「つばきメール野々市」平成23年11月10日(第94号)                         毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市町住民生活部広報情報課            広報広聴担当 TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6259          E-mail info@town.nonoichi.lg.jp  10月16日(日)、じょんからの里マラソン大会が今年も開催され、 過去最多の1347人が参加しました。 開会式では、野々市明倫高校から小西俊章君と寺口葉子さんが 同校のゆるキャラ「りん君」「めいちゃん」のパネルを持って選手宣誓をしました。 時折、雨も降るあいにくの天気でしたが、老若男女問わず、 今年もあちらこちらでさわやかな汗が光っていました。 <94号*メニュー> □旧北国街道のお宝を再発見!! 〜 野々市の歴史まちあるき □世代間交流でにぎわうまち 〜 お年寄りと子どものフェスティバル2011 □野々市の発展を願って 〜 町職員退職者による記念植樹 □北國新聞「野々市ニュース」 □旧北国街道のお宝を再発見!! 〜 野々市の歴史まちあるき  本町通りの街並みが整備されたことを記念して、10月8日(土)と9日(日)の2日間、 非公開の文化財が特別公開されました。 町内外から多くの見学者が訪れ、かつての北国街道のにぎわいをとりもどしたかのようでした。  8日には、歴史講演会も開催され、80人が参加。講師の木越隆三さん(町文化財保護審議会委員)は 未公開文化財の歴史解説を行いました。解説を終えた木越さんは 「野々市は文化財が多く残っている。本町通り沿いの町家の建物もおもしろい」とのことでした。 □世代間交流でにぎわうまち 〜 お年寄りと子どものフェスティバル2011 お年寄りと子どもが触れ合う場として、9月25日(日)に、老人福祉センター椿荘周辺で 町社会福祉協議会主催のフェスティバルが開かれました。秋晴れの会場には、 縁日や福祉ショップ、食べ物コーナーなどが並び、たくさんの人が訪れていました。 手作りコーナーでは、お年寄りが先生になって子どもたちにおもちゃ作りを指導。 世界に一つだけの竹とんぼやストラップに、子どもたちは瞳を輝かせていました。 また今年は、子どもじょんからや劇団nono(のの)が、初出演しました。 □野々市の発展を願って 〜 町職員退職者による記念植樹 10月13日(木)、市制施行を記念して、町役場職員退職者「つばき会」から 町花木つばき(品種ののいち)が寄贈されました。あらみや公園には、 会員と、町関係者ら約30人が集まり、植樹式が行われました。会長の櫻井輝男氏は、 「野々市市誕生に多くの住民が期待しています。立派な市の実現に向けて取り組んでいただきたい」と 期待を込めて話しました。  11月11日(金)には、東京野々市会と関西野々市会も記念植樹を予定するなど、 様々な団体が記念の行事を行います。 ---------------------------------------------------------------------- 01:11日除幕へ新銘板 一足早く野々市市役所 02:野々市市まであと10日 粟町長、「最後の準備怠りなく」 03:34人1団体を町表彰 野々市町 11月3日に式典 04:市制後の産業活性化へ 野々市町で戦略会議設立 05:街を歩くと 〔周りが都市化、トンネルに〕 野々市町三日市町 国道8   号横断 農作業用が幹線化 狭い、危ない 06:市制祝い独自キャラ 金城大短大部 野々市町に贈り物 学生がポスター、   地図制作 北陸鉄道石川線車内にも掲示 22、23日に学園祭で披露 07:市制記念、健脚競う 野々市じょんからの里マラソン大会 過去最多13   47人が参加 一般10キロ男子は町田、女子は室が優勝 08:野々市50周年、富陽30周年 野々市町の2小学校 節目を祝い式典 09:街中のオアシス、後世に 野々市町 元鎮守の森、北横宮公園 誘導路が   完成 10:北国街道・野々市の市 じょんから町流し盛況 50年ぶり、優美に踊り   の列 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年11月05日(土)付北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎11日除幕へ新銘板 一足早く野々市市役所  野々市町役場の正面玄関前ロータリーに5日、市制施行に備えて「野々市市 役所」と書かれた真新しい銘板が設置された。