□■□                               □ ■□       ┃つ┃ば┃き┃メ┃ー┃ル┃野┃々┃市      ■□ □                               ■□■              毎月第2木曜日発行         ■□■□ **********第76号 平成22年5月13日**********  桜の花が咲く前の4月初め、町内2つの大学の新入生の姿で町内は華やぎま す。今年は、金沢工業大学2,131人、石川県立大学では181人の学部・ 大学院の新入生を迎えました。そのほとんどが町外の学生であることから、両 大学とも生活ガイダンスを積極的に行っています。  県立大学では、3月に町内出身の4年生を中心に、学内サークル「ののいち 探検隊@里まちガイド」を結成し、ガイドマップを作成しました。生活するた めすぐに必要な店や金融機関の情報、迷いやすい交差点の情報のほかに、公共 施設やまつりなど町の情報も掲載。このマップは4月5日(月)の入学式後、 新入生に配布されました。  また、町と大学が協力して新入生の住民登録を進める出張窓口を2大学合わ せて延べ5日間開設しました。その結果、県立大学では20人、金沢工業大学 では319人の新入生が住民登録を行い、名実ともに野々市町民になりました。 ご意見、ご要望などは下記まで 発行:野々市町住民生活部広報情報課           広報広聴担当                 TEL 076-227-6056    FAX 076-227-6251          E-mail info@town.nonoichi.lg.jp <76号*メニュー> □これが最後の落書き〜堀内保育園の閉園セレモニー □目指せ!自転車マナー日本一〜自転車りんりんマナーUPキャンペーン □ショッピングセンターでの火災も大丈夫〜春季火災防ぎょ訓練 □北國新聞「野々市ニュース」 □これが最後の落書き〜堀内保育園の閉園セレモニー  3月28日(日)、堀内保育園に園児と保護者、最後の卒園者や園に関わっ てきた地域住民が集り、閉園セレモニーが行われました。この日、昭和45年 の「隣保館保育園」の開園から40年続いた「町立堀内保育園」の歴史に幕を 閉じました。  式では、園児が育てた花の種を風船に結び、園庭から一斉に飛ばしました。 風船は名残を惜しむようにゆっくり舞い上がり、空はひと時、風船で埋め尽く されました。また、大人も子どもも一緒になって、思い出深い園舎の窓や壁に 「ありがとう」などの最後のメッセージを書き残しました。 □目指せ!自転車マナー日本一〜自転車りんりんマナーUPキャンペーン  4月9日(金)、今年も春の全国交通安全運動期間にあわせ自転車の安全利用 を呼びかけるキャンペーンが行われました。今年は盗難防止も呼びかけるため、 防犯協会も加わり、交通安全協会や警察など約130人が参加し、町内2つの 中学校、野々市明倫高校、金沢工業大学の4カ所で啓発を行いました。  このうち野々市中学校前では、「自転車気ぃつけて乗ってね」と声をかける と、「ちゃんとルール守っとるよ」と返す生徒もいて、これまでの活動の成果 が見られたようでした。キャンペーンに先立ち情報交流館カメリアで出発式も 行われました。 □ショッピングセンターでの火災も大丈夫〜春季火災防ぎょ訓練  春の火災予防運動週間に合わせて3月21日(日)、ジャスコ野々市南店で、 火災防ぎょ訓練が行われました。訓練は、食品館の調理場から出火したとの想 定で、従業員による119番通報、客の避難誘導に始まり、町消防団や消防署、 上林自警団の消防ポンプ車などによる放水を行いました。訓練終了後、清水消 防団長が「今回は、営業中の店舗で実施できたため、より実践的な訓練ができ た。今後も、その場に応じた柔軟な対応で臨んでほしい」と講評しました。 ---------------------------------------------------------------------- 01:野々市町の歴史ガイド養成 ふるさとを知る機会に 02:消える石川郡 野々市町、来秋にも市制移行 平安からの歴史に幕 03:ヤーコンをジャムに 第1弾は金時草と野々市産を用い 翠星高生 04:野村前楽天監督が講演 野々市町商工会、法施行50周年を祝う 05:日本代表、熱血指導 野々市町でハンドボール教室 06:2度目のバス実験運行 野々市町、来年3月末まで 御経塚と新庄結ぶ 07:野々市町の自然を1冊に 郷土史家嶋田さん、冊子制作 小学校に寄贈 08:肥満予防に理解を深める 野々市町で講座 09:体験入団で歌う楽しさ 野々市町・児童合唱団 10:子育て支援車が出発 野々市町 保育士運転、悩み相談も ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2010年05月10日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市町の歴史ガイド養成 ふるさとを知る機会に  野々市町のボランティア団体「カメリア・パルの会」や町民大学校などの有 志が9日までに、「ののいち里まちガイド設立研究会」を結成し、野々市の観 光ボランティアガイド育成に乗り出した。御経塚遺跡など町の名所の魅力を学 び伝えることでふるさと意織高揚や誘客につなげる狙い。11日に総会を開き、 ガイド養成講座開講への準備を進める。  計画では、12月から4カ月間で計8回、養成講座を開く。町職員や大学教 授らが講師となり、史跡を巡るツアーイベントなどを通して野々市の自然や商 工業、風習などを学ぶ。  同町には、御経塚遺跡や7世紀後半に古代寺院が創建されたとされる国史跡 末松廃寺跡をはじめ、国指定重要文化財「喜多家住宅」など、古い歴史を物語 る観光資源がある。これらを散策するコースを考案し、地図やガイドブックも 作成する。  ガイドとして、18歳以上の町民を想定している。町内にある県立大と金沢 工大に通う学生にも呼び掛けて「学生ガイド」を募り、町外出身の学生を住民 との交流を通して「野々市ファン」にし、将来の定住促進も目指す。  同研究会では、3月に白山市のNPO法人「加賀白山ようござった」ガイド を視察し、今月内に学習会を開くなど準備を進めている。帆苅宏典同研究会代 表(74)は「野々市町には違う土地で生まれた新住民が多い。まずは新住民 に町への愛着を感じてもらうことを目指す」としている。 〈02〉2010年05月07日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎消える石川郡 野々市町、来秋にも市制移行 平安からの歴史に幕  律令時代から続き、石川県の県名の由来にもなった「石川郡」が、来年10 月にも実現する野々市町の市制施行で消える。6日、県が発表した推計人口 (4月1日現在)は、県内19市町で野々市のみが増加。5万1050人とな り、市制移行の日が迫る。地元には長年親しんだ郡名を惜しむ声もある。「石 川郡」を探訪した。(松本祐希)  石川郡が生まれたのは平安遷都から29年後の823(弘仁14)年。往時 は郡役場が置かれたが、現代の「郡」とは何なのか。まず町役場に向かった。  町職員によると、郡は今では住所表記で使われるくらいで、総務省の見解は 「地理的な区分を指す呼称」。1878(明治11)年制定の郡区町村編制法 で郡役所が置かれたが、26(大正15)年に廃止となり、地名としてのみ残 ったらしい。  明治期、石川郡では72(明治5)年に旧美川町(現白山市)に県庁が移さ れた。薩摩藩(現鹿児島県)出身の初代知事、内田政風が加賀藩士との確執か ら政府に移転を申し出たためで、「金沢県」だった県名が郡名にちなんで「石 川県」に改称された。県庁はわずか1年足らずで再び金沢に戻ったが、美川で はいち早く太陽暦が採用され、地域発展に影響があったとされる。  跡地に建つ石川ルーツ交流館の宮保彰館長は「この地で県庁が建てられたの は地元の誇りだ」と話し、郡の輝かしい歴史を刻んだ「石川県廰(ちょう)趾」 の石碑を解説してくれた。  石川郡は「平成の大合併」前、県内8郡のうち面積が最大で人口は2位。2 005年2月、野々市町を除く美川、鶴来2町と河内、吉野谷、鳥越、尾口、 白峰5村が松任市と合併して郡から抜け、石川郡は最も小さい郡となった。県 内の郡では珠洲、鳳至、江沼の3郡名が消え、新たに鳳珠郡が誕生している。  野々市町には今も「石川郡民」の意識がある人もいる。町ふるさと歴史館の 市村正則館長は「生まれてから暮らし続けている町も郡も、ふるさとや」と愛 着たっぷり。2005年に解散した旧石川郡体育連盟理事長の宮川渉さんは 「郡が消えると選手が情熱を注いだ歴史も薄れるようで寂しい」と話した。  