「つばきメール野々市」平成23年4月17日(第87号)                         毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市町住民生活部広報情報課            広報広聴担当 TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6251          E-mail info@town.nonoichi.lg.jp  3月3日(木)、野々市小学校の竣工式が開かれました。 子どもたちが伸びやかに健康的に過ごせる教育環境を目指し、 県内初の学校PFI 事業※として平成21 年4月から工事が進められてきました。 完成した校舎は、敷地面積15,790u、延床面積約9,774u、鉄筋コンクリート造、 地上4 階で構成され、環境への配慮やバリアフリーにも対応しています。  式では濱田校長が、 「地域に愛される学校を築き、新しい伝統と歴史をつくっていきましょう」と児童に呼びかけました。 ※ PFI 事業…民間の資金、経営・技術的能力を活用し、効率的・効果的に公共 サービスを提供する事業 <87号*メニュー> □生涯挑戦!輝く向上心が町の魅力〜寿大学校・大学院修了式 □季節の野菜を使った昆布料理〜女性協議会が料理教室を開催 □県内観光ボランティアガイドが野々市に〜ののいち「里まちガイド」養成講座 □北國新聞「野々市ニュース」 □生涯挑戦!輝く向上心が町の魅力〜寿大学校・大学院修了式 3月2日(水)、中央公民館で寿大学校・大学院の修了式が行われ、 大学校35 人、大学院101 人が修了証書を手にしました。  魚野学校長が、「今年の学生の平均年齢は70.5 歳でした。 皆さんが熱心に学び、輝いている姿が町の魅力の一つとなっています」と式辞を述べると、 修了生を代表して平田好江さんが「寿大学校で学んだことを地域や家庭に生かしていきたいです」と 今後の意欲に満ちた答辞を述べました。  最後に大学院コーラスコースの学生の歌声に合わせて、全員で合唱し修了を祝いました。 □季節の野菜を使った昆布料理〜女性協議会が料理教室を開催 日本料理には欠かせない昆布の味を広めていくため、 女性協議会は毎年4月上旬から昆布の販売をしています。 会は、昆布の効用を知ってもらうために、2月23 日(水)、中央公民館で料理教室を開催しました。  参加者33 人は、講師の石野典子さんの実演とレシピを見ながら、手際よく4品の料理を作りました。 石野さんは「簡単料理と手抜き料理の違いは、愛情と工夫があるかないか。 昆布は、簡単に工夫できる絶好の食材」とのこと。出来上がった料理を味わい、皆さん本当に幸せそうでした。 □県内観光ボランティアガイドが野々市に〜ののいち「里まちガイド」養成講座 3月20 日(日)、ののいち「里まち」ガイド養成講座の最終回が開催され、 県内各地の観光ボランティアガイド82 人を講座の受講生たちが案内しました。  先輩ガイドに緊張しながらも、このガイド予備軍の皆さんは御経塚遺跡、 県立大学、ツバキ苗の案内の他、バスの車窓から見える町の様々な景色を説明していました。  この講座の受講生25 人は、さらに4月からガイドとしての実践を積み重ねながら 、野々市の歴史・文化、魅力を町内外に発信していくそうです。 ---------------------------------------------------------------------- 01:もったいないで新商品 ブリの血合いで薫製 野々市町の食品加工会社    香ばしさ人気 02:野々市町文化会館フォルテの改修完了 きょうオープン 毎月企画実施へ 03:ジュニアリーダーが1泊研修 野々市町子ども会育成連絡協議会 04:県立大周辺で新産業 野々市町 都市計画マスタープラン 2025年目   標年次に 05:市制施行へ適材適所 野々市町人事 昇任45件含む124件 06:野々市ガイド、第一歩 養成講座修了の25人 石川県内の「先輩」10   0人を案内 07:被災の故郷へ 福島県いわき市復興を 野々市町 きょうから齋藤さん個   展 08:地域で子育て、金沢工大生が応援 野々市町菅原町 放課後クラブに手作   り設備 09:キウイワイン新酒 JAののいち 「味は上々」 10:町の魅力再発見へ 写真や特産品展示 野々市町 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年04月03日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎もったいないで新商品 ブリの血合いで薫製 野々市町の食品加工会社 香 ばしさ人気  ブリを使ったハムを製造する加賀ひかりフーズの下光隆社長(60)=野々 市町扇が丘=は、ブリのあらを使った香ばしい薫製食品を考案した。