□■□                               □ ■□       ┃つ┃ば┃き┃メ┃ー┃ル┃野┃々┃市      ■□ □                               ■□■              毎月第2木曜日発行         ■□■□ **********第74号 平成22年3月11日**********  1月29日(金)、「町新市名称検討委員会」第1回会議が開かれ、委員長 に徳田寿秋・町教育委員が選出されました。  この委員会では、平成22年国勢調査で人口5万人を達成し、平成23年度 下半期以降の市制施行を目指す本町において、町の伝統と歴史、現在の活気な どさまざまな要素を勘案し、町に住む住民が誇りを持つことのできる新市にふ さわしい名称を検討します。 委員長を除く委員(敬称略) 金田誠治(野々市農業協同組合長) 木越隆三(金沢城調査研究所副所長) 西田治夫(町議会議長) 藤  力(町連合町内会長) 村山和雄(町商工会長)  会議では、新市名称の検討方針(案)が次のとおりに承認されました。 @新市名称を検討するに当たって公募は行わないものとする A住民が、未来に夢と誇りを持てる新市名称とする B本町の歴史、伝統、文化を感じることができる新市名称とする C町内外の人に分かりやすく、まちをイメージしやすい新市名称とする  冒頭、粟町長が「新市の名称は町民にとって大変関心の高いもの。単独での 市制を目指すわが町だからこそ野々市≠ニいう地名を検証し、いろいろな観 点から議論してほしい」とあいさつしました。  今後、意識調査の結果を参考に、5月末までに答申を行う予定です。 ご意見、ご要望などは下記まで 発行:野々市町住民生活部広報情報課           広報広聴担当                 TEL 076-227-6056                 FAX 076-227-6251          E-mail info@town.nonoichi.lg.jp <74号*メニュー> □館野ミニバスケットボールクラブ全国大会出場激励会 □押野公民館わら工作の会 □豆まきと鬼の面つくり □北國新聞「野々市ニュース」 □館野ミニバスケットボールクラブ全国大会出場激励会  2月10日(水)、館野ミ二バスケットボールクラブ男子の第41回全国ミニ バスケットボール大会出場激励会が行われました。予選を兼ねた県選抜大会は、 野々市町のチーム同士の決勝戦となり、館野クラブが菅原クラブに43−33 で勝ち、見事優勝。初の全国大会出場を勝ち取りました。過去2回準優勝で全 国大会を逃しているため、ようやく3度目の正直でようやくの出場となり、選 手も関係者も喜びはひとしおのようです。  激励会では、選手を代表して宮前喜登くんが「全員が全力でたたかい、優勝 を目指します」と決意表明を行いました。  全国大会は、3月28日から30日にかけて、東京国立代々木競技場を舞台 に行われます。町内からは過去に、男子では御園クラブが3回、女子では菅原 クラブが1回出場を果たしています。 □押野公民館わら工作の会  1月22日(金)、館野小の5年生76人が、押野公民館で地域の指導者7人 からわら縄編みの指導を受けました。これは、現在ではあまり使用されなくな った「わら」を通して、先人の知恵や生活様式を体験しながら学習するもので、 23年続いています。  お手本の、鮮やかな手さばきに「すごい、そんな風にできない」「難しい、 分からない」と言いながらも、真剣に取り組み、編み上げた縄を友達と見せあ う様子も見られました。 □豆まきと鬼の面つくり  節分の日の2月3日(水)、子育て支援センターふじひらで16組の親子が参 加して鬼の面作りと豆まきが行われました。先生が扮する青鬼が登場すると、 それまで楽しそうに遊んでいた子どもたちの様子が一転。「怖い!」「来ない でー!」と叫びながらお母さんに必死にしがみつく子や泣き出す子も。それで も、なんとか豆の代わりの新聞紙のボールを鬼に向かって投げていました。 ---------------------------------------------------------------------- 01:校舎に感謝トイレ掃除 野々市町布水中 02:平安時代前期の公的建物群 野々市の郷クボタ遺跡 横江荘遺跡と関連か 03:農商工連携を後押し 野々市町でセミナー 04:詩情豊かな日本画、水墨画 野々市町美術文化協会 秀作25点を展示 05:野々市町の「人気者」 キャラクター「のっティ」使って 無料で提供 06:石川ミリオンスターズ応援 「新メンバーは君だ」 野々市町で選考会 07:コミュニティーバス「のっティ」をチョロQに 野々市町 08:ショパンの名曲、ピアノで披露 野々市町で縦断公演 09:七ケ用水の落差で発電 野々市町で県内初 マイクロ施設 10:30周年祝い 発展誓う 野々市町学童野球連盟が式典 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2010年03月08日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎校舎に感謝トイレ掃除 野々市町布水中  野々市町布水中PTAの「親子で磨こう!