つばきメール野々市」平成23年1月13日(第84号)                         毎月第2木曜日発行  ご意見、ご要望などは下記まで          発行:野々市町住民生活部広報情報課            広報広聴担当 TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6251          E-mail info@town.nonoichi.lg.jp  12月2日(木)、役場前に銀色に輝く一台の車がやってきました。町が導入した給水車です。 3千リットルのタンクを備え、大人千人が1日に必要とする水を運ぶことができます。 水を運ぶだけでなく地下の水道管に直接繋いで水を送り出すことができるよう、加圧式ポンプを搭載。 基本はエンジンによる電力供給ですが、エンジン音に配慮が必要なときには、 100 V電源から電力を受け稼動できます。  給水車の導入は、町が今年度定めた「町水道ビジョン」による災害など緊急時の対応強化の一環です。 町内だけでなく、周辺自治体の緊急時にも出動します。  水は生きるうえで欠かせないもの。どんなときでも「安全・安心・安定」な水を届けられるよう活用していきます。 <84号*メニュー> □ジャズの巨匠と世界の“ヒノテル”が野々市に!〜BIG APPLE in Nonoichi □共に幾千代 名は芳ばしく〜野々市じょんから節保存会創立50 周年記念式典 □新たな気持ちで新年を〜年末障子張り □北國新聞「野々市ニュース」 □ジャズの巨匠と世界の“ヒノテル”が野々市に!〜BIG APPLE in Nonoichi  16回目を迎えるジャズの祭典「BIG APPLE」が11 月28 日(日)に金沢工業大学で催されました。 今年は、日本が世界に誇るトランペッター日野皓正さんが特別ゲストとして参加。 ホストバンドのムーンライトJAZZ オーケストラとの共演や11 年ぶりの出演となるジャズの巨匠バリーハリスさんらとセッションを行いました。 例年の会場である文化会館フォルテが改修中のため、特別に設けられた工大のステージ。 全国的にも珍しい大学キャンパス内での本格ジャズライブに会場は盛り上がり、約500 人の観客は一日限りの音楽に酔いしれました。  出演者らは、26 日(金)に布水中学校を訪問したほか、27 日(土)には一般向けのワークショップ&クリニックを行い、野々市にジャズの風を吹き込みました。 □共に幾千代 名は芳ばしく〜野々市じょんから節保存会創立50 周年記念式典  「野々市じょんからまつり」で盛大に踊られる、町指定民俗文化財「野々市じょんから踊り」。 その保存と継承を行っている「野々市じょんから節保存会」が50 周年を迎えました。  12 月4日(土)に行われた記念式典では、村上一夫さんと山口正昭さんが、功労を称えて表彰されました。 山口さんは「じょんからKIDS という後継者も育ってきて、これからがますます楽しみ」と、さらなる末来へ期待を膨らませていました。 式の終わりには、生演奏の囃子をバックに会員約50 人で輪踊りを披露し、50 年の節目を祝いました。 □新たな気持ちで新年を〜年末障子張り  12 月5 日(日)、町商工会青年部と民生委員の約30 人が一人暮らし高齢者宅の障子の張り替えを行いました。 毎年恒例となっているこのボランティア活動事業は今年で19 回目。今年は、富奥地区の43 軒をまわり、破れたり変色した障子を回収しました。 朝集められた162 枚の障子は、一旦中央公民館に集められ、真っ白な障子紙に張り替えられた後、次々に高齢者宅に届けられました。 ---------------------------------------------------------------------- 01:市制移行で既存施設点検 野々市町長 語る会で意向 02:野々市町、5万人突破 町集計 11月に市制施行へ 03:ウサギみこし完成 野々市町下林地区 1カ月かけ製作 04:「野々市市」の応援団に 都内でパーティー、物産展 05:ふるさと意識高めよう 野々市町 ガイド養成講座が開講 06:総合計画の基本構想案で意見交換 野々市町審議会 07:椿まつりの成功へ開催要項など確認 野々市町実行委 08:新築、購入者に助成 4月から2年、最高30万円 町議会一般質問 09:年末の安全誓う 野々市町で交通安全パトロール出発 10:野々市町の火災発生件数、昨年比4分の1 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年01月06日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市制移行で既存施設点検 野々市町長 語る会で意向  粟貴章野々市町長と町女性協議会の語る会は5日、町情報交流館カメリアで 開かれ、粟町長は市制移行の際は市としてふさわしい環境を作るため、既存道 路や公園の点検整備を実施したいと語った。  