ハムを作 る工程で廃棄していた「血合い」と呼ばれる背骨部分を有効活用した。      下光さんはエンジニアとして県内の機械メーカーに勤務していたが、4年前 に調理師の兄・矢崎昭男さん(63)からブリのハムを製造する会社を引き継 いだ。ハムは県新商品優秀ブランド賞にも選ばれている。  下光さんがハムを製造する工程で気になったのが、「血合い」と呼ばれる背 骨部分が廃棄されることだった。「この部分は肉がたっぷりついており、捨て るのはもったいない。新たな食品にできないか」と考え研究を重ねた結果、薫 製にすることを思いついた。試作したところ味も良く、やっかいな小骨も取り やすくなった。  2月半ばから「海鮮 ぶり棒」と題した商品を金沢市内の百貨店などで販売 し始めたところ好評で、売れ行きも順調という。  下光さんはこれまで白身魚を使いフランス料理に似た和風テリーヌを開発し たほか、今後、ブリの骨に付いた肉でソーセージを作ることができないかを考 えており、「今後も、もったいないの発想を新商品開発に生かしたい」と話し た。 〈02〉2011年04月01日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市町文化会館フォルテの改修完了 きょうオープン 毎月企画実施へ  野々市町文化会館フォルテの改修工事が31日までに完了した。1日にリニ ューアルオープンする。管理する町情報文化振興財団は、改修完成を機に毎月 企画事業を実施するなど運営の充実を図る。  改修は開館以来23年たった設備や内装更新のため実施された。正面玄関前 は、隣接する野々市小新校舎と一体感を出すため、開放的な広場に生まれ変わ った。大ホールの座席カバーを明るいエンジ色に替え、音響機器を更新した。  同財団は改修記念として、3日、館内の舞台裏を紹介する集いを開くほか、 9日、所蔵するピアノの名器・ベーゼンドルファーインペリアルを使った独奏 会を開催する。 〈03〉2011年03月31日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ジュニアリーダーが1泊研修 野々市町子ども会育成連絡協議会   野々市町子ども会育成連絡協議会のジュニアリーダー1泊研修会は30日、 白山市の白山青年の家で始まり、4月から各子ども会のリーダーになる小中学 生65人が、ゲームや炊事を体験した。  参加者は手拍子の数と同じ人数のグループを作るゲームを楽しみ、親交を深 めた。研修は31日まで行われる。  研修は子ども会育成連絡協議会のジュニアリーダー会「響(ひびき)」が中 心になり10年に始まった。昨年からは金沢市のNPO法人おとぎの杜も加わ り、運営を支援している。 〈04〉2011年03月30日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎県立大周辺で新産業 野々市町 都市計画マスタープラン 2025年目標 年次に  野々市町の新しい都市計画マスタープランが29日まとまった。これまで農 業振興地域としていた県立大周辺を産学官連携の新産業創出エリアとし、国道 8号に近い田尻町などの郷地区とともに新市街地整備想定区域に組み入れた。 都市計画の目標年次は2025(平成37)年で、人口5万5千人を想定して 事業を進める。  マスタープランは同日、町役場で開かれた第6回策定委員会で承認された。 農業振興地域の変更については、今月23日に開かれた町農業振興会議の議決 を受けて盛り込まれた。同地域が200ヘクタールから150ヘクタールに減 るため、策定委員から「天然ダムである水田減少で雨水対策に万全を期すこと が肝要だ」との意見が出された。  