「つばきメール野々市」平成23年8月11日(第91号)                         毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市町住民生活部広報情報課            広報広聴担当 TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6259          E-mail info@town.nonoichi.lg.jp  平成12年度に始まった本町地区のまちづくり活動は、 平成16年度から本格的に「本町通りくらしのみちゾーン整備事業」として進められてきました。 そして今年6月、車と歩行者の共存を目指した安心で快適な道路が完成しました。 本町通りは、江戸時代に城下町金沢と京都を結ぶ北国街道でした。 昭和41年には都市計画道路として決定し、将来的に幅員12mに拡幅される計画となっていました。 しかし、この通りには、国や町の指定文化財や歴史ある大木などが多数存在し、 また、北国街道の歴史を今に残す特徴ある町並みとなっていることから、 その都市計画道路の整備は難しい状況にありました。  しかし、幹線道路として交通量も多いことから、歩道もない状況を改善し、 車と歩行者が共存できるよう、現況の道路幅での整備を目指しました。 <91号*メニュー> □大人から子どもへ、町を美しくする心を伝えたい〜町ぐるみ美化清掃 □野々市のふるさとづくりは踊りの和から〜野々市じょんから踊り講習会 □子育てしやすい、住みやすいまちへ〜二日市町で町営住宅と児童館の起工式 □北國新聞「野々市ニュース」 □大人から子どもへ、町を美しくする心を伝えたい〜町ぐるみ美化清掃 7月3日(日)、“ののいちっ子を育てる”町民会議と連合町内会が主催する 「子どもと大人の町ぐるみ美化清掃」が、各町内会単位で行われました。  早朝にもかかわらず、小学生から大人まで町民総出で、 公園や歩道、神社などのゴミ拾いや草むしりをしました。 布市神社では、小学生に竹ぼうきの持ち方を教えたり、 草むしりをしながら中学生たちとの会話を弾ませる大人の姿が見られました。 きれいになった神社には、これから夏休みのラジオ体操に来る子どもたちの声が響くことでしょう。 □野々市のふるさとづくりは踊りの和から〜野々市じょんから踊り講習会 野々市じょんからまつりで踊る「野々市じょんから踊り」に、 子どもから大人まで気軽に参加できるよう、踊りの講習会が7月7日から計5回、 公民館などで実施されました。  7月15日(金)夜の文化会館フォルテでの講習会には、大会に出場する大学生や銀行員、 子どもたちなど約40人が、じょんから節保存会会員の手ほどきを受けました。 銀行支店の一行は、「野々市に赴任した以上は、野々市じょんから踊りを覚えたい」と汗を流していました。 □子育てしやすい、住みやすいまちへ〜二日市町で町営住宅と児童館の起工式 児童館が併設する町営住宅の起工式が、7月6日(水)、二日市町で行われ、 粟町長がくい打ち初めを行いました。  子育て世代が定住しやすいようにと、4月に開園したアリス保育園とも隣接しています。 町営住宅と児童館を合わせた敷地面積は約4,600uで、 町営住宅は鉄筋コンクリート5階建ての40戸。児童館は鉄骨2階建てで、 2階には学習室を置き放課後児童クラブとして活用します。町営住宅は来年9月ごろ、 児童館は来年3月ごろに完成予定です。 町営住宅の入居者募集は、来年夏以降に広報でお知らせします。 ---------------------------------------------------------------------- 01:市民混声合唱団結成へ 野々市町、市制施行に合わせ 02:市制祝いじょんから踊り 野々市町、「元気に」まつり開幕 浴衣の輪、   優美に 03:丸み帯びツバキの絵入り 市制施行で独自のプレート ミニバイクに交付   へ 野々市町、石川県内初 04:野々市町から世界へ 障害者スポーツの国際大会出場 嶺藤さんと城下君    粟町長が激励 05:ママさんバスケ全国制覇を報告 野々市町のWEED 06:音楽会へ合同練習 「合唱団ののいち」8月、野々市町文化会館フォルテ   で本番 07:アートの世界、お届け 