銘板は幅約3メートル、高さ約 1・3メートルで、これまであった「野々市町役場」の銘板と同じ寸法。ステ ンレス製で色合いもこれまでと同じとなっている。設置後は11日の除幕式に 向けてシートで覆われた。  「町」から「市」へ公共施設や街角に設置されている看板、案内標識263 件の変更は市制施行前日の10日夕方から本格化し、1週間後に完了する予定 となっている。 〈02〉2011年11月01日(火)付北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎野々市市まであと10日 粟町長、「最後の準備怠りなく」  11日の市制施行を前に野々市町情報交流館カメリアで1日、同町の月初め の朝礼が行われ、粟貴章町長は集まった職員に「野々市市誕生まであと10日 となった。最後の準備を怠りなく進めてほしい」と訓示した。  粟町長は、中世以来の歴史文化を大切にした住民協働によるまちづくりを進 めたいと述べ、職員に自立と責任ある行政の推進を求めた。  町役場では10日午後6時から閉町式が行われた後、11日午前8時10分 から開市式、同11時から文化会館フォルテで記念式典が行われる。 〈03〉2011年10月28日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎34人1団体を町表彰 野々市町 11月3日に式典  野々市町は27日、今年度の町表彰、教育委員会表彰、文化協会表彰、体育 協会表彰の受賞者を発表した。町表彰には34人、1団体が選ばれた。表彰式 は11月3日に町情報交流館カメリアで行われる。受賞者と受賞団体は次の通 り。  ◇町表彰▽自治功労 山下志津枝、無量井次歳、亀田義裕、石田聖悟、小西 國夫、金田誠治、塚本茂夫、魚野秋子、中村清雄、佐々木保子、村田明、竹田 外喜次、萩原信夫、織田信博、平野悦子、山村惠子、山本光子、篠崎洋子、山 森和子、水渕敏子、宮口敏枝、小堀裕子、西野幸江、中川純子▽産業功労 塚 本義明▽地域功労 坂上春美▽芸術文化功労 村田昇(追彰)▽スポーツ功労  石原亨、清水洸希、新長隆弘、橋高海人、六田邦宏、厄ハ斃ナ紂・杰綯翆忙メ バスケットボール部、川合長尋(追彰)  ◇町教育委員会表彰▽教育功労 竹本忠利▽教育振興 林絹子、北礼子、中 田豊実、越多弘、竹内誠、石田良成、栗山剛、後道護、新平浩之、姜勇地、上 松涼太郎、橋高朱里、三浦基瑛、能村拓海、小田原誠、宮本康典、石過祐樹  ◇町文化協会表彰▽文化功労 南憲志(追彰)、北川和江▽文化振興 又多 好子、橋本洋子、後藤映芳▽文化奨励 中島治人、中山千恵子、杉山とも、長 澤紀子、坂尻年子  ◇町体育協会表彰▽体育功労 升方眞一▽スポーツ賞 荻野晃司、石田翔太、 宮下芳樹、中野郁也、田代健人、迫谷洋典、湧川直紀、川井唯奈、橋本鈴鹿、 堀越千恵、内藤沙也加、小竹忍、上山葉子、土山起代子、黒瀬千代子、平山美 和子、服部哲也、古田智裕、後道春美、刈本天斗、廣田和将、本間智樹、多賀 正士、八坂啓太、町水泳協会水球、町バウンドテニスクラブ女子、町バレーボ ール協会男子、町弓道協会男子、町ソフトボール協会男子、町トランポリン協 会女子 〈04〉2011年10月27日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市制後の産業活性化へ 野々市町で戦略会議設立  野々市産業戦略会議の設立総会は25日夜、同町役場で開かれた。町内の商 工農業関係者38人で組織し、新ビジネス創出など市制施行後の産業活性化に 向け、各種事業を展開することを確認した。理事長に佛田利弘ぶった農産社長 を選んだ。  総会では佛田理事長が「生活者も参加するフリーハンドな会議にしたい」と あいさつ。来年4月から本格的に活動するとし、専門委員会を設けて各種プロ ジェクトを進めることを決めた。副理事長には宮森紀好みやもり社長と東原守 ハウジングスタッフ社長を選任した。  戦略会議は3年前、野々市町で県内初の中小企業振興基本条例が制定された の機に、従来の産業の枠を超えて設立準備を進めてきた。小売り、飲食、サー ビス業など小規模事業所が主力の経済基盤に立ち、新たな「野々市型産業」の 創出を目指す。