郡名は金沢城の石川門の由来でもある。県金沢城調査研究所の木越隆三副所 長によると、城から石川郡に向かう門だから命名されたとの説と、郡の民が献 上したことにちなむとの説がある。  平成の築城で河北郡由来の「河北門」が再建された一方、石川郡は市制施行 で自然消滅する。野々市町新市名称検討委は今月11日に新市名の答申案を決 める予定で「野々市市」が有力だ。市制施行と表裏一体で郡名が消えることに 寂しさをぬぐえないのは、野々市町民だけではないだろう。 ★〔石川郡(いしかわぐん)〕  平安時代の823(弘仁14)年3月に日本最後の「加賀国」立国後、6月 に同国加賀郡の南側を分割し石川郡が成立。加賀国は加賀(後の河北)、石川、 能美、江沼4郡となる。石川郡は1889(明治22)年の市町村制施行時、 郡内に松任、金石、大野、鶴来、美川5町と39村が成立した。 〈03〉2010年05月04日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ヤーコンをジャムに 第1弾は金時草と野々市産を用い 翠星高生  翠星高(白山市)の生徒が3日までに、野々市町産ヤーコンの加工品を研究 する班を結成し、第1弾として金時草と組み合わせたジャムの開発に乗り出し た。同校で栽培した金時草を使って地元産野菜に新たな魅力を加え、商品化を 目指す。  総合グリーン科学科フードテクノロジー系3年の中山梓さん(17)と松平 廣花さん(17)が学科の課題研究として始めた。  すりつぶすとほぼ無色になるヤーコンに金時草を加えることで、風味が増し、 アンチエイジングに効果的と言われる抗酸化成分が増えるほか、食欲をそそる 色に仕上がる。  指導する谷正一教諭(45)によると、金時草の葉に含まれる紫色の色素は 変色しやすいため、鮮やかな色を出すのが難しい。今後、配合の割合や金時草 の色素の成分分析などを進め、美しい紫色を出すため試作を重ねる。  ヤーコンは、フラクトオリゴ糖や食物繊維などを多く含む健康野菜。特産化 を目指す町内の農家グループ「野〜根倶楽部(や〜こんくらぶ)」が研究用に 提供した。  2人は同校で収穫した小麦や米粉で作ったパンに挟んだジャムパンを校内の 販売実習所に置いたり町のイベントで販売したりすることも考えており、健康 に良いジャムで地域に貢献したいと意気込んでいる。 〈04〉2010年05月03日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野村前楽天監督が講演 野々市町商工会、法施行50周年を祝う  野々市町商工会の商工会法施行50周年記念式典は2日、同町文化会館フォ ルテで行われ、関係者約700人が節目を祝った。プロ野球楽天の野村克也前 監督の記念講演も行われた。  「弱者の戦略」と題して講演した野村氏は自らの経験を紹介した上で「努力 しても即効性はない。しかし、やり続けると必ず成果が表れる」と話した。  式典では、村山和雄会長が式辞、粟貴章町長、西田治夫町議会議長、吉田修 県議、高木正二県商工会連合会専務理事が順に祝辞を述べた。同町商工会員と して功労、功績のあった62事業所に感謝状が贈られた。 〈05〉2010年05月02日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎日本代表、熱血指導 野々市町でハンドボール教室  ハンドボールの日本代表選手らを講師に迎えた技術セミナーが1日、野々市 町の金沢工大体育館で始まり、国内トップ選手が豪快なシュートやスピード感 あるプレーで手本を示し、県内外の中学生を指導した。  金沢高専ハンドボール部が主催した。日本代表の豊田賢治選手(大崎電気) をはじめ、金市工高出身の香川将之(トヨタ車体)ら10選手と金沢工大OB の辻村昌之氏が指導に当たった。今年は女子チームも参加したことから、地元 北國銀行の仲宗根彩と中村香理の両選手も講師を務めた。  この日は、10校男女12チームの部員約250人が、講師から「常に試合 を意織しながら練習して」などとアドバイスを受けた。中学生とトップ選手の 試合やサイン会も開かれた。2日は6校が参加する。 〈06〉2010年05月02日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎2度目のバス実験運行 野々市町、来年3月末まで 御経塚と新庄結ぶ  野々市町は1日、町北部の御経塚と南部の新庄を結ぶシャトルバスの実験運 行を始め、主婦や親子連れらが早速利用した。