「つばきメール野々市」平成23年5月12日(第88号)                         毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市町住民生活部広報情報課            広報広聴担当 TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6251          E-mail info@town.nonoichi.lg.jp  町から羽ばたくロックバンドの叙事詩 3月15日(火)、金沢市のライブハウスに、約150人の若者が詰め掛けました 。観客が見つめるなか、3人の想いを込めた演奏が始まります。 「Off the Record」の県内最後のライブです。  「Off the Record」は、町出身の男性3人によるロックバンド。 メンバーは、小学生からギターを弾いているボーカル・ギターの角野さん 、保育園のとき和太鼓を習っていて打楽器に親しみがあったドラムの尾田さん 、そして自宅に防音設備を作るほど練習熱心なベースの林さん。 3人は、野々市中学校在学中にバンドを結成。別々の高校に進学しながらもバンド活動を続け、 高校生バンドの全国大会で決勝まで進んだり、 一般を含めた県内のアマチュアバンドの大会で優勝するなど華々しい成果を残してきました。  演奏中、いつも2人の背中を見ている尾田さんは 「メンバーは友達でも家族でもない不思議な関係。同士という言葉が近いですかね」と話します。 そんな同士と作り上げるライブでは、「みんなに想いを届けることを大切にしています」と林さん。 上手く演奏できたと思っても、客の気持ちが全然ついてこないときもあれば、 「今回のライブの最後の曲では、声がかすれて出なかったけど、ありがとうと いう気持ちをたくさん込めたので、お客さんもすごく盛り上がってくれました」と15日のライブを振り返る角野さん。  この春、高校卒業を迎えたメンバー。3人が進路に選んだのは「上京」という道。 それぞれが音楽の専門学校に進み、技量の向上を目指します。 「高校3年間、勉強よりも遊びよりもバンドの練習を第一にやってきました。 この1年間ずっと悩んで出した結論です」と林さん。「これからも3人でバンドをやっていくことが理想。 そのために、まず一人ひとりが一人前の音楽家にならなきゃと思ったんで す」と語るのは角野さん。尾田さんは、「応援してくれる人のためにも、何か残したい。それはやはり音楽しかない」 と新生活の決意を新たにします。  将来は、野々市にも名前が響くようなバンドに成長し、町で凱旋ライブをしたいと夢を語る3人。 野々市は住みやすいから、落ち着いたらまた戻ってきたいとも話してくれました。  地元に自分たちの音楽を残そうと開いた県内最後のライブの名前は「※Odyssey」。  ここから、彼らの長編叙事詩が始まるのです。 ※古代ギリシャの長編冒険物語の題名 <88号*メニュー> □被災地復興の一助に 〜町連合町内会と町内小中学生の義援金 □忘れないで、住民登録 〜大学出張窓口 □パンダの「止まれシール」貼り 〜子どもの交通事故防止 □北國新聞「野々市ニュース」 □被災地復興の一助に 〜町連合町内会と町内小中学生の義援金 4月8日(金)、連合町内会藤会長ら役員5人が町役場を訪れ、 東日本大震災の被災地を支援しようと54の町会から募った義援金を町長に手渡しました。 集まった義援金3,351,169円は日本赤十字社に寄附されました。 4月19日(火)、町内の5つの小学校と2つの中学校の児童生徒4千3百人と教職員の義援金の寄託式が町役場で行われました。 式には各学校の代表ら21人が出席し、町社会福祉協議会の宮崎理事長に義援金を手渡されました。 集まった義援金481,488円は県共同募金会に寄附されました。 ともに被災地に送られ、被災地復興に役立てられます。 □忘れないで、住民登録 〜大学出張窓口  3月下旬から4月上旬にかけて、町内大学に入学する学生の住民登録促進をするため、 住民票の転入手続を行う出張窓口を開設しました。適正な住民サービスにつなげることと、 学生の町政への参加意識や町民としての自覚をもってもらうことを目的に、今年で3回目となりました。  この出張窓口は、金沢工業大学で3日間、石川県立大学では1日開き、延べ4日間で手続きをした学生は317人。 新たに野々市町民の仲間入りをしました。 □パンダの「止まれシール」貼り 〜子どもの交通事故防止  4月12日(火)、ほりうち保育園で子どもの飛び出しを防ぐ「止まれシール」貼りが行われました。 参加した年長園児は、松任警察署の交通指導員から道路を渡るときの注意を聞いた後、 町交通安全協会岡山会長からパンダが描かれたシールを手渡されました。 園児たちは、「みぎみて」「ひだりみて」と書かれたパンダのシールを興味深そうに指差しながら、 自分の命を守ることの大切さを学んでいました。  この止まれシールは、町内全ての保育園・幼稚園に各10枚配布され、園内や周辺の道路に貼られました。 ---------------------------------------------------------------------- 01:婚活、半年かけ支援 行事通じ、相手を理解 野々市町商工会 02:野々市市へ申請 市制施行 粟町長が知事に 03:石川県人口、5カ月連続減 116万6643人 野々市町のみ増加 04:親睦会変更、防災教室に 野々市町の菅原町内会 震災受け心一つ  05:市制施行で全会一致 野々市町臨時議会で可決  06:企業市民、地域貢献の春 野々市の道きれいに 参加企業増23団体  07:川北町は前氏、野々市町は粟氏 町長選 無投票当選、両町議選も  津幡、内灘、志賀、穴水は選挙戦 08:町長選当選、野々市町の粟氏が抱負 09:乗車券で温泉利用、駅弁ふたに観光情報… 新幹線で誘客、ユニーク提案    野々市町布水中生が企画書 県、評価「施策の参考に」 10:町内会が耐震工事 野々市町新庄1丁目公民館 災害時の避難所に改造 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年05月07日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎婚活、半年かけ支援 行事通じ、相手を理解 野々市町商工会   野々市町商工会は6月から、半年間かけて地元の若者の結婚をサポートする 婚活支援事業に乗り出す。野々市じょんからまつり(本社後援)や慈善バザー などの行事に一緒に参加し、相手をよく知った上で交際をスタートしてもらう。  今月9日から募集を始め、6月初旬の慈善バザーや7月末の野々市じょんか らまつりにスタッフとして参加してもらう。11月上旬に予定されている野々 市市制記念イベントの運営にも加わってもらう。同商工会によると、6カ月間 という長期の婚活支援事業は県内では初めてという。  対象は男性は同商工会員および会員事業所の従業員。女性は県内在住のいず れも独身者。同商工会青年部の高田幸一部長は「自然な流れで相手を理解する ことができると思う」と話し、結婚を考える男女の積極的な参加を呼び掛けて いる。 〈02〉2011年05月03日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市市へ申請 市制施行 粟町長が知事に   野々市町の粟貴章町長は2日、県庁で谷本正憲知事に同町の市制施行を申請 した。国と県との協議などを経て、11月11日に市制施行となる。合併を伴 わない単独市制の施行は、1970(昭和45)年の松任市(現白山市)以来、 41年ぶりとなる。  申請を受け、県は国との協議に入り、県議会6月定例会で議決を得た後、総 務相に届け出、8月に大臣告示となる方向。申請書を受け取った谷本知事は 「(人口など)市制要件は満たしており、淡々と手続きを進める。県も支援す るが、怠りなく準備してほしい」と応じた。  北村成人町議会議長が同行した。 〈03〉2011年05月02日(月)付北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎石川県人口、5カ月連続減 116万6643人 野々市町のみ増加   石川県が2日まとめた4月1日現在の県人口と世帯数の推計によると、人口 は前月比1716人減の116万6643人だった。5カ月連続の減少となる。 世帯数は294世帯増の44万1980世帯だった。  出生者数から死亡者数を引いた自然動態が276人減、転入者数から転出者 数を差し引いた社会動態も1440人減だった。  市町別の人口は、前月比で増加したのは野々市町(158人増)のみ。増減 のなかった川北町を除く17市町で減少した。 〈04〉2011年04月30日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎親睦会変更、防災教室に 野々市町の菅原町内会 震災受け心一つ   野々市町菅原町内会は29日、町内会集会所で初の防災教室を開いた。東日 本大震災で恒例行事の親睦会を変更して実施した。併せて被災地支援のチャリ ティーバザーも開き、参加した住民らは地域防災へ心を一つにした。  野々市消防署が協力し、住民は煙が充満したテントから避難する煙道体験の ほか、初期消火訓練や応急手当て講習などに取り組んだ。チャリティーバザー では、住民が持ち寄った衣類や雑貨品を即売し、おにぎりやめった汁も提供し た。  同町内会は毎年4月29日に親睦会を開いていたが、今年は震災の知らせと 同時に防災教室への変更を決めた。小竹則一町内会長は「バザーへの物品提供 も予想以上に多く良かった」と話し、住民の力の結集を喜んだ。 〈05〉2011年04月29日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市制施行で全会一致 野々市町臨時議会で可決    野々市町議会は28日、臨時会を開き、野々市町を野々市市とする議案を全 会一致で可決した。  提出議案説明で粟貴章町長は「昨年10月の国勢調査で野々市町の人口が5 万1892人と確認されて市制施行要件が整った。