児童に出前講座、すそ野拡大へ 館野小   野々市町美術文化協会が初の試み 08:古民家訪れ歴史を体感 野々市町の野々市公民館 旧北国街道を散策 09:児童対象に白山登山 野々市町粟田 本番へ歩行訓練 10:がんと闘い創作さらに 金沢市で色紙展 病床で描いた花16点 野々市   町の県美文協会員 神田さん ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年08月05日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市民混声合唱団結成へ 野々市町、市制施行に合わせ  野々市町在住の音楽家らが中心となり、 野々市市誕生に合わせて市民混声合唱団を結成する。 26日まで団員を募集し、市制施行翌日の11月12日に開かれる記念音楽会でのデビューを目指す。  同町押野在住で地域の音楽活動にも力を注ぐ県合唱連盟理事長の朝倉喜裕さ ん、声楽家の朝倉あづささん夫婦が中心となり、同町生涯学習発表会・マナビ ィフェスタを運営する実行委員会と協力して計画を進める。  野々市町ではコーロ・カメリアや花の輪などの女声合唱団が活発に活動して いるが、男声コーラスや混声合唱団はない。7月1日に開かれたマナビィフェ スタの実行委員会で、野々市の合唱文化の充実のため混声合唱団の結成を求め る声があり、市制施行に合わせた発足を目指すことになった。  高校生以上の男女を対象とする。記念音楽会ではヘンデルの「ハレルヤ」を 披露する予定。26日まで町生涯学習課または町中央公民館で応募を受け付け る。  問い合わせは同課=076(227)6116=まで。 〈02〉2011年07月31日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市制祝いじょんから踊り 野々市町、「元気に」まつり開幕 浴衣の輪、優 美に  野々市町の夏を飾る第30回野々市じょんからまつり(北國新聞社後援)は 30日、同町野々市小グラウンドと隣接する町文化会館フォルテで2日間の日 程で開幕した。メーンの総踊りでは、町民約千人が優美に野々市じょんから踊 りの輪を描いた。  今年は11月11日の市制移行を記念する祭典として開かれ、開会式で粟貴 章町長は「元気な野々市を発信したい」とあいさつした。会場に明かりがとも されて総踊りが始まり、野々市じょんから節保存会の歌や笛、三味線、太鼓の 囃子(はやし)に合わせて、浴衣姿の町民らが伝統の踊りを楽しんだ。大会参 加の一般の部21チーム、子どもの部16チームも踊りの技を競った。  会場周辺の遊歩道に130個の光のオブジェが並び、野々市町俳句協会のじ ょんから俳句大会(本社後援)投稿も行われた。まつりは31日まで。 ●空へ風船1111個 「移行日」にちなみ  まつり会場では11月11日の市制移行日にちなみ、1111個の風船が放 された。  来場者全員が合図と共に、スイートピーとキンセンカの種を付けた色とりど りの風船を一斉に飛ばした。  「野々市市」への思いやメッセージを白い布に書く、たすきでつなごうプロ ジェクトも行われ、粟貴章町長が第1号として「野々市一番」と記した。来場 者も次々と思いを筆に託した。ともに町商工会青年部が企画した。 〈03〉2011年07月30日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎丸み帯びツバキの絵入り 市制施行で独自のプレート ミニバイクに交付へ  野々市町、石川県内初  野々市町は11月11日の市制施行に合わせてミニバイクに独自のナンバー プレートを導入することを決めた。29日、町役場で粟貴章町長がデザインを 発表した。小松、輪島市も同様のオリジナルプレートを検討しているが、 デザインが決定したのは野々市町が県内初となる。  プレートは縦10センチ、横20センチ。丸みを帯びており、野々市の頭文 字「N」を浮かび上がらせ、町花木の赤いツバキの絵を入れた。粟町長は「全 体の形は町民憲章の愛と和をイメージした。国際化でローマ字表記も用いた」 と語った。  独自プレートの導入は町職員の西川曉さんと中山博貴さんの提案を採用し、 デザインも町職員がアイデアを持ち寄り決めた。