トイレと心」は7日、同校で行わ れ、1、2年生や保護者ら約260人が校舎への感謝を込めてトイレを掃除し た。  新入生をきれいなトイレで迎えようと、「石川の掃除に学ぶ会」の協力を得 て行った。生徒はスポンジやへらなどを手に校内11カ所のトイレの便器や床 を丹念に磨き上げた。  掃除後、体験発表会が開かれ、生徒は「最初はためらいがあったけど、今は すがすがしい気持ちになった」と感想を述べた。 〈02〉2010年03月07日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎平安時代前期の公的建物群 野々市の郷クボタ遺跡 横江荘遺跡と関連か  野々市町教委は6日までに、同町の「郷クボタ遺跡」で、行政施設や寺院な ど公共施設と推定される平安時代前期の大型掘立柱建物跡10棟を発掘した。 いずれの建物跡も「初期荘園の母屋並み」(同教委)の規模で、建物の長辺が 南北方向に一致するなど一般的な集落と異なっていた。町教委や石川県埋蔵文 化財センターは、石川郡庁か寺院跡とみられる横江荘(よこえのしょう)遺跡 群(白山市)と関連があると推測している。  町教委によると、郷クボタ遺跡では、東西約200メートル、南北約20メ ートルの区域に複数の建物跡があり、大型建物跡は10棟分確認された。うち 4棟は縦約8〜10メートル、横約4〜6メートルで9世紀中ごろの建造。残 る6棟は縦約12メートル、幅約4〜6メートルで9世紀後半から同末期の建 造と推定された。各建物の配置に関連がみられ、町教委は「建物を東側に移築 し、大型化した可能性が大きい」とみている。  同遺跡からは須恵器などが出土し、付近では運河状の溝も見つかった。町教 委は「建物の配置に計画性があり、一般的な集落とは違う」としている。当時 の公共施設には、行政機関である郡衙(ぐんが)や荘園などがあるという。  平安時代には823(弘仁14)年に律令国家最後の「加賀国」が立国され、 同年に加賀、石川、能美、江沼4郡が置かれた。  郷クボタ遺跡から約1キロ北西の白山市横江地区では、平安期の国指定史跡 「東大寺領横江荘遺跡荘家跡」があり、付近では横江荘遺跡の発掘が進められ ている。郷クボタ遺跡でも公共施設とみられる遺構が確認されたことで、地域 一帯に施設が集中していた可能性も出てきた。  県埋文センターの湯尻修平所長は「時期や建物の大きさから横江荘遺跡群と の関連があるだろう。遺物に墨書土器などがないかを確認したい」とし、横江 荘遺跡を調査する白山市教委は「興味深い建物跡。横江荘遺跡の調査も進む可 能性がある」としている。  町教委は7日、金沢市の県立生涯学習センターで県教委が開く今年度発掘報 告会「いしかわを掘る」で調査結果を発表する。 ★〔郷クボタ遺跡(ごうくぼたいせき)〕  野々市町郷、徳用(とくもと)町にまたがる複合遺跡。平安期の建物跡のほ か、弥生時代の高床式倉庫とみられる建物跡や、鎌倉時代の集落、墓地跡など が確認された。各年代の土器や中国製の皿やわんなど陶磁器も出土した。 〈03〉2010年03月05日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎農商工連携を後押し 野々市町でセミナー  北國銀行の「地域元気セミナーin野々市〜農商工連携〜」は4日、石川県 野々市町の文化会館フォルテで開かれ、参加者約100人が農業をキーワード にした新サービスの創出や新商品開発の方法を探った。共催した野々市町は新 年度に地域産業振興会議を設立し、地元の大学や商工会などと協力して農商工 連携を後押しする方針を示した。  同会議は、町や商工会、金沢工大、県立大などで構成する。大学と企業のノ ウハウを結びつけ、特色ある産業の創出などを探る。粟貴章町長は「新産業の 創出の方向性を見出すため、積極的に支援したい」とあいさつした。  セミナーでは講師の榎本俊樹県立大教授が「食品企業が多いなど農商工連携 の素材はそろっている」とし、実際に取り組む人材の育成が必要とした。マー ケティングプロデューサーの平岡豊氏も講師を務めた。 