□■□                               □ ■□       ┃つ┃ば┃き┃メ┃ー┃ル┃野┃々┃市      ■□ □                               ■□■              毎月第2木曜日発行         ■□■□ **********第82号 平成22年11月11日*********  10月7日(木)に野々市小学校で、新校舎建築に携わった業者を招いて感 謝の気持ちを伝える会が行われました。  各クラスの代表者が、「このきれいな学校を大切に使っていきます」と述べ ながら、児童全員の作文を張った模造紙を手渡しました。「オープン教室が広 くて便利」「トイレがきれいで使いやすい」という感想などがあり、建築業者 は「ありがとう」と笑顔で受け取っていました。 ご意見、ご要望などは下記まで 発行:野々市町住民生活部広報情報課           広報広聴担当                 TEL 076-227-6056                 FAX 076-227-6251          E-mail info@town.nonoichi.lg.jp <82号*メニュー> □新白山石川広域消防本部始動〜安心安全を24時間守る □「ichi椿生」商工会認定店で販売開始〜町でしか飲めない限定の味、登場 □菅原町集会所の開所式〜活動拠点の完成で、広がる地域の輪 □北國新聞「野々市ニュース」 □新白山石川広域消防本部始動〜安心安全を24時間守る  町と白山市が共同で設置する、白山石川広域消防本部。10月5日(火)、 新庁舎の竣工式を迎え、業務を開始しました。新庁舎の敷地面積は約11,0 00uで、鉄筋コンクリートの3階建て。1階は松任消防署、2階には消防本 部、3階には高機能消防指令システムを備えた通信指令課が新設し、これまで 各消防署で受け付けていた119番通報を一元化。固定電話や携帯電話からの 通報の場所を特定できるようになり、野々市消防署からの出動も、より迅速に 対応できるようになりました。  新庁舎内には、防災学習センターを新設しました。消火器を使った初期消火 を体験するコーナーや、防災クイズコーナー、119番通報を体験できるコー ナーなど、さまざまな展示や体験を通して防災に関する知識を楽しみながら学 ぶことができます。なかでも、地震避難体験では、関東大震災などの過去に発 生した地震の揺れ方が再現され、縦揺れ・横揺れのあとに余震が来るその時間 差など、リアルに地震の状況を体験することができます。  10月12日(火)、町の公共施設などを見学する町政バスで上林婦人会の 皆さんが、見学に訪れました。参加した吉本さんは、「とても立派な施設。私 たちの安全を守ってくれると思うと、とても安心です」と話していました。 □「ichi椿生」商工会認定店で販売開始〜町でしか飲めない限定の味、登場  誕生から2年目を迎え、定着しつつある町ブランド酒「ichi椿」。ツバキの 花から採取した酵母と、町内で生産した酒米を使ったこの酒が、新しい形で売 り出されています。それは、加熱殺菌をせずに瓶詰めした「生」。酸味や甘み、 香りが失われず、酒蔵での風味をそのまま味わえます。温度管理など保管が難 しいため、町内の飲食店30店での限定販売です。  10月4日(月)には、太平寺1丁目の寿司屋で報道関係者を集めて試飲会 が開かれ、粟町長と村山町商工会会長、製造した中村酒造・中村社長が出席し、 町内限定の新酒をPRしました。 □菅原町集会所の開所式〜活動拠点の完成で、広がる地域の輪  10月17日(日)、菅原町集会所の開所式が行われ、粟町長や柿本町内会 長を含む関係者20人が、完成を祝いました。  菅原町にはこれまで集会所がなかったため、NTT寮の跡地を買い取り、今 年6月に着工。完成した集会所は、145uの敷地に木造平屋89uで研修室 2室に、台所や物置、車イスに対応したトイレなどがあります。  式では、駒井建設委員長が「みんなが待ち望んだ集会所です。小さな建物で すが、町内会の住民にとっては大きな財産となります」とこれからの活用に期 待を寄せました。 ---------------------------------------------------------------------- 01:伝燈寺イモを収穫 野々市町の県立大農場 02:全国消防操法大会の健闘誓う 野々市町第2分団 03:30周年祝い、飛躍誓う 野々市町バドミントン協会が式典 04:エコ運転技術、町職員が学ぶ 野々市町で教室 05:カップル8組成立 野々市町で創出事業「Meet2010」 06:6部門に秀作65点 野々市町美術文化協会展が開幕 07:情熱懸けた地図、体感 伊能図フロア展 金沢工大 08:高校生が認知症学ぶ 野々市明倫高でサポーター養成講座 09:サツマイモの糖分3倍に 県立大の大谷准教授ら 遺伝子組み換え 10:中野氏(野々市町)の活躍に期待 人間国宝認定祝う ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2010年11月04日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎伝燈寺イモを収穫 野々市町の県立大農場  県立大の収穫祭は3日、野々市町の同大農場で行われ、同町や金沢市などの 親子連れ約50人が、段ボールコンポストを利用して育てたサトイモの一種 「伝燈寺イモ」などを収穫し、実りの秋に感謝した。  