中世に加賀の政治や経済、 文化の中心地として栄えた歴史ある野々市を市制施行後も発展させたい」と述 べた。5会派代表による賛成討論の後、全会一致で可決した。  このほか町議会選出の監査委員として西田治夫氏(66)=3期、粟田2丁 目=の選任に同意した。 ●議長に北村氏、副議長は平野氏  野々市町議会は28日の臨時会で正副議長選挙を行い、議長に北村成人氏 (会派椿、5期)、副議長に平野政昭氏(フォーラム・エヌ、3期)を選んだ。  投票結果は定数16に対し議長選は北村氏14票、岩見博氏(共産、9期) 1票、無効1票だった。副議長選は平野氏15票、岩見氏1票だった。北村氏 は5年ぶり3度目の議長職となる。平野氏は新任。  議会運営委、各常任委の構成も決まった。◎は委員長、○は副委員長。  ▽議会運営委 ◎田中昭一、○土田友雄、中村義彦、金村哲夫、早川彰一、 西田治夫  ▽総務常任委 ◎村本道治、○辻信行、杉林敏、平野政昭、田中昭一、北村 成人  ▽教育福祉常任委 ◎岩見博、○尾西雅代、西本政之、西田治夫、大東和美  ▽産業建設常任委 ◎早川彰一、○川哲郎、中村義彦、金村哲夫、土田友雄  北村成人議長 議会運営委員長、議会選出監査委員など歴任、二日市町、6 6歳。  平野政昭副議長 産業建設常任委員長、総務常任委員を歴任、稲荷2丁目、 60歳。 〈06〉2011年04月27日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎企業市民、地域貢献の春 野々市の道きれいに 参加企業増23団体    野々市町で、道路の清掃や除草などを企業がボランティアで行う「アダプト プログラム」が広がっている。参加企業は年々増加しており、27日も同町と 企業が歩道除雪に関する契約を結ぶ調印式を行う。計23の企業、団体が同事 業に参画することになる。 ●きょう調印式  同事業は1985年、米・テキサス州が高速道路に散乱するごみ対策として 採用したのが始まりで、98年に日本に導入。野々市町は2002年、県内で 先駆けて実施した。  同町では建設会社や銀行をはじめ、スポーツジムのほか、住吉町青壮年部や 下林友和会、町グラウンドゴルフ協会などの住民団体も加わり、道路や緑地の 清掃、除草などを無償で行う。 〈07〉2011年04月20日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎川北町は前氏、野々市町は粟氏 町長選 無投票当選、両町議選も 津幡、 内灘、志賀、穴水は選挙戦   石川県内の統一地方選を締めくくる川北、野々市の両町長選と、津幡、内灘、 志賀、穴水、川北、野々市の6町議選が19日告示され、川北町長選は前副町 長の新人前哲雄氏(57)=同町朝日、無所属=が無投票当選、野々市町長選 は現職粟貴章氏(50)=同町本町4丁目、無所属=が無投票再選を決めた。 町議選は川北と野々市を除く4町で選挙戦に突入した。  川北町長選の前氏は、県内現職で最多の7期28年間務めた西田耕豊町長 (84)を長らく支えた実績で信任を得た。任期は27日から。同町長選は4 回連続で無投票。野々市町長選で再選を果たした粟氏は、11月11日に県内 11番目の市として誕生する「野々市市」の初代市長に就く。新任期は6月1 0日から。ともに、当選証書の付与式は25日の予定。  6町議選は総定数88に対して95人が届け出し、このうち川北の10人、 野々市の16人は定数と同数で無投票当選が決まった。津幡(定数18)は2 0人、内灘(同16)は18人、志賀(同16)は18人、穴水(同12)は 13人が届け出た。志賀は定数2減となった。  4町議選は、17日から選挙戦に入っている金沢、小松、輪島、珠洲の4市 議選とともに、24日に投開票される。 ■〔無投票当選の町長〕 ●〔川北町〕 前哲雄(まえ・てつお) 57 無新(1)  前副町長、元町総務課長。京都産業大経営学部卒。朝日イ20 ●〔野々市町〕 粟貴章(あわ・たかあき) 50 無現(2)  町長、元県議、白山石川広域事務組合副組合長、社会福祉法人富樫福祉会理 事長、日大法学部卒、本町4の4の10  【略歴の見方】氏名(敬称略)、年齢(投票日基準の満年齢)、公認・所属、 現元新別、当選回数、代表的役職または職業、最終学歴、住所の順。無は無所 属。 〈08〉2011年04月20日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎町長選当選、野々市町の粟氏抱負語る ●まちづくり条例制定 住民協働で市制施行   野々市町長選で無投票当選した粟貴章氏は北國新聞社のインタビューに答え、 11月11日に予定する市制施行に向け、住民協働による行政推進に全力を傾 ける意向を示した。そのために「まちづくり基本条例を制定し、野々市の個性 に磨きをかけたい」と語った。  −無投票当選をどう受け止めるか。  この4年間で一番の政策課題であった市制施行が、多くの町民から賛同を得 ることができたと思っている。  −1期4年間で政治姿勢は変わったか。  県議時代とは違い、自らの主義主張を貫くよりも、住民が何を考え、それに 対して何をすべきかを大事にしている。