市市とイオンリテールは22日、連携推進に向け連絡会設置協定を締結 した。来月9日に防災協定を結ぶほか、年3回の連絡会で地場産品の展示即売 や行政事業の共同開催など連携の具体策を検討する。  同社は野々市市内でイオン御経塚店とイオン野々市南店を展開する。連絡会 設置協定締結は市役所で行われ、粟貴章市長と俵正治御経塚店長、飯田昌裕野々 市南店長が協定書に署名した。  地域貢献を掲げるイオンは昨年4月、県と包括提携協定を締結した。同社に よると、イオンリテールと店舗がある市町村が連絡会を設置するのは、野々市 市が全国で初めて。 〈07〉2012年02月23日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎予算、特別委で一括審議 野々市市議会 常任委は複数所属に  野々市市議会は22日議員総会を開き、議会改革として、予算審議は予算特 別委での一括審議方式に改め、採決も実施することを決めた。来月1日に開会 する3月定例会から実施する。併せて常任委を複数所属にする条例改正を3月 議会で行うことを確認した。同市議会事務局によると、これらの改革は県内1 1市議会では野々市市が初めてという。  同市議会の予算審議は総務、教育福祉、産業建設の3常任委で行われ、委員 会採決を経て本会議で議決されてきた。これを議会開会ごとに16人の議員全 員が参加する予算特別委を設け、予算を一括審議する。  3月議会では12〜14日に開き、審議の後、採決を行う。3常任委に予算 案件は付託されない。北村成人議長は「予算は一括不可分であり、全員による 集中審議が妥当と考える」と語った。  常任委の複数所属は教育福祉常任委を二つに分けて4常任委制に再編するこ とに伴い、これまでの1人1委員会から2委員会担当に改める。  北村議長と予算特別委員長を務める平野政昭副議長は「市議会活性化の改革 であり、引き続き取り組みたい」と述べた。 〈08〉2012年02月22日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「野々市の水」販売へ 今夏から 防災備蓄も視野 当初予算案に製造・販 売費  野々市市は今年夏、水道に使っている手取川伏流水の地下水をミネラルウオ ーターとしてペットボトルに詰めて販売する。防災備蓄も視野に入れており、 手取川の表流水を使う県水よりミネラル分豊富でおいしい野々市の水を新市の 「顔」として発信する。新年度当初予算案に製造・販売費200万円を盛り込 んだ。  同市の水道水の8割は市内10カ所の井戸からくみ上げる日量2万3700 トンの地下水。「県水と比べてカルシウムなどのミネラル分が多く、野々市の 水道水はおいしいと自負している」(産業建設部)として発売を決めた。  地下水は高橋町の第5号水源井から取水し飲料水メーカーに委託してミネラ ルウオーターを製造。500ミリリットルと2リットルのペットボトルに詰め て販売する。市内のイベントや会議でも活用し、県内外へ販路拡大を図りたい としている。2年間保存がきくことから、防災備蓄用にも使う方針だ。 ●市政元年、一般会計150億円  野々市市は21日、新年度当初予算案を発表した。一般会計は150億円で、 前年度比1・1%増となる。国民健康保険会計などを合わせた予算総額は1・ 8%増の253億2700万円。粟貴章市長は「市制移行後、初の通年予算で あり、第1次総合計画に沿い、市政元年の施策を積極的に進めたい」と語った。  歳入では市制に伴い福祉事務所などの業務移管で普通交付税が約3億円増え るものの、その多くは生活保護などの付与費のため、粟市長は「事業運営の歳 入不足を財政調整基金などから3億4千万円を取り崩して対応したい」と述べ た。  主な施策では、まちづくり基本条例(仮称)策定に着手し、地域防災計画の 見直し、地域福祉計画策定、街並み・まちづくりシンポジウム開催に計578 万円を計上した。その他の主な事業は次の通り。  ▽老朽化した公共施設改善へ富奥公民館の建て替え実施設計2750万円、 女性センター改修4千万円、スポーツランド設備改修1800万円▽国道8号 横断トンネルの安全対策など人にやさしい道づくり事業1億6244万円▽北 陸鉄道石川線設備投資支援1468万円▽野々市中の冷房化へ実施設計380 万円▽定住促進奨励金の継続2千万円 〈09〉2012年02月18日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎全面改築へ 野々市市の富奥公民館 新年度予算に実施設計費  人口急増期の昭和40〜50年代に建てられた公共施設の再整備を新市の課 題とする野々市市は17日までに、建設から36年たち老朽化が目立つ同市中 林5丁目の富奥公民館を2013年度にも全面改築する方針を固めた。建て替 えに向け新年度に実施設計を行う。市当初予算案に設計費約2800万円を盛 り込む方向で調整を進めている。  富奥公民館は屋内・屋外プールや芝生広場、屋内競技場などがある広さ3ヘ クタールの市スポーツランドの一角にある。新公民館は市道に面した現在地の 後方に移して建設される見通しであり、スポーツランドと一体感のある配置に する。建物は2階建てを想定し、公民館側とも協議しながら設計するとしてい る。  今の建物は1976(昭和51)年、旧富奥小跡地に建てられた県農業試験 場の旧施設。鉄筋コンクリート一部3階建てで、87年の同試験場移転に伴い、 当時の野々市町が譲り受け、以来、公民館として使用されてきた。耐震化され ておらず、近年は雨漏りもすることから地区内で抜本的な改善を求める声が出 ていた。 〈10〉2012年02月16日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かるた遊びで野々市市知ろう 金沢工大生制作、園児に披露   金沢工大応用バイオ学科の2年生6人は共同研究の一環として子ども向けの 「野々市かるた」を制作し、15日、野々市市本町5丁目の北陸学院扇が丘幼 稚園で園児に披露した。  かるたは50音順に44枚あり、旧北国街道や豊年野菜みこしなどの同市の 歴史と文化、じょんからの里マラソンなど現代の様子を紹介した。園児たちは 歓声を上げ、市のキャラクターのっティが登場するかるたを楽しんだ。  市によると子ども向けの郷土かるたはこれが初めて。学生代表の杉山尚玖 (なおひさ)さん(20)は「野々市のことを楽しみながら知ってほしい」と 話した。問い合わせは学生グループ顧問の竹俣一也准教授=076(248) 1100=まで。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市市や北國新聞社のホー ムページから行うことができます。   野々市市のホームページ  http://www.city.nonoichi.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------