粟野々市町長は、歩道の幅や高さ、公園のトイレの位置など、これまで整備 された施設が使いやすいかどうかをあらためて点検することが、新市の町づく りに必要だとした。  語る会には、女性協議会から藤多典子会長ら約30人が出席し、町立図書館 整備など、身近な課題について粟町長と意見を交わした。  県から取得する計画の県立養護学校跡地について粟町長は、市街地の貴重な 空間であり、緑と憩いの広場とすることが望ましいとの認識を示した。 〈02〉2011年01月05日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市町、5万人突破 町集計 11月に市制施行へ  野々市町の粟貴章町長は4日、昨年10月1日実施の国勢調査で、町集計の 推計人口が5万1894人となったことを明らかにした。市制要件の5万人を 超え、粟町長は今年11月の「野々市市」移行へ意欲を示した。  粟町長は同日、町情報交流館カメリアで開かれた町新年互礼会で「市制施行 の最後の課題だった人口問題がクリアできた」とし、町議会議決、県への申請、 国の告示を経て、11月に市制施行が決定する見通しだと述べた。  町によると、総務省は全国の国勢調査票を集計し、2月に速報値を発表する。 町総務企画課は、同省集計値と町集計値について「大きな変動はない」とみて いる。  「5万人突破」の知らせに野々市町商工会の村山和雄会長は「市制施行が現 実になってきた。地場産業振興へ組織強化が課題であり900の会員数を4月 まで1千に増やしたい」と力を込めた。  粟町長は昨年の町議会12月定例会で、国勢調査の人口要件達成を見極め、 今年6月9日の任期満了に伴う次期町長選出馬を判断する姿勢を示していた。 粟氏の再選出馬はほぼ確実とみる向きが多く、新年度予算案を固めた上で、2 月にも意向を表明するとみられている。 〈03〉2010年12月28日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ウサギみこし完成 野々市町下林地区 1カ月かけ製作  干支(えと)の動物をかたどった「干支みこし」が秋祭り(北國新聞社後援) で町内を練る野々市町下林地区で27日までに、来年の干支にちなんだ高さ約 2メートルの巨大ウサギみこしが完成し、同地区に十二支をかたどったみこし がそろった。制作した秋祭り実行委員会の棒田晃実行委員長(53)は「来年 はウサギのごとく跳ねるように景気が良くなってほしい」と願いを込めた。  みこしは重さ約100キロ。鉄の棒で骨組みを作って新聞紙や和紙を張り、 表面には防水性の樹脂を塗ってスプレーで着色。目が光るように電球を埋め込 むなど工夫を凝らした。実行委員13人が11月から1カ月ほど製作に当たっ た。  干支みこし作りは、珍しいみこしで祭りの話題を作り、住民の親睦を図ろう と約20年前から続いている。当初は祭り後に焼却していたが、11年前に辰 (たつ)のみこしを製作して以来保存しており、今回のウサギで十二支がそろ った。  みこしは、1月上旬に開かれる下林町内会の総会で住民にお披露目される。 来年10月の秋祭りまで同町下林4丁目の下林会館で展示され、祭り本番では、 台車に乗せて地区内を練る。 〈04〉2010年12月17日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「野々市市」の応援団に 都内でパーティー、物産展  来年11月の市制施行を目指す野々市町は16日、新たなまちづくりへの 「応援団」を結集するため、都内で「野々市ウエルカムパーティーin東京」 を初めて開催した。関東地区に住む町出身やゆかりの経済人をはじめ約90人 が参加し、ふるさとの飛躍を後押ししていくことを確認した。  粟貴章町長は「野々市特有の資源にさらに磨きをかけ、世界に発信する。力 強い支援をお願いしたい」とあいさつ。谷本正憲知事、奥田建、田中美絵子の 両衆院議員、吉田修県議、西田治夫町議会議長、村山和雄町商工会長らも祝辞 を述べた。  同日から、町の特産品を販売する東京物産展も有楽町のふるさと情報プラザ で開幕。健康野菜「ヤーコン」や草木染、キウイワイン、町のブランド酒「i chi椿」、和菓子など約50種類が来場者の人気を集めた。18日まで。 〈05〉2010年12月16日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ふるさと意識高めよう 野々市町 ガイド養成講座が開講  ののいち「里まち」ガイド設立研究会のガイド養成講座は14日、野々市町 情報交流館カメリアで開講した。大学生や主婦ら25人が野々市の魅力を伝え る初めてのガイドになるため、心構えなどを学んだ。  