都市計画マスタープランは今後、町の都市計画審議会や議会を経た後、来年 4月、県知事に報告し、公表される。 〈05〉2011年03月25日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市制施行へ適材適所 野々市町人事 昇任45件含む124件  野々市町は24日、4月1日付人事異動124件を発表した。同町は今年1 1月11日の市制施行を目指しており、人事については、的確な行政運営へ適 材適所を図ったとしている。今年は加えて幹部職員の退職者が部長級4人課長 級6人と多く、後任人事には昇任45件を含む対応で体制強化を行ったとした。  【部長級】▽総務部長兼市制準備室長(教育文化部長)村井治郎▽住民生活 部長(都市計画課長)村梶輝男▽教育文化部長(教育総務課長)森元裕  【課長級】広報情報課長(教育文化部付課長・情報文化振興財団派遣)多田 富喜男▽しあわせ支援課長(教育総務課長補佐)絹川一也▽産業振興課長(介 護長寿課参事)半本智明▽都市計画課長(総務企画課長補佐)転正繁信▽企業 管理課長(都市計画課長補佐)野村祐一郎▽会計管理者兼会計課長(住民課長 補佐)井村敬子▽教育文化部付課長・情報文化振興財団派遣(財政課長補佐) 金場康宏▽教育総務課長(産業振興課長)今村滋▽学校教育課長(野々市中教 頭)北一也▽文化振興課長(介護長寿課長補佐)山下久美子▽スポーツ振興課 長(環境安全課参事・白山石川広域事務組合出向)今西孝一  【課参事級】▽環境安全課参事 宮前定明▽同・白山石川広域事務組合出向  坂本光寿▽介護長寿課参事 宮田正雄▽あすなろ保育園長 中村すみ代▽会 計課参事 広見信夫▽教育総務課参事・学校給食センター所長 北川佳美▽学 校教育課参事兼課長補佐 山本善明▽学校教育課参事 古村充▽生涯学習課参 事・町立図書館長 塚岸又司  【課長補佐、副園長級】▽財政課長補佐 押田浩三▽住民課長補佐 市川由 美子▽広報情報課長補佐 西川暁▽しあわせ支援課長補佐 堤喜一▽介護長寿 課長補佐 中田八千代▽子育てあんしん課長補佐 清水実▽同・子育て支援セ ンター菅原所長 堀美枝子▽都市計画課長補佐 中藪孝志▽同 浅野昇▽中央 保育園副園長 谷内さゆり▽富奥保育園副園長 宮口登代子▽押野保育園副園 長・子育て支援センター押野所長 横江絹子▽粟田保育園副園長 下浦奈保子 ▽教育総務課長補佐 松野俊一▽文化振興課長補佐 横山貴広▽スポーツ振興 課長補佐 天方陽子▽同・公共施設管理事業団派遣 森田憲明  【退職】(31日付)▽総務部長兼新幹線対策室長兼市制準備室長 北精二 ▽住民生活部長 厄ノ楴蔵・音・鷁餬彜浜・垠鷁餬弉歡后〔・沈亀廣・音・丙ニ 任用)県下水道公社派遣 小西敏克▽広報情報課長 能崎薫▽しあわせ支援課 長 堂坂美恵子▽企業管理課長 木戸光市▽文化振興課長 山下真弓▽スポー ツ振興課長 藤垣健一▽学校教育課長(県教委帰任) 鶴岡恒久▽あすなろ保 育園長 山岸志保子 〈06〉2011年03月21日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市ガイド、第一歩 養成講座修了の25人 石川県内の「先輩」100 人を案内  昨年12月以来養成講座を受けてきた、ののいち里まちガイドの受講生25 人は20日、最終講座として、同町内で県内各地の観光ガイド10団体、10 0人と交流し、早速、野々市の町案内を行い、活動の第一歩を踏み出した。  野々市町の観光ガイド養成は、町民有志が「ののいち里まちガイド設立研究 会」を設立し、町も協力して講座が始まった。最終講座は七尾市の「はろうな なお」や加賀市の「あいりすガイド」など県内の先輩ガイドとの交流会を開き、 受講生たちは御経塚遺跡や町ふるさと歴史館などで積極的に説明役を買って出 た。  同研究会の帆苅宏典代表は「受講生25人は熱心に講座を受けて修了を迎え た。今後は町内の児童館対象に見学会を開き、まず子供たちに野々市の歴史や 文化を伝えていきたい」と語った。5月には県観光ボランティアガイド連絡協 議会にも加盟する計画だ。 