市制施行日の11月11日、文化会館フォルテで記念シンポジ ウムを開く。 〈05〉2011年10月22日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎街を歩くと 〔周りが都市化、トンネルに〕 野々市町三日市町 国道8号 横断 農作業用が幹線化 狭い、危ない  野々市町三日市町に国道8号を横断する小さなトンネルがある。幅4メート ルの割には行き交う車は多く、地元からは「狭い、危ない」の声が強い。トン ネル設置は43年前。交通安全対策が指摘される現在までの変遷をたどると、 もうすぐ市となる町で、都市化に取り残されたかのようなトンネルの姿が見え てきた。(桑島至基)  トンネルは1968(昭和43)年、国道8号バイパス建設工事に伴い、路 面の下にコンクリートボックスを並べる工法で造られた。  「かつては農作業車用路線だったのに、今や幹線道路だ」。トンネルに近い 稲荷在住の岡山芳英野々市町交通安全協会長はこう話す。トンネル設置当時の 三日市町一帯は、水田が広がる純農村地帯。国が想定したのも農作業車の往来 用だった。 ●小学校の通学路  ところが、99(平成11)年、三日市町と二日市町、徳用町、郷町で北西 部土地区画整理事業が始まり、家電製品や衣料品の大型店進出も相次いだこと から様相が一変。トンネルを通過する車が急増した。車は擦れ違いできず交互 通行の不便はあっても、国道を挟んで行き来するには確かに便利なルートだ。  問題は、トンネルは付近の小学校の通学路である点だ。登校時間帯の車両通 行禁止規制、車の減速へ路面にこぶを設ける改良工事などが実施された。松任 署によるとトンネル内での人身事故は起きていないとはいえ、地域住民には 「狭い小路に車が殺到する危険性は変わらない」と心配する声が多い。  三日市町の小堀一雄北西部土地区画整理組合副理事長は「数年前まで6人だ った三日市町の小学生は現在23人。今後も増えるだろう」と指摘する。 ●拡幅工事難しく  野々市町は、対向車接近を知らせる感応型注意灯の設置を検討している。そ れでは抜本策とされ、昨年に町議会でも議論となったトンネル拡幅はどうなの か。「国道に迂回(うかい)路を設けて工事しなければならず非常に難しい」 (同町産業建設部)と担当者は腕組みする。  国交省金沢河川国道事務所は「町から拡幅改良の申し入れがあれば工法検討 など協力して対応したい」とする。大事に至る前の対策が求められている。 〈06〉2011年10月20日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市制祝い独自キャラ 金城大短大部 野々市町に贈り物 学生がポスター、 地図制作 北陸鉄道石川線車内にも掲示 22、23日に学園祭で披露  11月11日の野々市町の市制移行を祝い、金城大短大部(白山市)の学生 が同町の名所や歴史を題材にしたイラストや漫画を制作している。ポスターや 地図に仕立てて同町の小学校などに配布するほか、北陸鉄道石川線の車両内に 掲示し、新市誕生のお祝いムードを盛り上げる。  同大短大部美術学科マンガ・キャラクターコースでは毎年、地域の出来事を 課題として作品を制作する。今年は隣接する野々市町の市制移行の自主的な応 援団として、2年生24人が10月から制作を始めた。  学生は子どもも親しみやすい独自のキャラクターを考案。野々市駅や御経塚 遺跡など町を代表する名所約30カ所をキャラクターが案内するイラストマッ プを作ったり、野々市町のキャラクター「のっティ」も登場させたB1サイズ のポスター、すごろくなどを制作している。  作品は22、23日に同大短大部本館で行われる学園祭で披露する。学園祭 後に野々市町の小学校や学童クラブに配布し、石川線車両内に展示する。  野々市町内の名所を主人公が巡る内容の漫画を制作する久恵瑞紀さん(19) は「作品が、野々市町のお勧めスポットに足を運ぶきっかけになればうれしい」 と話した。  野々市町は「若い学生が興味を持ち、応援してくれるのはうれしい」と歓迎 している。 〈07〉2011年10月17日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市制記念、健脚競う 野々市じょんからの里マラソン大会 過去最多134 7人が参加 一般10キロ男子は町田、女子は室が優勝  第30回野々市じょんからの里マラソン大会(16日・野々市町民体育館前 発着コース=野々市町、町体協、北國新聞社主催)11月11日の市制施行を 記念し、県内外から過去最多の1347人が参加して健脚を競った。  