金沢観光ボランティアガイドの会「まいどさん」代表幹事の芳野哲夫さんが 「ボランティアガイドの役割ともてなしの心」と題して講義した。芳野さんは 「お客さんには誠心誠意接し、野々市に来てくれてありがとうと感謝すること が大事」と強調した。  同研究会は、ガイドを養成することでふるさと意識高揚や誘客につなげるた め、同町のボランティア団体や町民大学校などの有志が集まり、設立した。  講座は計8回で、次回は21日に開かれる。野々市の歴史や特徴を学ぶほか、 来年3月の椿まつり(本社後援)でガイドを体験する。全12単位のうち8単 位以上取得すれば修了証が与えられ、来年度、さらに詳しい町の歴史やガイド の仕事内容を学ぶ。 〈06〉2010年12月16日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎総合計画の基本構想案で意見交換 野々市町審議会  野々市町次期総合計画策定審議会は15日、町役場で第3回会議を開き、委 員14人が市制移行後のまちづくりの方向を示す同計画基本構想案について意 見交換した。  委員からは、「町花木ツバキに焦点を当てた施策を組み込めないか」「写真 やイラストを入れ、見やすい構想案にすべき」などの意見が出た。 〈07〉2010年12月15日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎椿まつりの成功へ開催要項など確認 野々市町実行委  来年3月19、20日に野々市町で開催される「花と緑ののいち 椿まつり 2011」(本社後援)の第1回実行委員会は13日、同町情報交流館カメリ アで開かれ、役員ら35人がまつりの成功を期し、開催要項などを確認した。  「人と椿で織りなす 伝統と文化の住み良い 都市(まち)づくり」をテー マに、町文化会館フォルテなどで、町花木のツバキを題材にした作品展のほか、 歌や踊りの舞台発表「椿オリジナルステージ」などが行われる。  悪天候を避けるため、今年まで同館周辺の屋外で行われた特産物販売を、同 館内で実施される。今後、小委員会などで詳細な行事内容を詰める。 〈08〉2010年12月11日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎新築、購入者に助成 4月から2年、最高30万円 町議会一般質問  野々市町議会12月定例会は10日、本会議を再開し、一般質問の答弁で粟 貴章町長は「定住促進奨励金制度」を新設し、町内で一戸建てを新築、取得す る場合、最高30万円を助成する考えを示した。助成申請期間は来年4月から 2年間の予定。  同町の持ち家率は県内19市町で最も低い。本会議で粟町長は「マイホーム 取得時、町外に流出する人が多い。定住促進のため助成制度を設けたい」と述 べた。北村成人氏(ののいち倶楽部)の質問に答えた。  奨励金制度は年内に交付要綱を制定する。計画では、来年4月以降の入居者 らを対象とし、町民の建て替えは対象外となる。奨励金の基本額は10万円で、 5項目の要件を満たすごとに5万円を加算(上限20万円)する。  要件は▽町内の建築業者による施工▽申請者が45歳以下▽18歳未満の子 ども1人か2人と同居▽18歳未満の子ども3人以上と同居▽3世代世帯以上 で同居―とする予定。希望者には町花木のツバキの苗木を1本贈る。 〈09〉2010年12月11日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎年末の安全誓う 野々市町で交通安全パトロール出発  野々市町の年末特別防犯・交通安全パトロール出発式は10日、同町情報交 流館カメリアで行われ、同町交通安全推進隊など約70人が年末の交通事故や 犯罪の未然防止を誓った。 粟貴章町長は8日に同町で女子中学生が連れ去れ た事件に触れ、「平穏に新しい年を迎えられるよう、地域に目を光らせてもら いたい」と協力を促した。 〈10〉2010年12月26日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市町の火災発生件数、昨年比4分の1  野々市町の今年1月からの火災発生件数は25日現在6件で、昨年23件の 約4分の1にとどまっている。  野々市消防署は町の定めた消防火災予防条例により、住宅への火災警報器の 設置が義務化されたことを通して住民の防火意識が高まったのではないかと指 摘。消防車での特別巡回広報を行い、年末年始の防火を呼び掛けている。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市町や北國新聞社のホー ムページから行うことができます。   野々市町のホームページ  http://www.town.nonoichi.ishikawa.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------