この構えはこれからも変わらない。  −市制施行に向けた動きが本格化する。  今月28日に予定している町議会臨時会で町を市にする議案を審議していた だき、可決されれば5月2日に知事に申請する。福祉事務所の設置、住民登録 システム変更など、事務体制にも万全を期したい。  −これからは市制を想定した行政運営に変わる。  来年4月から新しい総合計画がスタートし、市としての行政が本格的に動き 出す。基本は住民協働によるまちづくりであり、指針となる「まちづくり基本 条例」を制定したい。住民の意見を十分に入れて議論を尽くし、2014(平 成26)年度の制定を目指す。  −どのような野々市を目指すのか。  ブランドとしての野々市を発信するということだ。古くから人や物が行き交 う歴史があり、今は県立大、金沢工大という学問、研究、情報の拠点がある。 新しい時代の「市」を作り上げていきたい。  −住民の定住化、中心部活性化などの課題もある。  定住化では住宅建築助成金制度を設けた。住まいだけでなく、長くこの町に 住んでいただくために墓地の整備も必要であり、新たな区画整理事業の中で検 討したいと考えている。県立養護学校の跡地は市街地の緑の空間として活用を 図りたい。旧北国街道の無電柱化が終わった本町地区の活性化、とりわけ旧役 場周辺の再整備は重要だ。 ■〔解説〕変革期へ実行力発揮を  かつて野々市は旧北国街道沿いの町並みと周辺の農村集落からなる田園の町 だった。それが1970年代以降近代的な町へと大きく変ぼうした。  町長2期目を迎える粟氏は、そのようなふるさと野々市の歩みをつぶさに見 詰めてきた。この秋の市制施行は、これまでにない野々市変革の時と受け止め ていよう。変革期の土台に、粟氏は「新総合計画」と「まちづくり基本条例」 を据えて行政運営をにらむ。  野々市町は土地区画整理事業によって町並みが拡大してきた。人口が順調に 伸び続ける県内でもまれな自治体である。粟町政2期目は新しい野々市の創生 を目指すとしている。  その際、都市基盤の整備もさることながら住民同士の地域コミュニティー醸 成もこの町には重要とされる。先の県議選では投票率43・81%という低い 結果に、住民意識を危惧する声も聞かれた。住民とともに新市をつくる実行力 が求められる。(桑島至基) 〈09〉2011年04月12日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎乗車券で温泉利用、駅弁ふたに観光情報… 新幹線で誘客、ユニーク提案  野々市町布水中生が企画書 県、評価「施策の参考に」    野々市町布水中は11日までに、県に対して、2014(平成26)年度の 北陸新幹線金沢開業に合わせて、生徒が考えた誘客のアイデアを提出した。温 泉利用券にもなる新幹線の切符販売などの5件の提案を受け取った県側は「発 想がユニーク。観光施策の参考にしたい」と評価している。  同校の平真由子教諭が昨年秋、3年生の社会科の授業で、北陸新幹線開業に 合わせた石川の活性化策を企画書にまとめることを提案。当時の3年生181 人全員が企画書を作ってプレゼンテーションを行い、優秀作5件を選んだ。  5件の内容は▽駅弁のふた裏に観光情報を掲載▽百万石まつりの行列出演者 を首都圏から募る―など。平教諭は生徒の発想を役立ててほしいと考え、県が 新幹線開業に向けて進める「STEP21重点プロジェクト」の窓口へ提出し た。  県企画課の徳田博課長は「中学生の視点に感心した。アイデアを生かすため、 観光施策を立案する部門に提案内容を伝えたい」と話した。 〈10〉2011年04月11日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎町内会が耐震工事 野々市町新庄1丁目公民館 災害時の避難所に改造    野々市町新庄1丁目町内会が1100万円を投じて実施した公民館の耐震化 工事が10日完成した。館内は、54畳敷きの大広間1部屋にまとめ、災害時 の避難所として使えるように改造し、住民の安全安心の体制を整えた。  野々市町の南端にある同町内会は35年前に区画整理で誕生した住宅街で、 現在280世帯が生活している。木造平屋建ての公民館は29年前に建設され た。老朽化に伴い、昨年暮れの臨時総会で建物の耐震化と館内の改造が決まっ た。  耐震化はH鋼と呼ばれる鋼材を天井の梁(はり)として取り付け、壁も鋼材 で補強した。10日、住民らが装いを新たにした公民館に集まり、落成式が行 われた。町内会長の岡本正さんは「公民館が頑丈な建物に生まれ変わり、災害 時には高齢者が短時間で避難して来ることができるようになった」と改造工事 の完成を喜んだ。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市町や北國新聞社のホー ムページから行うことができます。   野々市町のホームページ  http://www.town.nonoichi.ishikawa.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------