一般10キロ男子(29歳以下)は町田宣人(小松市)が34分20秒、同 女子は室瑞季(白山市)が40分40秒でともに初優勝した。  開会式で山口直大会長があいさつし、粟貴章町長が歓迎の言葉、北村成人町 議会議長が祝辞を述べた。町民体育館前では町女性協議会がじょんから鍋1千 食分を振る舞い、選手の疲れを癒やした。 ●ゆるキャラも応援  ◇…開会式で大会初出場の野々市明倫高から野球部の小西俊章君(2年)と バドミントン部の寺口葉子さん(同)が、同校のゆるキャラ「りん君」「めい ちゃん」のパネルを持って選手宣誓した。ゆるキャラは来年、創立30周年を 迎える同校の魅力アップへ生徒が考案。レースでは教師たちがパネルを掲げ、 出場した35人の生徒に声援を送った。  ◇一般10キロ▽男子29歳以下 (1)町田宣人(2)末冨貴之(野々市) (3)金丸聡寛(同)(4)澤田拳志郎(白山)(5)山崎昌寛(能美)(6) 永下賢太(野々市)▽同30〜39歳 (1)矧\亳・雰蠖紂烹械簡・毅寡テ (2)岡島憲孝(金沢)(3)坂本真樹(野々市)(4)砂田宏和(白山) (5)小杉哲正(金沢)(6)谷将和(野々市)▽同40歳以上 (1)出海 立(能美)35分36秒(2)内田典夫(金沢)(3)森田達也(穴水)(4) 新出光男(珠洲)(5)飴山敏克(小松)(6)山口智(野々市)▽同女子  (1)室瑞季(2)山下明子(白山)(3)松山佑希子(同)(4)吉田詩子 (同)(5)坂田和恵(金沢)(6)松村美奈(同)  ◇一般5キロ▽男子39歳以下 (1)大坪赳志(金沢)16分32秒(2) 谷川史弥(野々市)(3)下川義博(福井・坂井)(4)北島宏幸(能美) (5)山本勝久(野々市)(6)坂本英人(加賀)▽同40〜59歳 (1) 高橋達(金沢)17分50秒(2)米谷誠(同)(3)中野善人(同)(4) 松山和能(津幡)(5)吉田諭(加賀)(6)宮崎明(金沢)▽同60歳以上  (1)紺谷繁次(かほく)19分44秒(2)下川総一郎(金沢)(3)小 森正幸(穴水)(4)木下廣(金沢)(5)三宅正憲(白山)(6)西川衛 (同)▽女子34歳以下 (1)奈良未沙希(野々市)23分13秒(2)川 口直子(金沢)(3)アリソン・マクファーランド(野々市)(4)徳村友里 恵(白山)(5)原田梨加(金沢)(6)岡部仁美(野々市)▽同35歳以上  (1)中田愛(白山)20分9秒(2)宮崎円(金沢)(3)藤田祐美(同) (4)新屋麻里子(同)(5)河上久美子(白山)(6)野矧T・辧米院ヒ  ◇小学生2キロ▽男子 (1)橋本一輝(菅原ミニバス)7分6秒(2)的 場翔大(野々市学童野球)(3)今村優太(館野学童野球)(4)塚村慶太 (野々市ジュニアサッカー)(5)丸田悠斗(菅原少年サッカー)(6)坂下 陸(同)(7)川西直哉(富陽サッカー)(8)中道滉(菅原ミニバス)(9) 蓮野拓実(野々市学童野球)(10)江川碧斗(野々市ジュニアサッカー)▽ 女子 (1)能村寧々(菅原ミニバス)7分43秒(2)中野杏香(野々市ミ ニバス)(3)中内亜弥佳(御園ミニバス)(4)津田美由季(同)(5)佐 藤萌(野々市ミニバス)(6)森佳那(同)(7)今川祐里(同)(8)小竹 真愛(館野ミニバス)(9)伴千聖(野々市ミニバス)(10)諏訪めぐみ (菅原ミニバス)  ◇中学生3キロ▽男子 (1)坂口真心(野々市)10分40秒(2)今村 利輝人(布水)(3)横地凌(同)(4)永江経陽(同)(5)酒井達晶(同) (6)島佑樹(同)(7)濱本神威(野々市)(8)織田雅広(同)(9)久 保凱斗(布水)(10)三原蓮之介(同)▽女子 (1)片山千里(野々市) 11分52秒(2)横山しおん(布水)(3)近藤菜月(同)(4)岩田麻央 (同)(5)吉田早希(野々市)(6)北野朱音(布水)(7)北又莉来(同) (8)橋場美香(同)(9)泉斐佳利(同)(10)杉田枝穂(同)  ◇トリムジョギング(3・1キロ、自己申告とのタイム差) (1)大杉一 也(金沢)2秒(2)安田賢次(川北)(3)百々浩之(野々市)(4)江端 徹(同)(5)貝野亨(金沢)(6)吉岡庄治(津幡) 〈08〉2011年10月16日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市50周年、富陽30周年 野々市町の2小学校 節目を祝い式典  野々市町野々市小の創立50周年、富陽小の同30周年記念式典は15日、 それぞれの学校で行われ、歴史の節目を祝った。  