〈04〉2010年03月02日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎詩情豊かな日本画、水墨画 野々市町美術文化協会 秀作25点を展示  野々市町美術文化協会の第15回日本画部会展(北國新聞社後援)は1日、 同町情報交流館カメリア3階ギャラリーで始まり、風景や花などを詩情豊かに 表現した日本画や水墨画25点が来場者の目を引き付けた。  会員16人が4〜10号の秀作を出品した。ツバキやスイセンなど春の息吹 を感じさせる作品をはじめ、墨の濃淡で山村の風景を描いた水墨画が並んだ。 〈05〉2010年03月01日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野々市町の「人気者」 キャラクター「のっティ」使って 無料で提供  野々市町は3月1日から、町のコミュニティーバスのキャラクター「のっテ ィ」のデザインを誰でも無料で使用できるようにし、町のシンボルとして町内 外に発信する。町は「商品などにも使ってもらい、単独市制施行を目指す野々 市町を広くアピールしたい」としている。  「のっティ」は2003(平成15)年から運行が始まった町のコミュニテ ィーバスのキャラクターとして誕生した空想上の生き物で、町内を走る同バス 3台の車体の前後左右面に描かれている。  「親しみやすいデザインで町民に人気がある」(同町産業振興課)ことから、 これまでにも町民からもデザインを使いたいという要望が町に寄せられていた。  町は昨年11月に商標登録申請し、3月1日に登録が完了する。同課はデザ イン使用に関するガイドラインを作成しており、営利目的で使用する場合は町 に使用承認申請書を提出し、承認を受ける必要がある。使用料は目的にかかわ らず無料。  今まで「謎」とされていた下半身も描かれたものや、文字を書き入れる円を 持ったデザインなど新たに13パターンの「のっティ」が用意され、町のホー ムページから使用できる。  粟貴章町長は「町のゆるキャラ『のっティ』の活用を促進し、市制を目指す 町の広告塔にしたい」と話している。 〈06〉2010年02月28日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎石川ミリオンスターズ応援 「新メンバーは君だ」 野々市町で選考会  BCリーグ・石川ミリオンスターズの「エムズ・ダンスパフォーマーズ」オ ーディション(本社後援)は27日、野々市町新庄3丁目のミュータレントア カデミーで行われた。小学生約50人がナインを応援するダンス&ボーカルユ ニット「ジェネレーション」への加入を目指し、ダンスや歌を披露した。  ジェネレーションは、歌手の堀夏奈子さん=同アカデミー主宰=が作詞作曲 した公式応援歌「一番星」を堀さんとともに歌い、踊っている。オーディショ ンでは端保聡社長や堀さんらが審査員を務め、参加者は真剣な表情でダンスや 歌、面接の審査に臨んだ。  パフォーマー新メンバーオーディション係は、にぎやかな応援を目指して多 くのダンスパフォーマーを募っている。ダンス経験の有無は問わない。問い合 わせは同係=076(248)2548=まで。 〈07〉2010年02月27日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎コミュニティーバス「のっティ」をチョロQに 野々市町  野々市町は新年度、同町のコミュニティーバス「のっティ」の乗客数100 万人突破を記念し、同バスをかたどったミニカー「チョロQ」を販売する。玩 具メーカー「タカラトミー」(東京)に約1万2千個の製造を発注し「ご当地 チョロQ」として注目を集めそうだ。町側は「バスは町のシンボル。市制施行 の機運盛り上げにもつなげたい」としている。  現在運行中の赤、青、黄色の車両を基にした3種類を作る予定。販売開始は 乗客100万人達成後で、早ければ6月となる。町役場のほか全国の玩具店な どでの販売を検討し、収益が出ればバスの運行経費などに充てる。子どもに人 気があるチョロQを通して、コミュニティーバスひいては野々市町に親しみを 持ってもらうことを目指す。  同町は新年度から2年計画で現行車両3台を更新する。同町都市計画課は 「丸みを帯びた今の車両に愛着がある住民も多いと思う。チョロQで形を残し たい」としている。 〈08〉2010年02月22日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ショパンの名曲、ピアノで披露 野々市町で縦断公演  県音楽文化振興事業団の「ショパン生誕200年記念 県縦断ピアノコンサ ート」(北國新聞社特別協力)は21日、野々市町文化会館フォルテで開かれ、 来場者約600人が地元ピアニストらの奏でる繊細な旋律に酔いしれた。  