〈07〉2011年03月20日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎被災の故郷へ 福島県いわき市復興を 野々市町 きょうから齋藤さん個展  福島県いわき市出身の造形作家・齋藤利行さん(51)が19日までに、野々 市町本町1丁目のギャラリー・ルンパルンパで、東日本大震災からの復興をイ メージした作品を完成させた。震災で被災したふるさとの家族や友人を気遣い ながら制作し、20日から始まる作品展で披露する。  現在、宮崎県国富町に住む齋藤さんは、ギャラリーを営む野々市町の絹川大 さん(30)と絹川さんの父でギャラリーがあるマンションを設計した秀明さ ん(62)から制作依頼を受け、野々市で作品制作に取り組んできた。  11日に巨大地震が発生し、いわき市小名浜の実家の両親が無事だと分かっ たのは発生3日後だった。海岸から3キロ離れている実家の近くまで津波が押 し寄せ水道が止まったという。「近くの東京電力福島第1原発の影響が心配。 まだ連絡がつかない友人もいる」と齋藤さんにとって心が痛む日々が続いた。  「でも今自分ができるのは作品づくり」と制作に打ち込んできた齋藤さん。 竹を組み立てて紙を張り、高さ2メートル、長さ5メートルの大きな球体を作 り上げた。中は空洞で「何もない空間が次第に満たされていくイメージ」と話 す作品は震災からの復興を願う心とも重なる。齋藤さんは「作品の中に入って、 思い思いに感じてほしい」と制作の意図を語った。  「サイトウ・トシユキ展」(北國新聞社後援)は野々市町本町1丁目のマン ション・スマイリー1階にあるギャラリー・ルンパルンパで、27日まで開か れる。 〈08〉2011年03月18日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎地域で子育て、金沢工大生が応援 野々市町菅原町 放課後クラブに手作り 設備  野々市町菅原町の放課後児童クラブ「すがはらクラブ」で17日、金沢工大 の学生たちが自分たちでデザイン、製作した木製のコップ置きや図書収納棚を 館内に設置し、地域の子育て支援にひと役買った。  地域連携教育プロジェクトのインテリアデザインチームが、クラブ側の要望 を聞き、100人の子供たちが使いやすい構造を念頭に製作に取り組んだ。  コップ置きは建物の柱を利用した。4面を囲む棚状の構造で、子供たちの身 長に合わせて、上は高学年、下は低学年が使うようになっている。図書棚も本 が収納しやすいよう工夫を凝らした。  指導した下川雄一准教授は「学生たちは何回もクラブに通い、使い勝手の良 いものを製作することに努めた。子供たちとの交流も深まった」と、手作り設 備の完成を喜んだ。 〈09〉2011年03月16日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎キウイワイン新酒 JAののいち 「味は上々」  野々市町特産キウイフルーツを使ったワインの新酒が15日、能登町の醸造 会社から販売を担うJAののいちに届いた。  新酒は昨年秋に収穫したキウイ2トンを使用した。夏の記録的猛暑で品質が 心配されたが醸造元は「味は上々」とのこと。  今年はワイン発売から20周年。販売量は昨年より900本多い3900本 で、21日以降の爽やかな味の売り込みに力も入る。 〈10〉2011年03月13日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎町の魅力再発見へ 写真や特産品展示 野々市町  野々市町の魅力を発信する地域資源発見イベント「野々市再発見伝」が12 日、町情報交流館カメリアで開かれた。  同町が民間提案型雇用創出事業の一環で開いた。会場には町民が撮影した町 中の写真が地図と合わせて展示され、野々市の見どころをアピールした。町商 工会女性部が制作した草木染など特産物の展示と試食・試飲も行われた。特産 野菜ヤーコンの酢漬けに「食感が良い」との声が聞かれた。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市町や北國新聞社のホー ムページから行うことができます。   野々市町のホームページ  http://www.town.nonoichi.ishikawa.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------