プレートは市制施行の11月 11日から交付し、旧ナンバープレートとの交換にも応じる。現在、同町に登 録されているミニバイクや農耕車は1836台。 〈04〉2011年07月30日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市町から世界へ 障害者スポーツの国際大会出場 嶺藤さんと城下君  粟町長が激励  野々市町から今秋、2選手が障害者スポーツの世界大会に出場する。聴覚障 害者バスケットボールの嶺藤至さん(29)=会社員、粟田2丁目=と電動車 いすサッカーの城下歩君(17)=野々市明倫高3年、二日市町=で、29日、 町役場に粟貴章町長を訪ね、健闘を誓った。  嶺藤さんは9月16日からイタリア・パレルモの第3回世界選手権大会に出 場し、城下君は11月2日からフランス・パリの第2回ワールドカップに臨む。 ともに初出場で、嶺藤さんは「6年前から日本代表を目指してきた。まず一勝 を」と語り、城下君は「MVPを狙いたい」と意気込みを示した。  嶺藤さんは長野市にあるチームに通い続けて技を磨いた。城下君は小学3年 で車いすサッカーを始め、今ではフリーキックの名手と呼ばれる。粟町長は 「ともに努力しハンディを乗り越え町民に勇気を与えた」と激励し、同行した 吉田修県議も「健闘を祈る」とエールを送った。嶺藤さんと城下君は県庁も訪 れ、谷本正憲知事に活躍を誓った。 〈05〉2011年07月30日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ママさんバスケ全国制覇を報告 野々市町のWEED  第30回全国ママさんバスケットボール大会で優勝した野々市町の女性バス ケットボールクラブWEEDは29日、町役場で、粟貴章町長に全国制覇を報 告した。  中田美佳監督と示村美絵主将ら選手8人が訪れた。中田監督は「初出場だっ たが、勝とうという強い意志が優勝につながった。なでしこジャパンの活躍も 励みになった」と振り返った。中村義彦同町バスケットボール協会長が同行し た。  全国大会は22〜24日、大阪で全国56チームを7ブロックに分けて行わ れ、WEEDはBブロックで優勝した。 〈06〉2011年07月27日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎音楽会へ合同練習 「合唱団ののいち」来月、野々市町文化会館フォルテで 本番  来月、野々市町文化会館フォルテで開かれる宝くじまちの音楽会(北國新聞 社後援)に向けて特別編成された「合唱団ののいち」は25日、同会館大ホー ルで初めて合同練習し、本番に備えた。  「合唱団ののいち」はフォルテ児童合唱団と布水中合唱部、野々市明倫高合 唱部、女声合唱団コーロ・カメリア、コーラス花の輪の総勢80人で編成され ている。合同練習では同町押野在住の声楽家・朝倉あづささんの指揮で「翼を ください」と「浜辺の歌」を歌い、美しいハーモニーを響かせた。  この2曲は宝くじまちの音楽会に出演する歌手・岩崎宏美さんとオカリナ奏 者・宗次郎さんと一緒に歌う。同音楽会は8月25日午後6時半に開演する。 〈07〉2011年07月26日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎アートの世界、お届け 児童に出前講座、すそ野拡大へ 28日から館野小  野々市町美術文化協会が初の試み  野々市町美術文化協会は28日から同町館野小で、同校児童を対象に絵画や 書などの出前アート講座を開く。地域の美術振興とすそ野拡大を図るための初 のプロジェクト事業で、現代美術展の審査員や委嘱作家の協会員が、子供たち に美術の楽しさを分かりやすく指導する。  講座初日は同協会会長で彫刻家の村井良樹さんが講師を務め、針金を使った 造形制作の楽しさを教える。29日は洋画の荒木幸子さんと竹田明男さん、日 本画の岩脇銑一さんが絵画の指導に当たる。8月1日は書の勝本美鳳さん、又 多好子さんによる書道教室、4日は友禅作家の四ツ井健さんと田嶋秀之さんが ハンカチのステンシル染めを伝授する。  プロジェクト事業は11月の市制施行に向け協会の組織強化も視野に入れ、 竹田さんを座長に6人のチームを発足させ、4月から具体策を検討してきた。 