第1部では、オーディションで選ばれた同町の児童ら7人が情熱あふれる演 奏を披露した。第2部ではピアニストの若林顕さんがゲスト出演し、「英雄ポ ロネーズ」などを華麗に演奏した。 〈09〉2010年02月22日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎七ケ用水の落差で発電 野々市町で県内初 マイクロ施設  石川県土地改良事業団体連合会(金沢市)は3月、白山市や野々市町などを 流れる七ケ用水のわずかな高低差を利用した発電システム「マイクロ水力発電 施設」を同町内に設置する。用水の低い落差を活用する県内初の発電方法で、 同連合会や同システムを開発した県立大(同町)では同用水にある全低落差約 620カ所への設置を目指す。実証試験で発電状態を確かめ、低コストのエコ 発電を県内に広める足掛かりとしたい考えだ。  同発電施設は、同大や北陸精機(魚津市)などが昨年末に開発した。「落差 工」と呼ばれる用水の低落差に垂直に設置し、高さ約1・5メートルの筒の中 に流れ落ちた水でらせん状の水車の羽根を回して発電する。毎秒0・2〜3立 方メートル、落差1〜5メートルの低水量・低落差でも効率良く発電できるの が特長。低コストで短期施工が可能という。  同連合会は手取川扇状地を流れる総延長約140キロの七ケ用水に高さ1〜 1・5メートルの落差が約620カ所あることに着目。実証試験に適した同町 下林2丁目の富樫用水(七ケ用水の支線)をモデル地区に選んだ。  開発に携わった県立大の瀧本裕士准教授(農学博士)によると、モデル地区 では水量毎秒0・38立方メートル、落差1メートルで2・4キロワットの発 電量が望め、1世帯の生活電力に相当するという。七ケ用水の全落差工に設置 した場合、冬場の非灌漑(かんがい)期でも6600キロワットほどの発電量 が見込まれ、2千世帯の生活電力に相当する。水量の多い夏場は5千世帯分に もなるという。  農林水産省の補助事業「小水力発電工事等技術強化対策事業」に同連合会が 名乗りを上げ、全国で野々市町のほか、岩手、大分両県がモデル地区に選ばれ た。  実証試験では用水本線から複水路を歩道の下に延ばし、発電施設を設置する。 工事は3月1日に始まり、20日ごろの完成を予定。その後、瀧本准教授らが 発電状態やごみの流入、騒音などを調査する。発電施設は4月に町に譲渡され、 町は売電収入を同施設の維持管理費や用水沿いの街灯電気料の一部に充てる計 画である。  瀧本准教授は「将来的に電気自動車の充電施設や災害時の非常用電源として 活用でき、環境に優しい未来が望める」と話している。   ●〔マイクロ水力発電(まいくろすいりょくはつでん)〕  発電量が100キロワット以下の小規模の水力発電。農作業場や防虫灯、有 害動物対策のサイレンなどの電源として農林関係にも活用できる。全国でも設 置数は少なく、まだ普及は進んでいない。 〈10〉2010年02月14日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎30周年祝い 発展誓う 野々市町学童野球連盟が式典  野々市町学童野球連盟の創設30周年記念式典(北國新聞社後援)は13日、 同町文化会館フォルテで行われ、関係者約100人が節目を祝うとともに、同 連盟のさらなる発展を誓い合った。  西川昇剛会長が「『子どもたちのために』を合言葉にさらに精進していきた い」と式辞を述べた。  役員として同連盟の発展に長年尽力してきた福岡秀夫前会長、橋本孝氏、小 山保氏の3人に感謝状が贈られた。粟貴章町長、西田治夫町議会議長、吉田修 県議が順に祝辞を述べた。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞データベースサービス」から抽出しました。申し込み  はhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「野々市ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「つばきメール野々市」の申し込みや解除は、野々市町や北國新聞社のホー  ムページから行うことができます。   野々市町のホームページ  http://www.town.nonoichi.lg.jp/   北國新聞社のホームページ 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