参加者は、伝燈寺イモのほか、セロリやニンジンなども収穫した。楠部孝誠 同大助教が、微生物で生ごみを堆肥(たいひ)化させるコンポストの作り方を 説明した。 〈02〉2010年11月03日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎全国消防操法大会の健闘誓う 野々市町第2分団  第22回全国消防操法大会の小型ポンプ操法部門に県代表として出場する野 々市町消防団第2分団の激励会は1日、白山市の白山石川広域消防本部で開か れ、分団員が健闘を誓った。  清水一男同町消防団長があいさつ、粟貴章町長、吉村務白山野々市消防連合 会長、野崎昇同本部次長が激励した。藤島敏雄第2分団長が「石川の代表とし て恥ずかしくない成績を収め、胸を張って帰ってきたい」と決意の言葉を述べ た。  大会は12日に愛知県蒲郡市で開かれる。 〈03〉2010年11月02日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎30周年祝い、飛躍誓う 野々市町バドミントン協会が式典  野々市町バドミントン協会の創立30周年記念式典(本社後援)は31日、 金沢市の金沢国際ホテルで行われ、関係者55人が節目を祝い、さらなる飛躍 を誓った。  式典では、橋爪晃会長が「ここまで続けられたのは皆さんが力を重ね合わせ た結果。協会の発展に力を惜しまない」とあいさつした。粟貴章町長、山口直 町体育協会長、西田治夫町議会議長、吉田修県議が順に祝辞を述べた。  祝賀会では、橋爪会長が所属する和太鼓団体「富樫太鼓」が力強い演奏を披 露した。感謝状を受けた団体は次の通り。  野々市バドミントンクラブ、グリップクラブ、野々市ジュニアバドミントン クラブ、金沢工大バドミントン部 〈04〉2010年10月29日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎エコ運転技術、町職員が学ぶ 野々市町で教室  野々市町職員を対象としたエコドライブ教室は28日、町役場で開かれ、2 1人が二酸化炭素の排出量を抑える「ふんわりアクセル」など環境に配慮した 運転技術の習得に励んだ。  いしかわ環境パートナーシップ県民会議の東浩一さんらが講師を務めた。参 加者は、役場周辺の1.3キロを公用車で走行し、教室の前後に1回ずつ燃費 を測定した。平均で28.8%の燃費向上となった。 〈05〉2010年10月26日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎カップル8組成立 野々市町で創出事業「Meet2010」  野々市町商工会の出会い創出事業「Meet2010」は24日、同町内の レストランで行われ、男女45人がフリートークやゲームを楽しみ、8組のカ ップルが成立した。  会員事業所の独身経営者らに早く身を固めてもらい、経営に専念できる環境 を整えようと企画され、今年で4回目。参加者は、心理ゲームや占い、食事な どを満喫した。 〈06〉2010年10月25日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎6部門に秀作65点 野々市町美術文化協会展が開幕  第33回野々市町美術文化協会展(本社など後援)は24日、同町情報交流 館カメリア「ホール椿」で始まり、日本画や洋画、彫刻、工芸、書、写真の6 部門の秀作65点が並んだ。  同展は、町総合文化祭「マナビィフェスタ2010」の一環。大胆にサツマ イモを描いた洋画や、赤い花を鮮やかに描いた日本画などが来場者の目を楽し ませた。 〈07〉2010年10月24日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎情熱懸けた地図、体感 伊能図フロア展 金沢工大  江戸後期の測量家、伊能忠敬が日本各地を歩いて作製した地図の原寸大復元 図を公開する「完全復元伊能図全国巡回フロア展in金沢工業大学」(金沢工 大、北國新聞社主催)は23日、野々市町の同大体育館で開幕した。巨大な日 本地図「伊能大図」が展開された会場には、家族連れや地図愛好家が続々と訪 れ、測量に後半生をささげた忠敬の情熱を感じ取った。  「伊能大図」は、55歳だった忠敬が1800(寛政12)年から17年間 をかけて日本各地を歩いて作製した地図。国内外の原図から作製した復元図が 公開された。