6月は粟貴章町長、町担当者と美術懇談会を開き、町側に複合文化施設の新設 と旧県立養護学校校舎の暫定利用などを要望した。  今年度は出前アート講座に続いて秋の同協会展の会期中に美術講演会を計画 している。従来にない活発な事業展開について竹田さんは「まずできることか ら始めたい。出前アート講座で子供たちがどんな反応を見せるか楽しみだ」と 語った。 〈08〉2011年07月25日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎古民家訪れ歴史を体感 野々市町の野々市公民館 旧北国街道を散策  野々市町の野々市公民館は24日、無電柱化された旧北国街道・本町通りを めぐる集いを開き、参加者42人はふだん見ることができない街道沿いの旧家 を訪ね、野々市の歴史を体感した。  同公民館の地域デビュー応援講座(本社後援)第3弾として実施された。参 加者はボランティアガイドののいち里まち倶楽部(くらぶ)の案内で、本町3 丁目にある国の重要文化財喜多家や町指定文化財の水毛生家、旧魚住家のほか、 これまで公開されたことがない古民家の舘、山口、瀬尾家を順に訪れた。  元旅館の舘家では建物内を囲む長い土間が参加者の目を引いた。建築後15 0年の山口家では、家人から「建物が維持されたのは土台部分の乾燥が保たれ たため」との説明を受けた。  旧魚住家では野々市公民館謡曲サークルの謡と煎茶サークルの冷茶の歓待を 受けた。 〈09〉2011年07月24日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎児童対象に白山登山 野々市町粟田 来月の本番へ歩行訓練  子どもたちにふるさとの山・白山を知ってほしいと野々市町粟田連合町会は 8月2日、児童を対象とした集団白山登山を行う。参加する小学6年生13人 は23日早朝、初の山登りに備えて粟田地区内の富樫用水沿いに延びる遊歩道 約6キロで1時間半の歩行トレーニングに励んだ。  白山登山70回というベテラン山岳家でもある、粟田みまもり隊長の川幡昇 一さん(71)が発案した。相談を受けた粟田連合町会長の普神征代さん(7 0)も山の愛好家で快諾し、町会役員会に諮り、実施が決定した。  川幡さんのほか、いずれも粟田在住で登山歴が豊富な、猪又正博さん(66) 、邦子さん(67)夫婦、県立大准教授の皆巳幸也さん(46)、吉本章男さ ん(63)、川幡さんの妻恵子さん(66)の計6人が引率し、8月2日から 1泊2日の日程で、別当出合から砂防新道のコースで登山する。  野々市町教委によると、現在、町内の学校や地域が主体となった児童生徒の 白山登山は行われていない。普神さんは「白山登山がほかの地域にも広まれば 良いと思う。粟田の伝統行事になるよう努力したい」と語った。 〈10〉2011年07月20日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎がんと闘い創作さらに 金沢市で色紙展 病床で描いた花16点 野々市町 の県美文協会員 神田さん  前立腺がんと闘いながら創作活動に励む財団法人県美術文化協会員で洋画家 の神田直次さん(72)=野々市町太平寺2丁目=の色紙展(北國新聞社後援) が19日、金沢市山科3丁目の北國銀行円光寺支店ロビーで始まった。神田さ んは「絵筆を持つと病気も忘れる」と気持ちを奮い立たせており、力作の数々 が来場者の心をとらえている。  野々市町の花・ツバキなどの花の色紙16点を今年1月、1カ月間の入院中 に描いた。神田さんは9年前に前立腺がんと診断されて以来、闘病生活を続け ているが、現代美術展(本社など主催)への出品を欠かさず、入賞、入選を重 ねて昨年、県美術文化協会の会員に推挙された。  円光寺支店は北國銀行員として30年前に勤務したことがある場所であり、 神田さんは画家としての気持ちを新たにした。29日まで。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市町や北國新聞社のホー ムページから行うことができます。   野々市町のホームページ  http://www.town.nonoichi.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------