野々市小では榊原清志校長が式辞を述べ、粟貴章町長、北村成人町議会議長 が祝辞を寄せた。児童代表の小和瀬太一君(6年)が喜びの言葉を述べ、全校 児童516人が自分たちで作った「銀もくせいのある学校」を元気に歌った。 同校は町村合併に伴い1961(昭和36)年に誕生した。  富陽小では藤森慎一校長の式辞、粟町長、北村議長の祝辞の後、6年の水野 真佑さんが児童代表の言葉を述べた。卒業生のサクソホン奏者・作田聖美さん が記念演奏した。同校は82年に野々市小から分離し創立された。周辺の宅地 化で児童数は807人と県内有数の大規模校になった。 〈09〉2011年10月12日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎街中のオアシス、後世に 野々市町 元鎮守の森、北横宮公園 誘導路が完 成  野々市町は11日までに、横宮町にある元神社境内で緑豊かな北横宮公園の 整備に着手した。事業第1弾の誘導路が先月末に完成し、来年度は公園全体の リニューアルを検討している。同公園は「鎮守の森」時代から残る樹齢100 年以上のタブやケヤキが林立する。市街化が進む中で貴重なオアシスになって おり、町は歴史遺産でもある同公園を長く後世に残したい意向だ。  誘導路は公園前の国道157号交差点から幅4メートル、延長15メートル が整備された。来年度は広さ1792平方メートルの公園全体の整地や遊具更 新を考えている。  北横宮公園はもともと現在は本町2丁目に鎮座する白山神社の境内だった。 987(永延元)年の創建とされ、江戸時代末期に移転したと伝わる。うっそ うとした樹木はその当時からのもので、跡地は1977(昭和52)年に都市 公園になった後も、緑豊かな広場として地元の人たちから親しまれてきた。  15年前から同公園そばで営業する和食店「山ごぼう」おかみの西山幸恵さ ん(59)もその一人。「今年8月に店を建て替えた際、窓から公園の木々が よく見える設計にした」と思い入れは強い。郷土史家の嶋田良三さん(86) も「てんぐが住んでいて音楽を奏でたという言い伝えがある」と懐かしむ。  公園に隣接して来年夏、スーパーマーケット建設計画があり、同町は「買い 物客が公園で憩うことも視野に整備を考えたい」(都市計画課)としている。 〈10〉2011年10月10日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎北国街道・野々市の市 じょんから町流し盛況 50年ぶり、優美に踊りの 列  野々市町本町2、3丁目の旧北国街道・本町通りで9日、北国街道・野々市 の市(北國新聞社後援)が開かれ、同通りとしては50年ぶりに野々市じょん から踊りの町流しが行われるなど、かつての市のにぎわいを再現する趣向と大 勢の人でにぎわった。  歩行者天国となった通りで、野々市じょんから節保存会や健康クラブ、じょ んからまつりコンクール入賞チームなど100人が優美に踊りの列をつくり、 保存会のお囃子(はやし)衆が笛や太鼓、三味線、歌でもり立てた。本町2丁 目の名物野菜みこしも繰り出し、本町3丁目の獅子舞が風情ある囃子の調べに 乗って舞い踊った。  野菜即売や地元商店の屋台も並び、来場者は国の重要文化財喜多家や町指定 文化財水毛生家など歴史的な町並みの散策を楽しんだ。  野々市の市を発案した本町3丁目の田中陽子さん(52)は「多くの人が本 町通りに関心を持つ機会になった」と喜び、ともに開催準備に奔走した樫田彰 久さん(60)も「予想以上の人出があった」と声を弾ませた。  粟貴章町長は開会セレモニーで「野々市には市がにぎわった歴史がある。今 回の活動を今後も育てていただきたい」と述べ、住民協働に期待を寄せた。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市町や北國新聞社のホー ムページから行うことができます。   野々市町のホームページ  http://www.town.nonoichi.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------