来場者は畳255枚分の日本列島図に網の目のように記された測 量隊の足跡をたどり、歩測などで地図を作った偉業を学んだ。  会場には、忠敬に触発されて能登半島の地図を作った小網均さん(61)= 富山市藤木、志賀町(旧富来町)出身=も訪れ、「海岸線を見ると測量の精密 さが分かる」と大図に見入った。家族と一緒に忠敬の生涯を紹介するパネルを 見て回った東藤紗也加さん(金沢市三馬小6年)は「地球一周の距離を歩くな んて本当にすごい」と感動を語った。  初日は伊能忠敬研究会名誉代表の渡辺一郎氏らが講演し、明治期の測量やレ ーザー計測機器の展示コーナーも人気を集めた。開場式では、同フロア展開催 委員長の鹿田正昭金沢工大教授、小牧和雄国交省国土地理院長らがテープカッ トした。最終日の24日は同研究会の河崎倫代県支部長ら4氏が子どもにも分 かりやすく講演した。  テレビ金沢、北陸放送なども後援した。 〈08〉2010年10月21日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎高校生が認知症学ぶ 野々市明倫高でサポーター養成講座  野々市町地域包括支援センターの認知症サポーター養成講座は19日、野々 市明倫高で開かれ、1年生約280人が認知症の症状や患者との接し方に理解 を深めた。同センターの社会福祉士池上森彦さんと作業療法士寺尾朋美さんが 講師を務めた。 〈09〉2010年10月19日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎サツマイモの糖分3倍に 県立大の大谷准教授ら 遺伝子組み換え  県立大生物資源工学研究所(野々市町)の大谷基泰准教授や中谷内修助教、 同大大学院2年生の磯辺美里さんらの研究グループは18日までに、サツマイ モに含まれる糖分を約3倍に増加させる技術を開発した。サツマイモの遺伝子 を組み換え、糖分の一種であるスクロース(しょ糖)の含量を飛躍的に増やし た。生産に糖が必要となるエコ燃料「バイオエタノール」の原料として、サツ マイモの活用を見込めるという。  研究ではサツマイモの遺伝子を組み換え、スクロースからでんぷんを合成す る酵素を作る遺伝子の働きを抑制し、スクロースを多く含むサツマイモを作り 出すことに成功した。  デンプン含量が多い品種「ホワイトスター」を使用し、通常の2.8〜3. 3倍のスクロース含量を確認した。スクロースの割合は約4%となり、一般的 な食用品種「紅東(べにあずま)」の3%を上回った。  燃やしても大気中の二酸化炭素を増やさないとされるバイオエタノールは、 植物のでんぷんを糖に分解して生産されている。グループによると、糖分を多 く蓄積したサツマイモなら、でんぷんを分解する必要がなく、低コストでバイ オエタノールを生産することが可能になるという。  遺伝子組み換えの野菜は商品化までに、厚労省の安全評価試験などをクリア する必要がある。  グループは「サツマイモの食味のバリエーションも増える。未利用地でのサ ツマイモ栽培が増えれば、食料の生産力向上にもつながる」としている。研究 には、鹿児島大農学部応用糖質化学研究室が協力した。 ★〔バイオエタノール(ばいおえたのーる)〕  主にサトウキビ、トウモロコシなどの穀物を原料に製造されるガソリンの代 替燃料。食料価格の高騰を招くとして、穀物以外の原料開発が求められている。 〈10〉2010年10月17日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎中野氏(野々市町)の活躍に期待 人間国宝認定祝う  重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された蒔絵(まきえ)の中野孝一 氏(63)=野々市町=の認定記念祝賀会は16日、金沢市の金沢国際ホテル で開かれ、同町関係者約220人が町内からの初の人間国宝誕生を祝い、一層 の活躍を期待した。  町文化協会や町美術文化協会員、各種団体長らが出席した。花束を受け取っ た中野氏は「伝統を次世代に引き継ぐ務めを自覚した。心して精進したい」と 謝辞を述べた。  席上、内村栄一町文化協会長に続き、祝賀会発起人代表の粟貴章町長が「人 間国宝誕生は町の豊かさを示し、誇りに思う」とあいさつ。西田治夫町議会議 長、村井良樹町美術文化協会長が祝辞を述べ、吉田修県議の発声で乾杯した。 徳田寿秋町文化財保護審議会長の音頭で万歳三唱、北本正町教育委員長が締め くくった。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市町や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   野々市町のホームページ  http://www.town.nonoichi.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------