新バス路線の需要や採算性を探 るため、来年3月31日まで運行する。  実験運行は昨年末に続いて2回目。33カ所のバス停を設け、平日は28便、 土日祝日は26便運行する。  運賃は中学生以上4区間以内100円、5区間以上200円、小学生以下1 00円。5日までと、毎月10、20、30日は無料。  1日は利用促進キャンペーンが行われ、バスガイド2人が乗車し、利用者に チラシなどを配った。 〈07〉2010年05月01日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市町の自然を1冊に 郷土史家嶋田さん、冊子制作 小学校に寄贈  野々市町本町4丁目の郷土史家嶋田良三さん(85)が30日までに、町花 木のツバキを中心に町の歴史にかかわる植物の逸話をまとめた冊子を制作した。 町内全5小学校や図書館などに寄贈する。  「大自然の不思議な恵み」と題した冊子は、A4判で全9ページ。1974 (昭和49)年にツバキを町花木と定めたことをはじめ、「野々市」というツ バキがあることや、平安時代には同町が麻の生産地だったとされることなどが 紹介されている。  夏場に麻の蚊帳を使って寝たことなど、嶋田さんの幼少期のエピソードも紹 介し、親しみやすい内容に仕上がっている。  嶋田さんはこれまで、町内のまつりや神社などの歴史を冊子にまとめ、小学 校などに寄贈してきた。嶋田さんは「地元の歴史に興味を持ってもらうきっか けとなればうれしい」と話している。 〈08〉2010年04月21日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎肥満予防に理解を深める 野々市町で講座  野々市町の医療法人洋和会のキラキラ講座・卯月(うづき)「生活習慣病を 知ろう!」(本社後援)は20日、同町新庄2丁目の特別養護老人ホームかん じん地域交流センターで開かれ、地域住民15人が肥満予防に理解を深めた。  管理栄養士の大谷千晴さんが肥満の仕組みや弊害、日本の肥満人口などを説 明した。参加者は体格指数(BMI)測定や体力テストを通して、健康状態を 確認した。同講座は9月までテーマを変えて開講される。 〈09〉2010年04月17日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎体験入団で歌う楽しさ 野々市町・児童合唱団  野々市町フォルテ児童合唱団体験入団(本社後援)は16日、同町中央公民 館で行われ、児童約20人が歌う楽しさを感じ取った。  同町在住の声楽家朝倉あづささんが正しい発声やリズムの取り方を指導した。 23日も行われる。  合唱団は毎週金曜の午後4時半から同6時に、同公民館で活動している。問 い合わせは同公民館=076(248)0521=まで。 〈10〉2010年04月10日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎子育て支援車が出発 野々市町 保育士運転、悩み相談も  野々市町は9日、町独自で整備した子育て支援車「絵本BOXハウス」の運 用を開始した。保育士らが車を運転して町内を巡回し、絵本や児童書を貸し出 す初の試みで、母親らの悩み相談にも応じ、育児を支援する。  子育て支援車はワゴン車を改造し、絵本など約640冊を収容した。子ども に親しまれるようピンク色に塗装し、車外スピーカーから音楽も流す。週2回 程度町内を巡回し、要望に応じて子育て家庭にも出張する。  運用拠点の町子育て支援センター菅原では同日、支援車が地域の子どもや母 親ら約30人に披露された。テープカット後、子どもたちは早速お気に入りの 絵本を探した。藤岡明美所長は「絵本の楽しさを多くの子どもたちに伝えたい」 と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市町や北國新聞社のホー ムページから行うことができます。   野々市町のホームページ  http://www.town.nonoichi.lg.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------